『ヴァンドレッド』
太陽系から遠く離れた宙域のとある銀河。
そこでは、男性だけの惑星国家「タラーク」と女性だけの船団国家「メジェール」が、長年に渡る星間戦争を続けていた。
タラークの戦艦イカヅチを襲ったメジェールの海賊船は、暴走した制御装置ペークシスによってイカヅチの旧艦区と合体・融合させられ、戦艦ニルヴァーナになってしまった。
未知の敵の侵攻を知ったタラーク人ヒビキやメジェール人ディータ達は、その危機を知らせるべく、一時休戦。
敵対しているハズの男女の呉越同船とも言える母星への帰還の旅が始まる…。
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第1話 ボーイ・ミーツ・ガール
タラークは男性だけで構成された国家であり、その社会は厳しい階級制度により成り立っている。労働階級である3等民のヒビキは、人型戦闘機・蛮型撲撃機の製造工場で部品作りに従事していたが…。
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第2話 そして仆は途方にくれる
イカヅチの制御システム、ペークシス・プラグマから流れ出した結晶体に包み込まれるヒビキたち。光の洪水の中でヒビキは、戦闘機がビームキャノンを発射し、着弾寸前の空間魚雷・村正を爆発させるのを目撃する。
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第3話 これが私の生きる道
ヒビキの蛮型とディータのドレッドが合体したクリスタルの巨人、ヴァンドレッド・ディータの活躍で、突然攻撃してきた未知の敵を倒したものの、イカヅチ艦内はその大部分を結晶体に覆い尽くされてしまった。
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第4話 もっとあなたを知りたくて
メジェールとタラークに危機が迫っていることを知ったヒビキたちは、それぞれの母星に向けて通信ポッドを送ることにした。しかし、またも敵の襲撃が始まり、射出されたポッドは打ち落とされてしまう。
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第5話 甘いワナ
ニル・ヴァーナと名前を変えたイカヅチの前方に小惑星が現れる。惑星表面に熱源反応を確認したブリッジでは、敵の「刈り取り」作戦に関する情報を得ようと、緊張感を漂わせながら観測を続けていた。
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第6話 What a Wonderful World
戦闘中に味方をかばい、瀕死の重傷を負ってしまったメイアが医療室に運ばれる。ドゥエロとパイウェイによる懸命の治療が続けられるなか、メイアの意識は現実を離れ、少女時代の思い出をたどり始める。
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第7話 Easy Life
久々に穏やかな時間が流れるニル・ヴァーナ。手作りのクッションを渡そうとヒビキを探すディータは、彼の部屋が散らかり放題になっているのを見て掃除を思い立ち、自分の趣味に合わせてすっかり模様替えしてしまう。
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第8話 无理だ!
以前は中継基地として栄えた「ミッション」内を、物資を求めて探索するヒビキたち。そこに大柄な男・ラバットと相棒のウータンがいた。久々に自分たち以外の男を目にしたヒビキは、救助にきてくれたのかと思うが…。
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第9話 天国よりも野蛮
表面の99%を水で覆われた惑星・アンパトスでは、若者たちが水上都市で細々と暮らしていた。物資補給のためにアンパトスの周回軌道に入ったニル・ヴァーナは、惑星の反対側に敵の刈り取りマシーンを発見する。
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第10話 White Love
クリスマスムードに浮かれるニル・ヴァーナ艦内。艦長のマグノまでがサンタの扮装をして盛り上がるなか、クリスマスを知らず、タラークの祭りとあまりにも違う大騒ぎが理解できない男たちは戸惑うばかりだった。
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第11話 一绪に…
空間を移動してから数カ月が過ぎ、ニル・ヴァーナはメジェールの姿を望遠鏡で確認できる距離まで戻ってきていた。パイウェイは、ヒビキたちが現れてからディータが構ってくれなくなったため、寂しさを感じていた。
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第12話 THEY DON'T CARE ABOUT US
大きなダメージを負っていたヒビキを助けたのは、ラバットだった。ニル・ヴァーナに戻ったヒビキはマグノに詰め寄り、刈り取られるのをただ黙って待つのではなく、自分たちで「刈り取り」と闘うことを主張する。
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第13話 To Feel The Fire
敵の偽ヴァンドレッド3機にドレッド隊は翻弄され、傷を負ったメイアたちはいったんニルヴァーナに帰艦する。だが、ニルヴァーナもまた敵の猛攻撃によるダメージが大きく、近くのガス状惑星に逃げ込むのだった。