- 地域:日本
- タイプ:TV
- 正式名称:獣神演武 -HERO TALES-
- 英語名:Juushin Enbu: Hero Tales / Hero Tales
- 中国語の名前:兽神演武
- 他の名前:兽神演武 HERO TALES
- 放送開始:2007-10-07
- 放送状況:放送終了
- タグ:幻想 / 熱血 / アクション / 戦闘 / 漫画改
- 原作:黄金周
- 監督:関田修
- シナリオ:関島眞頼 / 社綾 / 門田祐一 / 白根秀樹 / 中村誠
- 絵コンテ:関田修 / 藤本義孝 / まつもとよしひさ / 小野勝巳 / 名取孝浩
- 演出:小高義規 / 浅見松雄 / 神原敏昭 / 平尾みほ / 渡部裕子
- 制作会社:studio FLAG
- 製作:獣神演武製作委員会
- 家族:獣神演武 -HERO TALES-
- Rating:12+
『獣神演武 -HERO TALES-』
时为乱世。在帝国战乱时期,有着一群在乱世里领导民众的七星英雄“北辰天君”。
其中被称为“二天神尊”的破军与贪狼有着相互激烈对峙的宿命存在,原本被推断在同一时代不会同时出现,但命运的齿轮却出现了异变。
在贤帝国全体艰难地苟延残喘的现今,有着毫不相容、弓箭相向的“二天神尊”破军・岱灯狮丽与贪狼・庆狼的存在。
各自为了各个国家与自身国家的和平而贯彻自身的正义且互不相容。
在宿命的名义下,上天到底会选择哪一边的正义呢……。
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第1話 破軍吼ゆる刻
北辰七星の「破軍」「貪狼」の二星は、相争い地上の覇を唱える荒星である。「破軍」の宿業を背負う少年、岱燈は天下を統べる覇者の剣「賢嘉爛舞」が納められている蓮通寺で暮らしていた。もう一つの荒星「貪狼」である慶狼は、自らの野望を果たすため賢嘉爛舞を手に入れるべく蓮通寺に向かう。たった一人で並み居る青龍党員、蓮通寺僧兵を蹴散らし、本堂に迫る慶狼。異変を感じ本堂へと急ぐ岱燈。「破軍」「貪狼」の互いに喰らい合う宿業によってか、二星は賢嘉爛舞の前で激突する。闘いの最中、岱燈は「破軍」の力の片鱗を発揮し、賢嘉爛舞を抜き慶狼に一太刀浴びせるが、圧倒的な力の差に崖下に吹き飛ばされ、賢嘉爛舞を奪われてしまう・・・。
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第2話 武曲の宿業
「破軍を始末せよ」との慶狼の命を受けた薄気味の悪い男、史明は蓮通寺へ向かった。史明の剣「萬祥史明」の魔眼によって頼羅を操られ、また自らも動きを封じられ窮地の岱燈。まさに頼羅の命が危ういその瞬間、岱燈の身に異変が起きる!右肩に「破軍」の紋様が輝き、人間離れした力で史明に襲いかかる。その力に驚きながらも、なぜか満足げな表情を浮かべ去って行く史明。史明には、何か慶狼とは違った思惑があるのだろうか・・・。
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第3話 操気の契り
岱燈、劉煌、頼羅の三人は都への旅の途中に、とある港町に立ち寄った。港には、虎楊を頭とする水賊「渦津団」の船「闘牙」が停泊していた。翌日、岱燈らは、豪雨により山肌が緩み、町の守り神である巨石「聖熊」が崩れ落ちそうだという知らせを聞く。「聖熊」が落ちれば、町の壊滅は免れない。一刻を争う事態に岱燈らは、渦津団に、町の人を船に避難させてくれと頼むのだが、帝国の役人王鉛たちを乗せるために余裕はないと断られてしまう。岱燈は、「聖熊」の落下を食い止めようと、一人山に向かうのだが・・・。
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第4話 五神闘士
岱燈たちは、旅の途中、幼い娘林鈴を守って賊に襲われていた陳情を助ける。その時、賊の用心棒をしていた鳳星というやたら調子のいい男と出会う。事情を聞くと、どうやら自警団である張禁団の跡目争いで、先代の右腕だった瑛烈が先代の一人娘、林鈴の命を狙っている、という事だった。その夜、劉煌は瑛烈の屋敷に忍び込む。そこで劉煌は鳳星と会い、瑛烈が先代の屋敷の襲撃を企んでいる事を知り、鳳星が五神闘士の一人「禄存」である事を知る。鳳星は、師匠の命により自分の武器「霜纏弓」を探すため、瑛烈の用心棒になったフリをしているらしいのだが・・・。
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第5話 病みし帝国
賢帝国の重臣、闘核は蓮通寺を襲った慶狼の行動が賢嘉爛舞を狙ったものではないかと疑惑を抱く。しかし、汰臥帝は恐れからか慶狼の言うがままであり、皇帝の命であるとされては闘核には追求のしようが無い。その頃、岱燈は景州で一番大きな町に到着する。町で岱燈たちは財布を盗られた事から、李延という少年と出会う。李延は役人も誰もあてに出来ない時世に、幼い孤児の仲間を食べさせるため、盗みをしながら荒れ寺で生活していた。翌日、荒れ寺に滞在していた岱燈達の元に、李延に財布を盗られ頭に血が上った猛三兄弟が現れる・・・・。
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第6話 紅き英傑
鳳星は、岱燈達を連れ、霜纏弓を手に入れた事を報告するため師匠、紅英の元に向かった。紅英はその知識と眼力から「益陽に知識の泉あり」と謳われる人物であった。その名に違わず岱燈が操気法を自在に使えないことを一目で見破る。紅英の教えを受け、自分の元来の操気法が武器に気を通す「外伝」ではなく、自らの体内に通す「内伝」であると知る岱燈。紅英は、「内伝は一歩間違えば自らを傷つける両刃の剣であるため、感情に支配されず、自分を律する事が出来なければ、使う資格は無い」と岱燈に厳しく忠告をするのであった・・・。
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第7話 哀しみの禄存
史明に捕まった鳳星は「岱燈を殺さなければ紅英もろとも殺す」と脅しを受ける。が、鳳星は史明の隙を突き自力で脱出する。史明は死人を追っ手として放つ。死人には普通の攻撃が効かず、鳳星には逃げるしか術が無い。山中を逃げる鳳星は、2人を探しに来た岱燈と劉煌に出会う。岱燈達から紅英も山に入り、戻ってない事を聞いた鳳星。その脳裏に先ほどの史明の言葉がよぎる。史明より先に紅英を見つけなくては、彼女の身が危ない。師であり、親代わりでもある紅英を救うため鳳星は追っ手を岱燈達に任せ、その姿を求め走る・・・。
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第8話 渓谷に木霊するは…
親代わりの紅英を失った悲しみからか、鳳星の様子がおかしい。無理に明るく振舞うかと思えば、ぼーっとしていたりする。岱燈たちは、鳳星を元気付けようと相談をする。岱燈は、ロクに考えもまとまらぬうちに「腹一杯喰えば元気が出る」と一人でさっさと食材を探しに行ってしまう。残った劉煌は、頼羅に手料理を作ってはどうか、と提案する。頼羅本人が言うには、父、曹栄に「お前の料理は未来の亭主に取っておけ」と言われる程の腕前らしいのだが・・・。
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第9話 帝都にさす影
都に到着した岱燈達は、劉煌の提案で、ひとまず統悠寺に向かった。岱燈たちは統悠寺で劉煌の師匠、劉匠と賄いをしている美女、麟盟に出会う。その夜、劉煌が恐れていた通り岱燈は慶狼を倒しに行くと言い出す。劉煌は勝ち目が無いと、必死に止めるのだが、岱燈は聞き入れない。そんな時、麟盟が岱燈に手合わせを申し出る。状況が飲み込めないながらも表に出た岱燈は、彼女の身体に五神闘士「巨門」の文様を見る・・・。
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第10話 孤独なる皇帝
岱燈は、あの慶狼に命令を下せる「皇帝」とは、一体どのような男なのか興味を抱いた。そこで皇帝の人となりを自ら確かめようと思い立つ。岱燈は、劉匠にもらった気配を隠すための禁呪の符を使い皇帝の居城、蔡緋城に忍び込む。上手く潜入したものの、肝心の皇帝の居場所はわからない。城内を徘徊しているうちに、足を滑らし岱燈は屋根から浴室へ落ちてしまう。湯気に煙る中、岱燈は自分と同じ年頃の少年と出会う・・・。
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第11話 北辰紀記
今までの旅と統悠寺での修行で、岱燈は操気法・内伝の気の練り方を掴みつつあった。だが、未だ慶狼には及ばない。修行に打ち込む岱燈を劉匠は賢帝国の始まりの場所、天儀院へと連れて行く。劉匠は、そこで賢帝国の歴史と破軍の関わりを岱燈に聞かせ「この時代に破軍として生を受けた意味を考えよ」と諭すのであった。その言葉を聞いた岱燈は、自分の宿業の事はよくわからないが、劉煌、鳳星、麟盟に出会えたのも宿業ならば、それには感謝すると会心の笑みで言うのであった・・・。
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第12話 月下の煌き
禁呪の符の効果で、史明は岱燈達の居場所が掴めずにいた。一方、劉煌は、友情と宿命の狭間で揺れていた。星の宿業に従い破軍と貪狼の衝突を防ぐためには、岱燈を裏切ることになるかも知れない。兄のように慕う典医の将鶴に相談しに行くが悩みは深まるばかりであった。その夜、劉煌の元に史明が現れる。何を企んでいるのか、史明は劉煌の出生の秘密を語り出す。捨て子だった劉煌が唯一身につけていた懐剣にはしかけがあり、父親の名を示すというのだが・・・。
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第13話 二天神尊
統悠寺を慶狼率いる玄狼党の軍勢が襲う。多勢に無勢と見た岱燈達は、統悠寺の修行場「寂光窟」へ走り難を逃れた。秘密の出口へ向け進む岱燈達だったが、劉煌の様子がいつもと違う事に気付く。「実の父親が仇敵の慶狼」という事実に苦悩する劉煌は、逃げる足元も覚束ない。心配する岱燈に、ついには当たり散らしてしまう。「君と関わり合うのは真っ平だ!」劉煌の言葉に驚くを岱燈。と、その時、岩壁を突き破り慶狼と孔凋が現れる・・・。
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第14話 闘牙回頭
岱燈は気がつくと「闘牙」の船上に居た。事情を聞くと虎楊の助けによって、玄狼党の襲撃からなんとか逃れることができたらしい。虎楊も五神闘士の一人「文曲」であり破軍と貪狼の衝突を感じ、急ぎ駆けつけたのだという。岱燈は虎楊に劉煌の消息を聞く。だが返ってきたのは、懐剣ただ一つを残し消息は不明だという答えだった・・・。岱燈は、自らが破軍であるため劉煌や紅英の運命を狂わせてしまった思い込んでしまう。自分を責め、破軍を捨てたいとまで思い詰める岱燈。「俺は、もう破軍でいたくない!」闘牙に岱燈の悲痛な叫びが響く・・・。
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第15話 破軍の道標
「北辰天君とは何なのか?」岱燈は破軍としての宿業の重さに耐えられず、自らの星を否定してしまう。そして、そのせいか操気法が使えなくなってしまった。虎楊によれば己の宿業を受け入れない限り、破軍の力が戻る事は無いという。苦悩する岱燈に虎楊は、「あの山の頂から、見えるもの・・・それが一つの答えだ」と道を示す。岱燈は一人、山へと向かった。しかし、操気法が使えない今の岱燈には、猛獣がうろつく夜の森は危険過ぎる。岱燈の身を案じた頼羅はその後を追うのだが・・・。
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第16話 天食む貪狼
汰臥帝は慶狼の娘、侘姫との婚姻を宣言し、改めて岱燈との約束を守り帝国を立て直す事を決意する。だが、同時にその婚姻で慶狼は皇族の外戚となり、慶狼が帝国を手中にする障壁は無くなってしまう。一方その頃、岱燈達は、盗賊に焼き払われた村を目にしていた。帝国の荒れ果てた様に怒りをあらわにする岱燈。そこに村を焼き払った盗賊、馬五兄弟率いる馬頭門が現れる。汰臥帝は内側から、そして自らは破軍の宿業と向き合い外側から国を変えるため、岱燈はまず目の前の馬頭門と対決する・・・。
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第17話 父子の絆
岱燈達は蓮通寺に到着した。曹栄、孫寧との再会を喜ぶ岱燈と頼羅。岱燈は孫寧に劉煌を助けられなかったことを苦渋とともに語る。すると孫寧は、力強く輝く武曲の星を指差し、劉煌の生存を伝える。その言葉を聞いた岱燈達は喜びに沸き、麟盟は安堵の笑みを浮かべるのだった・・・。あくる日、岱燈は久々に父、曹栄と2人で見回りに出る。そこで岱燈は曹栄に汰臥帝と出会ったいきさつを話した。すると曹栄は「今ならもう話してもいいだろう」と岱燈の出生の秘密を語り出すのだった・・・。
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第18話 蓮通寺炎上
岱燈達は蓮通寺で久々に平穏な日々を過ごしていた。しかし、再び蓮通寺を玄狼党が襲撃する。趙香率いるくノ一軍団は陽動のため寺に火を放ち、その隙を突き孫寧を捕らえる。趙香は孫寧を人質に「一人で来い」と岱燈に命じる。岱燈が孫寧の元にたどり着いたその時、孫寧は萬詳史明の気配を感じ取る。史明の存在が最悪過ぎる予感を孫寧の脳裏に呼び起こす。「ワシの事はどうでもいい、一刻も早く曹栄達の元に戻れ!」岱燈に命じる孫寧。岱燈は孫寧の様子に、ただならぬ気配を感じ曹栄の元へと急ぐ・・・。
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第19話 わかたれし星
岱燈達は、鉱山から出る煙を村が襲撃されていると勘違いした事からある村に立ち寄った。聞けばこの村の鉱山に新たに金鉱脈が発見されたという。帝国から援護の軍が来ない中、自分たちで鉱山を守りながら今は汰臥帝の婚姻のための貢物を採掘していると言う。そこに玄狼党が現れ、今や帝国は慶狼将軍の物と、権力を笠に金を強奪しようとする。村人を守るため玄狼党員と戦う岱燈。「しばらく見ぬ内に成長したな」玄狼党員を退けたその時、岱燈の耳に懐かしい声が響く・・・。
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第20話 動乱の幕開け
汰臥帝と侘姫の婚姻により皇帝の義父となった慶狼は、宮中を掌握すべく政敵である闘核に謀反の濡れ衣を着せる。汰臥帝の勅命により即刻の処刑こそされなかったが、闘核は統悠寺に幽閉されてしまった。最早、宮中は慶狼の意のままとなる・・・。闘核捕縛の報は、都の近くに拠点を置き慶狼を討つ機会を窺っていた岱燈達にも届く。闘核という歯止めが無くなった今、慶狼の動きは一気に加速しかねない。急転した状況を受け虎楊は、慶狼の先手を取るために、ある強引な策を練る・・・。
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第21話 悲憤の白衣
ついに慶狼は賢嘉爛舞を抜いた。力ずくで天意をも曲げたのであろうか、それとも・・・。一方、史明は独自の思惑で岱燈と慶狼を激突させるべく画策していた。執拗な挑発に堪えかねた岱燈は史明を追い、とある森に足を踏み入れる。森の中で岱燈は史明の目論み通り亡き妻、貂雛の祥月命日に墓参りに来ていた慶狼と出会う。掟により祥月命日に墓参りをした者は殺生を禁じられる。その掟に従い拳を納めた岱燈に、慶狼は「亡き妻の墓前で破軍に語るも、星の宿業か・・・」と、己の過去を語り出す・・・。
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第22話 帝都錯綜
高官と汰臥帝の前で賢嘉爛舞を抜いて見せた慶狼は汰臥帝に譲位を迫っていた。だが汰臥帝は、岱燈との約束を守るため、頑として受け入れなかった。このまま譲位しないとなれば、慶狼は汰臥帝を処刑するかもしれない。意を決した劉煌は慶狼に、自らが息子である事を告げ汰臥帝の助命を頼んだ。その甲斐あって汰臥帝と侘姫は、統悠寺に幽閉されることになったのだが、汰臥帝の命運が未だ慶狼に握られている状況に変化は無い。弟である汰臥帝と捕らわれている麟盟を救うため岱燈達と渦津団は虎楊が作った気球に乗り統悠寺に向かうのだが・・・。
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第23話 激突
星の宿業に縛られない男と縛られた男、岱燈と劉煌は再び拳を交える。未だに岱燈との対立に迷いが見える劉煌。かたや岱燈は劉煌との闘いを楽しんでいた。劉煌もそんな岱燈に感化されたのか、いつしか2人の間には宿業も大義も無くなっていく。蓮通寺で始めて手合わせをした時の様に・・・。岱燈の掌打と劉煌の螺穿棍、互いの渾身の一撃がぶつかり合う。そして、ついに闘いは決着を見た。だがその時、汰臥帝と侘姫をめがけ慶狼が放った魁迅刀が飛来する・・・。
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第24話 暴走せし宿業
慶狼は、嘉陵広場に集まった人々の前で賢嘉爛舞を抜き放ち即位を宣言する。人々は割れんばかりの歓声で新皇帝、慶狼を讃えるのだった。が・・・次の瞬間、一転して広場は地獄と化す・・・。あろうことか慶狼は屍人による無差別虐殺を開始したのだ。同時に帝国全土で史明の操る屍人がいっせいに覚醒し、凄惨な光景が至る所で繰り広げられる。「全ての争いの元凶たる愚かな人間共よ!死に絶えよ!」これが慶狼の目指していた覇道の先なのか・・・。事の次第を知った岱燈達は明朝にも都へ発つ事を決意する。慶狼を討ち、全てに決着をつけるために。そして皆が笑って暮らせる場所を創るために・・・。
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第25話 貪狼神
劉煌は、もはや慶狼に従う気が無い事を趙香に告げる。が、その時、慶狼の魔眼が怪しく光って・・・。一方、洛昌に着いた岱燈達は、以前とは全く違う街の様子を眼にする。美しかった洛昌の表通りが瓦礫と屍人に埋め尽くされているのだった。死後も屍人として操られ続ける住民を眠らせるためにも、岱燈たちは、慶狼と魔剣・萬祥史明を討つべく蔡緋城を目指す。溢れ返る屍人の群れを抜け、ようやく城門にたどり着いた岱燈たち。彼らを待っていたのは、捕らわれていたはずの劉煌だった。だが、劉煌は、萬祥史明の術中に陥ちており、操られるがまま岱燈に襲いかかってしまう・・・。
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第26話 演武の果て
将鶴の命を賭した行動により、史明の呪縛を破った劉煌そして麟盟、虎楊は城内の敵を喰い止め、岱燈に先を急がせる。謁見の間にたどり着いた岱燈は、ついに慶狼と対峙する。岱燈は渾身の操気法、内伝の一撃を慶狼に放つ!だが・・・魔剣、萬祥史明をもその身体に取り込み人間を超越した慶狼の力は、余りにも強大であった・・・。現に岱燈の渾身の一撃を受けても慶狼は全く意に介してさえいない。倒されるたび何度も気力だけで立ち上がって行く岱燈。しかし、ついに圧倒的な力の差にその心さえも折れかかってしまう・・・。もう慶狼を止める術は無いのだろうか・・・。