- 名前:セービル
- 英語名:Sable
- 中国語の名前:赛维尔
- 他の名前:Cervil
- 性別:男
『セービル』
本作の主人公。一人称は「僕」で、愛称は「セブ」。魔法学園に通う生徒の一人であるが、入学以前の記憶がない。魔法が上手く扱えず、学園では劣等生と評されていた。ある日、学長のアルバスから呼び出しを受け、「特別実習」を受けることになる。その道中で自分には底なしの魔力があることと、魔法が上手く扱えないのはそれが制御できていないという事実を知る。
特別実習に選ばれた本当の理由は、強力な力を秘めた生徒が善良であるか否かを確かめるため。善良でないと判断した場合、魔法に関する全ての記憶を封じて災いを未然に防ぐための処置だった。無限魔力により長命なのが確定しており、生き続ける限り技術を研ぎ澄ませられるセービルは、今後数百年最も長命の魔法使いになるかもしれない可能性を秘めており、悪の道に染まれば世界をも滅ぼしうる。そのため退学を望まれ、その心を試験された。それは他二人(ホルトとクドー)も同じだった。
過去に魔力を狙った魔女に襲われ、目の前で母親を殺されている。その惨劇の記憶を自分で封じたあと、自罰的な感情の赴くままに半ば奴隷として迫害に身を置いていた。そこをゼロにより救い出され、深い心の傷を抱えたままでは生きていけないとそれまでの全ての記憶を彼女によって封じられ、学園生活を通して人生をやりなおすのが最善とアルバスに預けられた。ゼロがそこまでセービルの人生に介入した理由は、兄である十三番の息子であり甥となる存在だったからである。
出演作品
コメント
カウント:0