『ドージンワーク』
主人公・長菜なじみは、同級生・露理の誘いで同人誌即売会に足を踏み入れることになる。
そこでなじみは多くのカルチャーショックを味わうも、露理と、幼馴染である超大手同人作家・ジャスティスに影響され、自分も同人活動で一山当ててやる!
と宣言してしまう。
絵の腕にはまるで覚えがないなじみが、果てしない「ヒットまでの道」を仲間と歩み続ける中、現れるファン、ライバル…。
気付かなそうで気付いて、認めたくないけど認めちゃう、少し恥ずかしくて、ちょっぴり苦しくて、ほんの少しダメで、だけどやたら楽しい毎日。
なじみの明日は…あっちか?
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第1話 はじめての×××
大学生の長菜なじみは、同級生・露理の誘いで同人誌即売会に足を踏み入れることになる。そこでなじみは多くのカルチャーショックを味わうも、露理と、幼馴染である超大手同人作家のジャスティスに影響され、自分も同人活動で一山当ててやる!と宣言してしまう。
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第2話 はだかのお嬢様
同人誌を描くことになったなじみは「まずは資料から」と言う露理の言葉から、同人誌ショップに行き、18禁ゲームを購入するハメになる。自分へ注がれる視線に過剰に反応したり、同級生にばったり会ってしまうも、なんとか無事購入し、帰宅することに成功。だが、家族がいる自宅ではゲームをプレイしづらいと判断したなじみは、露理の家へ向かう。
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第3話 私…うれごろ?
絵が下手ななじみも、なんとか奮闘し、初の同人誌を完成させる。初めて自分で参加する即売会に意気込むが、本のクオリティ、ペンネームのセンスのなさに、仲間たちは動揺する。そして、他のブースが着々と売り上げを伸ばす中、なじみの本は全く売れない。そんな時、なじみが同人誌ショップで出会った男・星純一郎が現れ、なじみの本を手にとる。
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第4話 おやめください、ご主人様
画材や印刷代などにお金がかかることを実感したなじみは、同人誌ショップの中で営業している喫茶店でアルバイトを始める。その一方、最近なじみの様子がおかしいと感じた露理は、ジャスティス・ソーラと共になじみを尾行し、なじみの働く店に潜入。友人たちの突然の来訪に動揺するなじみだが、負けずに業務をこなそうとする。
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第5話 ふたりでしましょ♥
ジャスティスは、周りを気にしながらホテルに入るなじみと星を目撃してしまう。真相をなじみ本人から聞き出そうとするが、うまくいかない。一人で悶々とするジャスティスは、最終的に「星を更生させる超大作を描こう」と決心。そんなジャスティスの気持ちには全く気付かないなじみは、新刊を持って即売会へ。そこで、OL同人作家・二道かねると出会う。
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第6話 先に浴びちゃうね♥
同人活動で「売れる」ことに快感を覚えたなじみは、更なる技術力向上のため、資料探しに書店へ。そこでなじみはかねると再会する。お互いがライバルであることを再確認した二人は、ジャスティスに漫画の描き方を教わることになる。なじみは、ジャスティス、露理、ソーラと共に、かねるのマンションへと出向く。
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第7話 素晴らしき哉、BaLaの香り
ライバル対決のため、それぞれジャスティス、露理のアドバイザーをつけることになったなじみとかねる。かねるの資質を読んだ露理は、星へおつかいを依頼し、かねるのマンションまで届けさせる。星を目の前にしたかねるは、露理の言葉によって勘違いの妄想を膨らませてしまう。星の方は、かねるの言葉で勘違い。なじみに告白をしようと決心する。
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第8話 全部见えちゃってる!
互いにセコンドをつけた特訓を終えて、いよいよ再戦となったなじみとかねるは、即売会会場に到着する前から火花を散らす。生まれ変わった絵によって、自分の勝利は確実、と思うなじみとかねる。だが二人の新刊には、それぞれ落とし穴があった。欠点に気付きつつも、なんとか販売部数を伸ばそうと目論むなじみと、欠点に全く気付いていないかねる。いつものようになじみの本を手にとった星が、意外な事を口にする。
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第9話 ポロリもあるよ!同人大会
ジャスティスの提案によって、海での合宿を行うことになった一同。遊べると思っていたなじみだが「海の家で同人誌を販売する」というチラシを星が既に配っていたこと、その日時が目の前に迫っていることを知り、愕然とする。なんとか間に合わせなくては、と必死になるなじみは、かねる、露理、ソーラと食事の買い出しに行くことに。
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第10話 こんなになっちゃった
合宿中、執筆が思うように進まずに焦るなじみと、緊張感がまるで見られない、すっかり遊び気分のかねる。その一方で星は、自分が気に入っているなじみの本の素晴らしさを兄・龍一郎に語るが、なかなか分かってもらえない。海の家での即売会日時が刻一刻と迫る中、なじみとかねるは、夢中で執筆に没頭するようになっていく・・・。
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第11話 なじみ とんじゃう
海での失敗により、がっくりと肩を落とす龍一郎。そんな兄を元気づけようと、純一郎は「いいアイディアがある」と龍一郎を同人誌即売会へ連れて行く。即売会会場では、なじみとかねるが相変わらずの戦いを繰り広げていた。そんななじみの元へ「ネットでの評判を見た」という客が現れた。戸惑うなじみへ、更に純一郎が驚くべき提案をぶつける。
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第12話 まだまだやりたい、もっとしたい
純一郎が兄と取り付けてきた「百冊完売をクリアすればプロデビュー」という条件を聞かされたなじみは、不安になりつつも、その経過を同人誌ショップに確認しに行くことに。喜ばしいことなのに、今ひとつ手放しで喜べないなじみは、仲間たちに「なぜ同人活動をやっているのか」を聞く。そして数日後、なんとか完売することに成功したなじみは、プロとして契約を結ぶことに。