- 地域:日本
- タイプ:TV
- 正式名称:機巧少女は傷つかない
- 英語名:Machine-Doll wa Kizutsukanai / Unbreakable Machine-Doll
- 中国語の名前:机巧少女不会受伤
- 放送開始:2013-10-07
- 放送状況:放送終了
- タグ:幻想 / ハーレム / 戦闘 / R(L) / 小説改
- 原作:海冬レイジ
- 監督:よしもときんじ
- シナリオ:柿原優子 / 竹内利光
- 絵コンテ:よしもときんじ / 夕澄慶英 / 小林孝志 / 原博 / 岩畑剛一
- 演出:川西泰二 / 鈴木芳成 / 小林孝志 / 小川浩司 / 夕澄慶英
- 制作会社:ラルケ
- 制作協力:クラージュ
- Copyright:©2013 海冬レイジ・メディアファクトリー / 機巧少女は傷つかない製作委員会
- 家族:機巧少女は傷つかない
- Rating:16+
『機巧少女は傷つかない』
舞台は機巧魔術(マキナート)が隆盛を極める大英帝国の機巧都市リヴァプール。
日本からやってきた留学生・赤羽雷真(あかばねらいしん)は、
美しい少女の姿をした自動人形(オートマトン)の夜々(やや)とともに、
魔術世界の最高学府、ヴァルプルギス王立機巧学院の門をくぐる。
目指すは機巧魔術を操る人形使いたちの頂点であり、
尊敬と畏怖の象徴である魔王(ワイズマン)の称号を得ること。
そのためには四年に一度の魔触の年に開催される《夜会》に参加し、
学院の上位成績者100人が、自動人形を使って戦う
ロイヤルランブルを勝ち抜かなければならない!
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第1話 Facing "Cannibal Candy" Ⅰ
ヴァルプルギス王立機巧学院では、四年に一度の魔触の年に、魔術師たちの頂点《魔王》の称号をかけた戦い、通称・夜会が開催される。その夜会に参加するため、赤羽雷真は彼の自動人形である夜々を連れ、はるか極東の地より大英帝国の機巧都市リヴァプールにやってきた。しかし、夜会への参加資格を得られる者は、学院の成績上位者100名のみ。雷真は学力試験で1236人中1235位という成績を取ってしまうが、夜会は実力主義の世界。参加資格を持つ者が持たない者に敗れるようなことがあれば、選考をやり直す必要が出てくる。そこで雷真は、夜会のトップランカーの一人、シャルロット・ブリューに決闘を申し込む。格下からの挑戦に激昂するシャルロットは、彼女の自動人形・シグムントに魔力を注ぎ込む。シグムントその姿を巨大なドラゴンへと変え、雷真と夜々に牙を向くのだが……。
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第2話 Facing "Cannibal Candy" Ⅱ
学院内で多発する自動人形が魔術回路を奪われた無残な姿で発見されるという謎の事件。その犯人はカニバルキャンディと呼ばれる人形使いらしいが、その正体は不明であり、学院の風紀委員たちによって調査が続けられていた。そんなある日、風紀委員の主幹であるフェリクスに、学院にやってきたばかりのため容疑者ではないという理由から、犯人を見つけ、倒して欲しいと依頼される雷真。見事カニバルキャンディを倒し、事件を解決した暁には、夜会へのエントリーを提供するという。話し合いの最中、またカニバルキャンディが現れたとの報告が入り、現場に向かうと、そこには破壊された自動人形をじっと見つめるシャルの姿があった。様子のおかしいシャルに話しかける雷真だったが、シャルはそのまま立ち去ってしまう。そしてその夜、寮の自室で休む雷真のもとに、突然シャルがやってくるのだが……。
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第3話 Facing "Cannibal Candy" Ⅲ
夜々とシグムントを学院に残し、街に出掛けていた雷真とシャル。二人が戻ってくると、またカニバルキャンディが現れたと学院内は騒然としていた。学院に残してきた夜々の身に危険が降りかかったのではないかと、現場へ急行する雷真だったが、破壊されていた自動人形は夜々ではなかった。寮の自室に戻った雷真の元に、フェリクスの補佐をしているリゼットから電話が入り、シャルが女子寮を抜け出し、行方不明であることを知らされる。一人でカニバルキャンディを探しに行ってしまったのではないかと心配した雷真は、夜々を連れて、ひとまず女子寮まで向かうのだが、女子寮の前でリゼットと出会い、シャルの部屋から大量の魔術回路が見つかり、風紀委員が総出で搜索を開始したことを聞かされる。
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第4話 Facing "Cannibal Candy" Ⅳ
ついにその正体を現したカニバルキャンディ。とある理由から魔術回路を集めていたシャルに全ての罪を着せ、そのまま始末してしまうことで事件を闇に葬り去ろうとしていたカニバルキャンディの前に、雷真と夜々が立ちはだかる。二つの魔術は一つの身体に共存することができないという魔活性不協和の原理を無視し、これまでに奪った様々な魔術回路を用いて、いくつもの魔術で攻撃を仕掛けてくるカニバルキャンディに苦戦を強いられる雷真と夜々。傷つき、ボロボロになりながらも、戦うことを止めない雷真に対して、シャルは私になんか関わらずに戦いを止めてと叫ぶ。きっと雷真も共犯にされ、学院だけでなく、国も魔術協会も全てが敵になってしまうと訴えるシャルに、雷真は告げる。そのときは世界を敵に回してやると。シャルを救うため、雷真は傷ついた身体を奮い立たせ、夜々に魔力を注ぎ込む。
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第5話 Facing "Sword Angel" Ⅰ
雷真が寮の自室へ戻ると、なぜか少女が宙吊りにされていた。どうやら雷真に仕掛けるために作った罠に自分で引っかかってしまったらしい。雷真がその少女を罠から助けると、少女は助けてくれたお礼に作ってきたというお弁当を差し出してくる。あからさまに怪しいお弁当を前に躊躇する雷真だったが、断りきれずにそのお弁当を食べると思わずむせてしまうほどの大量の塩が入っていた。その後も様々な嫌がらせが続き、雷真は少女に対して、いったい何がしたいのかと問いただす。すると少女はあなたを暗殺すると告げ、姿を消す。一連の出来事をシャルに話した雷真は、少女が夜会での初戦の相手であるフレイであることを教えられる。そんな最中、フレイは懲りることなく、今度は檻を組み立てて、雷真を罠にはめようとするのだが……。
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第6話 Facing "Sword Angel" Ⅱ
軍部から潜入調査を命じられ、とある孤児院へとやってきた雷真と小紫。中に入っていくと暗がりの中から一匹の犬型自動人形が話しかけてきた。自らをヨミと名乗る犬型自動人形に、雷真は建物の案内を頼む。ヨミについて行く雷真たちがたどり着いた場所では、フレイと同じ真珠色の髪と紅い目を持つ子どもたちが鉄格子の中で食事をとっていた。子どもたちは百万人に一人の割合でしか生まれないというプロミスト・チルドレンと呼ばれる人間の中でも特に魔力親和性の高い個体であると説明するヨミ。こんなに大勢のプロミスト・チルドレンたちが、都合よく孤児になっているはずはないと不審に思う雷真に、ヨミはもっとおぞましいものを見せてやると告げ、孤児院の奥へと連れていく。そこにあったものを見た雷真と小紫は、あまりのおぞましさに愕然としてしまう。
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第7話 Facing "Sword Angel" Ⅲ
ついに夜会が始まった。雷真の初戦の相手はフレイではなく、自ら順位を落としたロキだった。ロキとの戦いの最中、夜々を庇い、ロキの攻撃をまともに受けてしまう雷真。その傷は大きく、そのまま気を失った雷真は担架で運ばれていってしまう。自分を庇ったことで雷真に怪我を負わせてしまったことに責任を感じる夜々は、我を忘れて泣きじゃくる。そんな夜々をいろりはそっと抱きしめて落ち着かせようとする。翌夜、交戦フィールドでは、雷真が怪我の治療のため欠場となったため、ロキとフレイの戦いが始まろうとしていた。フレイを見下すロキに対し、フレイは先制攻撃を仕掛けるもあっさりと防がれてしまう。逆にケルビムにいたるところを斬り裂かれ倒れ込むラビ。とどめとばかりに、ケルビムからブレードが振り下ろされたそのとき、フレイから魔力が吹き出し、ラビの姿が変貌する。
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第8話 Facing "Sword Angel" Ⅳ
ラビの兄弟たちを助けるために、再び孤児院へとやってきた雷真と夜々だったが、二人の前にロキとケルビムが立ちはだかる。しかしロキは雷真ではなく、雷真を取り囲んでいた傭兵たちへ攻撃を仕掛け、襲い来る自動人形たちを次々と撃破していく。互いに協力し、戦いを繰り広げる雷真とロキのもとに、上空から黄金色に輝く剣の形をした自動人形ルシファーとともにブロンソンが姿を現す。ロキはすかさずケルビムのブレードを放ちブロンソンを攻撃するが、全てルシファーによって抑え込まれてしまう。苦戦するロキに加勢する雷真だったが、ブロンソンはかつて魔王の座に手をかけたほどの実力の持ち主。ブロンソンが操るルシファーの攻撃に対して、雷真とロキは手も足も出ずに叩き伏せられ、致命傷を負ってしまう。
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第9話 Facing "Elf Speeder" Ⅰ
時計塔100周年記念式典が行われる中、突如巨大化させたシグムントに乗って姿を現したシャルロットは、時計塔を目掛けてラスターカノンを放つ。大きな地響きを立てながら倒壊する時計塔と逃げ惑う学生たち。大事件を引き起こしながらも、シャルロットはそのまま姿をくらましてしまう。シャルロットが行方不明になっていることを知り、フレイとともにシャルロットを探しに出る雷真。シャルロットが何か事情を抱えているのではないかと考える雷真は、学院に転入してきたばかりのシャルロットの妹、アンリエットに話を聞こうと女子寮へと向かうが、そこにアンリエットの姿はなかった。フレイはアンリエットの部屋から拝借したアンリエットのパンツをラビたちに嗅がせ、アンリエットの捜索を始める。ラビたちが匂いを追跡することですぐに見つかったアンリエットだったが、首を吊って自殺を図ろうとしており……。
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第10話 Facing "Elf Speeder" Ⅱ
シャルロットの狙いは学院長であるエドワード・ラザフォードだった。学院長を目掛けて放たれたシグムントのラスターカノンに巻き込まれ、穴底へと落ちてしまった雷真とアンリエット。落ちてきた穴の周りでは崩落が始まっており、その場に留まるのは危ないと判断した雷真は、急ぎ出口を探し始める。出口を求めて彷徨い歩く雷真とアンリエットだったが、歩き疲れてしまったアンリエットは足を踏み外して崖から落下してしまう。雷真は間一髪のところでアンリエットの腕を掴み、助けだすことに成功するが、アンリエットは足に怪我を負ってしまう。アンリエットの足の治療も兼ねて、休憩を取っていた雷真とアンリエットがシャルロットの話をしていると、暗闇の中から突如自動人形が姿を現し、雷真は一歩も動くことのできないまま、その首にナイフを突きつけられてしまう。
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第11話 Facing "Elf Speeder" Ⅲ
アンリエットを守るため、シンに立ち向かう雷真と夜々。しかしシンの圧倒的な戦闘能力の前に為す術もなくやられてしまう。シンは傷ついた雷真を庇おうするアンリエットごと踏み潰そうと脚を振り上げるが、そこにロキがケルビムとともに現れる。ロキはケルビムのブレードでシンに攻撃を仕掛けるが、直撃しても手応えがなく、傷一つつけることすらできずに逃げられてしまう。シンとの戦いで満身創痍の雷真だったが、涙を流しながらシャルロットを助けて欲しいと告げるアンリエットの願いを受け止め、シャルロットの居場所を探りだす。雷真はシャルロットに対し、これ以上馬鹿な真似はやめるようにと説得を試みるが、シャルロットは聞き入れようとしない。押し問答の末にシャルロットはシグムントに魔力を注ぎ込み、雷真を力づくで退けようとする。
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第12話 Facing "Elf Speeder" Ⅳ
二人がかりでどんなに攻撃を仕掛けても軽々と防ぐシンを相手に、突破口を見出すことのできない雷真とシャルロット。大技は避けられ、手数で攻めてもダメージが通らないという状況が続き、徐々に体力と魔力が奪われていく。このまま戦いを続けていたとしても、勝ち目はないと考え、策をめぐらせる雷真は、シャルロットの魔力が底を尽き始めたことをきっかけに、一か八かの賭けに打って出ることを決意する。余裕の態度を崩さないシンの言動から感じていたほんのわずかな違和感。その違和感の正体を突き止めるという雷真の賭けは見事に成功し、これまでまったくダメージの通らなかったシンを叩き伏せるまでに追い詰めるのだが……。