- 地域:日本
- タイプ:TV
- 正式名称:C
- 英語名:C: The Money of Soul and Possibility Control / [C] CONTROL - The Money and Soul of Possibility
- 中国語の名前:金钱掌控
- 他の名前:シー / 钱·未来式
- 放送開始:2011-04-14
- 放送状況:放送終了
- タグ:幻想 / 戦闘 / 剧情 / 原创
- 監督:中村健治
- シナリオ:石川学 / 高木登 / 大西信介 / 杉原研二
- 絵コンテ:松尾慎 / 中村健治 / 羽多野浩平 / 小林寛 / 地岡公俊
- 演出:土屋康郎 / 柳瀬雄之 / 鈴木清崇 / 末田宜史 / 中村健治
- 制作会社:タツノコプロ
- 制作協力:山本陽介 / 寿門堂
- 製作:フジテレビ
- Copyright:noitaminA
- 家族:C
- Rating:12+
『C』
余賀公磨は、都内の大学に通う19歳。
幼い頃に父は蒸発、母は病死し、母方の叔母に育てられた彼の夢は公務員になりマイホームを持ち安定した生活を送ること。
そんなある日、公麿の前にミダス銀行の真坂木と名乗る怪しい男が現れる。
「あなたの未来を担保にお金をお貸します。そのお金をあなたの才能で運用してみませんか?」と公麿を誘う真坂木。
恐れ戸惑いながらも、真坂木に案内され辿り着いた所は「金融街」と呼ばれる異世界だった――。
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第1話 complication(複雑)
平凡な経済学部生の余賀公麿(よがきみまろ)は自立して安定した生活を獲得することを夢見ている。そんな公麿のもとへミダス銀行通商部の真坂木と名乗る風変わりな男が現れた。将来の可能性を担保に貸し出すお金ミダスマネーを“金融街”と呼ばれる異空間で運用してほしいと持ち掛けるその男に、公麿は何を思うのか。
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第2話 coincidence(暗合)
真坂木に導かれ“金融街”に足を踏み入れた公麿を待ち受けていたのは、なんの説明もなしに開始されたディール(取引)と呼ばれるバトルだった。アセットと呼ばれるパートナー真朱と共に勝利しなければ未来が失われるという。対戦相手は酒巻という男と巨人のアセット。逃げ惑う最中、公麿は自分の戦う理由を探していた。
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第3話 conspiracy(陰謀)
公麿は父が失踪し母が亡くなって以来自分を育ててくれた協子叔母さんを訪ねる。そこで見つけた父親の日記の中にはある衝撃的な事実が記されていた。一方、金融街を調査している金髪の一人の女・サトウ、彼女の言う金融街を掌握しつつある男・三國壮一郎。金融街という絶対的な状況に、公麿は選択を迫られていた。
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第4話 conversion(転換)
公麿の2度目のディールの相手は、自らの講師である江原だった。公麿は少し前に江原の妻が3人目の子供を身篭っているのを見たばかり。確固たる目的と圧倒的な力をもった江原を前に、やはり公麿は戸惑いながらもただ戦うことに必死だった。そしてその時、公麿はディールが現実に及ぼす影響にまだ気付いていなかった。
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第5話 cultivation(修練)
壮一郎(そういちろう)は“椋鳥(むくどり)ギルド”なるグループを組織し、集めたミダスマネーで現実への影響を最小限に抑えていた。公麿(きみまろ)は、壮一郎から現実を維持するディールの戦い方を教わり、椋鳥ギルドに正式登録する
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第6話 conflict(葛藤)
公麿の次の対戦相手は宣野座功という男だった。NPO法人の代表として恵まれない人達に手を差し伸べる彼は、公麿にある取引を持ちかけた。それは、ディールをパスし戦わない事で現実への影響を無くそうというものだった。宣野座と壮一郎の理念の狭間で葛藤する公磨。そして、公麿との接触を試みるサトウ。彼女の目的とはなんなのか。
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第7話 composition(組成)
10年前、壮一郎は総合商社会長の父・匡文(まさふみ)の後継者として帝王学を学んでいた。だが病に臥(ふ)せる妹・貴子(たかこ)を犠牲に会社を存続させた父を許せず、心を閉ざす。そんな壮一郎の前に真坂木(まさかき)が現われ……。
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第8話 confidence(信用)
東南アジア金融街の破綻が近いことを悟った壮一郎は〝C〟に備えるよう幹部達に指示を出す。〝C〟とは一体何なのか。その影響は現実世界に序々に現れていたが、アントレプレナー以外の人間には感じ取ることが出来ない。今まさに、公麿は己のスタンスを選ばなくてはならなかった。
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第9話 collapse(破綻)
東南アジア金融街の破綻が引き起こした〝C〟により、影響下にあった国土と都市、人々は存在の記憶と共に消失した。〝C〟の影響は日本にも及び、金融市場の混乱を誘発していた。このまま市場の信用価値が落ちれば、消失現象が日本に連鎖してしまう。壮一郎はミダス銀行を訪ね、日本の防衛のために最後の切り札を切る。 その時、公麿は…。
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第10話 collision(衝突)
日本への〝C〟の連鎖をダークネスカードにより防いだ壮一郎だったが、〝C〟はアメリカの金融市場に弾き返され、再び日本へ迫る。二度目の連鎖を防ぐため、壮一郎はためらい無く再度ダークネスカードを使う。それに気付いたサトウは、阻止するための方策を公麿に授ける。チャンスは決済までの僅かな時間。壮一郎と公麿達の最後の戦いが始まる…。
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第11話 control(未来)
現実世界では、竹田崎の仕掛けたハイパーインフレと情報操作によって日本円の価値が暴落し、人々はパニックに陥っていた。そんな中、ミダスマネーに変化が現れる。真朱や人々の未来を守る決意をした公麿と、現在を守る決意の壮一郎。それぞれの想いがぶつかり合い、加速度的に白熱していくディールは、遂に決着の時を迎える!