『ハイスコアガールⅡ』
少年は好きだった、ゲームが。
少女は出会ってしまった、ゲームと。
勝利への渇望と、技術の探求心と、個人の自尊心が渦巻くゲームセンターで生まれ、育まれていく友情と恋。
友人や家族、そしてゲームキャラクターに支えられ、少年少女たちは強く、大きく成長していった。
あきらめなければ無限コンティニュー?
ハルオ、晶、小春が挑むファイナルステージの行方は!?
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第16話 ROUND 16
あれは1991年。大野財閥の令嬢として度重なるお稽古やレッスンに我慢できず飛び出した晶は、逃げ場として「ゲーセン」と出会う。誰も選ぼうとしないザンギエフに手を差し伸べた晶は、初プレイにして見事『ストⅡ』をクリアしてみせる。晶にとって安らぎの場となったゲーセンだが、待ちガイル、投げハメで晶のザンギエフを苦しめるやつが! そいつの名はハルオ。出会いは最悪だったが、ゲーマーとして徐々に理解を深めていくふたり。ゲーセン遠征に夏祭り、重ねる日々が互いをかけがえのない存在にしていく。それから4年……。脚本:浦畑達彦 / コンテ:佐山聖子 / 演出:山川吉樹 / CGディレクター:鈴木勇介(SMDE)
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第17話 ROUND 17
宮尾と小春を連れてハルオが家に帰ってくると帰宅すると、そこには晶と真が。みんなでハルオの部屋に集まるもなぜかピリピリとした空気が。宮尾や真は耐え切れずに部屋をとび出てしまう。一方、部屋の中では小春と晶が『バーチャ2』対決! 二人の気持ちがいまいちわかってないハルオの前で熱戦が繰り広げられる。ふたりの勝負は、結城晶の高難易度技、通称「アキラスペシャル」で決着。小春は負けたものの真剣勝負の結果に晴れ晴れ、晶とも再戦を約束する。ハルオはというと去り際の晶に足を踏まれ、読めぬ女心に首をかしげる。脚本:冨田頼子 / コンテ:佐山聖子 / 演出:山川吉樹 / CGディレクター:鈴木勇介(SMDE)
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第18話 ROUND 18
小春につれない態度をとるということで、溝の口のゲーマー勢から冷たい仕打ちを受けたハルオは、すっかり渋谷のゲーセンに入り浸るようになっていた。そんなハルオを真が訪ねてくる。真から晶が『ストZERO2』をやり込んでいると聞いたハルオは、晶との対戦に胸躍り、「地元に帰ろう」と思い返す。だが、カラオケやアムラーファッションなど、渋谷の楽しさにハマってしまった真を連れ帰ることができず……。そうこうしているうちに溝の口勢と渋谷勢による、プライドを賭けたゲーマー対決が始まろうとしていた!脚本:イシノアツオ / コンテ演出:山川吉樹 / CGディレクター:鈴木勇介(SMDE)
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第19話 ROUND 19
ファミレスで一夜明かした渋谷で小春に抱きつかれたハルオ。そこに遭遇する晶。後日、ハルオは真から、渋谷に晶がいたのは渋谷勢から足を抜けられない自分を探していたからだと知らされる。そして宮尾に続き、真からも晶や小春に対する煮え切れない行動を責められ、ハルオは思わず逃げ出してしまう。そこへ黒服の男たちがやって来て、ハルオは連れ去られてしまう。連れていかれたのは晶の家。戦々恐々のハルオだったが、晶はハルオと一晩過ごしたかっただけだった。SFC版『ファイナルファイト』シリーズ3本をプレイして、二人の夜はふけていく。脚本:浦畑達彦 / コンテ:佐山聖子 / 演出:山川吉樹 / CGディレクター:鈴木勇介(SMDE)
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第20話 ROUND 20
ハルオと一晩を過ごした条件で並んだ晶と小春の決着はやはりゲーセンで! ゲームの選択権をもらった小春が選んだのは『スパⅡX』。ハルオと出会ってから、無趣味で勉強ばかりの生活が一変したことを思い出す小春は、ハルオとずっと一緒にいたい、勝ちたいという思いから強キャラ・豪鬼での対決を決意する。晶が選んだのはザンギエフ。豪鬼9:ザンギ1とも言われる性能差どおり、最初は圧倒する小春だったが、ゲーマーとしての勝負師魂、卓越したテクニックを持つ晶のザンギエフに、豪鬼が、小春自身が気おされていく……。脚本:イシノアツオ / コンテ:佐山聖子 / 演出:山川吉樹 / CGディレクター:鈴木勇介(SMDE)
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第21話 ROUND 21
原付免許をとったハルオが大野家にやってくると、庭には思いつめたような晶が。晶にそんな表情をさせるのが何なのか、ハルオは気になって仕方がなかった。自分の中の晶の存在の大きさに気づき、宮尾を訪ね、自分の気持を確かめたハルオ。だが、ハルオは晶との決着を、晶に勝ってふさわしい男になることを望んでもいた。そんなハルオに土井が告げたのは『スパⅡX』全国大会開催の記事。中学生のとき、晶と決勝で対決したあの大会。しかも場所は同じ大阪。ハルオの決意をくみ取った晶も承諾し、ふたりは2度目の大阪夏の陣に向けて腕を磨きはじめる。脚本:冨田頼子 / コンテ演出:山川吉樹 / CGディレクター:鈴木勇介(SMDE)
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第22話 ROUND 22
実は晶は、ロサンゼルスに住む両親から呼び寄せられていた。日本にいられるのは7月末まで。最近、晶の様子がおかしいのはそのせいだった。だがせっかくの大阪、大会前に食いだおれとゲーセン巡りにと街へくりだす。一撃が死につながるというパワー調整の1プレイ10円筐体、『ダイナマイト刑事』ではひさびさの協力プレイ。ふたりは大阪の夜を満喫する。そんな時間を打ち破るリアルダイナマイト刑事の突入がありつつも、ふたりの夜はまだまだこれから……。脚本:浦畑達彦 / コンテ:佐山聖子 / 演出:山川吉樹 / CGディレクター:鈴木勇介(SMDE)
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第23話 ROUND 23
「たはして! 決勝トーナメント進出を決めるのは?」 血気盛んな参加者や盛り上がる観客たちの集結した大阪大会会場だったが、前夜遅くまで晶にくすぐられたり噛みつかれたりされたハルオは寝不足気味(晶はスースー寝てしまった)。しかし、フライングバスタードロップや超難技ダブルサマー8段など繰り出し、大会に出場する強いやつ(や弱いやつ)を倒していく。見事に決勝トーナメント進出を決めたハルオは、トーナメント表に視線を送って愕然とする。晶が1回戦敗退? 晶もふがいない自分を見つめ直していた。脚本:イシノアツオ / コンテ:佐山聖子 / 演出:山川吉樹 / CGディレクター:鈴木勇介(SMDE)
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第24話 ROUND 24
敗者復活で勝ち上がってきた晶にハルオは手も足も出ず、1本目では完敗を喫する。強い意志のもと、待ちガイルを戦法として選び、ジャンプで近づくザンギエフへのリフトアッパー迎撃でハルオは2本目を奪取する。運命のROUND 3、互いに残り一撃でKOという状況を迎えたとき……。脚本:浦畑達彦 / コンテ演出:山川吉樹 / CGディレクター:鈴木勇介(SMDE)