- 地域:日本
- タイプ:TV
- 正式名称:ハチミツとクローバー
- 英語名:Hachimitsu to Clover / Honey and Clover
- 中国語の名前:蜂蜜与四叶草
- 他の名前:蜂蜜幸运草
- 放送開始:2005-04-14
- 放送状況:放送終了
- タグ:学校 / 青春 / 癒し / 恋愛 / 漫画改
- 原作:羽海野チカ
- 監督:カサヰケンイチ
- シナリオ:黒田洋介
- 絵コンテ:橘秀樹 / 鈴木行 / 高田耕一 / 山下祐 / 福田道生
- 演出:吉本毅 / 安藤健 / 湖山禎崇 / まつもとよしひさ / 橘秀樹
- 制作会社:J.C.STAFF
- 製作:ハチクロ製作委員会
- Copyright:©羽海野チカ / 集英社・ハチクロ製作委員会
- 家族:ハチミツとクローバー
- Rating:12+
『ハチミツとクローバー』
おんぼろアパートで貧乏ながらも楽しい生活を送る美大生、竹本、真山、森田。
ある日、3人は花本先生から、彼の従兄弟の娘で少女のように小さく可憐な編入生・はぐみを紹介される…。
切なくてちょっと可笑しい、「片思いのお話」。
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第1話 はじまりの日
築25年、家賃3万8千円のボロアパートに住む、美大生の竹本祐太は、同じ大学の先輩・真山巧、森田忍にからかわれつつも楽しい共同生活を送っていた。新学期を迎えたある日、花本先生の従兄弟の娘で少女のように小さく可憐な編入生・花本はぐみを紹介される。
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第2話 2つの恋が回り出す
執拗にちょっかいを出す森田にすっかり怯えてしまったはぐみ。そのストレスを作品制作にぶつけるが、それはなんと、彼女の見かけからは想像できないほどの超巨大なマッチョ像! 実ははぐみは将来を期待される才能の持ち主だったのだ。そんなはぐみの姿を見て、竹本は複雑な心境になる。
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第3話 それは2つの片思い
帰省中のはぐみから電話を貰うほど仲よくなった竹本たち。電話口でドギマギする竹本を笑う真山だったが、一本の電話が彼を走らせる。電話は、原田デザインの理花からだった。一方、同級生の山田あゆみは、そんな真山への気持ちを諦め切れずにいる。
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第4話 彼と彼女が揺れ動く
周囲の学生から浮いているはぐみ。プレッシャーから倒れそうなところを竹本に介抱される。街もクリスマスムードが盛り上がってきたある日、サンタの格好をした森田がクリスマス会のカードを配りに来た。母子家庭で母親が看護士の竹本にとってクリスマスは楽しいものではなかった。だが、今年のクリスマスは違った。皆が、そしてはぐみが居たから・・・。
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第5話 故郷の母を想う
久々に帰省する竹本。気が進まない理由は、母の再婚相手である稼頭男のストレートさが苦手だからだ。帰京して花本先生の家に向かった竹本に、はぐみは「おかえりなさい」と微笑む。その後、クリスマス会の森田のプレゼントの宝くじが当り、花本先生の引率で熱海へと行く一行だったが・・・。
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第6話 過去と涙と告白と
温泉からの帰り道、遊園地でしばし遊ぶ一行。真山は花本先生から理花の過去を聞く。花本は理花の亡くなった旦那の原田と親友だったのだ。卒業シーズン、皆の進路はバラバラに。飲み会の帰り道、酔った山田を背負いながら歩く真山。山田への応えられない気持ちを語る真山と、泣きながら告白する山田を月だけが見ていた。
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第7話 僕たちは奇跡を探す
長期に渡る海外でのフィールドワークに、恩師から誘われて迷っていた花本先生。はぐみを一人にすることを心配していたが、意に反して、「大丈夫。お友達がいるから」と出発を促される。旅立つ花本先生のために四つ葉のクローバーを見つけに行くはぐみ。竹本たちも手伝い、皆で一緒に探すが・・・。
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第8話 キミを放っておけなくて
竹本の誕生会で、花本宅に集まった面々。途中で帰る真山を見送る山田は、まだ真山への恋心を捨てられずにいた。しかし、真山の心は相変わらず理花の存在が占めたまま。一方、竹本は、上京以来初めて1人の夜を過ごすはぐみを心配し、彼女のもとへと向かっていた。
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第9話 そのブローチが重たくて
浜美祭まで、あと8日と迫ったキャンパス。花本先生がいなくなった今、はぐみは相談相手を失い、創作活動の壁にぶつかっていた。森田は、元気のないはぐみに気がつき、贈り主がわからないよう、こっそりとブローチを贈る。それを偶然察してしまった竹本は、はぐみにそのことを告げようかどうか迷っていた…。そして、冬の足音が近づいてくる。
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第10話 僕たちは空を横切る
12月も終わりに近づいた寒空の下、竹本たち5人は、水上バスに乗って短い船旅に出た。竹本は、はぐみの身に着けているブローチを目にして、切なそうにはぐみを見つめる。そんな竹本の様子を気遣い、真山が竹本にはぐみと過ごしてきたけっして短くない時間を思い出させる。竹本の思い出が観覧車のようにゆっくりと回っていた。
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第11話 恋に振り回されて
今朝も森田のやりたい放題が原因で、もめている社会人・真山と未だ学生・森田。その狭間で泣いている竹本。そんなある日、花本先生が、突如、モンゴルから帰国するのだが…。帰国後の残務に追われ、はぐみの相手を出来ない花本先生の代わりに、森田がはぐみと二人きりで買い物に出かける事に。そんな二人を見送ることしか出来ない竹本。それぞれの想いがゆっくりと交錯していく。
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第12話 突然のキス、唐突な別れ
伝説の大学8年生になった森田は、花見の席で意気揚々とリサイタルなどを催す。一方、はぐみは、なんだか元気がない。竹本は、はぐみがブローチをはずしている事に気づく。森田と出かけたあの日以降、様子がおかしいはぐみだったが、ついに体調を崩し、寝込んでしまう…。そして、森田は、帰国予定もわからぬままに、突然ロスへと旅立ってしまう。竹本は、急いで空港へと後を追うが、森田を乗せた旅客機は、すでに空の上だった。機影に向かって叫ぶことしかできない竹本は、力なく項垂れる…。
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第13話 そのたったひと言がききたくて
唐突にアメリカに旅立った森田。残された一同は、ただ唖然とするばかり。「森田さんに、帰って来て欲しい? 帰って来て欲しくない?」何を思ったのか、いきなりはぐみに問いかける竹本。しかし、はぐみの口からは竹本の予想外の答えが返って来た…。はぐみが森田に特別な感情を抱いていた事にはじめて気がついた真山と山田。そして、それ以来、はぐみは創作活動に没頭するようになる。そんなはぐみを心配に思った山田は、気晴らしにみんなで花火大会に出かけようとはぐみを誘う。
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第14話 夢の中で彼女に触れた
藤原デザイン事務所で、美和子、野宮たちやり手の先輩に囲まれながら奮闘している社会人・真山。しかし、ふと気がつくと昨晩見た理花の夢のことを思い出している。そんなとき、偶然、公園で真山を見かけた理花は、彼に声をかけることをしない。野宮は、花器をオーダーするため山田を紹介して欲しいと真山に頼むが、真山は頑なに野宮を山田に近づけないようする。それを不思議に思った美和子たちは・・・。
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第15話 卑怯な僕が走り出す
真山を挑発するかのように、野宮は山田に急接近する。そして、野宮は、山田を半ば強引に長野へと、ドライブに連れて去る。二人の関係が気になる真山だが、突然浅井さんが倒れてしまい入院したことを聞かされる。見舞いに訪れた病院で、1年以上ぶりに理花と再会をはたした真山は、あらためて一緒に仕事がしたいと申し出るのだが・・・。
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第16話 が彼女を呼んでいる
4年生になった竹本は、卒制や課題、就職活動とやらなければいけないことを抱えながら、心こころあらずと不思議な塔を製作している。竹本を心配するはぐみと、そっとしておこうと気遣う山田。そんなとき山田は、いきなり5人の男性から同時にプロポーズを受けることに。困った山田は、花本先生に相談していくうちに、少しだけ真山の気持ちを理解できた気がした。一方の真山は突然、藤原デザイン事務所を辞めてしまう・・・。
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第17話 自分の気持ちもわからない
大驚愕する竹本たち。TVに森田が映っている。しかも権威あるハリウッドの映画祭での受賞スピーチ場面だ。さらに一同を驚愕させる森田。彼は、いつの間にか日本に帰って来ていた。その翌日、森田には卒制提出期限が迫っていた。無事に卒制を提出し8年間の大学生活にピリオドをうつことが出来るのか?誰もが予想出来ない森田の行動に、ひさしぶりに周囲は振り回されることに……。
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第18話 あの人が帰ってきた
大驚愕する竹本たち。TVに森田が映っている。しかも権威あるハリウッドの映画祭での受賞スピーチ場面だ。さらに一同を驚愕させる森田。彼は、いつの間にか日本に帰って来ていた。その翌日、森田には卒制提出期限が迫っていた。無事に卒制を提出し8年間の大学生活にピリオドをうつことが出来るのか?誰もが予想出来ない森田の行動に、ひさしぶりに周囲は振り回されることに……。
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第19話 止まった時間が動き出す
辞めたばかりの藤原デザインと仕事をすることになった真山。打ち合わせのために事務所を訪れると山田と鉢合わせに。いつのまにか山田が野宮と仕事をしていることを知る。過去の経緯もあり、二人の関係が気になる真山。理花に想いを寄せつつ、山田のことも放っておけない中途半端な立ち位置。花見の席で、そんな情けない真山の態度を見かねて、山田は野宮に対して思いもよらぬ言葉を口走ってしまう……。
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第20話 夜空に浮かぶ月に祈る
留年したものの未だに進路が見えてこない竹本。卒業後も絵を描き続けるというはぐみの言葉を聞き、竹本は自分の不甲斐なさに落胆する。一方はぐみは、森田に賞にあわせて作品を描いていることを指摘されてしまう。森田は、はぐみにもっと大きなスケールで創作活動をさせるべきだと花本先生に強く訴えるのだが……。それぞれが、いまだ見えぬ将来に思い悩む日々が続いている。
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第21話 僕は、いつも怖かった
藤原デザインの双子社長が気まぐれに仲直り。その処理のため、野宮は山田に告げずに、しばらく鳥取へ行くことに。依然、進路のことで悩み続ける竹本。花本先生の紹介で就職が決まりかけていた事務所も、就職内定祝いの夜に倒産してしまう。何とか竹本を元気づけようと、みんなで竹本を励まそうとするのだが……。気がつくと竹本は、降り出した雨を気にすることなく、ただひたすら自転車のペダルをこぎ続けていた……。
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第22話 雨に濡れた花のように
竹本が、目的のないまま自転車で走り出して、一週間が過ぎようとしていた…。依然、自分は見つからないものの、100円ショップでアイテムを補給したり、民家で水をわけてもらったりしながら、ひたすら北へと進み続ける竹本。その後、松島で竹本は、寺や神社の修復士の一団に出会い、旅の軍資金を得ようと、その集団で下働きを始めるこのとになるのだが…。そのころ東京では、周囲の期待に答えられないはぐみが自分の将来のことで心を痛めていた…。
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第23話 そして、僕は走り出す
修復士たちの下で働き始めたものの、いきなりの修復作業に全く役に立たない竹本。しかし、食事の準備などを完璧にこなし周囲を驚かす。そして、彼自身も皆に喜んでもらえる現状に満足し始めてしまうのだが、修復士の中には、そんな竹本のことを快く思わない者もいて…。一方、東京では、理花が真山に、山田に器の製作を依頼したいと申し出るが二人を合わせまいと真山はそれを断ってしまう。しかし、理花からの依頼のことを直接知った山田は、そんな真山の気持ちに対して悩んでしまう…。
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第24話 僕たちは、回り続ける観覧車
自転車での旅を再開した竹本。しんさんから借りた自転車や地図や旅の道具が何とも頼もしい。旅の途中で出会う人々、はじめて見る景色、はじめての経験、そして幾多の困難までもが、竹本にいろいろなことを語りかけてくる。死んだ父のこと、学校のこと、将来のこと、そして…。ペダルを踏みすぎて、靴の底が抜けた頃、ついに竹本はある場所へとたどり着くのだった。そこで、竹本が見たものは彼が子供の頃に思い描いていた場所だったのだろうか?竹本がそこでみつけた答えとは…。