- 名前:エリーゼ=アンジェル
- 英語名:Elise Angel
- 中国語の名前:爱丽丝·安杰尔
- 性別:女
『エリーゼ=アンジェル』
メリダの従姉妹。13歳。聖フリーデスウィーデの一年生の中で最強と謳われる天才少女。口数が少なく無表情なため誤解されやすいが、性格は臆病な甘えん坊。メリダのことを「リタ」と呼び、メリダからは「エリー」と呼ばれている。メリダのことが大好きで実の姉妹以上に仲が良く、周囲からも「アンジェル姉妹」と呼ばれている。そのせいか、いつも一緒にいるクーファに対し嫉妬する雰囲気が見受けられ、サークレット・ナイトのダンスでクーファと踊った後、2人が手を繋いでいるところを見たくないと宣言している。
ただし、クーファを嫌っているわけではなくいざという時には頼りになる存在として信頼もしている。最近では彼に好意を抱いていると思われる描写も多くなっており、彼に可愛がってもらう際には自分は「メリダの後でいい」とも言っている。メリダに常にべったりであることが災いして、よくクーファにあられもない姿を晒すことになってしまうなどある意味で一番の被害者。
目立つのが嫌いだが、本家との主従関係の逆転という野望を抱くメイド長オセローの独裁でサークレット・ナイトで着る衣装に特別性を用意されるなど力を誇示することを不本意ながら強制される日々を送り、窮屈に感じている。そのせいで、学園の一部の生徒からは疎まる言葉をかけられたり、自分だけ違う世界の住人だと言われているみたいで、涙を流したことがある。メリダが「無能才女」と呼ばれて先に聖騎士の階位に目覚めた自分から距離を取るようになったことにショックを受けており、学期末公開試合ではメリダとの直接対決を避け、ルナ・リュミエール選抜戦では自分の水着に切れ目を入れるなどわざと負けようとする。第三の試練でメリダと一対一で戦うことになり、それまでの不満をぶつけるが、攻撃する一蹴の隙から格闘戦に持ち込まれ敗北。
全てを出し切ったことでわだかまりは解消され、改めてメリダとの関係を取り戻した。以来メリダにはべったりで、周りからは本当の姉妹のように思われている。
メリダ以外には不愛想だったが、ミュールとサラシャは様々な事件で行動を共にするうちに友情を芽生えさせ、互いにあだ名で呼び合う親友となった。