『クミとチューリップ』
整然と輝く鋼鉄の摩天楼、縦横無尽に交差するハイウェイ、人のサポートをするロボット達、それがクミの住む世界――そのビルの間の噴水が流れる公園がクミの遊び場だった。
豊かな草木は全て人工物であり、飛び交う蝶も流れる水もデジタル映像だったが、クミはそれを当然だと思っていた。
なにしろそれしか見たことも無いのだから。
その公園に毎日やってきては人造花を描き続ける老人がいた。
老人はある時人造花の間から奇跡のように息吹いているチューリップの芽を見つける。
一緒にチューリップの成長を
見守るクミだったが、ある日……。
タグ
PVエピソード並べて表示 / 詳細表示
主なエピソード並べて表示 / 詳細表示
余分なエピソード並べて表示 / 詳細表示
キャラクター
似たようなアニメ
コメント
カウント:0