『みなみけ おかわり』
引き続き、この物語は南家三姉妹の日常を淡々と描くものです。
過度な期待はしないでください。
ただ、そんな南家も大人になっていくにつれ変わるかもしれない、変わるであろう(?)、あるいは変わっていかなければならない……「髪形をちょっとかえてみようか」「料理がうまくなりたい」とかでも十分な変化。
しっかり者の長女・春香、バカ野郎日本代表と千秋に呼ばれている次女の夏奈、辛辣な言葉を吐く小学生・三女の千秋という南家三姉妹平凡な日常のスケッチ……おかわり いただきます!!
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第1話 1杯目 温泉、いただきます
お正月。だらだらと過ごすのに飽きた夏奈は、田舎に帰省している内田を強引に呼び出したり、テレビの隠し芸番組に文句を付けたり…。挙げ句の果てに春香に芸をやって見せろと言い出す。結局、暇を解消するために冬馬やマコちゃん、藤岡も誘って旅行に出掛けることに。運転手はタケル。ところが雪深い田舎道で迷子になってしまい、急遽、秘湯の温泉に行くことになる。性別を偽っている冬馬とマコちゃんは慌てるが…!?
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第2話 2杯目 味は代々受け継がれていくもの
3学期が始まった。春香のクラスでは学級委員長が入院してしまい、代わりを選ぶことに。マキは春香にやってみたら?と持ちかけるが、春香は家事を理由に断る。ところがアツコが、春香は中学時代に番長をやっていたぐらいなのだから適任なのではと言い出して…!? 「春香が番長として復活する!」噂を聞きつけたヒロコは、夏奈に番長連合構想を提案。夏奈も大番長・春香をサポートするため、夏奈軍団を結成する!
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第3話 3杯目 もてなしの夜、そっと出し
小学校で膨大な量の宿題が出た。千秋たちは内田の提案で、泊まりがけで宿題をやることにする。場所はもちろん、南家。話を聞いた夏奈はパジャマ・フェスティバルのホストファミリーとして張り切るが、千秋に「関わるな」と言い渡されて…? 夕方、小学生たちとなぜか藤岡まで南家に集合し、パジャマ祭がスタート。みんなで鍋を囲んでいると、隣に越してきたフユキという子が挨拶に来た。気の弱そうな男の子だが…?
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第4話 4杯目 片付けちゃっていいですか?
春香は、お隣のフユキくんに比べて妹たちがだらしないことに責任を感じ、土曜朝の町内清掃に出るよう言い渡す。春香の剣幕に驚いた夏奈と千秋は、嫌々ながらも参加を承諾。ところが、自分たちだけやらされるのが不満なふたりは、友だちも巻き添えにして…!? 当日、今にも雪が降り出しそうな天気の中、町内清掃開始。千秋たちもまじめに取り組むが、早くも飽きた夏奈が作業を放棄。そこを春香に見つかって…!?「ピーンチ…!」
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第5話 5杯目 出した茶碗は引っ込められない
ダイニングの引き出しから綺麗な小箱を見つけた夏奈。きっと中身はいいものに違いない。そう確信した夏奈は千秋にも手伝わせて固く閉じられた箱をこじ開ける。が、箱が開いたはずみで中のものが床に落下。それを夏奈は気付かずに踏みつけてしまう。踏んだものは…春香がずっと大切にしていたガラスのウサギのネックレスだった! 夏奈は、内田や藤岡ら友だちを総動員してこの窮地を切り抜けようとするが、そこに春香が帰宅して…!!
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第6話 6杯目 冷めてもあったか、ウチゴハン
冷え込んだ、冬のある日。午後から雪が降り始め、夕食後にベランダへ出てみると、街は真っ白な雪景色に変わっていた。久しぶりの雪にテンションの上がった夏奈に引っ張られるように、3人は外へ。雪合戦と雪だるま作りを堪能し、家に戻ってからは窓を開け放したお風呂で露天風呂気分を満喫。雪の夜を遊び尽くしていると、突然、電気が消えて…!? 停電し、灯りと暖房を奪われた3人は、毛布にくるまりじっと寒さに耐えるが…?
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第7話 7杯目 噛めば噛むほど甘くなるんだよ
バレンタインデーが近付き、春香と千秋はチョコを手作りすることに。夏奈は、物は贈るよりもらうほうが好きなので不参加。なのに、なぜか誰よりも張り切って内田たちを召集。その場を仕切り始める。といっても実際は、マコちゃんにメイド服を着せてみたり、材料のチョコを盗み食いしたりと、邪魔をしているだけ。ついには千秋が溶かしたチョコを食い尽くし…!?バレンタイン当日、モテる男のチョコを狙う夏奈は藤岡に張りつくが…?
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第8話 8杯目 プールは別腹です
春香が温水プールのチケットをもらってきた。夏奈は大喜びでメンバーを集めるが、その横で千秋は沈んでいた。実は千秋はカナヅチだったのだ。今年こそは泳げるようになりたいと、千秋はネットやテレビで調べて、“目標”と“思い込み”こそが成功の秘訣だという結論に達するが…? そして、土曜日。プールに着いた千秋は、真っ先に泳ぎに行く。妹のテンションの高さに戸惑った夏奈は、吉野に聞いて、妹が“姫”だったことを知る…!
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第9話 9杯目 そろそろ苦しい? ひみつのマコちゃん
ある日の夕食後。夏奈が「私は超能力を身に付けた」と言い出した。翌日の晩御飯が何なのか、夢で見るらしい。信じない千秋に夏奈は、明日の晩御飯を当てたら信じるかと持ちかける。ところが、その夜、夏奈が見た夢は、お碗風呂に入っている夏奈の横で、巨大千秋が赤い棒をかじっているという不可解なもの。棒の正体が分からない夏奈は…!? 妹たちがバカな話でモメているころ、春香は担任から、交換留学に行って欲しいと言われていた…。
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第10話 10杯目 花より団子のお年頃
もうすぐ春。春と言えばバカ野郎が活気づく季節。千秋はアツコを呼んで、ボケを素早く処理するためのツッコミ教室を開く。ところが、夏奈の「ハラミもいっときたい」というバカ発言を「花見」と聞き間違えたせいで、まだ当分咲きそうもない桜の下で“つぼ見”をするはめに……。花見当日。夏奈や千秋たちは春香を残して買い出しと場所取りへ……。春香は料理の準備を始めるが、そこへ速水先輩がヤバイ差し入れを持って現れて……!
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第11話 11杯目 さすがにヤバくなってきました
放課後、掃除当番をさぼりたい夏奈は、風邪をひいたと嘘を付く。さらに家でも、翌日に町内清掃があることを知って、仮病を続行。まんまと春香をだますが……。看病のために家に残った千秋は、夏奈をじっと見つめたりして疑っているようす。ついには、「おまえ、仮病だろ?」と言い放ち……!?日曜日。今日は昼から3人で服を買いに行き、夜はカルビ食べ放題に行く予定、なのだが……? 夏奈が絶妙なタイミングでアンビリーバボーな状態になって……!?
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第12話 12杯目 もう一口が辛いのです
運動会の実行委員に選ばれた千秋は、同じく委員の冬馬、フユキと共に、毎日遅くまで残って準備を進めていた。けれど、千秋はフユキと長く過ごせば過ごすほど、彼に対して苛立ちを感じてしまう。帰り際にフユキが何かを言いかけてはやめるのも、イライラする原因だった。そんな状態のまま、運動会当日を迎えて……? 春香や夏奈、藤岡までもが応援に駆けつけ、千秋は楽しい時間を過ごす。だが、フユキの表情は冴えなかった。彼は今日、学校を去ることになっていたのだ…。
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第13話 13杯目 みんな揃って、ごちそうさま
春香が留学してしまう! マキたちからそう聞かされた夏奈は、突然のことに言葉を失う。だが、春香のために応援して欲しいと言われ、納得。春香が安心して旅立つにはどうしたらいいか考え始める。ケイコのアドバイスもあって、夏奈はとりあえず家事をこなせるようになろうと決意。千秋とともに、料理の特訓を始める。が、ふたりで作ったハンバーグは、試食係の冬馬とマコトがトイレの住人になってしまうような、ものすごい代物で……!?翌日、早起きした夏奈と千秋は、掃除や洗濯を始める…。