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モンキーターン V
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  • 地域日本
  • タイプTV
  • 正式名称モンキーターン V
  • 英語名Monkey Turn V
  • 中国語の名前驰风!赛艇王V
  • 他の名前飞艇急转弯V
  • 放送開始2004-07-03
  • 放送状況放送が终了
  • タグ熱血 / 運動 / 競技 / 漫画改
  • 絵コンテほしかわたかふみ / 浅井義之 / 近藤信宏 / 木村隆一
  • 演出岩田義彦 / 浅井義之 / 木村隆一 / 羽生尚靖
  • 家族モンキーターン
  • Rating12+

『モンキーターン V』

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      • 第1話

        波多野憲二たち東京支部に後輩が入ってきた。沖田は今節がデビューだと言うのに、いきなり2連勝という驚異の新人ぶりだ。そんな中、沖田はペラ修正室で出会った波多野の態度が自分をライバルと認めたと勘違いしてしまう。そして、二人が出走する第6レース。スタートで沖田が先行するも、あっさりと憲二が1着をとり…。

      • 第2話

        福岡競艇場での一般戦優勝戦の1周1マーク。福岡特有のうねりに遭い、落水して左手に大怪我を負ってしまった憲二。運び込まれた先の病院で淡々と話す医師に不安を覚えたが、手術は成功する。しかし、その夜から痛みと事故のショック、選手復帰への不安が憲二を襲った。そして憲二の頭の中には「競艇なんかやめてやる!」という言葉が響いていた。

      • 第3話

        憲二の大ケガから1ヶ月が過ぎようとしていた。競艇選手として復帰できるのか不安が広がっていたところに、82期の仲間が訪れ落ち着きを取り戻してきた憲二。その後も青島が病院にやってきてスポーツ新聞を差し入れしていた。その新聞には、ケガさえしていなければ自分も出られたはずのSG競艇王チャレンジカップの記事が載っていた。そして、そこに洞口雄大が出場することを見つけた憲二は…。

      • 第4話

        左手のギプスがはずれた憲二。しかし澄との約束とは違い、福岡の小泉先生のもとでリハビリを始めた。握力が20キロなければ選手に戻ることはできないのだが、年が明けた頃に10.5キロまで握力が回復し、東京へやっと戻った。さらに3ヶ月ほどが過ぎた春先、練習でボートに乗れることになり、期待いっぱいで平和島にやってきた憲二。6ヶ月ぶりにボートに乗った憲二を岸本たちは心配したが、憲二は2周目から全速ターンをやってのける。

      • 第5話

        久しぶりに帰ってきたホームプールの平和島。連合会からの連絡でボートに乗って練習ができることになった。二艇旋回練習で思うように左手が動いていないことを感じた憲二だったがそれもすぐに克服した。そしていよいよ復帰戦が決まる。それはあの事故を起こした福岡競艇場だ。周りからなぜ地元の平和島じゃないのか?と聞かれたが、憲二は「あの場所に負けたままじゃいけないんだ」という。競艇選手は相手の選手だけじゃなく競艇場にも勝ち続けなくちゃダメなんじゃないか、という考えからだった。

      • 第6話

        左手のケガから半年、精神的な壁を越えるために福岡競艇場を復帰レースに選んだ波多野憲二。青島の心配をよそに、あの時と同じようにうねりの出ている1マークを憲二はマクっていく。うねりの1マークはレバーを落として廻るのが定石とアドバイスをする青島に、憲二はそれでも工夫すればできるはずと、聞かない。そして3日目、憲二と青島は同じレースを走ることに。その時青島は1号艇にもかかわらず3コースカドのコース取りからマクリに行く。

      • 第7話

        波多野憲二の平和島での復帰戦。初日こそ5着だったものの、その後は順調に入着して優出を決めた。地元・平和島で復帰後の初優勝を、という期待もかかるが、同門の和久井も優勝戦に出てきていた。手の内を知った和久井が先行、しかし憲二のツケマイが見事に決まり憲二は復帰後初の優勝を決めた。さらに戸田と二節連続で優勝し完全復活を十分アピールしていた。一方、笹川賞に出場していたライバル・洞口雄大もSG初優勝を勝ち取り…。

      • 第8話

        丸亀競艇一般戦3日目の第11レースで波多野憲二は蒲生と走ることになった。しかし、今節の波多野は転覆歴のあるモーターのため絶不調。対する蒲生は出だしこそゴンロクだったが、モーターに手を入れたとたんに1着をとっていた。そして憲二も整備士を説得し、味方につけてスリーブ交換にとりかかる。そして試運転に出た憲二のモーター音に蒲生がすばやく反応した。いよいよ第11レースは始まる。そしてトップ争いは憲二と蒲生の2艇にしぼられた…。

      • 第9話

        蒲生と波多野のレース。3周2マーク、波多野のツケマイが決まったか!という次の瞬間、蒲生艇のバウが波多野艇に接触。プラグコードがはずれて波多野艇は失速、蒲生が1着となった。そして今節の優勝も蒲生のモノとなった。しかし波多野とのレースで不完全燃焼だった蒲生は勝ってもこれまでのように喜べないようになってしまう。そのケリをつけるため今まで固辞してきたSG、G1レースへと出場していくことを決意する。

      • 第10話

        波多野憲二、復帰後初のSGレース・オーシャンカップが迫ってきた。今期SG2連覇を果たしている絶好調のライバル・洞口雄大に対抗すべく、和久井と古池は新ペラを作って憲二に授ける。オーシャンまでの一般戦3戦で3種類の大きさの違うペラを試す。そのそれぞれの最も良かったペラ3枚と今までのエースペラを合わせた4枚をオーシャンカップに持ち込もうと言うのだ。洞口との直接対決がいよいよ始まる。

      • 第11話

        SGレース・若松オーシャンカップがいよいよ始まった。女子レーサーで唯一の出場選手の櫛田千秋は地元と言うこともあり、気合の入ったレースをしていた。予選後半も粘りの走りで得点を稼ぎ、残りの1レース2着以上で準優進出が決まる。そして予選最終日12レース、櫛田は勝負駆けとなるが、圧倒的に不利な6号艇での出走。そのレースには洞口雄大もいた。しかし洞口はピットアウトで遅れ6コースの進入、櫛田は5コースに入る。しかし、これは洞口の作戦だった…。

      • 第12話

        オーシャンカップの予選をくり上がりの18位で何とか通過し、準優勝戦に進んだ波多野憲二。その頃、新ペラを憲二に渡した和久井は、あのペラだけではもう勝てないと思いつめていた。しかし、和久井の作ってくれたペラを信じた憲二は、ペラの調整だけで準優に挑む。準優第12レース、2着争いを潮崎と演じ勝ち抜けた憲二。そのレースのスタートでドカ遅れの蒲生を見ていた榎木は「蒲生さん、やはり」とつぶやき…。

      • 第13話

        オーシャンカップ優勝戦。1周1マークを先に抜け出したのは女子レーサー初のSG優出を果たした櫛田だ。直線で伸びる櫛田を逃がしては勝ち目が無いと2マークを憲二が先マイ、そこを差しにいった櫛田に向かって強引に突っ込む洞口。その洞口艇が跳ね上がり、櫛田の頭部に激突してしまう。落水寸前で持ちこたえた櫛田だが、最下位に後退。洞口はさらに先頭を走る岡泉にも突進していく。そこへ憲二も大外からマクリ差し、デッドヒートが続く。この状況に、洞口と憲二は冷静さを欠いて…。

      • 第14話

        芦屋新鋭リーグ戦で、久々に岸本と同じあっせんになった憲二。その岸本がダービー勝率の勝負駆けだと聞き、一緒にダービーに出場しようと励ます。しかし、自分は普通の人間だからSGなんてまだ無理だよ、と弱気になる岸本。そんな岸本を歯がゆく思った憲二は、「今のお前には負ける気がしねぇ、負けたら全裸水神祭だ!」と挑発。そして優勝戦。岸本は1コース、憲二は6コースで出走することに…。

      • 第15話

        芦屋での全裸水神祭のため、1ヶ月の謹慎となってしまった憲二。古池からぶらぶらしていることは許さん、と言われ碧南訓練所にきていた。ちょうどそこに九州の選手たちもやってくる。その中には青島優子もいた。SGに出ると洞口に宣言した優子は、もっと上手くなりたいと訓練所にやってきた。そして憲二に自分のターンを見てほしいといい教えを請うのだった。そんなガンバリ屋の優子に対し、憲二は自分には合わなかった新ペラだが青島に合うかもしれない、と新ペラを渡す。

      • 第16話

        SGモーターボート記念の優勝戦。新聞各紙の注目は年間SG優出7回の洞口に集まっていた。謹慎中の憲二はテレビ観戦していた。スタート展示では1号艇の洞口が2号艇の榎木を抑え1コースを奪取。これならイケると思った洞口だったが、本番では榎木の素早いピット離れに1コースを取られてしまう。更に榎木の早い艇の起こしに洞口は惑わされフライングを犯してしまう。

      • 第17話

        全日本選手権4日目、予選最終日。1着をとれば準優勝戦進出がほぼ確定的となる憲二。そのレースには同期の勝木も出走していた。今節ワーストモーターをひいてしまった勝木は予選突破はほぼ不可能な状態。しかしこのレースは負けないから、と憲二にひと言。1マークを周った時点では3位だった勝木だが、バックストレッチで伸びをみせトップを捉えた。SGクラスにひけをとらないモーターに仕上げてきていたのだ。

      • 第18話

        全日本選手権5日目。今節イチの超抜モーターで準優勝戦に進出した三船。その準優であの艇王・榎木と当たることになってしまうが、1号艇で1コースからのスタートを決める。しかし榎木にはまったく歯が立たず結局優出はならなかった。憲二もまた準優に進出していた。その第12レース、スタート起こしの瞬間憲二の左手に痛みが走り、スタートで遅れをとってしまう。道中必死に追い上げる憲二。そして2番手争いを3連続ツケマイという奇策で櫛田と展開。しかしそれにはワケがあった…。

      • 第19話

        全日本選手権競走・最終日。左手の痛みの原因となっていた雨が上がった。そして優勝戦がついにスタート! 快速ダッシュでトップスタートを切ったのは憲二。しかし、インの榎木が伸び1周2マークは榎木と蒲生の先頭争いに。そこへ最内を差した憲二がトップ争いに急浮上する。蒲生と憲二が交互に榎木に挑む形で3周までもつれる優勝戦。そして3周2マーク、憲二は榎木に内へ押しこまれながらも行くしかない!と先マイに転じる。そして…。

      • 第20話

        全日本選手権を革命的なターン「Vモンキー」で制した憲二。そして次のSG・チャレンジカップを獲ればその先の賞金王出場も見えてくるとVモンキーの練習を繰り返す憲二だった。しかしあのターンを再現しようとしても思うようににならず、一般戦の試運転でも転覆する始末。叱られながらも古池に練習を許され、迎えたチャレンジカップ。しかし蒲生や榎木はすでにVモンキーの弱点を見つけていた。そして、ライバル・洞口も…。

      • 第21話

        賞金王決定戦への出場権をかけたチャレンジカップ。Vモンキーで連覇を狙う憲二に対し榎木や蒲生も弱点を探ってやってきた。その頃、三国競艇の一般戦で優出を決めた青島。この優勝戦には洞口や古池らも乗ってきた。その洞口に対しSGにいつか出てみせると宣言していた青島。何が何でもこのレースに勝ちたい5号艇の青島は6号艇の古池に枠取りを主張。追い風の中、トップでスタートを決めた。

      • 第22話

        賞金王に向けた最後のSG・競艇王チャレンジカップの準優勝戦。このレース波多野は犬飼軍志と走ることとなった。予選で榎木と蒲生に封じ込まれたVモンキーだったが、1対1の競りではまだ破られていない。そして、このレースを控え室で見ていた榎木が予想したとおり2周1マークでVモンキーをくり出した波多野が1着になり優勝戦へ進んだ。そして優勝戦を前に蒲生は榎木に、もし1対1になったら本当にVモンキーと勝負すると告げる。

      • 第23話

        賞金王決定戦への出場が決まった波多野憲二。しかし賞金王決定戦はすべてのレースがSG優勝戦のような厳しい戦いだと古池に聞かされる。そして、いよいよ真の日本一を決める賞金王決定戦の予選とも言うべきトライアルが始まった。組み合わせ抽選で1走目は1号艇を引き当てた憲二。このチャンスを逃すまいとコース取りで1コースにこだわったため、練習でもやったことのない深インの進入となってしまう。

      • 第24話

        賞金王決定戦競走・トライアル3日目。前日までの2走で5着続きの波多野には後がなくなった。一方、洞口雄大は2着・2着で優勝戦進出は確実かと思われての3日目だった。エースモーターに1号艇と完全に運気の流れは自分に向かっていると思った洞口にはプレッシャーなどまるで感じられない様子だった。しかしそのレース、いつも以上のスタートが出来たと感じたはずなのに、まるでミスをしたかのようなドカ遅れのスタートとなってしまう。

      • 第25話

        賞金王決定戦・優勝戦。本番を前にしたインタビューで1着を獲ると答える洞口を見て憲二にも気合いが入る。そして本番待機室。陽気な蒲生に「いつもと変わりませんね」と憲二が感心すると、「それも作戦の内かも知らんで…なーんてな」と言い終わった後、全員が無言になった。そして集合のブザーとともに扉が開いた瞬間、ものすごい大歓声が全身を包む。ピットに立った憲二は「これが賞金王!」と感激しながらも武者震いしていた。

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