勇者特急マイトガイン
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  • 地域日本
  • タイプTV
  • 正式名称勇者特急マイトガイン
  • 英語名Yuusha Tokkyuu Might Gaine
  • 中国語の名前勇者特急
  • 他の名前勇者急先锋 / 勇者特急队
  • 放送開始1993-01-30
  • 放送状況放送終了
  • タグSF / 冒険 / 戦闘 / 機戦 / 原创
  • 原作矢立肇
  • 監督高松信司
  • シナリオ山田靖智 / 高橋義昌 / あみやまさはる / 井上敏樹 / 細井能道
  • 絵コンテ日高政光 / 冨永恒雄 / 菱川直樹 / 谷田部勝義 / 高松信司
  • 演出関田修 / 杉島邦久 / 南康宏 / 日高政光 / 谷田部勝義
  • 制作会社サンライズ
  • 家族勇者特急マイトガイン
  • Rating12+

『勇者特急マイトガイン』

突然の石油枯渇により、電気で走る鉄道が輸送の主役となった未来社会。

海上にそびえる未来都市ヌーベルトキオシティ。

繁栄を謳歌するその街に忍び寄る悪から人々の幸せを守るため、敢然と立ち向かう正義のヒーローがいた。

その名は「勇者特急マイトガイン」。

世界の鉄道王としてその名を知られる「旋風寺コンツェルン」の若き総帥「旋風寺舞人」は亡き父の遺志を継ぎ、マイトガインをはじめとする人工知能=超AIを備え、トレイン形態から変形合体するロボットたちによる「勇者特急隊」を結成。

悪あるところに颯爽とあらわれ、正義の鉄槌を下すその勇姿はつねに人々の噂のマトとなっていた。

彼は、心強い仲間に支えられ、日夜、正義と平和のために戦っていた。

そんな舞人の前に立ち塞がるのは、マッドサイエンティスト、女盗賊団、忍者軍団、そして宿命のライバル、エースのジョー。

さらにその影には、舞人の両親を謀殺した「巨悪」ブラック・ノワールが潜み、世界征服計画「クリスマス・オペレーション」を着々と準備していた。

「勇者シリーズ」第4弾。

嵐を呼ぶヒーロー、旋風寺舞人と勇者特急隊の活躍!

未来都市ヌーベルトキオシティに正義の勇者旋風が吹き荒れる!

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      • 第1話 あれが噂のマイトガイン

        かつて東京湾と呼ばれた海上に建設された「ヌーベルトキオシティ」。だがロボットを使った凶悪な犯罪も増えていた。そこへ颯爽と登場したのが噂のロボットヒーロー「マイトガイン」。正体不明のマイトガインは、旋風寺コンツェルンの若き総帥である旋風寺舞人が進める「勇者特急計画」に基づくロボットたちだった…!

      • 第2話 吠えて発進! ボンバーズ

        脚本:小山高生 絵コンテ:握乃手紗貴 演出:南 康宏 作画監督:佐々門信芳 / 旋風寺重工青戸工場でパワーアップ改造を受けていた「ボンバーズ」がついに完成した。それまでのロボットモードからトレインモードへの2段変形から、浜田のデザインで新たにアニマルモードを追加し、3段変形ロボットに生まれ変わっていた。舞人はその活躍に期待する。一方、アジアマフィアの首領、ホイ・コウ・ロウは、新型兵器をバイヤーに売りつけるためデモンストレーションを行い、数百台のエレカ(電気自動車)が忽然と消えるという怪事件が起きる。ホイの新兵器とは新型の戦闘ロボットで、アタッシェケース状のコアパーツが自発的に周囲のエレカを取り込み、自らの身体を構築するという新機軸のものだった。だがそのギミックを見てもバイヤーは決断せず、噂のマイトガインを倒して見せろと交渉してくる。ホイの犯行予告で現場に駆け付けた舞人はマイトガインで戦闘を開始。2体の怪ロボットを相手するために新生ボンバーズを呼び出した。

      • 第3話 こいつは強い! 剣豪ロボ

        脚本:小山高生 絵コンテ・演出:石踊 宏 作画監督:久行宏和(中村プロ)日本を正しき江戸時代に戻し支配しようと目論むショーグン・ミフネは政府を降伏させるため、警察に対し世界中の鉄道網を切断すると宣言。手下の剣豪、コジローに怪ロボットを与え、剣で鉄道を文字通り切断させ始めた。事件を聞いて現場に急行した舞人は、修学旅行の途中でネオ東海道新幹線に乗っていたサリーと再会する。互いを意識しあう舞人とサリー。舞人はまずサリーたちの新幹線を救出し、コジローの怪ロボットと対決する。だがコジローの編み出した剣技「秘剣燕斬り」によって破れてしまった。マイトガインを倒したことで勢いづくミフネ。一方の舞人は、秘剣燕斬りを破るべく方策を検討し始めた。その間にも鉄道網はコジローによって切断し続けられ、混乱は益々広がるばかり。舞人は敵の技を見切ることができるのか。

      • 第4話 緊急出動! ダイバーズ

        脚本:小山高生 絵コンテ:菊池一仁 演出:関田 修 作画監督:直井正博 / 小型ネズミロボ・アイアンマウスで宝石強盗を繰り返す盗賊団「ピンクキャット」。その女ボス、カトリーヌ・ビトンが次のターゲットに選んだのは、ヌーベルトキオ・ホテルで開催されている宝石展で注目の「カムチャッカの黄色いダイヤ」だった。すれ違いを繰り返す少女サリーのことを考えていた舞人は、ヌーベルトキオ・ホテルでまたも客室係のアルバイトをしていたサリーに出会う。同じく舞人のことを考えていたサリーだが、相手が旋風寺コンツェルンの若き総帥であることを知らされ、身分の違いにショックを受けてしまう。カトリーヌ・ビトンの予告電話に基づき、警備を開始した警察と舞人たちだったが、ビトンが仕掛けた爆弾に翻弄され、その間にアイアンマウス軍団にダイヤを奪われてしまった。

      • 第5話 大統領を守りぬけ!

        脚本:渡辺誓子 絵コンテ:菊池一仁 演出:南 康宏 作画監督:佐々門信芳 / 友人であるジャスティス大統領にVIP用特別列車「イーグル5号」をプレゼントする舞人。しかしそのニュースを見たホイは、自分のVIP用列車を断った大統領が旋風寺重工を選んだことに腹を立て、大統領に敵意を抱く過激派に手を貸すことにした。その頃、コンラーン国でジャスティス大統領と再会した舞人は、大統領から過激派の活動が活発になった事を聞き警戒を強めていた。大統領は危険な自国で自分だけに安全が保障されるのは気が進まないと、イーグル5号をもらい受けるのを迷っていること舞人に打ち明ける。舞人はそんな大統領に一層の好意を抱く。イーグル5号の贈呈式典当日、変装したチンジャ・ルースがイーグル5号に細工している頃、過激派 “黒いイナズマ” も行動を開始。会場は一転してパニックに陥ってしまう。出撃した舞人とボンバーズは現れた怪ロボットと戦闘する。一方、大統領やいずみを乗せたイーグル5号はチンジャの細工でコントロールを失い暴走を始めていた。

      • 第6話 登場! 宿命のライバル

        脚本:菅 良幸 絵コンテ:冨永恒雄 演出:菱川直樹 キャラ作画監督:石田敦子 メカ作画監督:山根理宏 / マイトガインを倒すために準備を進めていたウォルフガングは最適のパイロットを選出しようと、集めた候補者同士を対戦させていた。その頃、仕事を終えた舞人は家路に就く途中でチンピラにからまれている男を見る。しかし舞人が援護に入る必要もなく、男はまたたく間にチンピラたちをノックアウトして無言のまま立ち去ってしまった。その男…エースのジョーに注目したウォルフガングは彼を呼びとめ、パイロット候補のひとりとしてスカウトする。翌日、ジョーとその相棒に選ばれたチェルネンコが攻撃を仕掛けてきた。襲撃はサリーとその弟、テツヤが遊んでいた遊園地にも及びパニックを引き起こす。駆けつけた舞人は怪ロボットのパイロットが昨夜会った男だと知り動揺。しかしジョーは一度狙った相手は必ず倒すとばかりにハンターの本性を晒し、猛攻撃で舞人を追い詰める。

      • 第7話 悪魔の大文字焼き

        脚本:植竹須美男 絵コンテ・演出:杉島邦久 作画監督:高谷浩利 / ショーグン・ミフネが怪事件を起こした。舞人はその正体を探ろうとするが、屋敷に祖父の裕次郎が訪ねてきたため中断させられる。裕次郎は一代で旋風寺コンツェルンを世界有数の企業に育て上げた辣腕家だが、社長の座を今は亡き舞人の父にゆずってからは気ままな老後を送る身だった。そのため舞人を心の底から可愛がっており、今日も舞人を無理やり花見に誘おうとする。頑固で一方的な裕次郎は、慌てるいずみや青木を尻目に、さっそく舞人をネオウエノパークへ連れ出してしまう。その先で、タコ焼き屋のバイトをしているサリーがチンピラにインネンをつけられている場面に遭遇し、それを助ける舞人。そこにショーグン・ミフネの放った飛行要塞が現れ、街を焼き始めた。ガインとマイトウイングに出動命令を下した舞人は、飛行要塞と戦闘を開始するが、苦戦を強いられる。

      • 第8話 納豆に手を出すな!

        脚本:井上敏樹 絵コンテ・演出:石踊 宏 作画監督:直井正博 / カトリーヌ・ビトンは納豆が大嫌いだった。そのため人々を連れ去って、強制的に納豆をキライになるよう拷問したり、納豆工場を次々と襲撃して納豆を世界から消し去ろうとする。脱走してきた男から事件を知らされた舞人は、さっそく捜査を開始した。しかし納豆工場の警備をする中でビトンの怪ロボットに襲われダメージを受けてしまう。裕次郎たち周囲の人々に見守られ、無事に意識を取り戻した舞人ではあったものの、その間にビトンが襲撃を繰り返していたため納豆の値段は高騰。瞬く間に希少品になった納豆を巡り、裏取引まで行われる始末。更にその取引をしていた裕次郎までがビトンに連れ去られてしまった。

      • 第9話 恐怖のルーレット

        脚本:川崎ヒロユキ 絵コンテ・演出:谷田部勝義 作画監督:久行宏和(中村プロ)正体不明の車両がネオ山手線と無理矢理連結して、突然暴走を始めた。少しずつスピードを増す車両には爆弾がセットされており、ストップしても脱線しても爆発する。舞人は危険な車両から乗客を移動させるものの、浜田によれば時速45キロ以下にスピードが落ちても爆発してしまうという。一方、ホイ・コウ・ロウはその様子をギャンブルの対象にしていた。カジノを経営する部下、マー・ボ・ジャンに命じ、ネオ山手線がどこで爆発するかをルーレットに模し、賭けさせていたのだ。ギャンブルに大金が投じられる中、サリーを含め暴走列車に閉じ込められた人々をどうにか助けだそうとしていた舞人は、運転手から重要な情報を聞かされる。

      • 第10話 ミフネ大仏の御利益地獄

        脚本:菅 良幸 絵コンテ・演出:菱川直樹 作画監督:佐々門信芳 / サリーの弟、テツヤからマイトガインが最高だと言われて腹を立てたショーグン・ミフネは、日本人を正すためにネオ原宿に巨大なミフネ大仏を設置した。そして大仏を崇拝させるために、必ずご利益があるという守り札代わりの将軍バッヂを広めようと考える。興味本位で将軍バッヂを買った僅かな人々が、影の軍団の暗躍とは知らずご利益をえたと勘違いしたことで、ミフネ大仏は大盛況。誰も彼もがご利益を求めミフネ大仏へと殺到する。そんな中、大仏内部に何かが隠されていると推理した舞人は、ミフネの配下の忍者に成りすまし一味に潜入する。

      • 第11話 紅の翼! 飛龍登場

        脚本:平野靖士 絵コンテ:握乃手紗貴 演出:南 康宏 キャラ作画監督:石田敦子 メカ作画監督:山根理宏 / ネオ新宿ステーションの建築現場で鳶職のアルバイトをしていたサリーは、不注意でビルの頂上から墜落しそうになる。それを救ったのは、ウォルフガングから新たなロボット「飛龍」を与えられたジョーだった。ジョーは試運転の途中でサリーを救出すると、お礼を言うサリーに無愛想に接したまま立ち去ってしまう。ネオ新宿ステーションビルが完成し、落成式にサリーや建築現場の人々が招待された。そこへジョーの飛龍が現れマイトガインに戦いを挑んでくる。しかしマイトガインがなかなか姿を現わさない。ジョーはその場に居合わせたサリーを誘い出し人質にする。

      • 第12話 サロスの指輪

        脚本:川崎ヒロユキ 絵コンテ・演出:杉島邦久 作画監督:直井正博 / カトリーヌ・ビトンの手下「キャットガールズ」に狙撃された、往年の大女優メアリー・ファローの元マネージャーを助けた舞人と浜田は彼からメアリーの日記を託される。ビトンが奪取を目論んだ日記には、メアリーが発見したという世界一美しい宝物「サロスの指輪」のことが書かれていた。メアリーのファンである青木のアドバイスで捜査を進めた舞人は、駆けつけた宝石店襲撃現場でビトンの罠にかかり発信機を取り付けられてしまう。だがそのことを見抜いていた彼は、サロスの指輪の正体を突き止めると、逆にビトンをアフリカにおびき寄せた。

      • 第13話 荒野の決闘

        脚本:植竹須美男 絵コンテ・演出:石踊 宏 作画監督:高谷浩利 / ヌーベルアメリカの観光ウエスタンランドで銀行強盗が発生。駆け付けた舞人たちは瞬く間に事件を解決すると、久々に羽を伸ばすためウエスタンランドに寄り道することにした。偶然立ち寄ったバーでサリーそっくりの勤労少女“リリー”と出逢う舞人。そこにジョーが現れた。彼はネオグランドキャニオンでの決闘を舞人に申し込み、舞人もそれを受けマイトガインで参上する。苦戦しながらも何とか飛龍と互角に戦うマイトガイン。「このままでは勝てない」舞人はイチかバチか、マイトガインの全エネルギーを動輪剣に集中させ最後の賭けに出る。しかし互いの技と技がぶつかった時、衝突したエネルギーで大爆発が起きた。両者はダメージを負い、どうにか立てるという状態。そこへ打倒ジョーに燃えるウォルフガングが仕掛けた懸賞金を目当てに現れたの死神ワイルダーと名乗る賞金稼ぎが戦闘ロボットで介入して来た。

      • 第14話 ボンバーズ夕闇に死す?!

        脚本:渡辺誓子 絵コンテ:菊池一仁 演出:関田 修 作画監督:久行宏和(中村プロ)ヒガシ組とニシ組の抗争が絶えないマンナカシティ。ボンバーズが両者の犯人を捕らえようとするが、今一歩の所でホイ・コウ・ロウの手下、チンジャに邪魔され取り逃がしてしまう。ホイは互いに決着をつけようと考えていたヒガシ組とニシ組の両方と接触することで、互いの組に武器を売りつけようと考えていたのだ。そのため邪魔になるマイトガインを足止めするべくジョーを雇う。ヤクザたちが戦闘ロボットでケンカをしているとの報告を受けた舞人はさっそく現場に急行。しかし到着前にエースのジョーが駆る飛龍が現れた。先を急ぎたい舞人だが、決着をつけたがっていたジョーは一歩も引かない。そこで舞人はその場をトライボンバーに任せ、自らはマンナカシティへと急いだ。

      • 第15話 最も危険な遊戯(ゲーム)

        脚本:菅 良幸 絵コンテ・演出:菱川直樹 作画監督:佐々門信芳 / CGのロボット同士を戦わせるCGバトル選手権チャンピオンカーニバル。それを観戦していた舞人はバトルの様子に修理中のトライボンバーが重なって気分が晴れない。しかし青戸の工場で新たな仲間、ホーンボンバーを紹介され、明るさを取り戻す。その頃、なかなか客の入らない大江戸ランドではショーグン・ミフネが苛立っていた。原因がCGバトルにあると聞かされ、逆にそれを利用することを思いつく。しかし送りこんだCGロボットが小学生チャンピオンのケンジに敗れてしまい、つぎこんだ賭け金も御破算になると、今度はケンジを使いマイトガインを倒そうと考えた。絶対的な計算能力をもつケンジは、CGバトルも計算で勝ち抜く理論派。ミフネはその絶対的な計算能力を欲してケンジを連れ去り、ミフネの部下、ミスター・クロオビとロボットの制御を強制させられたケンジの乗る怪ロボットにマイトガインを襲撃させる。

      • 第16話 ブラックガイン

        脚本:井上敏樹 絵コンテ・演出:杉浦邦久 キャラ作画監督:石田敦子 メカ作画監督:山根理宏 / ホイ・コウ・ロウがマイトガインをコピーした戦闘ロボット、ブラックガインを完成させた。スパイロボを使ってすべてのデータをマイトガインから得たため、スペック、合体機能、そして超AIに至るまですべてが本物そっくり。これならばマイトガインを倒せると考えたホイは、さっそく舞人たちをおびき出す。現場に到着した舞人たちは、ホイに破壊された鉄橋からサリーたちを乗せた新幹線を救うべく救助活動を開始した。そこへ現れたブラックガインは、驚いたことにガインの手助けをし、悪事を強制するホイに反抗。何とホイは、ブラックガインに正義の心までコピーしインプットしてしまったのだ。ブラックガインを仲間に加え、ガインも弟ができたと大喜びする。しかしホイの再びの襲撃で、舞人、ガイン、ブラックガインは出撃。そこで罠にはめられ、ブラックガインは洗脳メカによって悪の心に支配されてしまう。

      • 第17話 完成! バトルボンバー

        脚本:あみやまさはる 絵コンテ:握乃手紗貴 演出:南 康宏 作画監督:直井正博 / ようやくボンバーズの修理が完了した。しかもただの修理ではなく、ホーンボンバーとの合体で4体合体を実現。その名もバトルボンバーが誕生するという。その頃、マイトガインに連敗続きのウォルフガングは食べるものもままならない生活にあえいでいた。大勢いた部下も今やイッヒ、リーベ、ディッヒの3人だけ。そんな状況でも部下からロボットと部下のどちらが大切なのか問い詰められたウォルフガングは、部下よりロボットを選んでしまいイッヒたちにも見限られてしまうのだった。とり残されたウォルフガングは青戸工場でのアルバイトを決意。その腕の確かさを買われ、工員の若者からも慕われ充実した日々を実感するようになるが……。

      • 第18話 永遠(とわ)に美しく

        脚本:植竹須美男 絵コンテ・演出:石踊 宏 作画監督:高谷浩利 / アスランカ文明の秘法である若返りの秘薬を手に入れるため、世界中を荒し回って秘薬の材料を強奪していくカトリーヌ・ビトン。彼女はスイスのヌーベルホルンに現れると伝説のトカゲ“サラマンダー”を求めて、駆けつけた舞人たちと戦闘状態に突入した。しかし目的のトカゲを手に入れると、あっさり撤退。次に霊鳥ホーのいる野生生物保護センターを強襲する。ビトンが狙っていた霊鳥ホーは、世界で一組のつがいしか残っていないレッドデータアニマルでも最重要保護獣だった。怪ロボットで出現したビトンは駆けつけた舞人らと再び戦闘を開始した。

      • 第19話 よみがえる戦国武将

        脚本:川崎ヒロユキ 絵コンテ:菊池一仁 演出:関田 修 作画監督:久行宏和(中村プロ)ショーグン・ミフネの部下に追われていたトレーラーが事故を起こした。そこに居合わせた舞人は、トレーラー内からポッドを回収する。そしてその中に収容されていた少年を保護した。「清丸」と名乗ったその少年は、目を覚ますなり横柄な態度で自分を城へ帰せと大暴れ。その立ち居振る舞いは、清丸の主張を証明するかのような殿様ぶりだった。舞人たちは訝しがるものの、清丸が嘘を言っているとも思えず困惑気味。そこで清丸を移送して事故に遭った前野博士に接触しようとする。だが博士の意識はまだ戻っておらず、疑惑は深まるばかりだった。そんな時、ミフネの部下ゲンパクが清丸を狙って現れた。舞人たちの活躍で無事に保護されるものの、2度目の襲撃が行われた際、ゲンパクは清丸がクローン人間であることを暴露する。

      • 第20話 うごめく巨大な悪の影

        脚本:小山高生 絵コンテ・演出:菱川直樹 作画監督:佐々門信芳 / 両親の命日に、舞人は墓参りに出かけた。舞人の両親、旭とルリ子は列車事故で命を落としており、以来舞人は若いながらも非凡な才能で旋風寺コンツェルンを盛り立ててきた。そして同時に、旭が死の間際に残した「巨大な悪がうごめいている」というメッセージを真剣に受けとめ、かねてから旭が進めていた「勇者特急隊」計画も引き継いだのである。裕次郎によれば旭は若い頃、正義の渡り鳥として世界中を渡り歩き、悪を挫く旅をしていた。そこでルリ子と出逢い、駆け落ちの恋の末に一人息子の舞人を授かったのである。しかし舞人が誕生する3カ月前、突然旋風寺に戻った旭は、それまで反発していた裕次郎に頭を下げ、事業を継ぐと同時に莫大な資金を投入して「勇者特急計画」を始めたのだった。青戸工場に立ち寄った舞人たちは、計画の次の段階、マイトカイザーと大列車フォートレスの建造が順調であることを確認する。そして勇者特急隊の勇姿を、亡き両親の遺影に見せるためビデオ上映を始めた。

      • 第21話 勇者特急調査指令

        脚本:あみやまさはる 絵コンテ・演出:杉島邦久 作画監督:直井正博 / 舞人の周囲をうろつきはじめる謎のスパイたち。いよいよ動き出した「巨悪」の忠実な僕エグゼブは、同時にウォルフガングにも接触する。そして莫大な製作資金を提示し、データ収集用メカを作らせた。だが悪事に使われると気付いたウォルフガングは、製作途中で契約の破棄を申し入れる。邪悪な正体を現したエグゼブの手下は、今度はイッヒとディッヒを人質に取ることでウォルフガングを脅迫した。抵抗できないウォルフガングは、ただひとり難を逃れたリーベと共にマイトガインと戦闘を開始。遠隔操作の怪ロボットを仕向け、データ収集メカに次々と入力していく。舞人たちは、意味不明な襲撃に疑問を持つ。

      • 第22話 美しき悪の華

        脚本:渡辺誓子 絵コンテ・演出:南 康宏 キャラ作画監督:石田敦子 メカ作画監督:山根理宏 / 人気沸騰のロックバンドでボーカルを担当するパープルは、今もっとも熱いシンガー。その彼がマイトガインのパイロットではないかとの噂が立つ。しかし当のパープルは肯定も否定もなく、次に行うマイトガインとのジョイントコンサートに来ればわかるとインタビューに答えるばかり。その真意を探るため、舞人たちもファンに変装してライブに参加することにした。実はパープルはホイ・コウ・ロウの新しい部下で、彼の指示でマイトガインをおびき出そうとしていたのだった。ホイはマイトガインの呼び出し時にダイヤグラマーが発する特殊電波を察知して、それを逆探知することでマイトガインのパイロットを特定しようとする。だがその作戦を、コンサートパンフレットの売り子としてアルバイトに採用されていたサリーが知ってしまった。ライブが進行する中、演出に見せかけて登場するホイの乗った怪ロボット。サリーの報告でダイヤグラマーが使えないことを知った舞人は、公衆電話で青木に連絡して勇者特急隊を出撃させる。

      • 第23話 激突! 飛龍VSマイトガイン

        脚本:菅 良幸 絵コンテ:菊池一仁 演出:菱川直樹 作画監督:佐々門信芳 / 小沢警部に追われていたジョーをかくまったサリーは、難を逃れたジョーに舞人との戦いをやめて欲しいと頼んだ。しかしジョーは、過去に優秀な科学者だった父が悪に殺され、以来正義を信じなくなったことだけを告げて立ち去ってしまう。その頃、ウォルフガングに飛龍を上回る戦闘ロボットを開発させていたエグゼブは、パイロットにジョーを起用しようと思い彼のパイロットとしての腕をマイトガインとの対決で試そうと考えた。ウォルフガングが囮の怪ロボットを出撃させると、案の定、出現するマイトガイン。更に狙い通りにジョーも現れる。怪ロボット撤退の後、舞人はジョーとの一対一の対決を展開する。

      • 第24話 マイトカイザー見参!

        脚本:菅 良幸 絵コンテ・演出:日高政光 作画監督:高谷浩利 / ジョーとの決戦で舞人が重傷を負ったため、ヌーベルトキオシティでは悪が好き勝手に暴れていた。自身のダメージも大きく、何よりロコモライザーをスクラップ寸前まで破壊された舞人は、その惨状をはがゆい思いで見つめるのみ。今は各地で治安維持に務めるダイバーズとボンバーズに任せるしかなかった。その頃、ジョーは舞人との戦いで得たはずの勝利に釈然としないものを感じていた。その想いを抱えたままボンバーズと鉢合わせしたジョーは、舞人の仇討ちに燃えるボンバーズと交戦状態に入ってしまう。浜田やいずみが戦いの制止を試みるが、一方的に圧されてもバトルボンバーは戦いをやめようとしなかった。その状況を知った舞人は、裕次郎の制止を振り切りダメージの残る身体を引きずって急行。マイトウイングで戦いに挑むが、苦戦を強いられる。

      • 第25話 正義のハートは一万度

        脚本:川崎ヒロユキ 絵コンテ・演出:石踊 宏 作画監督:久行宏和(中村プロ)フィリピン沖の海底から発見された鉱石エレメントX。それは電気に代わる次世代エネルギーとして注目される特殊な鉱石だった。そのエレメントXが日本の研究施設に輸送されると知ったパープルは、奪取の障害となる勇者特急隊の戦力を分断するため、リオデジャネイロに囮の怪ロボットを出現させる。その頃、輸送の警護に出動していた勇者特急隊にリオデジャネイロ襲撃の報告が入った。舞人はドリル特急で単身現場への出撃を決断。しかしリオデジャネイロで待ちうけていた怪ロボット“ランラン”に襲われピンチに陥ってしまう。一方、エレメントXを警護していたガインたちも怪ロボットの襲撃を受けていた。一刻も早い決着を迫られた舞人は、イチかバチかの賭けを決意する。

      • 第26話 赤い霧の恐怖

        脚本:植竹須美男 絵コンテ・演出:杉島邦久 作画監督:寺岡 巌 / ヌーベル奥多摩発電所が突然停止した。急行した舞人とガインは謎の赤い霧に遭遇する。霧がマイトウイングのコンピュータを狂わせたことから単身調査に向かった舞人は、そこで赤い霧を発生させているショーグン・ミフネの怪メカを発見した。メカを狂わせることで自分の理想とする日本を取り戻そうと考えていたミフネは、部下に指示しヌーベルトキオシティへの襲撃を実行に移す。一方、エグゼブに新たな戦闘ロボット、轟龍を与えられたジョーはそのテストを行っていた。しかしジョーのテクニックについていけずオーバーヒート。ウォルフガングはジョーの指摘を受け一層の性能アップに執念を燃やす。その頃、ヌーベルトキオシティに赤い霧が発生したとの報告を受けた勇者特急隊は、現場に急行する。

      • 第27話 飛び立て! G(グレート)マイトガイン

        脚本:植竹須美男 絵コンテ:握乃手紗貴 演出:南 康宏 キャラ作画監督:石田敦子 メカ作画監督:山根理宏 / マイトカイザーと轟龍がついに戦い始めた。しかし両者が激闘を展開している裏では、小惑星ドガンデスが地球の引力圏に掴まって落下の兆しを見せていた。地球に落下すれば人類滅亡もあり得る。 浜田の知らせで指令室に一時撤退した舞人は、ドガンデスの破壊にグレートマイトガインの全パワーを乗せた、超電導砲の一撃が必要だと知らされ、グレートマイトガインへの合体テストも行わないまま、未完成で超電導砲のみの機能しか持たないマイトガンナーを携え任務につく。しかし打ち上げ直後にジョーの轟龍が襲ってきたため、ブースターは破壊されてしまい舞人はグレートマイトガインの力で直接宇宙に上がらなければならなくなってしまう。

      • 第28話 ミフネの国盗りサミット

        脚本:小山高生、浅井 薫 絵コンテ・演出:菱川直樹 作画監督:佐々門信芳 / 世界サミットが日本で開催されることとなった。それに着目したショーグン・ミフネは、出席する先進7カ国の首脳を人質に取る作戦を考案する。そしてメガロステーションのシステムに侵入、列車のシステムを狂わせ、各国首脳を乗せてサミット会場に向かっていた列車を強奪してしまった。ショーグン・ミフネの犯行声明で事件を知った舞人は、連れ去られた首脳の救出作戦を開始した。だがその間にもミフネは首脳たちを脅し、日本の指導者が自分であることを認める承認書に署名を迫っていた。浜田の活躍で収容されているポイントを割り出した舞人は首脳たちの救出に向かう。

      • 第29話 勇者の休日

        脚本:あみやまさはる 絵コンテ:菊池一仁 演出:南 康宏 作画監督:高谷浩利 / 日々の激務で舞人は少し疲れた様子。そこで青木やいずみたちは、舞人の16歳の誕生日に休暇をプレゼントした。自分が休むことで悪との戦いに支障が出るのではないかと危惧する舞人だったが、浜田やガインが自分たちに任せろと快く舞人を送り出す。父との思い出の川原に出かけた舞人は、そこでアイスキャンディー売りのアルバイトをしていたサリーと偶然出会った。そこで舞人はサリーと休日を過ごそうと考え、彼女のアルバイトを手伝い始める。その頃、別荘建設をオードリーに急かしていたカトリーヌ・ビトンは、ペンギン型の怪ロボット“スノービー”でネオ江ノ島に出現していた。氷の別荘を作ったビトンは涼しさを演出するため、周囲に熱波を放出し暑さに苦しむ人々を見て楽しむ。舞人に知らせずにスノービーを倒そうと出撃したガインたちだったが、氷付け作戦で思わぬ苦戦を強いられてしまう。

      • 第30話 戦え! 屋台ラーメン

        脚本:菅 良幸 絵コンテ・演出:杉島邦久 作画監督:寺岡 巌 / パープルに組織を乗っ取られたホイ・コウ・ロウは一文なしのまま冷たい世間に放りだされた。そのため大勢いた部下も、もはやチンジャ・ルースただ一人。それでもチンジャはひとりでホイを支えようとするが、すっかり人間不信に陥ったホイは、せっかく立ち上げたラーメン屋台を手伝いもせずに酒に溺れてしまう。偶然その屋台にやって来たサリーとテツヤは、チンジャのラーメンがあまりにまずかったため、不敏に思い屋台の手伝いを申し出た。以前ラーメン屋でバイトをした事があるサリーのおかげで屋台は瞬く間に大繁盛。グルメ雑誌には「味よし、看板娘もよし」と紹介され、一躍人気の屋台となる。だがそこへパープル配下のチンピラたちが絡んできた。一度は舞人に退散させられるものの、舞人が怪ロボット“グヤトーン”出現の報告を受けて出撃している間に再び現れ暴れ出した。

      • 第31話 友情の合体バトル

        脚本:菅 良幸 絵コンテ・演出:石踊 宏 作画監督:久行宏和(中村プロ)漫画の新人賞募集締め切りが近いこともあり、浜田は原稿執筆に追われていた。作業は徹夜がつづき、戦闘中もストーリーの練りこみに意識が集中して対応が遅れる始末。当然のことながら高校の授業にもその影響は出ていた。浜田の夢がマンガ家になることだと知っていた舞人は、彼のペンダコからすべてを察し応援を約束する。知りあいの編集者から作業途中の作品に太鼓判を押されたことで自信を得たという浜田は制作に没頭し、締め切りギリギリでようやく原稿を完成させた。しかし時間もないことから、出版社に直接持ちこもうと急いでいたところへ、ジャーマネが仕向けたアパッチ兄弟の乗る怪ロボット“テレキャスター”と“ストラトキャスター”の攻撃に巻きこまれてしまう。懸命に原稿を守ろうとする浜田は戦場を駆け回り、それに気を取られた舞人は傷を負ってしまう。

      • 第32話 弾丸特急マイトガンナー

        脚本:あみやまさはる 絵コンテ・演出:日高政光 キャラ作画監督:石田敦子 メカ作画監督:山根理宏 / 勇者特急計画最後のロボット、マイトガンナーがついに完成した。その一方で、自分の開発したロボット“ドライツェン1313”がジョーに与えられると知りウォルフガングは憤慨する。あくまで自分の手でマイトガインを倒したいと考えるが、エグゼブは聞く耳を持たない。方策を練っていたウォルフガングは、伝説の暗殺者として名高いユリウスを街で偶然見かけた。そこで彼と手を組めば打倒マイトガインも夢ではないと考え、早速仕事を依頼する。実はユリウスには人造人間ではないかとの噂が流れていた。それが事実だと知らされたウォルフガングは、彼に使われた技術力の高さに感嘆する。しかし当のユリウスはそんな我が身を呪い、永遠に生きることに苦痛を感じ人間になりたいと悩んでいたのだった。そんなユリウスに対し、ウォルフガングは何気なく「機械が自分の存在に疑問を抱くようになったら、それはもう人間と変わらないのではないか」と告げ、彼をハッとさせる。ドライツェン1313を無断で持ち出してマイトガインをおびき出したウォルフガングは、ユリウスに外部からマイトガインのパイロットの狙撃を開始させる。

      • 第33話 参上! 女ねずみ小僧?!

        脚本:高橋義昌 絵コンテ・演出:菱川直樹 作画監督:佐々門信芳 / 舞人が老人ホームに莫大な寄付をしたことがニュースで放送された。それをテレビで見たカトリーヌ・ビトンは、舞人だけにスポットライトがあたる事が悔しくてたまらない。そんな時、たまたまテレビで観たねずみ小僧の時代劇をヒントに、自分も感謝されようと思いつく。しかしもともと慈愛の精神のないビトンは、銀行から硬貨を強奪してバラまいてしまう。その端迷惑な行為に、人々は感謝するどころか一層非難する。非難される理由が分からないビトンは、今度は困っている人を作り、親切を押しつけようと考える。

      • 第34話 悪夢のオンエアー

        脚本:山田靖智 絵コンテ:菊池一仁 演出:南 康宏 作画監督:寺岡 巌 / 怪ロボット襲撃の一報を受け、急行したマイトガインはパープルが放った特殊電波で超AIを狂わされてしまった。正気を失いマイトカイザーに襲いかかるマイトガイン。特殊電波を発するパープルのギターの弦が切れたためその場は収拾するが、浜田の分析で事態の重要性を認識させられた一同はガインらの超AIを停止せざるを得なくなる。それは人間で言えば仮死状態を意味していたため舞人はためらうが、ガインたちの説得でどうにか承諾する。そして一刻も早いガインたちの復帰を図るべく、舞人は単身、電波の発信元である疑惑のビルに潜入した。様々なセキュリティを回避し、電波発信システムの設置されている部屋へと辿りつく舞人。だがパープルの部下が現れたため窮地に立たされてしまう。

      • 第35話 決戦! 轟龍VSグレート

        脚本:菅 良幸 絵コンテ・演出:杉島邦久 作画監督:高谷浩利 / 路地裏でチンピラに絡まれたサリーを救い出した際、ジョーは壊してしまった父の形見の懐中時計から一枚の小型チップを発見した。小型チップを分析をウォルフガングに依頼する。それは10年前にTR社が発表した画期的なオペレーティングチップで、これによって現在のロボット普及に貢献しているらしい。しかしTR社は大きく成長したものの、チップの開発者である宍戸博士は行方不明とのことだった。ジョーの告白で、宍戸博士がジョーの父であったこと、すでに悪の組織に殺されたことを聞いたウォルフガングは秘密裏にTR社の調査を開始。その組織が実はエグゼブのもので、舞人の両親の事故死にも深く関っていることを突き止める。

      • 第36話 巨大カボチャの襲来

        脚本:細井能道 絵コンテ・演出:石踊 宏 作画監督:久行宏和(中村プロ)ハロウィンがやって来た。普段は仕事嫌いな舞人も、この日ばかりはパーティーが控えていたため仕事を瞬く間に完了させる。だがそこへ、謎のヘリコプターが街中に巨大植物を繁殖させたとの知らせが入った。出動した舞人は巨大植物のジャングルと化したシティで、早速人々の救出活動を開始する。植物は実はカボチャだったことが判明。更に本格的に実をつければシティに深刻なダメージを与えると知らされる。受粉活動のためにビトンが放ったハチロボと戦闘を開始し、撃破したにも関らずカボチャは実ってしまい、勇者特急隊は総力を挙げて実の撃破に務める。そこにビトンの乗った怪ロボットが現れた。

      • 第37話 胡蝶の夢

        脚本:植竹須美男 絵コンテ:谷田部勝義 演出:菱川直樹 作画監督:石田敦子 / 浜田は青戸工場で働く少女、内藤ルンナと出逢った。浜田のことをずっと見ていたと言うルンナは、手作り弁当や遊園地デートなど積極的にアタックを敢行する。半ば彼女に流されつつも、まんざらでもない浜田は似顔絵を描くなど彼なりに応えようとした。しかし、ルンナは世を忍ぶ仮の姿で、本当の彼女は胡蝶と呼ばれるミフネ配下のくノ一だった。マイトガインの本拠地を探す任務を命じられていた胡蝶は、浜田への想いと任務の狭間で苦悩していた。胡蝶は青戸工場の地下がそれだと特定するものの、浜田のことを思い、つい無関係であると報告してしまう。それを信じなかった忍の頭領 般若丸は再度の調査を命じ青戸工場に軍団を送りこんだ。

      • 第38話 大江戸ランド独立宣言

        脚本:高橋義昌 絵コンテ:菊池一仁 演出:南 康宏 作画監督:佐々門信芳 / 度重なる敗北と大江戸ランドの入場者数激減で、ミフネの組織は風前の灯。そこで起死回生を狙ったミフネは、大江戸ランドを独立国家にすることを思いつく。そのための国民を確保しようと、入場無料キャンペーンでできるだけお客を集めようとした。狙い通り大江戸ランドは大盛況。舞人たちもやって来て園内の茶屋でアルバイトをしていたサリーと会っていた。そこに現れたミフネは大江戸ランドを巨大な壁で取り囲むと、入場者たちが自分の国の国民になったことを一方的に告げる。それを阻止しようと舞人は勇者特急隊を出動させるが、城壁からの攻撃で外側からの救援は困難を極める。

      • 第39話 勇者の秘密に迫れ!

        脚本:植竹須美男 絵コンテ・演出:握乃手紗貴 作画監督:寺岡 巌 / ヌーベルトキオテレビで放送されることになった勇者特急隊の特別番組。それに舞人自身が出演することになった。複雑な気分で番組にのぞむ一方、放送を見ていたビトンは、マイトガインのパイロットが舞人であることを暴露しようと番組に電話をかける。勇者特急隊のメカが紹介される中、なかなか繋がらない電話に腹を立てたビトンは怪ロボットで放送局を襲撃。そこへ急行したマイトガインとマイトカイザーによって撃破されるのだった。

      • 第40話 恐竜いただきます!

        脚本:あみやまさはる 絵コンテ・演出:杉島邦久 作画監督:高谷浩利 / 落ち武者になったショーグン・ミフネは、大江戸ランドを再建するべく「ひょうたん湖」の埋蔵金を手に入れようとしていた。しかし探索に使用した潜水艦が首長竜に見間違われてしまったことで、ひょうたん湖の恐竜の噂がアッという間に広がってしまう。その様子をテレビで見ていたカトリーヌ・ビトンは、クリスマスのディナーには恐竜が一番だと早速行動を開始。マスコミや見物客でにぎわうひょうたん湖で恐竜探索を実行した。パトロールの途中で見物がてらひょうたん湖を訪れていた舞人は、湖水を吸い上げ周囲の自然を破壊するビトンの怪ロボットと戦闘状態に入った。

      • 第41話 黒い戦慄

        脚本:菅 良幸 絵コンテ・演出:日高政光 作画監督:久行宏和(中村プロ)正規軍を圧倒する謎の戦闘ロボット軍。轟龍そっくりのロボットの様子をモニターしていた舞人は、以前ジョーが去り際に残した「貴様より先に倒さなければならない敵がいる。そいつはお前にとっても敵なのだ」という言葉を気にかけていた。そこへタイミングよく、いづみから驚くべき報告がもたらされる。何とジョーの父親は“宍戸博士”という高名な科学者で、何者かに葬られたらしいのだ。その事から、自分の両親を暗殺した相手とジョーの父親を殺した相手が同じであると推理する舞人。その頃、エグゼブはマイトガインとジョーを倒すために、戦闘ロボットを出撃させるようパープルに指示。密かにブラック・ノワールと会見し、「クリスマス・オペレーション」の指示を受けていた。

      • 第42話 炎の五体連結攻撃

        脚本:植竹須美男 絵コンテ・演出:菱川直樹 作画監督:寺岡 巌 / 裕次郎の誘いでスキー旅行に連れ出された舞人たち。旅館で仲居のバイトをしていたサリーを加え楽しい一時を過ごす一同だったが、付近に怪ロボット“ライジン”と“ジンライ”が出現したことで早速現場へと向かった。怪ロボットをグレートマイトガインで撃破しようと考える舞人だが、それを合体阻止光線で妨害されてしまう。それはボンバーズ、ダイバーズも同様で、援護に駆けつけたものの同じように合体を阻止されてしまった。浜田の調査で怪ロボットが合体阻止光線の中継役であること、本体が別にいることを知った舞人は、グレートマイトガインへの合体を囮にその位置を特定する。

      • 第43話 悪魔の洗礼

        脚本:菅 良幸 絵コンテ・演出:南 康宏 作画監督:佐々門信芳 / 裕次郎に連れられレストランにやって来た舞人たちは、そこで父の退院祝いをしていた吉永一家と出会った。サリーたちと相席した舞人は、そこでサリーのアルバイトの理由が父の入院費用の工面だったと知る。その頃、ジョーは単身TR社へと潜入していた。セキュリティに引っかかり、捕まりそうになった所をウォルフガングにかくまわれたジョーは、そこでブラック・ノワールの存在を知らされる。一方、怪ロボット出現の報に出撃した舞人は、どんなにダメージを与えてもすぐに復活する謎の敵に翻弄されていた。それはブラック・ノワールによる「魔のオーラ」の洗礼を受けた不死身のロボットだったのだ。

      • 第44話 最後のクリスマス

        脚本:小山高生 絵コンテ・演出:杉島邦久 作画監督:高谷浩利 / 洗礼ロボの出現は脅威だった。だがその対抗策も、倒せた理由も解らず成す術がない。一方、ブラック・ノワールとエグゼブの密談を盗み聞きしていたウォルフガングは、「クリスマス・オペレーション」の準備が着々と進んでおり、クリスマスイブが明ける午前0時に開始されることを知った。しかし午前0時まではあと30時間しかなくウォルフガングは焦る。裕次郎によってクリスマス・パーティーに連れ出されてしまった舞人のもとに、轟龍が飛来する。ジョーは、ウォルフガングがもたらしたクリスマス・オペレーションを舞人たちに警告しに来たのだ。

      • 第45話 世界征服作戦

        脚本:小山高生 絵コンテ:菊池一仁 演出:菱川直樹 作画監督:オグロアキラ / 全世界がブラック・ノワールに制圧されていった。グレートマイトガインの修理完了と同時に出撃した舞人は、その途中、ジョーから、両親を殺したのがエグゼブである事を知らされ、改めて正義のためにエグゼブたちを倒そうと決意する。だが戦場にはパープルの乗る巨大空中母艦ブランカや無数の洗礼ロボが待ちうけており、勇者特急隊が総力を挙げて対抗するものの、魔のオーラに護られた洗礼ロボを傷つけることすらできなかった。その間もウォルフガングは洗礼ロボの破片から魔のオーラの解析を急ぎ、浜田たちも情報をかき集めようとそれぞれが自分のできることで戦っていた。一方、TR社に潜入し、ウォルフガングからエグゼブの居場所を聞きだしたジョーは、ついにエグゼブとの対決を果たしていた。

      • 第46話 絶望からの脱出

        脚本:小山高生 絵コンテ・演出:日高政光 作画監督:寺岡 巌 / 日本を除くすべての国がブラック・ノワールの手に落ちた。舞人たちは対抗策が見つけられないまま絶望的な状況に陥る。敵はネオ津軽海峡とネオ鹿児島湾の南北二派で侵攻を開始し、勇者特急隊は総力を挙げてネオ鹿児島での決戦に挑む。浜田は打開策を見つけようと必死にデータ解析を進め、人間なら誰しもが持つ「イノセントウェーブ」が魔のオーラに対抗する唯一の手段であることを発見する。一方、すでにイノセントウェーブの存在に気付き、増幅装置を完成させていたウォルフガングは、それを旋風寺重工の大阪室長に届けるようイッヒたちに託していた。そして自らはエグゼブに捕われたジョーの救出に向かう。ブラック・ノワールはかつてエグゼブに精神操作を施したと同様に、ジョーも洗脳しようとしていたのだ。

      • 第47話 嵐を呼ぶ最終回

        脚本:小山高生 絵コンテ:握乃手紗貴 演出:南 康宏 作画監督:久行宏和(中村プロ)、石田敦子 / ヌーベルトキオシティに浮上したブラック・ノワールの要塞。窮地に立たされていた勇者特急隊だったが、ウォルフガングからもたらされたイノセントウェーブ増幅装置に光明を見出していた。そして装置をグレートマイトガインに搭載し、すでに轟龍で戦っていたジョーと合流する。しかしエグゼブの駆る巨大ロボット「インペリアル」には歯が立たず、マイトガンナーまでもが壮絶な最期を遂げてしまった。エグゼブを父の仇と狙うジョーは轟龍で特攻し、インペリアルを撃破、エグゼブを葬り去るものの、爆発に巻き込まれてしまう。ガインと二人だけになった舞人は、ダメージの大きいカイザーパーツを排除しマイトガインで要塞内部に突入する。一方、大型の増幅装置を開発していたマイトステーションでは、より強力なイノセントウェーブの持ち主を探してサリーに辿りつき、今までの奇跡をもたらしたのがサリーであったことに気付く。

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