- 地域:日本
- タイプ:TV
- 正式名称:ノケモノたちの夜
- 英語名:Nokemono-tachi no Yoru / The Tale of Outcasts
- 中国語の名前:沦落者之夜
- 放送開始:2023-01-08
- 放送状況:放送終了
- タグ:幻想 / 戦闘 / 少女向 / 恋愛 / 異世界 / 漫画改
- 原作:星野真 / 小学館
- 監督:山本靖貴
- シナリオ:山下憲一 / ハラダサヤカ / 山本靖貴
- 絵コンテ:麻宮騎亜 / 飯田薫久 / 畑博之 / 殿勝秀樹 / 西田正義
- 演出:椎葉幹朗 / 白石道太 / 宇都宮正記 / 佐々木瑞樹 / 殿勝秀樹
- 制作会社:葦プロダクション
- 制作協力:寿門堂
- 製作:「ノケモノたちの夜」製作委員会
- Copyright:Ⓒ星野真・小学館 / 「ノケモノたちの夜」製作委員会
- 家族:ノケモノたちの夜
- Rating:12+
『ノケモノたちの夜』
傍にいる悪魔が、救い。
傍にある少女が、暇潰し。
19世紀末、大英帝国の片隅での2人の出会いが居場所を求め彷徨う物語を紡ぎ出す。
孤独を分かつ者たちに囁く悪魔と少女の常夜奇譚(ダークナイトストーリー)。
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第1話 Let's be alone together
19世紀末、ロンドン市内で物乞いをする少女、ウィステリア。教会の屋根裏部屋で暮らす彼女の唯一の楽しみは、午前零時過ぎに屋根裏部屋の一番奥の窓を3回叩けば、大悪魔のマルバスがやってくることだ。彼との出会いは一ヶ月前、物乞いをするウィステリアの近くをマルバスが通りかかったとき、視えないはずの彼の姿が視えてしまったことだった。ある日、お世話になっている神父からウィステリアの買い手が決まったと告げられて……。
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第2話 邂逅
悪魔が視える目を対価とし、マルバスと一緒に生きていく契約をしたウィステリア。マルバスが昔、対価として受け取った家で暮らし始めた2人だが、目の見えないウィステリアには家事全般は難しかった。さらに、人間が生きていくためには食事などが必要であることを改めて知ったマルバスは街へ。ついでに寄った高級ブティックでウィステリアは伯爵ブラックベル家のダイアナと出逢う。同世代の2人は意気投合し、一緒に買い物を始める。
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第3話 リバーサイド・マーダー
工業都市ウォリントンの路地裏で、最下級の悪魔モリーからスリにあいそうになるウィステリア。翌朝、ウィステリアたちのもとへモリーと、その契約者のハリエットがやって来る。悪魔契約者同士の親交を深めようと誘いにきたのだ。だが、人間形態の多用で消耗の反動が一気にきたマルバスは動くことができず、3人で街へ。夕暮れの川辺でウィステリアたちが話していると、目の前に巨大な川の悪魔の姿が! 危機迫る中、現れたのは……。
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第4話 雪下の館
積雪の山道で体調を壊したウィステリアをおぶり、偶然にも近くにあったダイアナの屋敷へ向かうマルバス。安静にすることが必要で、その日は屋敷でお世話になることに。目を覚ましたウィステリアに、ダイアナは長居しない方がいいと言う。事情を察したウィステリアはブラックベル家にまつわる話を聞く。それは彼女にとって衝撃的な内容であった。その頃、剣十字騎士団本部では王室からの密命が下り、ある計画が実行されることに……。
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第5話 厄災解臨
剣十字騎士団の団長からダイアナへ、一度、話し合おうという提案がなされた。会場となるブラックベル家の薔薇の温室には、ブラックベル家の当主を装ったナベリウスと、その従者を装ったマルバスもダイアナとともに向かう。ウィステリアは彼らを見守るように馬車で帰りを待つことに。そこでは女王陛下からブラックベル家を粛正せよとの命令がくだったことを告げられる。そして団長から提案とばかりにあることを申し出されるが……。
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第6話 導く灯
首輪を握り壊したことでナベリウスは真の姿を晒す。理性もなく、自我もなく、ただ魔力が尽きるまで、無差別に暴れ、殺戮する。荒れ狂うナベリウスを唯一止められる方法を実行するためには、マルバスもナベリウスと同様に力を解放し、真の姿になる必要があった。だが、ただ力を解放するだけではマルバスも暴走してしまう。ウィステリアに力を制御してもらい力の一部だけを解放する限定解臨を試すことに。だが、失敗すれば先はなく……。
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第7話 開幕は過去の銃声と共に
ウィステリアやマルバスのことを黙っていたことがバレて謹慎中のスノウ。行動制限中のなか、ロンドンの街中でアフガン戦争時の戦友、ルーサーとワトソンの3人で久々の再会を楽しんでいた。帰り道、ルーサーから何かを感じとったスノウは、こっそり彼の後を追い……。その頃、ウィステリアたちはダイアナらと湖水地方へ。この地へやってきた目的は、湖の底に眠る崩国の十三災のひとり、シトリにマルバスは用事があったためだった。
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第8話 Something in the rainy night
ロンドンに到着したウィステリアたち4人。ダイアナたちはダンタリオンを捜しに。ウィステリアは以前スノウから話を聞いた私立探偵のホームズに会いに行くという。だが、マルバスは、今回、ウィステリアに手を貸す気はないと言い放つ。雨のロンドン市内でホームズを捜すため、必死に声を張り上げるウィステリア。そこへホームズの同居人で医師、またスノウの戦友のワトソンがやってくる。雨宿りをしつつ酒場で話はじめた2人は……。
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第9話 闘牛
シトリたちによって複数の上級悪魔を憑依させられ、悪魔と化したタケナミに対抗するため、限定解臨を行ったマルバス。それはウィステリアの体に多大な負担をかける。苦しそうなウィステリアを抱え、不愉快な現状に怒りを爆発させたマルバスは限定解臨を追加開放し、魔獣形態へと姿を変え、状況を一変させる。その頃、ロンドン市内のアパートの一室で、ルーサーはダンタリオンとの契約で取り戻した昔の自分の記憶に慕っていたが……。
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第10話 ロンドン対魔戦線
スノウがすでに悪魔化していることを知ったマルバスは、ウィステリアにどう事実を伝えるか悩んでいた。ダイアナらの言葉に背中を押され、なにかを思ったマルバスはウィステリアを連れてロンドン観光へ。いつもと違う彼の行動にウィステリアは……。その頃、ルーサーがいるロンドン市内のアパートが一斉砲撃され、跡形もなく崩れ落ちる。それはダンタリオンの契約者であるルーサーを殺すため、剣十字騎士団が仕掛けた先制攻撃だった。
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第11話 残したいもの
剣十字騎士団本部に侵入するルーサー、ダンタリオン、悪魔化したタケナミの3人。外には空を覆い尽くすほどの悪魔たちの姿があった。ルーサーらを相手にする副団長のイベルタ。3対1では埒が明かない。そこへイベルタとも契約したアスタロトが助けに現れ、激しい戦いが始まる。その頃、ウィステリアとマルバスは、団長と馬車で剣十字騎士団本部へ向かっていた。道中、ウィステリアは悪い予感を感じ、自分の体を強く抱きしめる……。
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第12話 記憶の旅路
悪魔化したスノウはシトリの契約者でもあった。シトリが限定解臨した途端、ウィステリアは意識を失う。ふたたび目を覚ましたとき、ウィステリアはシトリが作り出した幻の世界にいた。ここはすべてがウィステリアを敵視する世界。脱出方法はマルバスとスノウの好きな方をウィステリアが選ぶだけなのだが、選ばれなかった方は現実世界での死が待っているとも告げられる。脱出へ向け幻の世界のなかでウィステリアがとった行動とは……。
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第13話 You mean the world to me
陥落した騎士団本部には、ルーサーと灰のようになって佇むダンタリオンがいた。そこへウィステリアたちがやってくる。互いに限定解臨し、力をぶつけ合うマルバスとダンタリオン。ルーサーも俺は俺の敵を殺ることに専念できると、ウィステリアへ襲いかかる。なかなか決着がつかないなか、ダンタリオンは更に解臨をする。声を上げ、真の姿をあらわにする。そこには化け物のように巨大化し、変わり果てたダンタリオンの姿があった!