- 名前:早乙女二葉
- 英語名:Futaba Saotome
- 中国語の名前:早乙女二叶
- 他の名前:さおとめ ふたば / 葛希德
- 性別:女
- 身長:170cm
- 能力:城
『早乙女二葉』
9人姉妹の次女。身長170センチメートル、年齢24歳。おっとりとした性格。家事など家のこと全般を任せられている存在である。
極度の弱視であり、普段は目を細めているが、戦闘時はメガネをかけることによって一千花と並ぶ強さをもつようになる。弱視は感覚を研ぎ澄ますためにエイルに頼んで視力を封印したからであり、普段かけている眼鏡は姉妹からのプレゼントで、封印術式を一時的に緩和できる極上のルーンを刻んだ超高性能宝樹である。
雷神トールの一番弟子で、轟雷一神流免許皆伝。神界では一千花と共に悪魔の軍勢を無傷で殲滅した逸話を持ち、妹たちから「女王陛下」と恐れられる。だが、エーテルの量が9人姉妹の中で1番少なく、神族全体で見ても下の方という欠点を抱えている。幼少期に父親に「弱い」と言われたこともあり、エーテル量の少なさを補うために接近戦での無類の強さを身につけた。
実は邪神派に内通しており、9姉妹の助命、特に四乃の延命を条件に主神派を裏切っている。時鳴鳥と一緒に帰省したタイミングで天狼騎士団の侵入を手引きし、その際に複製した戦士の館の宝物庫を囮に、本物の宝物庫から2つの世界樹の涙も盗み出す。そして“冥界”へ向かう直前、拓真の左手を切断し、宝物庫から盗んだ“停滞”を使って能力を奪い、一千花を退けてロキの元へ向かう。
また、才能だけで恋人としてあてがわれた拓真のことは内心では嫌っていたとロキに指摘されている(経験値やレベルにほぼ変動がなかったことから、拓真には薄々見抜かれていた)。
能力は『城(しろ)』Lv.12→ Lv.17。神界のエーテル要塞「戦士の館(ヴァルハラ)」を丸ごと召喚できる能力。上述の魂量の少なさからLv.1では城壁1枚しか召喚できず、Lv.15でも盾壁や稜堡などの外周部までが限界。高レベルになり魂量が十全であれば、深部の「戦吼」を含めあらゆるエーテル兵器を呼び出せる。