- 地域:日本
- タイプ:TV
- 正式名称:大正野球娘。
- 英語名:Taishou Yakyuu Musume. / Taisho Baseball Girls
- 中国語の名前:大正野球娘。
- 他の名前:大正棒球少女。
- 放送開始:2009-07-02
- 放送状況:放送終了
- タグ:学校 / 運動 / ゆり / 小説改
- 原作:神楽坂淳
- 監督:池端隆史
- シナリオ:池端隆史 / 天河信彦 / 白石雅彦
- 絵コンテ:二瓶勇一 / 渡部高志 / 福富博 / 池端隆史 / 芥川瑛太郎
- 演出:奥野浩行 / 高島大輔 / 大野和寿 / 則座誠 / 山内東生雄
- 制作会社:J.C.STAFF
- 製作:東邦星華桜花会 / TBS
- Copyright:©神楽坂淳 / 徳間書店・東邦星華桜花会
- 家族:大正野球娘。
- Rating:12+
『大正野球娘。』
時は大正14年──
良家の子女が通う東邦星華高等女学院に通う鈴川小梅に、親友の小笠原晶子が、「一緒に野球をしていただきたいの!」と声を掛けた。
突然のお願いに、思わず頷いてしまう小梅。
しかし、なぜ野球なのか?
ルールも、使う道具も分からないのに。
可憐な乙女たちの奮闘物語が始まる。
「ところで、野球って、いったいどんなスポーツですの…。」
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第1話 男子がすなるという、あれ
時は大正十四年、東邦星華高等女学院に通う洋食屋の娘、鈴川小梅は、ある日友人の小笠原晶子に突然、「一緒に野球をしていただきたいの!」と言われ、その勢いに押されて、野球がどんなものか良くわからないまま思わずうなずいてしまう。授業が終わった後、晶子はクラスのみんなに向かって、野球に参加してほしいと呼びかける。そのわけは、小笠原家のパーティーに出席していた朝香中学の岩崎という人物が関係していた。
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第2話 春の長日を恋ひ暮らし
小梅と晶子はさっそく英語教師のアンナ・カートランドから野球の指導を受ける。晶子はピッチャー、小梅はキャッチャーということで、投球練習を始めるのだが、キャッチャーとして捕球の仕方もわからない小梅は、晶子からボールを受けるつもりで、地面に正座してしまう。そんな二人のやり取りが気になって仕方がない、クラスメイトの巴は、仲間に入りたいが素直に言い出せない。だが、体育の授業のときにその俊敏な動きをみたアンナは巴を野球部に勧誘するのだが・・・。
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第3話 娘九つの場を占めて
何とか苦労して9人集め、野球が出来る事に。小梅たちは、この会を『桜花会』と名づける。だが学院長からは、学校の正式なクラブとしては許可してもらえず、しかたなく同好会としてスタートを切ることになった。とりあえず部室ももらえたのだが、そこは使われていないぼろぼろの物置だった。それでも少しずつ物置を修理し、グラウンド整備にも励み、なんとか練習ができるように。そんな中、アンナ先生は、9人の守備を発表する。さらに、朝香中学に練習試合を申し込んだことを川島乃枝が告白する。
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第4話 これから
朝香中学との試合後、2日が過ぎても学校に来ない晶子。心配になった小梅はお見舞いに出かけることに。だが行ってみると晶子は意外と元気だった。だが、小笠原家の運転手の松阪は、晶子がおとといから食事もせず寝込んでいたという・・・。一方、学院では尾張記子が退部したいと言い出したり、試合で痛恨のエラーをした鏡子も練習に姿を見せない。なんとなく雲行きが怪しくなっている東邦星華桜花会だが・・・。そんなとき、洋食屋・すず川に小梅を訪ねて、岩崎と高原がやってくる。
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第5話 花や蝶やと駆ける日々
呉服屋の娘・宗谷雪が、自宅の蔵の中で眠っていた運動着を持ってきた。早速みんなで着込んでさあ練習!ところが、記子が抜けて8人となったため、アンナは当分人数が揃うまで、野球の練習よりも本格的な基礎トレーニングに切り替えた。だが、予想以上の厳しい練習に、みんな根を上げてしまう。早く9人目を探そうとあせる小梅たち。乃枝が戦術的観点から足の速い「切り込み隊長」を探そうと提案する。情報通の記子に聞くと「足の早い人を探すなら陸上部に行けば」と言われ、晶子・小梅・乃枝の3人はさっそく陸上部の練習を見に行くことに。
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第6話 球は広野を飛び回る
「実戦に勝る練習はありません」とアンナ先生に言われ、他校に練習試合を片っ端から申し込むものの、断られっぱなしの桜花会。小梅は、野球をやる場所がなくて困っている小学生たちに、場所を提供する代わりに試合を申し込む。ところが小学生にもぼろ負けしてしまい、問題山積み。そこで乃枝が「川島流勝利の方程式」と称した善後策を披露する。いろんな対策がある中で、晶子と小梅には「バッテリーは一心同体、真の夫婦の努力を」と言われ、「新婚生活」を送るべく、晶子が鈴川家にやってくる。
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第7話 麻布八景娘戯
市中では「辻打ち」という、有名中学のピッチャーが夜道に何者かにバットで挑まれ、打たれるという珍事件が発生している。桜花会の中でも、石垣環が噂話をしだすが、そこへ妙に絡んでくる巴。実は辻打ちの正体は巴だったのだ。かねてから小梅に近づきたい巴が小梅を巻き込んだいたずらだったのだが、その二人の不審な行動に晶子が気づき、ならばと、こんどは晶子が夜道で「辻投げ」と称して練習中の魔球で男子生徒に挑むのだが…。
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第8話 麻布の星
本日も小学生たちと練習試合をしている小梅たち。スコアブックのつけ方を学んだ乃枝は、苦労して身につけた魔球を使ってみないかと晶子に持ちかける。だが晶子はまだ魔球を思うように投げられず、この日も結局負け。そんな試合の様子を伺う男がいた。彼は吉村という国際キネマの社員で、製作中の映画の主演女優の代役に小梅を起用したいと言い出した。
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第9話 誤解の多い料理店
小学生との練習試合を重ね、自分たちの弱点を徐々に克服し、上達してきた桜花会メンバー。ついに、太郎たち小学生から1勝をもぎ取ることができた。それを見てアンナは朝香中学に正式に試合を申し込むことに。一方、両親に野球をやっていることを告げられないでいる小梅は、あることがきっかけで父・洋一郎と大ゲンカになり大騒動。 そんな中、朝香中学から試合を拒否する手紙が届く。晶子は激怒して岩崎に電話をするのだが・・・。
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第10話 私は何をする人ぞ
桜花会は合宿のため、小笠原家の別荘へ。鏡子は、この機会に巴との距離を一気に縮めようと張り切る。昨晩の嵐で別荘は、半壊状態で、近くの公民館で合宿を行うことに。アンナはこの2週間が、総仕上げとさっそく練習を始める。鏡子は、巴にいいところを見せようとするが失敗ばかり。合宿の中日、アンナが肝試しを提案、落ち込んでいた鏡子は、チャンスと意気込む。
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第11話 そぞろに胸の打ち騒ぐ
朝香中学との試合前日、小梅の両親は、野球の事を知ってしまう。近所の寺で素振りをしている小梅を見つけた父・洋一郎は、隠し事をし、嘘をついていたことを叱る。翌朝、小梅は洋一郎の反対を押し切って家を出る。試合前の練習を始める桜花会。開始時間が近づき、朝香中学の練習も始まるが、なぜか晶子が、姿を見せない。家に電話をすると、急な発熱で、休ませるとの事。不審に思った小梅は晶子の家に駆けつける。
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第12話 土と埃にまみれます
ついに朝香中学との試合が始まった。序盤は、巴の打撃と晶子の魔球が威力を発揮し、桜花会がリードする。しかし、晶子の魔球に対策を講じた朝香打線は五回表、ついに逆転し、なお突き放していく。大量リードを許し、これ以上一点も与えられない七回表。ヒット性のあたりを雪がナイスキャッチし、なんとかのりきるが、雪はそのまま地面に倒れこんだまま動かなかった。
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SP1 今夜の私は浪漫ちっくストライク ~歌に秘められた秘密 謎の巨大魚を追え!~
桜花会のメンバーは、野球アニメにかかせないという物体『コンダラ』の噂を聞きつけた。しかし、誰もその実体を知らなかった。謎の物体『コンダラ』について意見を交わす内に、ヒートアップした議論はあらぬ方向へ。怒鳴り出す雪や、デレる静、巴と乃枝のおやじギャグの応酬など、意外な一面を見せる娘たち。この状況に小梅は、元凶の『コンダラ』を探す決意をするが、頼りとするアンナも別人と化していた!『大正野球娘。 今夜のわたしは浪漫ちっくストライク♥』がBlu-ray第1,4巻に映像特典として収録。1巻収録の1話ではコンダラとは何か?の話、4巻収録の2話では魔球とは?の話。なぜか頭の上に、小梅にはおやき、晶子には明太子、乃枝には柿、雪には香箱ガニ、巴には梨、静には寿司、環には水なす、鏡子には真珠、胡蝶には焼売、アンナにはさつまいも、と各キャストの出身地の名産品が乗っている。スタッフ / 脚本 - 山川進 / 絵コンテ・演出 - 松川朋弘 / 作画監督 - 柳伸亮
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SP2 今夜の私は浪漫ちっくストライク2 ~魔球はハリケーンサウスポー 一子相伝メリケン流~
晶子は、アンナから魔球を身につけるように言われたものの魔球が何なのか全く解らない。他の桜花会のメンバーも一緒に考えてくれるが解決の糸口は見えない。途方にくれているとアンナが現れ、魔球とはどんな強打者も打つ事ができない球だと説明し、自分が手本を見せると言い出す。その言葉が巴の闘争心に火を点ける・・・