- 地域:日本
- タイプ:TV
- 正式名称:シゴフミ
- 英語名:Shigofumi / Shigofumi: Letters from the Departed
- 中国語の名前:死后文
- 他の名前:奇迹邮递员 / 死亡之信 / 亡者之信 / Stories of Last Letter
- 放送開始:2008-01-05
- 放送状況:放送終了
- タグ:幻想 / 剧情 / 癒し / 社会 / 小説改
- 原作:湯澤友楼
- 監督:佐藤竜雄 / 桜美かつし
- シナリオ:大河内一楼
- 絵コンテ:下田正美 / 柳沢テツヤ / 佐藤竜雄 / 二瓶勇一 / 佐藤卓哉
- 演出:桜美かつし / 長井龍雪 / 橋本敏一 / 上田繁 / 矢吹勉
- 制作会社:J.C.STAFF
- 製作:バンダイビジュアル / ジェンコ
- 家族:シゴフミ
- Rating:16+
『シゴフミ』
「シゴフミ」それは、「死」についての物語。
人は、現実世界で生きていく中で、様々な不条理と向き合っていかなければならない…。
様々な生い立ち、友人関係、家族、そして未来への不安…。
そして答えの1つとして、「死」がある。
その結果を選ぶ人、その結果を与えてしまう人。
「もし、この世から去ってしまった人の伝えたいメッセージを、知ることができたなら…。」現実世界で生きている人間に、死んだ人間から手紙「死後文(シゴフミ)」が届くことで始まるストーリー。
死んだ人の思いとは?
現世に届けたいメッセージとは?
死にまつわるエピソードを積み重ね、自らの存在理由や生きることの意味を伝えてくれる。
それが、「シゴフミ」。
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第1話 コクハク
かもめ市にある廃ビルの屋上で、町谷翔太はロケットを作っていた。それを見守りながらおしゃべりをしている少女・綾瀬明日奈の元に、彼女の父親が遺体で見つかったとの知らせが入る。その翌日、いつものように廃ビルの屋上へと来た翔太は、ロケット小屋でシゴフミ配達人・フミカと言葉を喋る杖・カナカに出会い…。
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第2話 ロケット
父親の死の原因を知ってしまった翔太を傷つける明日奈…。それは妹を守るため、そして妹の幸せを願う純粋な気持ちからの行動だった。だが、事件は明日奈の予想を超える早さで世間に明るみになる。そして、警察の捜査対象となり、妹を守るために姿を消そうとしていた明日奈の前に、シゴフミを持ったフミカが現れて…。
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第3話 トモダチ
高校生の千川大輝が突然自殺してしまった。彼と一緒に普通の学生生活を送っていた小竹透と野島要は、その原因に心あたりがなく戸惑う。そして、千川の死はマスコミにも取り上げられ、学校側はその対応に追われる。そんなある日、息子の死の原因を明らかにするため、始業前の教室に千川の父親が乱入して…。
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第4話 ナミダ
八広蘭の前に彼女の母親・立石尚子からのシゴフミを持ったフミカが現れた。だが、幼い頃に自分と父親を残して家を出て行った母親を許せなかった蘭は、それを受け取ろうとしなかった。そして、テニス部の合宿に参加するため、かもめ市外へと出ることになった蘭。そんな自分を追うフミカを邪険に扱い続ける蘭だったが…。
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第5話 タダイマ
シュレディンガーという名のネコに送られたシゴフミを配達することになったフミカ。だが、そのネコを袋小路に追い詰めて捕まえようとした彼女の前に、別地区担当のシゴフミ配達人・チアキが駆けて来る。そのせいでネコを逃してしまったフミカは、彼女も同じネコ宛てに送られたシゴフミを届けようとしていることを知り…。
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第6話 サケビ
高校生の森下俊介は、匿名掲示板でイジメられている人間のカキコミを見ていた。そんなある日、森下はそこにカキコミしている人物が同じクラスでイジメられている菊川公一だと気づく。そして、本人かどうかを菊川に確認する森下だったが、彼から助けてくれと懇願されてしまう。それをイジメグループに見られた森下は…。
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第7話 キラメキ
担当である美川キラメキの邸宅へ直接向かった姉の葛西春乃から、忘れてしまった地図を携帯まで送るように頼まれた夏香。だが、パソコンが苦手な夏香は、ちょうど文歌のことを聞きに来ていた要の助けで地図を送信する。そのおかげで住所を知った要は、文歌のことを聞くために夏香と2人で会いに行くことになり…。
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第8話 ハジマリ
フミカがキラメキに傷つけられ、怒った要は彼に殴りかかった。それを見ていた春乃たちは、これ以上暴れないようにとキラメキを寝室に閉じ込める。だが、ドアを叩きながら叫ぶキラメキ。そんな中、リビングでは夏香がフミカを介抱していた。そして、ついに「文歌」の過去と「フミカ」という存在の理由が語られる…。
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第9話 サイカイ
病室で眠る文歌を見舞いに来たフミカと要と夏香。文歌に話しかけるフミカだったが、相変わらず文歌は無反応だった。そこに噂を聞きつけたチアキが現れ、フミカたちを遊びに誘う。行き先を自分が決めることを条件にそれを承諾したフミカは、チアキたちと南の島へ向かう。そこで、彼女たちは白石塔子という少女に出会い…。
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第10話 デアイ
突然ゲーム会社を辞めて家族に不審がられながらも家で絵を描いていた日比谷。彼は食事に出るついでに、ゲームセンターや映画館に文伽を連れて行く。しかし帰り際に若者に絡まれ、警察沙汰になってしまう。今の境遇もあり、自分に非がないにも関わらず、取り調べを受ける日比谷。彼を外で待つ文伽は、フミカに出会い…。
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第11話 メザメ
病室のベッドで目を覚ました文歌。だが、彼女は長い年月眠り続けていたせいで体がうまく動かず、鏡に映った自分の顔すらもいまいち理解できずにいた。そんな文歌を病室に見舞いに来ていた夏香と要が発見する。一方、チアキは杖の丘で、文歌にシゴフミを届ける真の理由をフミカから聞いてしまうのだった…。
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第12話 シゴフミ
シゴフミ…それは人に許された最後の奇跡であり、全てをなくした人間が最後に残した純粋で美しい想い…。目覚めた文歌は1人で歩き出し、配達人のフミカは姿を消した。「フミカ」と「文歌」の想いは、時に交わり、すれ違いを繰り返して周囲の人々を巻き込みながら進んで行く。そして、2人の物語は結末を迎える…。