『最遊記RELOAD』
そこは、文明と信仰の源・桃源郷。
その地を、突然の異変と恐怖が襲った。
今まで平穏に暮らしていた妖怪たちが自我を失い暴走しだしたのだ。
異変の元凶は、かつての大妖怪、『牛魔王』の蘇生実験によるものらしい。
この世界で禁忌とされている科学と妖術との混交によって、今、牛魔王の復活が果たされようとしていた。
それにより、負の波動が大地を覆いつくしたのだ。
事態を重く見た天界では、『玄奘三蔵』に牛魔王復活阻止の命を下す。
それは、負の波動にも犯されないあの三人・・・、そう『孫悟空』、『沙悟浄』、『猪八戒』とともに遥かなる西域・天竺国を目指す旅のはじまりであった。
そのころ天竺国『吠登城』では、牛魔王蘇生実験をもくろむ張本人、牛魔王の愛人でもある『玉面公主』により三蔵一行の抹殺命令が『紅孩児』に下される。
紅孩児は牛魔王の息子であり、玉面公主の呪縛によって封印された母『羅刹女』を救い出すため、自ら彼を慕う腹心とともに闘いを挑む・・・。
三蔵たちは牛魔王蘇生実験を阻止し、破滅へと向かいつつある桃源郷に再び平和を取り戻すことができるのか!?
タグ
PVエピソード並べて表示 / 詳細表示
主なエピソード並べて表示 / 詳細表示
-
第1話 弾は再び込められた 〜Run〜
とある村では、若い女性ばかり狙われる殺人事件が多発していて、妖怪のしわざだと考えられていた。その村の宿屋で、姉の聖羅とともに働く少女・星華は、3人の従者を連れて妖怪を退治する高貴な僧侶・三蔵法師のウワサを村人から聞く。その宿屋に、三蔵、悟空、悟浄、八戒がやって来た。しかし、偽名を使っているうえに、扮装していて態度まで怪しい一行を見た星華は、彼らこそ女性を襲っている妖怪だと思い込んでしまう。なんとか一行のシッポをつかもうとする星華。その時、聖羅が何者かに連れ去られたという知らせが入り…。
-
第2話 うごめく罠 〜Wanted Dead or Alive〜
とある村をおとずれる三蔵一行。そこへ、紅孩児たちが魔天経文をうばいにあらわれた。はげしい戦闘を開始する三蔵たちと紅孩児たち。その時、多くの村人が三蔵たちにおそいかかってきた。村人は、虫使いの妖怪が放った虫にとりつかれ、あやつられているのだ。虫の力により、常人の数倍のパワーになっている村人に、苦戦を強いられる三蔵たちと紅孩児たち。さらに、李厘までもが虫にとりつかれ、三蔵におそいかかってきて…。
-
第3話 史上最強の敵 〜Lethal Weapon〜
市場に食料を買い出しに行く悟空、悟浄、八戒の3人。そこへ、悟空たちにそっくりな3人組があらわれ、攻撃をしかけてきた。ニセモノ3人組の戦闘能力は本物とほぼ互角で、悟空たちは苦戦してしまう。一方、宿屋に残っていた三蔵にも、三蔵のニセモノがおそいかかっていた。そして、宿屋にもどった悟空たちも加わり、4人対4人の互角の戦いが開始される。 ニセモノ三蔵一行をあやつっていたのは妖怪・馬霊。ニセモノたちは、本物と互角の技、スピード、攻撃パターンを持つ式神だったのだ。
-
第4話 最後の約束 〜Negative Energy〜
ある村に残ったただひとりの妖怪・藍巴。この村では、かつて人間と妖怪が仲良く暮らしていた。ところが1年前、凶暴になった妖怪がとつぜん人間たちをおそいはじめた。そして、村人たちは協力して妖怪を村から追い出したのだ。しかし藍巴は、幼なじみの鈴蘭に絵を描いてあげる約束をしていたため、描き上げるまで村を出ないと心に誓い、変装してこっそり村に残ることに。自分が凶暴になることをおそれている藍巴。そんな彼に、ある男が近づき、ドリンク剤を与えた。藍巴のいる村にやって来た三蔵一行。それを知った藍巴は、彼らが自分を退治に来たのではないかと不安になり…。
-
第5話 眠る思い出 〜Voice〜
のどかな村にやって来た三蔵一行。三蔵は、村人たちがあまりに無防備すぎることに不信感を覚える。そこへ、花を抱えたやさしそうな女妖怪・睡歌が現れた。思わず銃を構える三蔵だったが、村人たちは「その方は悪い妖怪ではありません」と睡歌をかばうのだった。 睡歌と村人たちに歓迎を受ける三蔵一行。たくさんのごちそうを前に悟空は大よろこびだったが、三蔵はいまだに警戒したまま。そしてその夜、床についた三蔵たちは、睡歌の歌声を聞く。村人によると、睡歌は人々の悲しい過去のために歌っているのだという。そして、歌を聞きながら眠りについた三蔵、悟浄、八戒は、悲しい過去の夢を見るのだった。そして翌朝、悟空は3人のようすがおかしいことに気づくが…。
-
第6話 奪還 〜Sad Memory〜
完全に睡歌のとりこになってしまった三蔵、悟浄、八戒は、睡歌の館ですっかりくつろいでいた。結界を張られ、村の外に追い出されてしまった悟空は、紅孩児たちと遭遇していた。普段は三蔵たちと敵対している紅孩児だったが、事情を知り、悟空に協力することに。そして結界を破り、一同は村の中に侵入する。 立ちはだかる村人たちを蹴散らし、睡歌の館へとたどり着いた悟空。睡歌の部屋に飛び込んでいくと、薄暗い室内には繭のようなものがたくさんひしめいていた。そしてその中のひとつの繭の中に、返り血を浴びた幼い三蔵が眠っていて…。
-
第7話 小さな相棒 〜Little Will〜
今日も襲いかかってくる妖怪たちを倒した三蔵一行。戦闘が終わったと思ったその時、茂みの中から、1匹の白い子ネコがはい出してきた。三蔵の反対を押し切り、悟空、悟浄、八戒はネコを連れていくことにする。3人は、子ネコの名前を決めるだけでも大騒ぎ。結局、悟空は「タマ」、悟浄は「ベティ」、八戒は「ミケ」と呼ぶことにする。 その後も、子ネコの寝床やトイレなどの世話を焼く悟空、悟浄、八戒。ところが、肝心の子ネコは、毛嫌いしている三蔵に一番なついている様子。 そして翌日、悟空たちは市場に買い物に行くため、三蔵は宿で子ネコとお留守番をすることになった。するとそこへ、妖怪が襲いかかってきて…。
-
第8話 おいしい料理 〜Poison〜
三蔵一行が妖怪に襲われているところを、人間の紅麗と明珍が饅頭を使って助けた。お腹を空かしていた悟空は、思わずその饅頭を食べてしまうが、気絶してしまう。実は、紅麗が作ったその饅頭、ひと口食べただけで2・3日寝込んでしまうほどまずいものなのだった。 もともと饅頭屋の娘だった紅麗。ところが、いくら作っても、できるのはまずい饅頭のみ。だが、それが幸いして、村の人たちは、そのまずい饅頭で妖怪を追っ払っているという。八戒は、本当は紅麗はおいしいものを作ってみたいのだと知るが…。
-
第9話 落ちない城 〜Self Defense〜
照りつける太陽の下、砂漠の中を進む三蔵一行。だが、あまりの暑さに白竜がまいってしまい、砂漠の真ん中で立ち往生することに。蜃気楼のように浮かぶ城壁を見つけた一行は、その中で休ませてもらうことにする。砂漠の中のオアシスであるその街は、巨大な城壁により外敵や妖怪から守られていた。さらにこの街の住人は、「宗訓780条」という掟により、がんじがらめにしばりつけられていた。 宗竜という男の歓待を受ける三蔵一行。だが、厳しい「宗訓」により、悟空は食べ方を注意されるし、酒も喫煙もダメとあって、一行は白竜が回復次第、すぐにこの街を出ることを決意する。そんな時、街にたくさんの妖怪が攻めてきたという知らせが入り…。
-
第10話 妖怪・玄奘三蔵 〜Trick or Treat〜
いつになく豪華な宿に泊まる三蔵一行。「千の妖怪を倒すと人間は妖怪になってしまう」という話題になり、そろそろ三蔵も妖怪になってしまうんじゃないかという話で盛り上がる。その直後、三蔵のツメがすこしのびていることに気づいた悟空は、三蔵が本当に妖怪になってしまうんではないかと考えはじめる。その後、妖怪への変化の兆候である「耳がとがってくる」「体に紋様が浮かんでくる」といった三蔵の姿を目にした悟空は、三蔵が妖怪になると完全に信じてしまう。そして、金色の毛の妖怪が悟空たちの目の前に姿を現し…。
-
第11話 優しい面影 〜Mother〜
李厘は、小さなほこらに果物を供えている少年・旬斗と出会う。旬斗は、遠くへ行ってしまった母に会いたいと願っているのだ。それを知った李厘は、旬斗に協力してあげることにする。もっとおいしそうなものをお供えすれば母は戻ってくるかもしれないと考えた李厘は、村で晩御飯の買い物をしていた悟空を発見。悟空の持つ食材を盗んでしまう。李厘を追いかける悟空だったが、旬斗の事情を聞き、食材を提供することに。その夜、旬斗は、兄の力斗とともにほこらで願っていた。悟空と李厘は待ちくたびれて寝入ってしまうが、その時、旬斗たちの母が姿を現す。母は、戻ってくるには三蔵の経文が必要だと言い残し、再び姿を消してしまうのだった。
-
第12話 神隠しの山 〜Tiny Dream〜
相も変わらず、妖怪軍団を相手に一戦交える三蔵一行。だがその戦闘中、悟空は誤って崖下に転落してしまう。崖を下りていって探す三蔵たちだったが、悟空の姿は見えない。一方の悟空も、完全に道に迷っていた。 その後悟空は、森の中で紫苑という少女に出会う。そして彼女の家に招かれた悟空は、ごちそうになるのだった。さらに紫苑は、悟空を三蔵たちがいる場所に連れていってくれるという。やっと、三蔵たちとの再会を果たす悟空だったが、何か様子がおかしいことに気づいた。実は紫苑は、妖怪の手先だったのだが…。
-
第13話 ほんの小さなちいさなお話 〜Lovely Baby〜
ある宿屋にやって来た三蔵一行。そこではペットを持ち込むことができないとあって、しかたなく白竜を外に置いたたままにすることに。ところがその夜、白竜は泥棒に盗まれてしまった。その後、泥棒と離れた白竜は、ウォン、ミント、ユンファという三兄弟と知り合う。3人の両親は仕事がいそがしいため、ユンファたちはいつもさびしい夜を過ごしていた。それを知った白竜は、一晩だけ3人と過ごしてあげることにする。しかし、先ほどの泥棒がまたしても白竜を狙っていて…。
-
第14話 暗闇のささやき 〜Black Crow〜
玉面公主に経文を集められないことを責められた紅孩児。そこへニージェンイーが近づいてきて、李厘たちの過去を語り始めた。それを聞いた紅孩児は、経文奪回は自分自身の願いであり、戦いであったと悟り、ひとりで出撃していく。 その頃三蔵一行は、大きな岩場を越えるのに苦労していた。そこへ現れる泥使いの妖怪。なんとか妖怪は撃退するが、三蔵が毒を吸ってしまい、倒れてしまう。そして一行の前に紅孩児が立ちふさがり…。
-
第15話 予感 〜Secret Ambition〜
ニージェンイーから受け取ったブレスレットをつけた途端、これまでとは比べものにならないくらいの素早い動きを見せる紅孩児。悟浄と悟空はあっという間に倒されてしまう。ブレスレットに何か秘密があるとにらむ八戒だったが、やはり紅孩児には手も足も出ない。そして紅孩児は、経文を奪うため、ぐったりした三蔵へ近づいていく。 その頃、紅孩児がニージェンイーに余計なことを吹き込まれたと知った独角児は、紅孩児を連れ帰るために吠登城を出る。一方李厘は、母・玉面公主に呼ばれていたが…。
-
第16話 あしあと 〜Opposite〜
紅孩児を洗脳マシンの中に入れてしまったニィジェンイー。ニィに紅孩児を奪われてしまったことを悔やむ独角児と八百鼡だったが、紅孩児が無事であることを信じ、李厘の行方を探すことにする。厳重な警戒の研究所へ忍び込む独角児と八百鼡。だが、洗脳マシンの中で苦しむ紅孩児の姿を見せられた後、ニィに捕らえられてしまうのだった。 一方三蔵一行は、一面銀世界の中を進み、ようやく宿屋にたどり着いていた。雪で真っ白になった風景を見た悟空の脳裏に、長安にいた頃のことがよみがえり…。
-
第17話 叶えられない願い 〜Wish〜
ひとりで買い出しに出ることになった悟浄は、街中でチンピラにからまれている少年を救う。その少年・金閣は、銀閣という双子の弟とふたりだけで暮らしているという。金閣との話の中で悟浄は、何気なく三蔵、悟空、八戒への非難を口にする。買い出しを終え、宿屋に帰った悟浄は、三蔵、悟空、八戒が倒れている場面を目撃。そしてその横には、金閣の姿が。金閣は、悟浄が嫌っている人をやっつけてあげたと笑顔で語るが…。
-
第18話 哀しい絆 〜Critical Day〜
金閣を探すべく山の中を歩き回る三蔵と悟浄。だが、一向にその姿をとらえることができない。同じ頃、八戒と悟空は、ガイコツが転がる砂漠の中で目を覚ましていた。自分たちは死んだと認識しているふたりは、地獄に落ちたと思い込む。そしてふたりは、多くの怪人と戦うことに。一方、三蔵と悟浄も、多くの妖怪とバトルを繰り広げていた。そして三蔵は、一人の妖怪に体当たりを食らわされ、崖下に転落してしまい…。
-
第19話 カミサマ 〜Farewell〜
八戒と悟空の前に、本来の姿で現れた銀閣。彼により、ここはヒョウタンの中だと知らされた八戒と悟空は、さらに金閣・銀閣兄弟の生い立ちを聞くことになる。ごく普通の妖怪の家で幸せに暮らしていた金閣と銀閣。だが、突然村中の妖怪が凶暴化し、村にいられなくなってしまう。樹海に迷い込み、飢えと疲れで動けなくなった金閣と銀閣。それを救ったのは、その後彼らが「カミサマ」と呼ぶ男だった。欲しがるものをすべて与えてくれたカミサマを盲信する金閣。だが銀閣はカミサマに恐怖心を抱いていた。それを知ったカミサマは、銀閣を化け物の姿に変えてしまうのだった。一方三蔵と悟浄は、金閣を相手に苦戦していた。悟浄は金閣の持つヒョウタンを撃ち抜いてしまうが…。
-
第20話 序曲 〜Chase〜
「カミサマ」と呼ばれる男を追うため、悟浄は三蔵たちの前から姿を消した。これ以上の足止めはまっぴらだという三蔵は、3人だけで出発することにする。 次の町にやって来た三蔵たち。だが、悟浄がいないとどうも調子が出ない。八つ当たりを始める三蔵。これから先のことを考える八戒は、悟浄なしでは厳しい戦いが予想されると懸念する。そして悟空は、遊び相手である悟浄がいないことに退屈を感じ始めていた。結局、イライラをつのらせた三蔵たちは、悟浄を追いかけることにするのだった。
-
第21話 戦闘 〜Don't Cry〜
なんとか「カミサマの森」に侵入した三蔵、八戒、悟空。しかし彼らの前には、険しい山道が待っていた。 一方、悟浄は深い霧に包まれた石段を昇っていた。どこまでも続く石段。いつしか悟浄は、子供の頃のことを思い出す。 義母になじられ、虐げられてきた過去。悟浄は義母に「あんたなんかいなければよかったのに」という言葉を浴びせられる・・・。 回想から覚めた悟浄の前に、なぜか義母の姿が。義母は悟浄の首を締めつけはじめるのだった。
-
第22話 砕かれたもの 〜Pain〜
悟浄のピンチに現れた三蔵一行。悟空と悟浄はいつもの調子で軽口を叩き合い、そして一行はいつもの調子で敵を倒すべく、カミサマに向かっていこうとする。だがカミサマは、そんな一行の姿を見て高笑い。さらには、三蔵に「三蔵法師の器じゃない」と告げる。頭に来た三蔵は銃を放つが、カミサマは素早く飛びのいた。悟空の如意棒も、八戒の気功砲も軽やかにかわしたカミサマは、三蔵たちに数珠の珠を放つ。珠に体を貫かれた一行は、倒れてしまうが…。
-
第23話 オレ達のやり方 〜Dawn〜
カミサマに打ちのめされ、経文まで奪われ、退却を余儀なくされた三蔵一行。ひどく傷ついた三蔵はベッドに伏し、八戒と悟浄も意気消沈していた。そんな中、なぜか悟空は雀卓を持って部屋に現れ、突然麻雀をやろうと言い始めた。卓を囲むことにする八戒と悟浄。三蔵もいやいやながら付き合うことにする。そして勝負は悟空のひとり勝ちのまま進んでいく。悟空は麻雀を通して三蔵たちに何かを伝えたかったのだが…。
-
第24話 再戦 〜Go Ahead〜
カミサマの神殿にやって来た三蔵一行。緊張の面持ちの彼らを待っていたのは、一体の気味の悪い人形だけだった。人形の告げるルール「おタバコはご遠慮ください」「銃器の持ち込みは禁止」を守ろうとしない一行に、石柱が次々と落下してきた。さらに、壁から飛び出してくる無数の針、ガラス張りの迷路、地雷の埋め込まれた部屋といった様々なトラップをなんとかかいくぐり、カミサマがいると思われた最上階へやっとたどり着く三蔵たち。そこにいたのも先ほどの人形だった。そこで落とし穴にはめられ、1階まで逆戻りした一行は、ついにカミサマに再会することに…。
-
第25話 決着 〜Nothing to Give〜
奪われた経文を取り返した三蔵。三蔵達は今までにない連携プレイでカミサマのリズムを狂わせ追い詰める。そして、ついに三蔵が放った弾がカミサマに命中した。その後、城が崩壊を始める。悟浄は傷ついたカミサマもつれて非難しようとするが、カミサマは「ここで待ってるんだ」と、一人城の中に残る。そこに現れたのは・・・。