『FREEDOM』
23世紀、人類は月に移住していた。
「科学技術の研究の自由」「地球への渡航の自由」が奪われた月共和国「EDEN」(エデン)では、高度の放射能によって地球文明は崩壊したと伝わっている。
一方的に与えられる自由に不満を持つタケルは、本当の自由を求める中で、EDENがひた隠しにしていたある真実に触れてしまう。
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第1話
月面都市「EDEN」の住人であるタケルは、ライバルのタイラと軌道道路上でレースを行なっていた。だが、途中でビークルが壊れ、タイラに負けてしまったタケルは、“チューブレース”で必ずタイラに勝つと誓う。そんな時、謎の老人アランからロケットエンジンを譲り受けたタケルは、それを用いてレースに出場するが…。
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第2話
謎のメッセージと写真を拾ったタケルは、写真の少女が気になりEDEN内を探し回るが、手がかりはつかめなかった。EDENの謎を知るアランに聞けば何か分かるかもしれないと思い、ビスたちとアランの元へと行くタケル。そこでタケルたちはアランから写真が地球で撮られたものだと聞き、地球の見える場所に向かう。
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第3話
本当の地球を目撃し、写真の少女が地球にいると確信したタケル。以来、タケルの地球への興味は益々高まる。しかし、その思いをたち切るかのように、EDEN運営局の無人多脚型ロボットが、タケルたちに襲い掛かる。なぜ運営局はタケルたちの行動に対し、過敏に反応するのか? そしてタケルは追っ手を振り切れるのか?
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第4話
たどり着いた地球でタケルとビスを待っていたのは、廃墟と化し荒れ果てた街並みと見渡す限りの無人の大地だった。地球に人類は残されていないのか? 見知らぬ世界に不安を覚えながら、地球仕様に改造したトライシクルビークルでルート66を疾走する二人。向かうのはフロリダ―写真の少女がいる、その場所へ…。
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第5話
タケルとビスがついに出会った写真の少女・アオ。彼女が暮らす村の人々は、自然の脅威に対抗し、過酷な暮らしを強いられていた。そんな中でも、その村は年に一度の“ロケット祭り”に向けて賑わっていた。荒れ果てた自然を相手にたくましく生きる人々を見て感動するタケル。だが、そこに超巨大ハリケーンが迫っていて…。
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第6話
地球で出会った少女・アオから、父との思い出や月に向かおうとしたロケットが爆発事故を起こしたなど過去の話を聞いたタケル。さらに「ホントのことを教えたい。タケルにも、月の人にも」という彼女の言葉を聞いたタケルは、再び月に戻ることを決意する。そして、少年少女の想いを乗せたロケット発射準備が開始され…。
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第7話 SEVEN
月面都市EDENで隠され続けている真実を伝えるため、そして親友カズマとの再会の約束を果たすため、タケルはアオと再び月へ向かった。しかし、EDEN運営局によって拘束されてしまう二人。隔離施設に収容された二人の前に現れたのは、運営局の制服に身を包んだカズマだった…!