『神秘の世界エルハザード』
エルハザードは、異次元の世界。
この世界では、ルーン・ヴェーナス姫の王国を中心とした同盟諸国と、女王ディーバ率いる昆虫人種バグロムが覇を競って鋭く対立していた。
主人公、水原誠は県立東雲高校に在学する高校3年生。
ある日、誠たちは突然、異世界エルハザードへ飛ばされてしまう。
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第1話
水原誠の通う県立東雲高校の地下から正体不明の遺跡が発掘された。その遺跡の第一発見者に名乗りを上げる生徒会長・陣内克彦は、誠のことを勝手に宿命のライバルだと決めつけ、一人盛り上がっていた。そんな陣内が軟禁目的に、誠を夜の学校へ呼び出した時、不思議な光があたりを包み込み、全ての時間が静止した。
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第2話
不思議な力によって神秘の世界エルハザードに放り込まれた誠たちだが、誠はその容貌が行方不明のファトラ王女にうり二つだったため、彼女になりすますハメに。そして目指すはマルドゥーン山。「神の目」の封印を解くために必要な三人の大神官が住む神聖な山である。藤沢先生、アレーレは一路マルドゥーン山へ向かう。
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第3話
マルドゥーン山でようやく出会えた三神官に、あっさりと肩すかしされた誠たち。みそぎの儀へ出かけてしまった三神官を追いかけ、誠たちは旅を続ける。彼らが広大な砂漠を越えてたどり着いたのは、アーリマンの泉と呼ばれる聖地だった。そこでようやく三神官とめぐり会えた誠たちはとりあえず温泉につかることに……。
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第4話
「伝説の鬼神」が眠る禁断の島に向かう陣内をくい止めるために……。激突するバグロム軍と三神官、陣内兄妹の運命の再会、誠をめぐる嫉妬の嵐……。最終兵器を前に事態はますます大混乱。そして、ついに目覚めた伝説の鬼神・イフリータ。それを誠にエルハザードへ呼び寄せた謎の美女であった!?
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第5話
ついに復活した伝説の鬼神・イフリータは、ゼンマイの主である陣内の命令のもと、エルハザード全土で破壊の限りを尽くす。戦力の激減した同盟は、対抗する最後の手段である「神の目」の封印解除を決定。そして、バグロム軍の最高司令官に任命された陣内は、ロシュタリア侵攻のため、王宮へ進撃を開始する。
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第6話
ロシュタリア王宮で破壊の限りを尽くすイフリータ。彼女に対抗するべく立ち向かう三神官であったが、最強の鬼神の前にことごとく敗れ去っていく。三神官にとどめを刺そうとするイフリータに誠が飛びついた瞬間、二人の意識が交錯し、さまざまな記憶がまじり合う。その間にも陣内のエルハザード侵攻作戦は進み……。
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第7話
幻影族が「神の目」を発動させた。だがそこにイフリータが乗り込んできて、制御の要であるファトラ王女を連れ去ってしまう。王女を手中にした陣内はそれをネタに同盟国を脅迫し降伏を迫る。ファトラ奪還のため三神官とともにバグロム要塞に乗り込む誠たち。イフリータは陣内に命じられるまま誠に武器を向けるが……。