『キクマナ』
『キクマナ』は吉浦が大学二年生の時(2000年)に制作した自主制作アニメーションです。
作画から背景、仕上げといった映像面の全てを一人で制作しました。
何かを創り出したいという欲求だけが空回りし「作品の体を成した何か」を世に出そうと躍起になっていた時期の作品で、実質的な僕の処女作です。
ノウハウは全て見よう見真似で、当時ハマっていたアート系の映像作品に、エンターテイメントのテンポ感をプラスすることが目的だったような覚えがあります。
セリフのほとんど無い実験的な映像ですが、観ている人が飽きないような工夫を凝らそうとしているあたり、当時の自分の執念を感じます。
出口の無い部屋でひたすら本を読み続けるというモチーフは、僕の人生の方向性を(ある意味)決めたPCゲーム『MYST』に影響されたもので、それ以上の深いテーマやメッセージの無い、まさに「感じるアニメ」でした。
幸い国内外のコンペやTV番組で賞を頂き、この方向で生きてゆこうと決心した意義のある作品です。
タグ
PVエピソード並べて表示 / 詳細表示
主なエピソード並べて表示 / 詳細表示
余分なエピソード並べて表示 / 詳細表示
キャラクター
似たようなアニメ
コメント
カウント:0









