『ルパン三世 パイロットフィルム』
1969年、劇場公開の長編制作を目指して、画面の縦横比1:2.35のシネマスコープ・サイズで制作された一番最初の試作品=パイロット・フィルム(約13分)。
前年から青年向けコミック誌「漫画アクション」(双葉社)で連載が始まったモンキー・パンチの原作エピソードを元に、劇場用アニメ企画として映画会社にプレゼンするために制作されたパイロット版。
メインのキャラクターとそれぞれの関係性を紹介する短いストーリーで構成されている。
ルパンの声を野沢那智が当てているほか、後に始まるTVシリーズ=PART1とは、次元の小林清志以外、異なるキャストになっているのも面白い。
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第1話 ルパン三世 パイロット・フィルム [シネスコ版]
1969年、劇場公開の長編制作を目指して、画面の縦横比1:2.35のシネマスコープ・サイズで制作された一番最初の試作品=パイロット・フィルム(約13分)。前年から青年向けコミック誌「漫画アクション」(双葉社)で連載が始まったモンキー・パンチの原作エピソードを元に、劇場用アニメ企画として映画会社にプレゼンするために制作されたパイロット版。メインのキャラクターとそれぞれの関係性を紹介する短いストーリーで構成されている。ルパンの声を野沢那智が当てているほか、後に始まるTVシリーズ=PART1とは、次元の小林清志以外、異なるキャストになっているのも面白い。
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第2話 ルパン三世 パイロット・フィルム [スタンダード版]
劇場版制作の計画が頓挫し、1971年頃、TVシリーズの企画提案のために、画面の縦横比3:4で作り直された2番目のパイロット・フィルム(約13分)。内容は1969年に制作されたシネスコ版のパイロット・フィルムとほぼ同じ、キャラクター紹介がメインの短編だが、シネスコ版の左右をトリミングして作ったわけではなく、背景はシネスコ版よりも簡略化して描き直し、新たに撮影し直されている。ルパンの声を広川太一郎が当てているほか、後のTVシリーズ=PART 1で五ェ門を演じる大塚周夫が銭形警部を担当するなど、先のシネスコ版ともまた違うキャストが楽しい。