『太陽の船 ソルビアンカ』
地球人類は恒星間航行技術を手に入れ、地球から脱出し宇宙に進出、植民を行い宇宙開拓時代を迎えた。
それから数百年が経ち、宇宙開拓時代は終わって植民惑星の中には、一般市民レベルでは交通が途絶した星もあった。
そして、母なる地球は音信不通のままだった。
開拓時代に造られた宇宙海賊船ソルビアンカで活躍する女宇宙海賊エイプリルは、最強の海賊の証である古のオーパーツ『フリントロック』ピストルを盗まれてしまう。
エイプリルはじめソルビアンカクルー一行は、その『フリントロック』が、ある惑星で闇オークションに掛けられることを知り潜入。
過去のいきさつから『フリントロック』の入手を狙うギュンター率いる地球軍が踏み込んだどさくさにまぎれて、大立ち回りの末『フリントロック』を取り返した。
この時、ソルビアンカを留守にしていた間に、少女メイヨが密航していた。
が、既にお尋ね者となった彼女たちは、その星に戻るわけにも行かず、「オーパーツ」を求め海賊稼業を行いながらメイヨの両親がいると言う「夢の星」地球を目指すこととなる。
が、彼女たちを待っていたのは、ソルビアンカ自体を「オーパーツ」として捕獲を狙う地球軍の総攻撃、そしてメイヨの両親の死という、過酷な「現実」だった。
また、自由気ままだが先の見えない海賊暮らしに不安を感じ始めた最年長のフェブが一味を離脱、こともあろうにギュンターの手に落ちてしまう。
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第1話
ある日エイプリルの持つ最強の海賊の証と言われるフリントロックピストルが何者かの手によって盗まれ、それがこともあろうに競売にかけられるという情報が!? エイプリルは乗り気のない仲間たちを説得し、一路オークションが開かれる会場へ素性を隠し、乗り込むのだが…。
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第2話
生きて戻った者はいないと言われる、惑星コンスエグラにある呪われた遺跡「メガシード」。お宝を求めてやってきたエイプリルたちは、サンチョなどの活躍により扉を開けるが、ジュンとジャアニの口げんかの最中、突然ロックが掛かってしまう。閉じ込められたジュンとメイヨそしてサンチョの前に邪悪な形相の霊が現れ…。
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第3話
脳を強化ブーストさせた超能力者、ブースター。ソルビアンカ号のシステム「G」さえも操るブースターの前に成す術無くソルビアンカ号をジャックされ、捕らわれるソルビアンカクルー。一人、難を逃れたジャアニはクルーを救うため、単身ソルビアンカ号に乗り込む。その時、彼女の前に一人の男が現れた。
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第4話
海賊衛星ガリアンズに流れ着いたソルビアンカ号。そこでエイプリルたちクルーは陽気な海賊パーシーのチームと出会う。意気投合するエイプリルをよそに他のクルーは冷ややかな反応。そんな中、ガリアンズにいる海賊たちの姿に冷たい眼差しを向けるフェブ。彼女は海賊という存在に疑問を感じ始めていた。
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第5話
地球軍に囚われているフェブを追って、エイプリルたちは地球へと辿り着いた。そこはかつて青く光り輝いていた水の惑星とは違った。その頃、地球軍指令セゴビアは「オーパーツ」であるソルビアンカ号の捕獲命令を指示。地球軍の大艦隊と対峙するソルビアンカ号。そしてその両陣営を見つめるギュンターが不敵に微笑む。
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第6話
地球軍指令セゴビアの命令によって地球軍の戦艦に包囲されたソルビアンカ号。そして操縦者ジュンは未だ地球軍の操るOS・グランドマザーによって意識を乗っ取られていた。地球軍大艦隊の集中砲火を浴び炎上するソルビアンカ号。ジャアニ、そしてエイプリル、パーシィも傷つき、倒れていく…。その時、メイヨは!?