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『となグラ!』第11話 浴衣と花火と切れた鼻緒

放送開始:2006-09-16

動画の長さ:

あらすじ:

海に引き続き、小五郎と花火大会に行くことになった香月たち。だが、香月と勇治の間には海でのことが原因で微妙な距離が空いていた。気持ちの整理がつかないまま、花火大会会場へと向かう一行。そこでは夜店が並び、縁日のようなにぎわいを見せていた。人ごみをかきわけながら会場をめざす香月たちだが、いつの間にかはぐれてしまい、香月と小五郎、勇治とちはやという組み合わせができてしまう。とはいえ目的地は同じ。会場で合流できることを信じて、香月と小五郎はひとまず夜店を見てまわることにした。 金魚すくい、綿菓子、射的。そんな夏の風物詩を堪能しながら、香月はだんだんと小五郎の姿を十年前の勇治と重ねるようになっていた。昔の勇治は、いろいろなことで楽しませてくれた。香月に対して今と同じようにちょっかいはかけていたものの、Hな性格ではなかった。その勇治がそのまま成長してくれれば、自分も頭を悩ませる必要は無かっただろう。……と、香月は思っていた。しかし小五郎は、香月が抱く「昔の勇治像」と、真実は違うという。つまり、今も昔も、勇治という人間の根本は変わっていないということだが、香月はその見解に半信半疑。そんな話をしているうちに、花火の打ち上げが始まろうとしていた。 神社の階段を降りて会場へ向かう小五郎と香月。そのとき、香月の下駄の鼻緒が突然切れてしまう。バランスを崩し、階段を踏み外してしまう香月。小五郎はとっさに香月を下から抱きとめた。だがタイミング悪く、別の場所から来た勇治とちはやにその現場を目撃されてしまう。やがてすべてを悟ったかのように、勇治は

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