精霊の守り人
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  • 地域日本
  • タイプTV
  • 正式名称精霊の守り人
  • 英語名Seirei no Moribito / Moribito - Guardian of the Spirit
  • 中国語の名前精灵守护者
  • 他の名前精灵守护人
  • 放送開始2007-04-07
  • 放送状況放送終了
  • タグ幻想 / 冒険 / アクション / 戦闘 / 小説改
  • 原作上橋菜穂子
  • 監督神山健治 / 吉原正行
  • シナリオ岡田俊平 / 菅正太郎 / 櫻井圭記 / 檜垣亮 / 神山健治
  • 絵コンテ河野利幸 / 佐山聖子 / 神山健治 / 錦織博 / 笹木信作
  • 演出ながはまのりひこ(9话) / 京田知己 / 上田繁 / 初見浩一 / 新留俊哉
  • 制作会社Production I.G
  • 制作協力P.A.WORKS
  • Copyright©上桥菜穗子 / 偕成社 / “精霊の守り人”制作委员会
  • 家族精霊の守り人
  • Rating12+

『精霊の守り人』

短槍使いの女用心棒・バルサは、久しぶりに訪れた新ヨゴ皇国の街で、突然暴走した牛車から、川に振り落とされた皇子を助ける。

バルサが助けた少年は、新ヨゴ皇国の第二皇子・チャグム。

彼は100年に一度卵を産む水の精霊に卵を産みつけられ、《精霊の守り人》としての運命を背負わされた者だった。

そんなチャグムを疎ましく思う父帝が、彼を亡き者にしようと追っ手を差し向けていると感じた母妃は、バルサの腕を見込んで、チャグムの用心棒を引き受けてくれと頼む。

帝を敵に回すという、命の保証がない仕事をなぜか引き受けたバルサは、宮に火を放つよう指示して、燃え盛る炎を背に、チャグムをつれて宮を脱出するのだった。

二人に執拗に迫る追っ手からの逃避行…。

しかし、この世と平行して存在する《ナユグ》のモノもまたチャグムの身体にある卵を食らおうと狙っていた。

水の精霊とは?

様々な謎がバルサとチャグムの前に立ちはだかる――。

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      • 第1話 女用心棒バルサ

        牛車から川に振り落とされた新ヨゴ皇国の第二皇子・チャグムを助けた女用心棒・バルサは、皇子を助けたお礼に宮へ招かれた。そこでバルサは、チャグムが得体の知れないモノにとり憑かれているため、父帝に命を狙われていることをニノ妃から聞かされる。そしてバルサの腕を見込んだニノ妃は、チャグムの用心棒を頼む。

      • 第2話 逃げる者 追う者

        チャグム暗殺計画をやめさせようと、天才星読博士のシュガは最高の賢者<聖導師>の元を訪れた。だが、聖導師より逆に諭されてしまうシュガ。一方、チャグムをつれて宮を脱出したバルサは、頼まれ屋のトーヤとサヤの家に身を隠していた。そんな二人の元に、聖導師が差し向けた帝の影に仕える<狩人>たちが迫り来る。

      • 第3話 死闘

        バルサたちの前に立ちはだかる狩人たち。彼らの絶妙なコンビネーションに対し、バルサはチャグムの安全を優先する。チャグムを森の奥へ逃がし、一人で狩人たちと戦うバルサ。だが、暗殺術に長けた彼らの攻撃に苦戦を強いられ、更に修理できなかった槍先が戦闘中に外れてしまう。そして、モンの刃がバルサに襲い掛かる。

      • 第4話 トロガイの文

        バルサがタンダに救われ、山小屋に向かっていた頃、トロガイはナユグの住人と接触を図っていた。そして、ことの始まりが「卵」だと知ったトロガイは、ナユグの住人の得た情報についての文を聖導師に送る。一方、宮では狩人のチャグム拉致失敗の報がもたらされていた。それを聞いた帝と聖導師は、次の策を練り始めた。

      • 第5話 秘策、青い手

        山小屋にいる一同にチャグムに宿るものが「精霊の卵」だと教えるトロガイ。精霊の卵は100年に一度現れる水の精霊の卵で、チャグムはナユグの精霊から「精霊の守り人」として選ばれた者だったのだ。そして背負うのは、チャグムの命だけではないと知るバルサ。一方、都ではチャグムは死んだものとして葬儀が進んでいた。

      • 第6話 青霧に死す

        都では、討伐隊が青い手に解放された人々に手こずっていた。一方、様々な目撃情報が伝えられる中、モンたちはバルサの行動の裏の裏を読み、考えをめぐらせる。そして、バルサは北の故郷カンバルを目指して青霧山脈を越えるはずだと判断し、青霧山脈へ向かったモンとゼン。彼らは、ついにバルサとチャグムを見つけた。

      • 第7話 チャグムの決意

        チャグムと共に扇ノ下に新居を構えることにしたバルサ。だが、タンダは死んだことになっているとはいえ、噂の二人が都で暮らすことを心配する。そんな中、街では何をするにもお金が必要になることを知り、驚くチャグム。彼は自分が暮らす分のお金までバルサやタンダに頼るのは、二人に迷惑なのではと心配し始める。

      • 第8話 刀鍛冶

        槍を直してもらおうと、バルサはチャグムを連れて馴染みの鍛冶屋に向かう。死んだはずのバルサが現われ、驚く鍛冶。すぐに新しい槍を打って欲しいというバルサに対して、鍛冶は帝に弓を引いたという街の噂が本当ならば、バルサに協力出来ないという。

      • 第9話 渇きのシュガ

        チャグムを救えなかったという深い無力感と自責の念に駆られていたシュガ。その思いは、消えていない空の<乾の相>―干ばつの予兆―に気付かない星読み達への苛ちとして表れる。そんな中、皇太子の教育係・ガカイが、チャグムの遺品を捜そうとシュガの私室に無断で入る。それを見たシュガは、ガカイと言い争いになる。

      • 第10話 土と英雄

        その素直な性格から、扇ノ下での生活に慣れていく、賢すぎるチャグム。このままでは彼の息が詰まってしまうと心配するバルサ。そんな中、トーヤが街に戻ってくることを知ったバルサは、チャグムを街の生活により馴染ませるため、トーヤに頼まれ屋の仕事を手伝うようにと頼む。

      • 第11話 花酒をタンダに

        お見合いをすることになったサヤ。しかし、そのおめでたいはずの見合いの席上、花酒を飲んだサヤが急に倒れてしまった。しかも、どうやら“魂抜け”になってしまったらしい。実はお見合いが誰の了承も得てないもので、サヤはお見合いが嫌でこんなことになってしまっているらしかった。

      • 第12話 夏至祭

        トルガル帝が新ヨゴ皇国を建てたことを記念する“夏至祭”が近付いてきた。友人たちから祭りの日に行われる格闘技“ルチャ”の大会へ向けての稽古に誘われ、会場へやって来たチャグム。そんな彼らの前に隣国のロタ人であるヤーサムが現れた。彼のヨゴへの侮辱、帝の悪口に怒ったチャグムは、祭りでの勝負を約束する。

      • 第13話 人でなく虎でなく

        過去に因縁のある武人・カルボに見付かったバルサは、彼に自分と会ったことは忘れてくれるようにと頼む。だが、カルボは過去にバルサから受けた屈辱を晴らすために生きてきたと話す。そして、チャグムのことでバルサに揺さぶりをかけ、さらに翌日から街道の関門で最初に来た旅人を一人ずつ毎日斬っていくと言い放つ。

      • 第14話 結び目

        大聖導師・ナナイが残した碑文を読み解くうち、『建国正史』が捏造された物語だったことに気付いたシュガ。彼は水の精霊こそが水の恵みをもたらすという事実にもっと早く気付けば、チャグムを守れたと後悔するのだった。同じ頃、サグとナユグが折り合う地“結び目”にて、トロガイもまた『建国正史』の嘘に気付く。

      • 第15話 夭折

        トロガイは、バルサとタンダに “卵食い”ラルンガの存在を話す。チャグムにとって最大の敵が何者なのか? 卵が孵る“宴の地”とは? 少しでも手掛かりを見付けるためにバルサたちは、ヤクーの伝承が残るトウミ村にいくことを決める。一方、シュガは碑文をさらに読み解き、チャグム生存の手掛かりを見付ける。

      • 第16話 ただひたすらに

        チャグムの生存を確認するため、青霧山脈にやって来たシュガ。そこにモンたち狩人が現れ、シュガを残してバルサとチャグムが落ちてしまった谷底へと降りていく。そこに存在していたのは、馬の死骸と二人の衣装のみだった。そして、シュガは聖導師にチャグムの生存を確信したことと、碑文を読み解いた結論を報告する。

      • 第17話 水車燃ゆ

        隠れ家から宮へ帰ろうとしていた時に偶然チャグムを見かけたシュガは、宮へ戻るようにと水の精霊の誤解が解けたことを彼に説明する。だが、どうしていいか分からずに愕然と立ち尽くすチャグム。そこに現れ、立ちはだかるバルサ。一方、トーヤはバルサに頼まれたものを届けるために水車小屋へと到着する。

      • 第18話 いにしえの村

        トーヤのおかげで難を逃れたバルサは、チャグム、タンダ、トロガイと合流してトウミ村を目指していた。だが、チャグムはシュガから聞かされたサグムのことが気になり、バルサたちと行動を共にすることに納得がいかなかった。一方、シュガと狩人たちは、トーヤが水車小屋に届けた荷物からバルサたちのいき先を推測する。

      • 第19話 逃亡

        トウミ村の少女・ニムカから“卵食い”ラルンガのことを聞いてしまったチャグム。そのことを教えてくれなかったバルサに対する不信感と、自分が精霊の守り人であり、ラルンガの餌食になってしまう運命にあることへの恐怖から、チャグムは宮に戻る決意をする。その頃、シュガと狩人たちがトウミ村へと迫っていた。

      • 第20話 狩穴へ

        トウミ村に入って来たシュガと狩人たちの前にトロガイが現れた。トロガイは、ニュンガ・ロ・チャガとしての宿命を負ったチャグムのことと、 “卵食い”ラルンガのことを彼らに説明する。それを聞いて皇子であるチャグムを守ることに疑問を持ったシュガは、トロガイへの信用から、初代聖導師の碑文の存在を明かした。

      • 第21話 ジグロ・ムサ

        未だに精霊の守り人としての運命を受け入れられないチャグムに、バルサは自分にとってかけがえのない存在であるジグロのことを話し始める。それは、隣国カンバルの王室付きの医者だったバルサの父、カルナ・ヨンサが宮中の陰謀に巻き込まれ、最愛の娘である幼きバルサを親友のジグロに託した壮絶な悲劇の話だった。

      • 第22話 目覚めの季

        ジグロと親友“王の槍”たちとの戦い、ジグロとバルサの逃避行、そしてバルサがジグロから学んだもの…。そんなバルサの話がすべて終わった時、チャグムはバルサとジグロに自分とバルサを重ね合わせていた。そしてチャグムは、自らの運命に立ち向かう決意をし、バルサに武術を教えてもらうことを請うのだった。

      • 第23話 シグ・サルアを追って

        すべての碑文を読み解くことはできなかったが、ラルンガの弱点を見つけたシュガは、狩人と共にヨゴの軍勢を率いて出立した。一方、バルサたちはチャグムの導くままに宴の地である青池へ向かった。そこで、シュガたちと合流したのも束の間、チャグムはシグ・サルアの咲く青池の中心へと、卵に導かれるように歩み出した。

      • 第24話 最後の希望

        卵に導かれるままに青池を離れて、森へと去っていったチャグム。それを追って森に入ったバルサとタンダだったが、完全に彼を見失ってしまう。一方、チャグムとラルンガが再び青池に現れるであろうと予測し、それに対応するために青池で準備をしていたシュガの元に、残りの碑文を読み続けていたガカイからの伝令が届く。

      • 第25話 宴

        タンダの捨て身の行動によって、ナユグのものと接触できるようになったバルサと狩人たち。そんな彼らの前に、チャグムを食らおうとするラルンガたちが次々と現れた。狩人は大松明でラルンガたちを撃退しながら、バルサをチャグムの所へといかせる。その中で、ついにチャグムの体の中にある卵が孵る準備を始める。

      • 第26話 旅立ち

        運命の戦いが終わり、光扇京に戻ったチャグムたち。帝や二ノ妃の待つ宮中に迎えられたチャグムは、帝から悪しき魔物から国を救った英雄として生きることを命じられる。そして、バルサのことは忘れるようにと…。一方、十分な歓待と報酬を受け取ったバルサたちは、チャグムと話をすることもなく、宮を去ろうとしていた。

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