『のだめカンタービレ フィナーレ』
『もうこれでお別れデスか?』日本から巴里、そして巴里から世界へ—世界を股にかけ、音楽に恋に迷子になるのだめと、見守っていたはずの千秋。
2人の音楽と恋もいよいよクライマックスに—
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第1話 Leçon 1
千秋はマルレ・オケでの活動を軌道に乗せはじめていた。一方、のだめは、オクレール先生から出される課題に追われる日々を送っている。コンクールに出たいという希望も先生に一蹴されてしまうのだめ。レッスンを終え、疲れ果てて帰宅したのだめを、さらなる不幸が襲う。なんと、千秋がしばらくの間、騒々しいアパルトマンを出て行ってしまったのだ…。先を急ぐ千秋と千秋に追いつけないのだめ。のだめの焦りは募るばかりだった…。
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第2話 Leçon 2
指揮者としてもっと先に行くために、集中して勉強したい。そのために静かな環境が必要と考えた千秋は、新しく部屋を借りることに…。しかし、最近すれ違いが多いせいか、のだめにはまだ何も言えていなかった。そんな折、のだめにサロンコンサートの依頼が来る。喜び勇んで千秋の部屋へ急ぎ向かったのだめ。だが、のだめは、そこで初めて千秋が引越してしまうことを知り、ショックを受けてしまう。
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第3話 Leçon 3
千秋とのすれ違いで落ち込んでしまうかと思われたのだめだったが、サロンコンサートに向け日々熱心に練習に励んでいた。のだめとは対照的に、ルイは思い描いていたパリ留学生活と現実との違いに悩む毎日を送っている。頼み込んでやっとレッスンを受けられる様になったオクレール先生にも、どこかあしらわれている感じがしていた。そんな時、タイミング悪くルイの母がルイに出演依頼を受けるようパリに説得に現れる。ルイは母とケンカをしてしまい、家を飛び出し、千秋に相談を持ちかけるのだが…?!
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第4話 Leçon 4
のだめのサロンコンサートに向かう途中、千秋はヴィエラ先生と偶然再会を果たし、のだめに悪いと思いつつもヴィエラのリハに同行することに…。一方、のだめは千秋の不在にもかかわらず、見事にコンサートをやり遂げた。千秋はのだめにコンサートに行けなかった理由を説明し素直に謝る。そして、ヴィエラに付いて勉強するため、これから忙しくなる事や再びルイとの共演が決まった事をのだめに告げる。のだめは何も気にしてない素振りをするのだが…。千秋は、そんなのだめを目に当たりにし、初めてのだめに対し罪悪感を抱くのだった…。
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第5話 Leçon 5
ターニャとユンロンが出場するピアノ国際コンクール。ターニャは、パリに残りたいという一心で素晴らしい演奏を披露する。しかし、ユンロンは選曲のミスからか、ふるわない演奏だった。その結果、ターニャは一次予選を通過するも、ユンロンは落選してしまい、帰国を決心したことをのだめたちに告げる。のだめだけではなく、アパルトマンの住人たちも音楽家としての自分たちの将来の大きな岐路に立たされていた。そんな中、本選に合格するために、気合いを入れて二次予選に臨むターニャだったのだが…。
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第6話 Leçon 6
のだめはピアノ国際コンクールで聴いたラヴェルのピアノ協奏曲をとても気に入り、この曲をいつか千秋指揮のオケといっしょに共演したいと夢見る。だが、そのことを知った千秋は苦悩する。なぜならルイとの共演での曲目に、すでにラヴェルのピアノ協奏曲は予定されていたからだ…。はしゃぐのだめの様子を横目に千秋は何故かそのことを言い出せなかった…。そんな折、タイミング悪くユンロンからのだめはルイと千秋がラヴェルを演奏する事を聞いてしまい…!?
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第7話 Leçon 7
コンチェルトの音合わせのためにルイに呼び出された千秋。通されたルイの部屋はのだめと変わらない程のゴミ屋敷だった…!? だが、それすら忘れさせるほど、聴かされたルイの演奏は素晴らしいものだった。しかし、それは期せずして千秋がのだめの演奏の理想像として思い描いていたものと寸分違わなかった…。千秋はそれゆえに複雑な心境を抱いてしまうのだが…。
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第8話 Leçon 8
ルイと千秋の共演を目の当たりにし、言葉を失ってしまうのだめ。翌日、のだめは千秋を訪ねて来たシュトレーゼマンに再会する。のだめはシュトレーゼマンに、ルイと千秋の完璧なラヴェルを聴きピアノをやる気が無くなったと、その胸中を告げる。だが、成長したのだめの演奏を聴いたシュトレーゼマンは、彼女に手を差し伸べて悪魔のように囁く。「千秋のことなんか忘れて僕と一緒に行きますか?」
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第9話 Leçon 9
「結婚してくだサイ!」ルイとの共演を終えた千秋に、のだめは突然プロポーズをした。冗談とは思えないその言葉に、千秋はのだめの音楽からの「逃げ」の姿勢を垣間見てしまう。その後、成長したのだめの演奏を聴いたシュトレーゼマンに促され、のだめは忽然と姿を消してしまう…。千秋にも誰にも知らせず、学校も欠席を続け行方不明ののだめだったが、次に姿を表したのは、なんとシュトレーゼマンのロンドン公演の舞台上だった!?
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第10話 Leçon 10
独創的なショパンのピアノ協奏曲で、観客だけではなくシュトレーゼマンさえも感嘆させたのだめ。千秋は演奏を終えたのだめの楽屋を訪ねるのだが、なぜかのだめに拒絶されてしまう…。一夜にして、のだめの名はネットを介し世界中に広がる。だが、当の本人はぬけ殻のようになり、エリーゼが目を離したスキにまたしても姿を消してしまう。あてもなくさまよい、のだめがたどり着いた先は、なぜかエジプト?! 迷走するのだめの行き着く先は…?
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第11話 Leçon 11
放浪の末、いつの間にかアパートに戻っていたのだめ。黒木からの知らせを受け、いつかののだめからのプロポーズを受ける決心をする千秋。そして、急いでアパートに戻った千秋は、子供たちに囲まれて楽しそうにピアノを弾きながら歌うのだめの声を耳にする。ふと千秋は、のだめにこれ以上無理をさせてまで、音楽家としてのつらい道を歩ませることが果たして正しいことなのかどうか自問し、その確信は揺らいでしまう…。二人の想いが交錯する中、のだめと千秋にはどのようなフィナーレが待っているのか?