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バニル
图集
  • 名前バニル
  • 英語名Vanir
  • 中国語の名前巴尼尔
  • 他の名前Baniru / 地狱公爵・巴尼尔
  • 性別

『バニル』

魔王軍の幹部の一人。ウィズの数少ない友人。スピンオフ作品『仮面の悪魔に相談を!』の主人公。地獄の公爵にして、通称「見通す悪魔」。悪魔族として、人間が放つ悪感情を糧にしている。笑い方は「フハハハハ」。一人称は「我輩」。仮面が本体で、小説版のイラストなどでは黒のタキシードを着て白のネクタイをした大柄な人物。

「見通す悪魔」の名の通り、相手の行動・思考を見透かした独特の喋り方をする。ウィズ同様、魔王城の結界の維持のためだけに協力している「なんちゃって幹部」であり、前々から魔王軍を辞めたがっていた。アクアとは種族的にも性格的にも犬猿の仲であり、会うたびに喧嘩している。

「バニル式殺人光線」なる技を多用する。作中で対人使用(アクアは女神なので含まれない)されたことはないが、アクアに向けて放たれた余波がウィズやダクネスに命中することがよくある。殺人光線の名の通り、当たれば人は死ぬらしいが、ウィズやダクネスは耐えた(リッチーであるウィズはともかく、なぜダクネスまでが耐えられるのかはバニルにも不明)。他に目ビームも持つが、これは使用すると自分の目が焦げてしまうのでまだ使った事はない。その他にも突如脱皮したり、仮面から身体を生やしたりなど、この世界の他の生物の例に漏れずおかしな行動を数多くとる。

カズマに対し、よく商談を設けることとなる。カズマが知る限りのライターやコタツなどの知的財産権を買い取り、日本商品を量産する事で予てからの夢を実現するため、活動資金を稼いでいる。本人は人間を害するつもりは無く、彼が好む悪感情は恐怖や絶望の類ではなく、期待が裏切られた時の残念な感情であるため、むしろ人間を極力傷つけずからかうなど楽しんでいる。しかし自称「魔王よりも強いかもしれないバニルさん」と言うだけあり、実力も高い。

悪徳領主であるアルダープが悪魔(マクスウェル)を使役して悪事を働いた際は彼を大衆の面前で醜態をさらすだけでなく、契約を打ち切ったマクスウェルに彼を地獄に連れて行かせ死ぬまで代価を払わせさせるなど、普段の彼からは想像もつかない悪魔としての一面を見せた。

ダンジョンでカズマ達と対峙し、ダクネスの体を乗っ取った上で弱体化した状態から多くの冒険者を倒したり、カズマとも交戦するが、最終的には本体である仮面を破壊されて倒される。これにより死亡したかに思われたが、実際には残機が一人減っただけ(それ以降、彼の仮面の額には「II」という文字がある)の状態で復活を果たす。一回討伐されたことで魔王軍幹部の地位を失い、以後はウィズが経営する店でアルバイトに勤しんでいる。

劇場版「紅伝説」では、カズマ達が紅魔の里へ旅立った翌日の夜、ウィズの案内で紅魔の里を訪れたところ、今回の事件に遭遇。シルビア達と対峙した際、自分の生存を魔王軍に知られると困るという理由からカズマ達と共闘。カズマの囮作戦実行の際は、ダクネスがバニルの仮面を被り、時間稼ぎをしている。

スピンオフ作品では、時々ギルドで相談窓口を開くようになる。またその傍らでは、定期的に近所のゴミ捨て場に集まっているカラス達を追い払ったりもしており、ご近所の奥様方から「カラススレイヤーのバニルさん」と呼ばれるほどに馴染む。

WEB版では第3章が初出で、ミツルギとゆんゆんと戦い、最後に杖を使わずに発動した威力の低いめぐみんの爆裂魔法でとどめをさされるが、その直後第二形態で登場しウイズの店で働いている。

出演作品

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