- 名前:エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ
- 英語名:Entoma Vasilissa Zeta
- 中国語の名前:艾多玛·巴西丽莎·泽塔
- 他の名前:εντομα βασιλισσα・ζ / 热爱虫的女仆
- 性別:女
『エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ』
種族レベル:蜘蛛人(アラクノイド)Lv10ほか
職業レベル:フジュツシLv10など
制作者:源次郎
ナザリックにおいて戦闘能力を持つ6人のメイド、チーム「プレアデス」の1人。精神系魔法詠唱者。
アインズの前ではかしこまっているものの、語尾をはじめ全体的に幼く甘ったるい喋り方をする。符術師と蟲使いの職業を修めている。
ソリュシャンと共に人間を食材として好むプレアデスメンバーであるが、嗜虐して楽しむ一面も持つ彼女とは違い単純な食料と捉える傾向が強い。通常は声同様に幼げで整った姿であり、和服調のメイド服を纏っているがその本性は異形。顔も声も蟲で擬態したものであり、シニヨンにした髪も偽毛とされている。
ウェブ版では、ほっそりとした体つきで艶やかな黒髪をサイドアップでまとめた、端正な顔立ちをした大人しげな女性。魔法戦士の職業を修めている。
書籍版では王都を舞台にした一大作戦「ゲヘナ」においてマーレと共にヒルマの屋敷を襲撃したが、その帰りに単独でいた所をガガーランと遭遇し、性格上見過ごせなかった彼女と交戦する羽目になる。レベルと種族としての地力や装備の差、召喚主とは独立して行動する蟲と自己強化・攻撃などに使用する符などによって、ティアの加勢後も彼女たちを終始翻弄した。
人間を侮り食料として捉えながらも油断することなく相手の出方を伺っては追い詰め、とどめの間際まで追い詰めるも自身と互角の強者であるイビルアイの乱入を受ける。彼女の発言に激昂し切り札を晒して襲い掛かるが、自分自身と使役する蟲武器の両方にとって特効となる殺虫魔法によって顔と声の両方を構成する蟲を殺されてしまう。
ここに至りなりふり構わず、蜘蛛の足や多種多様の糸など種族に由来する能力も加え全身で三人の蒼の薔薇チームと激闘を繰り広げるが手数と絆の差によって敗北。デミウルゴスの助けによって瀕死の状態で辛くも逃れる。イビルアイと再び対峙した際もその憎悪は衰えることはなかったが、顔の蟲は元通りでも声は彼女の嫌う本来のものそのままであった。