- 名前:佐藤和真
- 英語名:Kazuma Satou
- 中国語の名前:佐藤和真
- 他の名前:サトウ カズマ
- 性別:男
- 誕生日:6月7日
『佐藤和真』
本作の主人公で主な語り部。死後に異世界転生で生まれ変わった冒険者。作中ではカタカナでカズマと呼称されることが多い。身長165センチメートル。イラストやアニメなどのビジュアルは、緑色の目と茶色の短髪の髪型になっている。作中の年齢は16歳→17歳(WEB版では20歳)。誕生日は6月7日。一人称は「俺」。
相手に勝つためなら卑怯な手段を平気で使い、相手の嫌がる事をしたり戦いで優位に立ったりすると下卑た笑いを浮かべるなど性格が悪い面も多く、しばしばスケベな言動も見せる。だが基本的にはお人好しの善人で、仲間は最後まで見捨てず、目の前に困った人が居たら放っておけない。このため一部からは強烈に嫌われている一方、アクアら仲間からは概ね信頼されている。
服装は、初期は転移時に着ていたジャージをそのまま普段着としていたが、後に冒険者らしい軽装備になっている。
転生前は日本人の高校生。初恋の相手であり小学生の頃に「大きくなったら結婚しようね」と言ってくれていた女の子が、中学3年生の夏頃に不良の先輩のバイクの後ろに乗っていたことにショックを受けて、不登校になり、多額の学費がかかる私立高校に入学させてもらったが、不登校状態は変わらなかった。結局、転生直前では引きこもりのニートになっており、アクアからは「ヒキニート」などと呼ばれ続けている。
死因は心臓麻痺。買い物に出掛けたある日、女子高生がトラックに轢かれそうになっていると誤認して突き飛ばし、助けたつもりになって自分が轢かれたと勘違いしてショック死した。
死後は、転生を担当する水の女神アクアから異世界行きを勧められ、異世界に持っていく特典としてアクアを指名し、アクセルの街に降り立った。アクア、めぐみん、ダクネスの上級職三人と最下級職の冒険者のカズマでパーティーを結成し、アクセルの街で様々な事件に巻き込まれていく。
戦闘においては主に盗賊(スティール、潜伏、敵感知)やアーチャー(千里眼、狙撃)、リッチー(ドレインタッチ)のスキルを駆使し他のメンバーをサポートしつつ、自身でも弓、剣、初級魔法などを使う。
各メンバーの重大な騒動には、最初は嫌々ながらも周りに叱咤されて、最後には必ず仲間のために立ち上がり、あてつけ・自己叱咤半々の態で「しょうがねえなあ!」と言い放つのがカズマの半ば決めゼリフとなっている。