- 名前:沙砂
- 英語名:Sasa
- 中国語の名前:沙砂
- 他の名前:ささ
- 性別:女
『沙砂』
一本ダタラ(いっぽんだたら)という刀鍛冶の妖。1本足と顔面の中央を占める巨大な1つ目という、不気味だがどこか愛嬌のある外見が特徴。多数の柱らしき物を空中に出現させ、それを敵の頭上に落として攻撃する。また、目から怪しいビームを放つ。
1本足で不安定なせいか、ほぼいつも身体がガクガクと震えている。妖としてはやや下級のようで、明夏羽に従っている。言動からすると、知能もあまり高くないらしい。小柄な容姿に反して体重が重く、大食漢である。
アニメでは目から出るビーム光線に刀などの刃物系を修復する能力(その際、戦闘用から修復用に瞳が切り替わる)が備わっており、緋鞠とくえすの戦いで破損した日本刀「安綱」を瞬速で新品同様に修復させた。なお、修復時には火柱による爆発が起きる(その場にいた緋鞠達は爆発の巻き添えを食った)。
野井原の優人の実家に現れ凜子や加耶、静水久を襲撃した。しかし強力な妖の静水久には勝てず、生け捕りになった。その後、明夏羽に連れ戻される。
再登場時は2本足で、単眼はまるで前髪で片眼が隠れているだけのように見える容姿となっており、スカートを着用していたこともあって傍目には普通の可愛い女の子に見える。足止めした凜子に大量に食事を奢らせた後、礼として緋鞠と明夏羽の戦いを制止、和解して帰るときに自ら男性であると暴露した(スカートを履いていた理由は本人いわく「すぐに本来の姿に戻れて便利」とのこと)。なお、カードゲームの『project revolution』では女となっている(カード制作がカミングアウトより前だったため。性別が判明した後も作者の意向により女扱いとなっている)。
そのデザインについて作者が語る所によると、「人間に擬態した際の姿を本性として出す」という担当の意見を押し切り、現在の容姿で落ち着いたとの事。