『夢喰いメリー』
他人の夢が視える不思議な能力を持った高校生・藤原夢路は、ある日、「幻界(ユメ)」のから「現界(うつつ)」に迷い込んだ少女・メリーと出会う。
メリーは一体何者なのか?
幻界とは、夢魔とは?
そして、人間界にやって来る夢魔達の目的とは?
夢と現実の境界を舞台に、2人と夢魔達の戦いが始まる!
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第2話 夢もキボーも
気をうしなったメリーをカフェSTOまで運ぶ夢路。そこで夢路の幼馴染の橘勇魚(たちばないさな)に出会い、橘家にやっかいになる。メリーは夢路に、自分が夢魔であることを明かすが、「アタシは、気づいた時には、ここにいたの。」と何も覚えていない様子。だが、確実なのは「幻界(ユメ)」と「現界(うつつ)」がつながる時、夢魔がやってくるということだった。
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第3話 夢の向こうから
「決めたことは何が何でも守る。」メリーを助けると決めた夢路は出て行った彼女を探そうとする。その頃、メリーは公園でみなとという少女と出会う。律儀で礼儀正しい彼女はイチマという友達から「自分のほかに友達になってくれる子はいない」と言われ一人で遊んでいる様子。そんな時夢路も偶然公園にやってきて・・・。何気なく、イチマをいつものように指の輪っかで覗いた夢路。はたして彼女の色は…!
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第4話 夢喰いメリー
他人の夢が視える能力を使ってメリーを助けられないかと思う夢路。夢魔の「器」にされることを心配して夢路を遠ざけようとするメリー。そんなやり取りのあと、夢路の通う六花高校文芸部講評会の部長・星野鳴は、間違いメールで偶然であったクリスという人物に会いに行くがすっぽかされてSTOに立ち寄ることに。彼女のメールのやり取りを何気に見ていた夢路は鳴が夢魔に乗っとられようとしているのを察知して叫ぶ。「デイドリームを開け!」と…。
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第7話 夢と水着と海の色
結局橘家に戻ってきたメリーは住み込みで働くことになり、おやっさんから渡されたメイド服を着て、勇魚からオーダーの取り方の特訓を受ける。だが、なかなかうまく行かず失敗ばかり。そんな時ふと勇魚の「遊びに行きたい」の一言でいきなり海にやってきてしまうメリーたち。思い思いに楽しむ中、メリーはエンギからいわれた言葉にひとり悩む。そんなメリーに向かって夢路が断言する。「夢もキボーもここにある!!」と。
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第10話 夢から覚めずに
ついに勇魚が夢魔に囚われてしまった。彼女を思い、夢路は一人で由衣とエンギのところに行き力を貸してほしいと頼み込む。だがもしメリーが夢魔を幻界に送り返したとしても、勇魚の夢である絵を描くことも失ってしまうとわかり、思い悩む夢路だったが…。橘家に戻った彼を待っていたのはクラスメイトの河波千鶴だった。
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第11話 夢の守り人
足の治療を口実に朝から光凪医院に勇魚・メリーとともにやってきた夢路。早速エンギのデイドリームの中へ。すると、勇魚についているパレイトという夢魔が現れた。だがパレイトもミストルティンの罠によって無理矢理組み込まれたものだったとわかり、メリーもパレイトを無下に送り返せない。夢路のなかでメリーの力を信じる気持ちと、勇魚の夢を案じる気持ちがせめぎ合う・・・。
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第12話 夢魘(むえん)
ミストルティンとのバトルからあけて光凪医院に戻ってきた夢路たち。一緒に戻ってきた千鶴が突然牢獄のデイドリームへいざなう。そして彼女の夢魔レオンが現れる。二人はミストルティンについて「レオンの銃でなければ、ミストルティンは倒せない」と語り始める。
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第13話 夢ふたたび
いよいよミストルティンとの決戦の火蓋が切られたが、圧倒的なパワーでメリーとエンギを凌駕するミストルティン。次に立ちはだかったのは人間の夢路だった。だが所詮夢魔の力に及ぶべくもなくあっけなく倒されてしまう。彼らの戦いを見つめ戸惑う千鶴。レオンは彼女に勇魚を犠牲にしないためには自分の命とお前の夢で弾丸を作るしかないと説得する。千鶴は躊躇しながらもレオンの銃を引き抜くが…。