秋の公園で、老人のゲーリーがチェスを指している。
実はゲーリーは1人きりで、チェスボードの両サイドを行き来してチェスを指しているのだ。
黒を指すゲーリーと白を指すゲーリーとではペルソナが変わり、まるで別人のよう。
黒のゲーリーは次々に白の駒を取っていき、ついには白はキングを残すのみとなる。
窮地に追い込まれた白のゲーリーが心臓を押さえて倒れてしまう。
黒が慌てて、気を逸らしたすきに白はボードの向きをくるっと回す。
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