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ハチミツとクローバー II
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  • 地域日本
  • タイプTV
  • 正式名称ハチミツとクローバー II
  • 英語名Hachimitsu to Clover II / Honey and Clover II
  • 中国語の名前蜂蜜与四叶草II
  • 他の名前ハチミツとクローバーⅡ
  • 放送開始2006-06-29
  • 放送状況放送が终了
  • タグ学校 / 青春 / 癒し / 恋愛 / 漫画改
  • 原作羽海野チカ
  • 監督長井龍雪
  • シナリオ黒田洋介
  • 絵コンテ大畑清隆 / 高田耕一 / 鵜飼ゆうき / 浅野勝也 / 長井龍雪 / 福田道生
  • 演出武山篤 / 池端隆史 / 浅野勝也 / 福田道生 / 長井龍雪 / 高島大輔 / 鈴木洋平 / 秋田谷典昭 / 佐々木皓一 / 上田繁
  • 制作会社J.C.STAFF
  • 製作ハチクロ製作委員会
  • Copyright©羽海野チカ / 集英社・ハチクロ II 製作委員会
  • 家族ハチミツとクローバー
  • 公式ウェブサイトhttp://www.hachikuro.net/
  • Rating12+

『ハチミツとクローバー II』

ボロアパートで貧乏ながらも楽しい生活を送る美大生・竹本、真山、森田。

ある日3人は、花本先生の紹介で、編入してきた花本はぐみと出会う。

竹本と森田ははぐみを見て一瞬で恋に落ちるが、それぞれの不器用さから、自分の気持ちを上手く表現できない。

一方、真山は自分に好意を寄せる山田の気持ちを知りながらも、バイト先の建築デザイナー・理花への想いが強まるばかり。

2つの微妙な三角関係を軸に物語は始まった…。

恋心どころか、進むべき未来すら分からなくなって「自分探しの旅」に出てしまった竹本。

周囲の想いに気づかず、一心不乱に絵を描くはぐみ。

はぐみへの突然のキスの後、自身も混乱し海外へ逃亡、いつの間にか日本画科への編入生として浜美に戻っていた森田。

無事就職したデザイン会社を辞め、再び理花のもとで働きはじめる真山。

その真山のことをあきらめきれない山田。

お互いの、そして自分自身の気持ちにゆっくりと気づきはじめていく一方で、容赦なく日々は流れていく。

それぞれの華奢な未来と向き合い、憂い、もがき、まわり続ける5人の片想いのゆくえは…?

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      • 第1話 そして、僕たちは再び回り始める

        ……そして、僕たちは再び回り始める……』 大学にほど近いアパートで、美大に入ったものの、自分の進むべき道を見つけられずに悶々としていた竹本祐太。気の合う先輩の真山巧や森田忍と、それなりに楽しい日常をすごしていたのだが…。そんな頃、大学で編入生の花本はぐみと出会うことで、竹本の日常は、ゆっくりと回り始める。やがて、自転車のペダルを踏みしめながら、あてどもなく旅をすることになる竹本や仲間たちの青春恋愛模様を振り返る。

      • 第2話 言いたくても言えなくて

        『……でも、そうでもしなきゃ思い知れないんなら、行くがいいさ……』 真山が勤める原田デザインの理花に仕事を気に入られ、真山と理花と一緒に仕事をする機会が増えた山田あゆみ。真山が理花を想っていることを知りつつ、彼のことが諦め切れないあゆみ。彼女は森田に、わざわざ二人が一緒にいるところを見にいくことはない、と諭されるのだが、わかっていても真山を追いかけてしまうのだった。一方、自然とあふれ出た「好き」という気持ちをはぐみに告げた竹本。後悔はしていないけど、その後はぐみとの関係はぎこちないままで…。

      • 第3話 君の涙を見たくない

        『信じらんねぇ……9時間かかんだぞ……!』 美和子から、山田が頻繁に理花の事務所に手伝いに行っていることを聞かされた野宮。野宮は、なぜか山田のことが気になり原田デザインに電話を入れる。やけに元気に振舞う山田の声から何かを察した野宮は、鳥取から東京に車を走らせることに……。しかしその頃、山田は美和子の頼みを受けて、鳥取に向かっていた……。

      • 第4話 あなたをどこにも行かせない

        『先に耐えきれなくなったのは俺だった。気付いてはいたんだ……』 浜美祭が近づき、秋を感じ始めた頃、はぐみへの留学の誘いをやんわりと断る修司。学園祭の準備に追われる学生たちの忙しない姿を見て、ふと学生だった頃の自分や理花や原田のことを思い出す修司だった。一方、真山は理花とともに、上野駅で鳴り響く発車ベルに促されるように寝台列車に吸い込まれていく。彼女のふるさと札幌へと向かう真山と理花。そして、真山はずっとため込んできた想いを理花に告げるのだが……。

      • 第5話 嬉しいのに苦しくて

        『そう、彼は……優しくしあうことを許されたのだ……』 スペインへと旅立った理花。真山は一緒に行かなかった。だが、二人の関係に変化があったことを察して心を痛める山田。そんな山田を気遣って、美和子は強引に山田を健康ランドへと誘いだす。美和子から傷心の山田の様子を聞いた野宮は、自分に連絡してこない山田になぜか腹を立ててしまう。浜美では、竹本と森田がはぐみを交えて、パンの耳をめぐって争っていた。いつもどこからか稼いできた札束を持っているはずの森田のお金の使い道を不思議に思い、竹本は真山にそのことを訊ねるのだが…?!

      • 第6話 僕たちは、海に行く事はなかった

        『口にしてはダメ……、私には、それを奪う権利はない……』 幼少時代を振り返り、亡き父を想う森田。しっかりと未来と向き合う竹本。頭の中であふれ出る創作意欲と葛藤するはぐみの想い。そんなはぐみを見つめる修司。理花を手伝いにスペインに行くことになったうれしそうな真山と複雑な心境の山田。そんな山田を放っておけない野宮。……それぞれの思いが回りだす。山田は免許を取ったばかりの竹本に、みんなで海にドライブに行こうと提案するのだが……。

      • 第7話 前に、光の差す方向に

        『……あのときのことが、目に焼き付いて離れない……』 森田忍の兄・馨は幼少時を思い出す。馨は幼い頃からずっと、自分の父と弟にあって自分にはない何かに憧れ、またそれを見出そうともがき苦しんできた。そして馨は、今更ながら父・司の親友でパートナーの根岸のおじさんの寂しそうな横顔に、同様の気持ちが介在していたことを理解する。まだ馨と忍が幼かった頃、父の作った小さな会社は、根岸によって外資に経営権を奪われることになるのだが、根岸にもそうせざるをえない理由があったことを…。

      • 第8話 僕たちは、なにも知らなかった

        『……僕は、なにも知らなかった。』 理花を手伝うためにスペインに向かった真山は、理想と現実のギャップをかみしめながらも異国の地で何とかやっていた。忍と馨は、長年かけて準備してきた計画を実行しようとアメリカ、シカゴにいた。日本では、浜美祭の初日を向かえた、とても風の強い日に、竹本にも山田にも修司にも、誰もが思いも付かないような大変な事故にはぐみが巻き込まれてしまう…。

      • 第9話 自分の無力を噛み締める

        『……ああ、神様……どうか、彼女を……』 森田兄弟は長年の計画をついに発動し、成功するも、その後兄の馨は姿を消してしまう。事故に巻き込まれたはぐみは、右腕に怪我を負いしばらく病院に入院しなければならない。痛みをこらえながら自らの状況を認識しようと耐える辛そうなはぐみを目の当たりにして、心を痛める竹本と山田。そして、ただただ彼女を見守る修司……。落ち込んだ山田に対して野宮は彼女が今できることをアドバイスすると、山田は何やら思いついたように行動に移す…。

      • 第10話 小さい頃、一度だけ神様を見た

        『……どこ、行っちゃってるのよ、バカ……』 利き腕の自由を奪われたはぐみは、また創作活動に戻れるようにと苦しいリハビリを続ける。はぐみを元気付けようとお見舞いに通う山田だが、事故のことを知らないまま姿を消した森田の行方が気になる。山田は、スペインにいる真山を頼って森田の行方を捜すことに…。竹本は、はぐみに対して何も出来ない無力さに苛まれる。修司は、相変わらずはぐみの側にいて静かに見守りつづける。ようやくはぐみの事故のことを知った森田が、突然姿を現すのだが…。その直後、はぐみは病院からいなくなってしまう。

      • 第11話 あなたの人生を、私にください

        『……私から、絵を描くことを、奪わないでください……』 突然はぐみの前に姿を現した森田は、修司たちに無断ではぐみを自分のアジトと呼ぶ部屋に連れて行く。翌朝、腫れている手を見て動揺したはぐみは、病院に戻りたいと森田に告げる。はぐみを連れて病院に戻った森田に、心配していた修司は怒りを露わにする。手の検査と治療を終えたはぐみは、修司に今まではぐみが考えてた本当の気持ちを伝える…。それは、昨晩森田と話し合っているうちに確信した、はぐみの強い強い想いだった。

      • 第12話 ハチミツとクローバーと

        『……時が過ぎて、何もかもが思い出になる日はきっと来る』 修司のはぐみに対する突然の告白に衝撃を受ける山田。スペインでの仕事を終え、帰国した真山と理花は、修司の下に駆けつける。兄の行方を心配しつつも自分の進む道を決意する森田。それぞれがそれぞれに新たな道を見つけようと模索していた。そんな彼らに春という季節が巡ってきた頃、住み慣れた部屋をひきはらい旅立つ準備を整えた竹本は、東京での最後の晩、はぐみと二人きりになる…。

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