- 地域:日本
- タイプ:TV
- 正式名称:俺たちに翼はない
- 英語名:Oretachi ni Tsubasa wa Nai: Under the Innocent Sky. / We Without Wings – Under the Innocent Sky
- 中国語の名前:我们没有翅膀
- 他の名前:我们没有羽翼
- 放送開始:2011-04-03
- 放送状況:放送終了
- タグ:恋愛 / ハーレム / R(L) / Gal改
- 原作:Navel
- 監督:ウシロシンジ / 鎌仲史陽
- シナリオ:鴻野貴光 / 王雀孫 / 中村浩二郎 / あおしまたかし
- 絵コンテ:中山岳洋 / 鎌仲史陽 / 及川啓 / 徳本善信 / 星野真
- 演出:玉田博 / 駒屋健一郎 / 徳本善信 / 星野真 / 鎌仲史陽
- 制作会社:ノーマッド
- 制作協力:Studio五組 / ARTLAND / ビートフロッグ / ぴえろ
- 家族:俺たちに翼はない
- Rating:16+
『俺たちに翼はない』
——大都市「柳木原」。
おびただしい数のひとと建物がひしめく、巨大な繁華街。
季節は冬。
見上げれば、そこには無表情な白い空。
羽田タカシには人に言えない秘密があった。
冴えない学園生活から逃れ、いずれは異世界・グレタガルドへと消えるつもりだったのだ。
ただ胸にあるのはいくつかの心残り。
顔を合わせてはぎこちない会話をする妹・『羽田小鳩』のこと。
そして、学園のプリンセスと称えられる仮初の恋人『渡来明日香』 のこと・・・・・・。
千歳鷲介はしがない貧乏フリーター。
色んなバイトしながら日々を面白おかしく過ごしている。
そんなある日、ひょんなことから学生作家の『玉泉日和子』と出会う。
第一印象は最悪・・・
その直後に行きつけのレストラン『アレキサンダー』で
再会するふたりは店長に誘われるまま、
微妙な関係の仕事仲間となりっ!?
成田隼人。
職業は無職。
星座、血液型はナイショ。
性格は自称・ハードボイルド。
肉体労働系のバイトで日々を食いつなぐかたわら、
便利屋の真似事もこなしていた。
人付き合いを疎んじている隼人だが、
同じく夜の街に暮らす風変りな人間や
不良少年たちが集まってくる。
そんなある夜、『鳳鳴』と名乗る少女が、
便利屋隼人のもとを訪れた――。
ありがちな悩みとありがちじゃない悩みを抱えた若者たち。
彼らが出会う、恋ともろもろ。
それはきっと何処にでもある、ありふれた物語。
これは“たとえば”の話だけど、
ぼくらが君に語るのは、たとえばそんなメルヘン。
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第1話 たとえばそんなメルヘン
貧乏フリーターの千歳鷲介は喫茶『アレキサンダー』にきて、常連の翔や店員の英理子、紀奈子と戯れていたが…。夜の柳原の住人たちと挨拶を交わしながら『パルクレープ』へと向かった成田隼人は便利屋『成田工務店』に依頼がないか尋ねるが…。美空学園に通う羽田タカシは今日も平和に生きている。彼には秘密があった…。
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第2話 好きな動物はペガサスです
夜の柳木原で自転車を探している少女、鳳鳴と出会った隼人は盗まれてしまった赤い自転車を捜して欲しいという依頼を受ける…。鷲介は編集者の米田から仕事を受けた帰りに作家の玉泉日和子と知り合うが…。タカシは今日も平和な一日を送っている。友人と挨拶をし、委員会の仕事をし、そして恋人の渡来明日香と談笑して…。
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第3話 小鳩さんは可愛いなあ
夜の街で自転車を捜す隼人はYFBとR-ウイングの抗争の現場に遭遇してしまい…。鷲介は日和子との仲をなんとか改善しようとするが、どーにもこーにも裏目に出てしまう。そんな中、日和子の小説の話で英理子と口論になってしまい…。タカシと妹の小鳩が囲む朝の食卓。いつもと同じく、それはどこか余所余所しかった…。
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第4話 ドラさん……私、今妊娠しちゃったかも……
隼人は鳴と自転車を捜す途中、亜衣と遭遇する。夜のグローブ街で繰り広げられる乙女同士の恋の駆け引きと友情劇…。鷲介と日和子の仲は微妙ながらも改善に向かっていた。だが、そんな中、事件が起きた。謎の帽子男に襲撃される日和子を庇う鷲介。鷲介はそのまま意識を失い…。そして、彼らの物語は交錯する…。
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第5話 なんたるホーク卿の徳高きことよ!
平和な学園生活を送るタカシだが、気づかないところで彼の心には既に限界が近づいていた。心無いことを言われた時、仕事を押し付けられた時、タカシは咳き込み、黄金の輝きとともにグレタガルドへと旅立つ。隼人がいつものように柳木原に繰り出すと、駅前に人だかりができていた。嫌な予感を抱きながら向かった先には…。
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第6話 ひいッ! らめえ、声出しゃう~!
何者かの襲撃を受けたマルチネスは病院へ運ばれる。隼人はその正体が大司教であると気づき、その心の内では怒りの感情が渦巻いていた。大司教を捜し出そうと夜の柳木原を歩く隼人。自分を尾行する気配を察し、逆に不意を突こうとするが、そこにいたのは大司教ではなく鳴だった。そこへ本物の大司教が襲撃してくる…!
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第7話 栄えある王の凱旋だ!
奈落から帰還したガルーダこと伊丹伽楼羅。彼はタカシ、鷲介、隼人よりも先に生まれた存在であり、かつて鳳翔が出会い惚れ込んだ唯一の人間だった。そんな伽楼羅との再会に翔のテンションは最高潮に達する。クリスマスの柳木原を混沌と狂乱に陥れる恐るべき王の宴が始まろうとしていた…。
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第8話 巨乳のクリームお姉ちゃんまだですかー!
伽楼羅が去ったことでタカシ、鷲介、隼人は以前と変わらない生活に戻っていた…。事件はタカシの学校で起きる。学校で度々ストレスを受けるタカシはグレタガルドに行く時間が増えていた。昌子との卒業文集でのやり取りで、精神の限界にきたタカシは明日香の目の前でグレタガルドへ旅立ってしまう。それを見た明日香は…。
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第9話 胸が高鳴るーっ!!
鷲介が書いた日和子の作品のレビュー記事が雑誌に載った。その記事に控えめながら喜ぶ日和子だったが、英里子の厳しい言葉で沈んでしまう。鷲介は日和子と英里子の微妙な関係に気付くが…。隼人と鳴の自転車捜しは行き詰まっていた。諦めようとしたその時、鳴と隼人は衝撃の事実と直面する…。
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第10話 ずっと、ファンでいてくださいね
未だ戻らないタカシ。それを補うような隼人と鷲介の日常が続く。タカシに代わり、学園へ通う一方で隼人は鳴との賑やかな日々を過ごしていた。一方、日和子のためにできることを探す鷲介。そんな時、予想外の人物がアレキサンダーに現れた…!?
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第11話 妹萌えという概念を知っているか?
目を覚ましたタカシはまたいつもの生活へと戻っていた。そして、そこには明日香がいる。一緒に辿る帰り道で明日香の部屋に誘われるタカシ。そこでタカシは自分がこの世界の人間ではなく、グレタガルドの住人であることを明かす。それを聞いた明日香はタカシにことの真相を打ち明けるのだった…。
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第12話 俺たちに翼は...
自分たちが抱えていた真実に向き合う決意をしたタカシ。カケルの手を借りながらも小鳩とともに過去の道筋を辿り始める。タカシが事実に直面し、その重みに押し潰されそうになった時、小鳩は優しく語りかけるのだった…。