恋と星空に憧れる天文部員こずえ。
夏休み、ひとり天体観測の旅に出る。
「誰かに呼ばれている・・・」そんな不思議な気持ちと、光り輝く隕石のカケラが、こずえの旅を後押ししていた。
答えは、きっと星が教えてくれる・・・旅先の天文館で、こずえは寂しい目をした少年と出会う。
こずえはその少年に惹かれていくが、彼の生まれ持った使命が、容赦なく二人を隔絶してしまう。
少年の閉ざされた心を開くため、こずえは走る。
満天の星空のもと、キセキの夜が始まる―。
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