『まもって守護月天!』
平凡な日々を送っていた太助のもとに、父から再びプレゼントが届いた。
もしやと思った太助だが、プレゼントを調べても何も起こらずに拍子抜けしてしまう。
だが、オマケとしてついていたミニチュアサイズの扇がくせものだった。
何気なく触れた途端、新たなる精霊・万難地天キリュウが現れたのだ!
彼女の役割は、主に試練を与えて成長させること。
一度はキリュウを追い返した太助だが、精霊たちの寂しさを知って主となることを受け入れる。
そんな太助を温かく見守りながらも、シャオは守護月天である自分の立場と太助への強い感情の間で揺れていた。
太助もまた、シャオに自分の気持ちを伝えられずにいて…。
果たして二人の恋の行方は?
いちだんと賑やかになった七里家では、今日も新たな騒動が巻き起こる。
タグ
PVエピソード並べて表示 / 詳細表示
主なエピソード並べて表示 / 詳細表示
-
第1話
「はじめまして、ご主人様」(シャオ) 七梨太助の家族は海外旅行中。独り暮らしの彼のもとに、ある日、中国を放浪中の父から伝説の骨董品だという支天輪が届いた。その夜、支天輪がまばゆい光を放ち始め、輪の中から月の精霊・守護月天シャオが現れる。シャオは絵に描いたような天然ボケ。主の太助を危険から守ろうとして、家の中をメチャクチャにしてしまう。
-
第2話
「まただよ! また出てきちゃったよ!」(太助) シャオと暮らし始めた太助のもとに、またしても伝説の骨董品だという黒天筒が父から送られてきた。黒天筒も光を放ち、グラマーな精霊・慶幸日天ルーアンが飛び出してくる。ルーアンは長年のライバルであるシャオに対抗心を燃やし、太助を健康にするために無茶な特訓を強要する。見かねたシャオは止めさせようとするが…。
-
第3話
「このタコ焼きを売れば、ター様は幸せになれるの?」(ルーアン) 待ちにまった文化祭! 太助たちのクラスは、タコ焼き屋を出店して校内売り上げ一位をめざすことになった。先生になりすましたルーアンは、無茶なお願いで売り上げを伸ばし、シャオを出し抜こうとする。離珠から太助が困っていると聞いたシャオは、こっそり様子を見に行くが、お好み焼き屋を手伝うことになり…。
-
第4話
「わが校一の不良だよ。いわゆる女番長ってやつだな」(たかし) 買い物の仕方を教えるため、シャオを連れてスーパーへ出かけた太助は、クラスメイトの翔子が万引きをしようとする現場に遭遇する。学校をズル休みするうえ、派手な外見のため、誰からも不良扱いされる翔子。だが、シャオには悪い人には見えない。シャオはどこか寂しげな翔子を見過ごせず、空の散歩に誘い出す。
-
第5話
「この私の誘いをさりげなくかわすとは…久々に燃えてきましたよ」(出雲) もうすぐ秋祭り。シャオは、神主の出雲と知り合いになった。弟に間違われ、面白くない太助。翔子から出雲が有名なナンパ師だと忠告され、シャオにちょっかいを出すなと伝えるが、軽くあしらわれてしまう。そこで太助は、テニスで出雲と決着をつけることになった。もしも負ければ、シャオは出雲とデートしなくてはならない!
-
第6話
「俺は誰のものでもねえっつの!」(太助) 太助の心をひとりじめしたいルーアンに、もっとシャオに近づきたい出雲。お互いの幸せのために手を組んだ二人は、さっそく作戦を開始する。出雲はシャオに学校を案内してほしいと頼み、太助から引き離す。慌てて追いかける太助だが、ルーアンの陽天心で校内は迷路と化してしまう。チャンス到来とみた出雲は…。
-
第7話
「離珠だって、シャオ様といっしょに太助様をお守りする星神でし」(離珠) 太助の父が、今度は縁結びの紐を送ってきた。両端に触れたもの同士が離れなくなるという厄介な代物で、太助と離珠がうっかり結びつけられてしまう。星神たちの力で紐を切ろうとするシャオに、意中の相手との縁を結ぼうとする出雲たち。やがて紐を解く唯一の鍵である手紙を巡り、激しい争奪戦が開始される!
-
第8話
「一年ぶりかぁ…元気にしてるかな、あいつ」(那奈) 太助の姉・那奈が、一年ぶりにエジプトから帰国することになった。突然の報せに焦る太助。美人で弟思いだが、ウソやいいかげんなことを嫌う那奈に、シャオたちと暮らしていることを知られたら大変なことになってしまう。ルーアンや離珠を強引に隠れさせ、何とかごまかせると思った矢先、シャオが偶然にも那奈と出会い…。
-
第9話
「猫なんかいなければ、つらい思いはしないのに」(ルーアン) シャオとの差を見せつけたくて、苦手なものなどないと豪語したルーアンだったが、実は猫が大の苦手だった。翔子から頼まれて七梨家で子猫を預かることになると、必死に隠していた猫ぎらいがみんなにばれてしまう。すっかり自信を失ってしまったルーアンを、特訓して猫嫌いを克服しようと乎一郎が励ます。
-
第10話
「太助様をいけにえにするなど許しません!」(シャオ) 今夜はクリスマスパーティ。太助や離珠は張り切って準備するが、なぜかシャオの表情はさえない。不安でいっぱいのシャオは、太助のもとへ向かい、翔子から太助が生贄にされると聞かされる。星神たちの力で七梨家を完全武装し、近づく者を撃退するシャオ。彼女がクリスマスを嫌うのには、ある哀しい理由があった…。
-
第11話
「どうしよう…支天輪がないとわたし、わたし…」(シャオ) シャオの支天輪を、ルーアンがこっそり持ち出してしまった。自分の意のままに使おうと支天輪に陽天心をかけるが、守護月天と慶幸日天の力が反発。支天輪は外へ飛び出してしまう。支天輪がなければ太助を守ることは出来ず、星神たちとも心を通わせることも出来ない…落ち込むシャオに、太助は必ず取り戻してやると約束する。
-
第12話
「神様、さっそくありがとう。これが運命の出会いですね」(花織) 初詣に出かけた太助とシャオ。人ごみでシャオとはぐれた太助は、草履の鼻緒が切れて困っていた花織を助けてやる。この人こそ神様が引き合わせてくれた運命の人に違いない! 感激した花織は太助に一目ぼれし、周囲に構わず家まで押しかけてきて猛アタックを開始する。それを見ていたシャオは、何だか不安になって…。
-
第13話
「今からシャオは、守護月天じゃない普通の女の子だ。いいね?」(太助) 花織の誘いで、みんなはスキー旅行に出発。シャオにもみんなと同じように楽しんでほしい太助は、星神を使わずに普通の女の子でいてほしいと頼む。その夜、花織はゲーム大会を利用して太助を自分のコテージへ連れていく。だが、吹雪で帰れなくなったうえに、暖炉の火が消えてしまった。太助を心配したシャオは…。
-
第14話
「君だよシャオちゃん、俺といっしょにテレビに出てみないか」(ハンドレッド) シャオが人気番組『火の玉チャレンジャー』の新しいアシスタントにスカウトされた。太助もチャレンジャーとして出場することに。張りきる太助だが、突然あらわれた先代のアシスタント・百子が参戦を表明する。勝ってアシスタントに復帰するつもりらしい。最後まで残った太助と百子は、スカイダイビングで対決する!
-
第15話
「俺がワルになったら、本当にシャオは休めるんだな?」(太助) 太助が花織から手編みのマフラーをプレゼントされた。やきもちを焼いたルーアンの陽天心で、マフラーはぼろぼろになってしまう。シャオは星神を使わず自分の力で直そうと、寝る間も惜しんで編み物に励む。疲れのたまったシャオを心配する太助。ルーアンは彼に、シャオを休ませるためだと言って、ある嘘を教える。
-
第16話
「わたし知りたいんです。どうしてみんながそわそわしてるのか」(シャオ) 明日は年に一度のバレンタイン。太助をはじめクラスのみんなも、どこか落ち着かない様子だ。一人冷静なシャオだが、実はバレンタインが何の日か知らなかったのだ。本当はチョコがほしいのに、催促してるようでイヤだと太助は素直になれない。星神たちはチョコを作って二人を仲良くさせようと計画する。
-
第17話
「緑のラブラブペンで、俺たちアツアツだぜ!」(タカシ) 恋が実るという緑のラブラブペン。シャオへのラブレターを書いたたかしは、制服にラブレターを忍ばせようと思いつく。女子更衣室に忍び込むが、女子が戻ってきたため、慌てて逃げようとしてシャオの制服を持ち出してしまう。やがて学校中が、謎の怪人黒マントの噂でもちきりとなる。太助は偶然、その正体を知ってしまい…。
-
第18話
「ワシは守護月天の力がほしいのだ。キサマ一人に独占はさせん!」(からくり魔人) 中国を放浪中の父・太郎助が、からくり魔人にさらわれてしまった。からくり魔人は、無事に返してほしければ支天輪を持ってこいと要求。救出に向かった太助たちはワナにかかり、ついにシャオまでもが囚われの身になってしまう。残された太助はからくり魔人と対決するが、縛られたシャオと太郎助の姿を見せられ…。
-
第19話
「あたくしの出雲様につきまとう妖怪め、退治してくれる!」(雅子) ある晩、弱り果てた表情の出雲が七梨家を訪ねてくる。上宮内本家の巫女・雅子との見合いを断るため、シャオに偽の婚約者になってほしいというのだ。シャオは泣きつかれて仕方なく引き受けるが、雅子は家まで押しかけてくる。親しげにふるまう出雲とシャオを見た雅子は豹変し、邪魔者であるシャオを封じようとする!
-
第20話
「これを好きな人に送ると永遠の愛に結ばれ、ずっといっしょにいられるんですって…」(シャオ) シャオたちは出雲から、南の島に招待された。ひょんなことから知り合ったピーター船長に誘われ、嵐で沈んだ豪華客船マーメイド号を探す幽霊船クルーズに参加することに。愛する者に贈れば永遠に結ばれるという古代エジプトの秘宝が、船のどこかに眠っているらしい。やがて霧の中から、マーメイド号が姿を現す。
-
第21話
「帰りたくない…わたし、ここにいたい。ここにいたいの!」(シャオ) 太助のことを考えると、なぜか胸が苦しくなるシャオ。翔子から恋の病だと教えられると、治療しようと太助をデートに誘う。いつもより積極的なシャオに驚きながら、太助は二人きりのデートを楽しむ。ところがシャオのお目付役である南極寿星が現れ、シャオを支天輪へ連れ戻すと二人に告げる。
-
第22話
「シャオ、好きだ! 大好きだ!」(太助) 太助はシャオを失い、抜け殻のようになってしまった。翔子に励まされ、再びシャオを取り戻すことを決意した太助は、ルーアンの力を借りて支天輪のシャオへ呼びかける。あまりにもひたむきな想いを知った南極寿星は、太助に過去のシャオの姿を見せ、主との悲しい別れを繰り返させないためにも、シャオを忘れろと迫る。