『WOLVERINE』
北米マーベル・コミックス社の人気コミック『X-メン』のメインキャラクターを原作に、マッドハウスが制作したアニメシリーズ。
ストーリー原案はマーベルで健筆をふるうコミック作家ウォーレン・エリスが担当。
物語の内容は、1982年に当時の人気作家クリス・クレアモントが執筆した、日本を舞台とする短編『ウルヴァリン』がベースとなっている(アニメ版の主要キャラである信玄、雪緒、浅野らは、同作に登場するキャラをアレンジしたもの)。
主人公ローガンのデザインは、実写映画「X-メン」でウルヴァリンを演じたヒュー・ジャックマンのイメージが強く盛り込まれ、長身のスタイルとなっている(原作のウルヴァリンは「チビのカナダ人」とあだ名される小男)。
不死身の肉体と破壊不可能のアダマンチウム製のツメを持つウルヴァリン(ローガン)。
彼は拉致された恋人の真理子を救い出すため、真理子の父親であり、日本の裏社会を牛耳る九頭竜の首領・矢志田信玄が待つ日本へと向かう。
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第1話
ローガンは、アドバンスド・アイデア・メカニクスから襲撃を受けていた浅野を救出。浅野は、姿を消したローガンの恋人、真理子の居場所を彼に告げる。
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第2話
黒萩に薬物を打ち込まれ、ヒーリング・ファクターが低下したローガン。見知らぬ部屋で目を覚ましたローガンは、雪緒と名乗る謎の女に介抱される。
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第3話
ローガンと桔梗は激しく戦うものの、警察の横やりによって勝負はお預けに。真理子は、黒萩の話し声が耳に入り、ローガンが生きていることを知る。
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第4話
死のふちからよみがえり、猛然とローガンに襲い掛かるオメガレッド。ヒーリング・ファクターを持つローガンでさえ、その猛攻に追い込まれてしまう。
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第5話
ローガンは、雪緒の武器を使ってオメガレッドの右腕を切断。さらに、オメガレッドの胸に取り付けられた装置を破壊し、辛うじて死闘に勝利する。
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第6話
ミンと名乗る少女に出会ったローガンは、彼女の忠告を無視してドラゴンパレスを目指す。黒萩はウルヴァリンの襲来を知り、ヴァダカを放って迎え撃つ。
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第7話
ミンは、襲い掛かって来たヴァダカは黒萩のアジトにある像のはずだとローガンに告げる。ヴァダカは、封印を解かれなければ動けないはずなのだが...。
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第8話
コウの秘密基地の画面に雪緒が映し出され、彼女の居場所を知るローガン。復しゅうを優先しようとするコウに、ローガンは雪緒の救出が先だと言い放つ。
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第9話
ローガンと雪緒はヘルロードに足を踏み入れ、真理子の結婚式が行われるドラゴンパレスを目指す。2人の行く手に、数々の危険なワナが待ち受ける。
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第10話
ヘルロードを突破したローガンと雪緒の前に、再びヴァダカが立ちはだかる。外部の混乱をよそに、黒萩と真理子の結婚式の準備が着々と進められてゆく。
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第11話
ローガンは怒りと憎しみに突き動かされてドラゴンパレスに乗り込み、雪緒とコウもそれぞれ内部へ。ローガンは、結婚式を止めることができるのか?
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第12話
ドラゴンパレスで、信玄に最後の戦いを挑むローガン。黒萩は、真理子を我が物にするべく危険な秘策に打って出る。壮絶な死闘の果てに待つものとは!?