- 地域:日本
- タイプ:TV
- 正式名称:ハルチカ~ハルタとチカは青春する~
- 英語名:HaruChika: Haruta to Chika wa Seishun suru / Haruchika: Haruta & Chika
- 中国語の名前:春&夏推理事件簿~春太与千夏的青春~
- 他の名前:春太与千夏 / 春夏推理事件薄 / 春 & 夏推理事件簿
- 放送開始:2016-01-06
- 放送状況:放送終了
- タグ:学校 / 推理 / 恋愛 / 小説改
- 原作:初野晴
- 監督:橋本昌和
- シナリオ:橋本昌和 / 吉田玲子
- 絵コンテ:山本秀世 / 倉川英揚 / 細田直人 / 熨斗谷充孝 / 今泉賢一
- 演出:菅沼芙実彦 / 古田丈司 / 石川俊介 / 太田知章 / 山本秀世
- 制作会社:P.A.WORKS
- 製作:岡田信之
- Copyright:© 2016 初野晴 / KADOKAWA / ハルチカ製作委員会
- 家族:ハルチカ~ハルタとチカは青春する~
- Rating:12+
『ハルチカ~ハルタとチカは青春する~』
春――それは新たな出会いと思わぬ再会、そしてミステリアスな旋律と共に幕を開ける。
高校への進学を機に、吹奏楽を始めることを決意した穂村千夏(チカ)。
目指すは華麗で乙女なキュートガール。
音楽教師・草壁と出会い、憧れを募らせるチカだったが、幼なじみの上条春太(ハルタ)との再会に廃部寸前の吹奏楽部と、チカの青春は思いもよらない方向へ……。
部員集めに翻弄する日々と、仲間たちと交わす友情、そして次々に現れる謎(ミステリ)。
チカとハルタの奏でる音楽がいま、高らかに鳴り響く!
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第1話 メロディアスな暗号
高校入学を機に、バレーボール部漬けだった生活から一転、フルートが似合うようなキュートガールを目指すチカ。音楽講師である草壁先生に心をときめかせつつ、幼なじみのハルタとの再会も果たす。既に吹奏楽部に入学していたハルタと共に、音楽室へ向かったチカだったが、そこに待っていたのは、草壁先生に宛てられた謎の手紙と、血のように赤い絵の具で黒板に書かれた音符という、不気味な謎だった。
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第2話 クロスキューブ(Cross Cube)
あまりに少人数なため、コンクールへの出場すら危ういチカたちの吹奏楽部。部員を確保しようと、チカは勧誘活動に余念がない。中でも、全国大会に出場経験のあるオーボエ奏者・成島美代子は、普門館を目指すチカやハルタたちにとって、どうしても欲しい人材だった。ハルタと共に、成島の元へと向かったチカだったが、当の本人は「もう吹奏楽をやるつもりはない」とそっけない態度。困ったチカに、ハルタはある策を提案する。
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第3話 退出ゲーム
新たに吹奏楽部に加わった成島から、有力な部員の心当たりをチカとハルタは聞く。それは、プロのサックス奏者を父に持ち、自身の腕も確かなマレン・セイという生徒だった。早速、チカたちはマレンを勧誘に向かったのだが、彼は既に演劇部に入部していた。しかしどこか翳りのあるマレンは、演劇に熱心なわけでもなさそう。マレンを吹奏楽部に引き抜こうとしたチカの前に、演劇部部長の名越が立ちはだかる。
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第4話 ヴァナキュラー・モダニズム(Vernacular Modernism)
冬休み。クリスマスイブも関係なしに、チカたちは練習に励んでいた。そこに突如、ハルタの姉・南風が姿を現す。アパートが取り壊され、学校でホームレス生活を続けていたハルタを案じてのことだった。だが、姉達におもちゃにされる実家には、ハルタは帰りたくないと言う。急遽始まったハルタの新居探しに、同行するチカたち。これ以上ない好条件の物件が見つかるも、そこは謎の間取りと、奇妙な音の響く不気味なアパートだった。
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第5話 エレファンツ・ブレス(Elephant's Breath)
春休みの学校に現れた不法侵入者、後藤朱里。この春に中学を卒業して、新年度からはチカたちの後輩になるらしい。さらにバストロンボーン奏者である後藤に対し、チカは既に歓迎ムード。そんな後藤がわざわざ忍び込んでまでやって来た理由は、ハルタに会うためだった。どんな謎でも解くというハルタの噂を聞き、その力を頼ってきたのだ。安請け合いするチカに呆れるハルタに、後藤が尋ねる。「エレファンツ・ブレスって、どんな色でしょう?」
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第6話 スプリングラフィ(Spring Laughy)
それは、春の幻――。まだ春休み中ながら、他の弱小クラブ同様、新入部員確保に精を出すチカ。手続きに来た新入生に声を掛けてはトラブルを起こし、先生から怒られる始末。だが今のチカには、それとは別に気にかかっていることがあった。春休みにも関わらず、朝練前の音楽室に誰かが出入りをしているようなのだ。屋上で自主練中のハルタと合流したチカだったが、どこからかクラリネットの音が響いてきて……。
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第7話 周波数は77.4MHz
二度目の四月の新学期。夜の勉強中、チカは偶然耳にしたローカルFM放送に惹きつけられる。それは若いパーソナリティと七人の老人による、自由で無秩序なトーク番組。ハルタもリスナーとわかり、ある投稿について問いただすも、ハルタはそのFM放送自体に興味を示していた。そんな折、生徒会長の日野原から、奇妙な依頼をされるチカたち。それは元引きこもりたちの集う「地学研究会」の部長、麻生美里を捕まえるということだった。
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第8話 初恋ソムリエ(sommelier)
クラリネットのプロ奏者を目指す芹澤直子がチカの元を訪れる。困っているので力を貸して欲しいというのだ。切羽詰まった様子の芹澤を案じ、チカはハルタを連れ立って初恋研究会の扉を叩く。部室では芹澤の伯母である響子が、部長の朝霧亨と面談をしていた。自分の初恋を再現するため、初恋ソムリエを自称する朝霧を頼ったと響子は言う。朝霧への不信感を芹澤は露わにするが、どこか陰りを帯びる響子は、チカたちにも思い出を語り始める。
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第9話 アスモデウスの視線(Asmodeus)
ある日の練習中、過労で草壁が倒れてしまった。間もなく南高にやって来たのは、名門・藤が咲高校の吹奏楽部部員。彼らが言うには、自宅謹慎中となった顧問の堺に代わり、草壁が自分たちを指導してくれていたらしい。堺の謹慎理由も、復帰時期も不明で、草壁への負担を懸念したチカとハルタは、藤が咲に潜入調査へと乗り出した。堺のクラスでひと月に三回も、席替えが行われたことを不審に思ったチカたちは、教育実習生の大河原に接触を図るが……。
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第10話 ジャバウォックの鑑札(Jabberwocky)
二年目の夏、コンクールの地区大会当日。落ち着きなく、どこかへと向かったハルタに気付くチカ。ハルタの後を追ったチカは、大会の取材で来ていた記者の渡邊に話しかけられる。だが、彼の目的は草壁の過去を探ることだった。困惑するチカの前に、巨大な迷い犬を連れたハルタが助けに現れた。チベタン・マスティフという珍しい犬種で、飼い主を探していたハルタだったが、そこにそれは自分の犬だという者が、二人も名乗り出てきてしまう。
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第11話 エデンの谷
地区大会、県大会を突破し、東海大会を目前に控えた南高吹奏楽部。練習に励んでいたチカたちの元に、謎の旅人風の美女がやって来る。挑発に乗り音楽勝負を挑んだ芹澤を、返り討ちにするほどの実力者だった彼女の名は、山辺真琴。クラビエッタ奏者で、草壁の恩師の孫だという。草壁との親密さに、胸を痛めるチカとハルタは、無粋にも二人の密会を盗み聞こうと試みる。しかし、聞こえてきたのは破産寸前の山辺家に伝わる、貴重なピアノの話だった。
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第12話 共鳴トライアングル
大会まで一週間を切り、気合だけは充分のチカ。しかし、ある日の練習帰り、草壁が交響楽団の男たちと会っているところを、ハルタと一緒に目撃してしまう。指揮者としてオファーを受けたのではと、推測するハルタ。それを知り、落ち込むチカだったが、芹澤から檄を飛ばされて持ち直す。一方、片桐をはじめ何も知らない部員たちは、今までのお礼も兼ねて、草壁に新しいタクトをプレゼントしようと考えていた。楽器店からの帰り道、自宅とは異なる方へ向かう草壁を見かけたチカとハルタは、思わずそのあとを追うのだった。