『鬼神童子ZENKI外伝〜黯鬼奇譚〜』
漫画版、TVアニメ版に比べてシリアスで内容も悲劇的な部分が多くなっている。
60年に1度の「鬼神楽」の年に庚申(かのえさる)生まれの17歳の娘が鬼に殺される事件が続出し、伊吹家に助けを求められて向かった途中のササキの桜のたもとで小明は同い年の双子の姉妹、伊吹ひかる・みちると出会う。
小明は伊吹家で事件のあらましを聞くが、背景にあるのが「妖怪」の類いではなく、「人間の心の闇」にあることを看破し、庚申待の習わしをひもとき、「私、祓い師だから悪霊はおとせる。だけど心の闇を祓うのはあなた自身」とひかるとみちるに言い放つ。
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