『うえきの法則』
火野国中学に通う1年C組・植木耕助は、表向きは担任の先生、実は神候補のひとり・小林先生(通称 コバセン)から“ゴミと認識した物を木に変える能力”を与えられる。
ある日の試験中、たまたま植木の能力を目のあたりにした同級生の森あいは、植木に怪訝な目を向けて正体を暴こうとつけまわす。
しかし植木の自己犠牲的な“正義”の行動を目にしていくことにより、いつの間にか植木の理解者になっていく。
そして能力を与えられた植木は、小林先生を含む100人の神候補たちによる、“中学生に世界を託して、どんな法則を持つ奴が世界を変えるのか見るバトル!”に巻き込まれていく。
そのバトルで優勝した中学生には、手にした者が好きな才能を書き込める“空白の才”が与えられる。
この奇想天外のバトルには、“ゴミを木に変える能力”を持つ植木の他にも、“理想を現実に変える能力”“手ぬぐいを鉄に変える能力”“ビーズを爆弾に変える能力”といった驚異の能力を持った難敵、強敵がぞろぞろエントリーしてくる。
そして“空白の才”が悪の手に渡るのを阻止しようとする植木の前に立ちはだかる。
果たして植木は世界一の中学生になることができるのか・・・!?
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第1話 植木耕助・正義の法則
“正義”が信念の中学一年生・植木耕助は、次世代の神様候補・コバセンにより、「ゴミと認識したものを木に変える能力(チカラ)」を与えられていた。不思議な能力を使う植木を、宇宙人と思い込んだおせっかい同級生・森あいは、担任教師であるはずのコバセンに植木との関係を問い詰め、驚くべき事実を知る。 もっとも危険で、最も熱い“正義への戦い”が今始まる!!
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第2話 バトル開始!! の法則
コバセンから能力者バトルの仕組みを聞いた森は、街で出会う誰もが植木の敵に見えてしまい気が抜けないでいた。そんな中、植木と森は、銭湯の煙突の上で立ち往生し泣きじゃくる女の子を発見。そしてそこへ危険をかえりみず助けに向かう中学生を見つける。それは、一風変わったスタイルの関西弁ハチマキ男・佐野清一郎だった。
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第3話 才の法則
ルール違反をしても平丸男(たいらまるお)を勝たせようと、平VS植木のバトルに介入する神候補・ラファティ。この反則攻撃により植木は劣勢に追い込まれる。見かねて、静観していた佐野清一郎もバトルに参戦。実は佐野も、自分の理想を求め“空白の才”を手に入れたい中学生のひとりだった…。そして、次から次へと現れる対戦相手とのバトルのおかげで、植木の闘い方も少しずつ変化していく。
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第4話 体術の男! 李崩の法則
病気になったコバセンの見舞いに行った植木と森は、コバセンの部屋で「植木の法則」のデータを見つける。能力で人間を傷つけると才が一つ消える変わりに、能力者を倒すごとに才がひとつ追加されること、そして、このバトルの真の意味を知った二人の前に、新たな能力者・李崩が現れる。今迄の能力者たちをすべて能力を使わずに倒してきたという最強の格闘家・李崩を、植木は倒すことが出来るのか!?
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第5話 最強能力者ロベルト・ハイドンの法則
偶然出会った謎のHH(ヒップホッパー)B・J。彼は「硬貨を風に変える能力」を持つ能力者だった。ロベルト・ハイドンという最強の能力者の名を語ってハッタリで敵を倒す彼の前に、本物が現れる。コバセンですら「ロベルト・ハイドンには手を出すな」と言う彼は、一体何者なのか?植木耕助の最大の敵の登場でバトルは新たな展開に!?
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第6話 さらばの法則
最強の能力者であるロベルト・ハイドンに、手も足も出ない植木。ロベルトの能力によって倒される寸前、それを助けたのはコバセンだった。「神候補はいかなる場合もバトル中の手助けを禁ずる」。それを破ったコバセンは地獄へと堕ちていった。「こんなバトルやめちまえ!お前の好きなように生きろ!!お前の人生だ!」という言葉を残して・・・。しかし、植木が選んだ道はバトルに優勝することだった。
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第7話 コバセンの法則
コバセンの代わりとしてやってきた新しい神候補の淀川(愛称:よっちゃん)。彼は植木にバトルを辞退するように勧めるが、植木はこのバトルで優勝する決意を明らかにする。植木の残りの才は残りあとわずか。しかし、次に現れた新たなる敵の能力者の持ち才はなんと215個!「頭をダイヤモンドに変える能力」を持つボーロ・Tの岩をも砕くダイヤモンドヘッドに対抗すべく、植木が考えた秘策とは!?
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第8話 正々堂々! 鬼紋の法則
「だりィ」が口癖のやる気の無さそうな男・鬼山紋次郎、略して「鬼紋」。だが、その外見とは裏腹に、バトルの経験値がハンパ無く高い彼は、「蹴り飛ばした土を鉄球に変える」能力で植木を苦しめる。「正々堂々」がポリシーの鬼紋は悪い奴では無さそうだが・・・?鬼紋のバトルに賭ける想いを知って、植木は・・・?
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第9話 鬼紋の特訓の法則
「ロベルト・ハイドンが統率する10人の強力な能力者集団「ロベルト十団」の一人、「黒影の男」が、新たなる敵として植木の前に現れる。ここから先は本当に力のある者しか生き残れないサバイバルバトル!でも植木は一人じゃない!支えてくれる仲間がいる。バトルで優勝するために「影を粘土人形(クレイマン)に変える」能力者「黒影の男」に、今、植木が立ち向かう!!
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第10話 むくわれぬ正義の法則
「正義」がなんの意味も持たないと諦めてしまっていた黒影。しかし、たとえ報われなくても自らの正義を貫こうとする植木の生き方に、彼の閉ざされていた心がだんだんと開いていく。「もう一度昔の自分に戻りたい!」と願う黒影に対してロベルト10団のメンバー・カムイがとった行動に、植木の怒りが爆発する。
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第11話 ロベルト十団の法則
黒影との闘いの真っ最中、突然現れた白影の男カムイ・ロッソ。黒影と交代でバトルに加わるカムイ。植木は既に満身創痍だが、黒影との正々堂々のバトルを邪魔された怒りをパワーにカムイに立ち向かうのだった。 数日後、植木の前にまたロベルト十団からの使者がやって来た。戦いに来たのではないと言う明神が発した言葉は思いもよらないものであった。
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第12話 天界人の法則
ロベルト十団を内部から壊滅させようと入団を決意した植木だったが、どうしても仲間のフリが出来ない。ロベルトはそんな植木に三日間の過酷な入団テストを受けさせるのだった。一方、何も知らされないままの森は、十団のもとに向かった植木の様子を聞き出そうと植木の自宅へと乗り込む。森を迎えたのは植木の父と姉。一風変わったその植木ファミリーから「空からの贈り物」という一冊の本を渡される。
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第13話 天界獣の法則
アレッシオの「土を大鎌に変える能力」によって絶対絶命のピンチを迎えた植木。あと少しでアレッシオの大鎌に串刺しにされるその瞬間、地面を突き上げて見た事もない巨大な怪獣が姿を現した。天界獣と名乗るその化け物は天界人を食べる為に地上へ現れたのだと言う。そしてその天界人とは、なんと植木の事であった!
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第14話 覚醒臓器の法則
天界獣・テンコの導きにより天界人としての能力が目覚め始める植木。植木に連れられ共に十団のアジトへ帰ったテンコは、ロベルトもまた天界人である事に気付く。しかも二ツ星の植木とは格段にレベルの違う、最高ランクの十ツ星天界人だった。十団の一人、ドンとの闘いで力の差を思い知った植木は天界獣の体内にある覚醒臓器で修行することを決意する。
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第15話 鈴子の法則
覚醒臓器でレベルを上げた植木は修行でボロボロになりながらも、得たばかりの神器を使いこなしドンとの再戦に勝利する。しかし新たな十団の敵「トマトをマグマに変える能力」の使い手・マルコが休む間もなく植木に襲いかかる。ロベルトの信頼を得る為マルコに加勢する鈴子だったが、敗北したかつての仲間達を切り捨てる十団の戦い方に次第に疑問を抱き始める…。
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第16話 新天界人(ネオ)の法則
十団同士のつぶし合いはタブー。しかし植木の入団により、既に五人が倒されほぼ壊滅状態。度重なる戦いでボロボロに傷ついた植木を見かねてテンコは、無理やり植木を治療獣の中に押し込め治療を始める。完治に掛る時間は12時間。植木の味方に付く事を誓った鈴子はその間、残りの十団メンバーを足止めする為に平静を装ってアジトへ戻るが、そこには明神ひとりの姿しかなかった。
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第17話 二つの能力(ちから)の法則
神器を使えば負傷して身動きできない鈴子とテンコに危害を加えると植木を脅迫する明神。その卑劣な手段により新天界人(ネオ)としてのパワーを発動することを封じられた植木は、明神の二つの能力の攻撃にまともに受けることになる。果たして、不利な条件の中、植木は、ロベルト十団最強と自らを称する明神の二段攻撃を打ち破る方法を見出せるのか・・・!?
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第18話 戦慄! ドグラマンションの法則
「佐野清一郎が、ロベルト十団に入ってしまった。」驚愕の知らせをもって植木の前に現れた佐野の担当神候補・犬丸。彼は、植木に佐野をロベルト十団から救い出してほしいという。コバセンの友人でもあり、同じ正義を信念とする犬丸に絆を感じ、協力することを約束した植木は、覚醒臓器でレベルアップしロベルト十団との戦いに備える。いざロベルトのアジトへ向かおうとする植木たちの前に負傷して入院中だった鈴子が攻撃態勢で立ち塞がる。果たして彼女の真意は・・・!
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第19話 コサックダンスの法則
ロベルトの招待で乗り込んだ地獄界のアトラクションパーク「ドグラマンション」。そこでのバトルプレイヤーに選ばれてしまった森。対するは、ロベルト十団に追加されし新メンバー・カバラ。森が戦うコサックフィールドに入れないまま植木は森を救えるのか!?プロのハンターを前にして、能力も持たない森の命がけの初バトル開始!!
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第20話 ネコとねずみの法則
バトルフィールドには数えきれない猫。三回戦目・ネコフィールドで闘う事になってはしゃぐ無類の動物好き鈴子。しかし鈴子の能力「ビーズを爆弾に変える能力」では猫達を傷つけずに戦う事は難しい。攻撃を躊躇(ちゅうちょ)した瞬間、カバラが勢い良く猫の鼻にタッチ!バトルルール発動で、鈴子がネズミになっちゃっチューー!!?
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第21話 佐野清一郎の法則
うえきチームの2勝1分けで迎えた第四回戦。これに勝てば植木達はドグラマンションでの危険なバトルから解放される。しかしルーレットが示した植木の対戦者は、一番戦いたくなかった相手・佐野清一郎だった。縄跳びフィールドでの戦闘中、自らロベルト十団入りしたと言う佐野の、その驚くべき理由が明らかにされる。
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第22話 犬丸の法則
自分のせいで佐野と植木を苦悩させ、その上、森と鈴子の命までも危険にさらすことになった事実を知った犬丸は、全員が助かる為のたったヒトツの答えを導き出していた。地獄行きを覚悟の上でルール違反を犯す犬丸に、植木はコバセンの姿を重ね見る。十団の卑劣さに怒りが頂点に達した植木は十団の参謀・カルパッチョを戦闘フィールドに引き入れるのだが。
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第23話 植木VS十団の法則
“他人の能力をコピーする能力”を持っていたカルパッチョとの対戦はまるでロベルト十団全員を相手にしているかの様な過酷なものだった。六ツ星までの神器を駆使して次々と攻撃をかわす植木だったがカルパッチョのコピー技の凄さはそれだけではなかった。息もつかせぬ両者の頭脳プレーの行方は!! ドグラマンション戦い、ついに決着!
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第24話 少年ロベルトの法則
子供の頃、人間界で受けた仕打ちにより、心に深い傷を負った天界人・ロベルト。彼は、空白の才を手にし、世界を地球ごと消し去ると言う悲しい願いを持つようになる。そのロベルトの目的を知った植木はそれを阻止すべく、傷ついた身体のままロベルトと対峙! 十ツ星天界人である余裕のロベルトは、植木が絶対に勝てない三つの理由を話し始め、ついに彼の秘められた能力を明らかする。
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第25話 復活! コバセンの法則
バトル中、植木に危機を救われ当惑するロベルト。しかし人間達への憎しみは強く、植木がぶつけてくる真っ直ぐな正義のココロを理解する事はなかった。「理想を現実に変える能力」で強化されたロベルトの神器に立つすべも無く倒れる植木。そこへ植木の盾となるべく現れた佐野と鈴子そして森!? 全員一丸となってバトルに参戦!! 果たして!友情パワーで反撃なるか!?
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第26話 恐怖! アノンの法則
ドグラマンションでのコバセンとの再会。一時釈放されただけだと知りガッカリの植木だったがこの機にコバセン・犬丸の命だけでも救って欲しいと現役神様に直談判! 一方植木との戦い後、植木の戦い方に心を打たれ世界を滅ぼすことに疑問を抱き始めていたロベルトは父・マーガレットに胸の内を明かす。しかし、そこへ同じくマーガレットを父と呼ぶ見知らぬ少年・アノンが現れる…。
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第27話 ヒデヨシの法則
二次選考からは5人でのグループ参加が認められ、植木・佐野・鈴子・そしてバトル参加を決意した森は一緒にチームを組む事に。あと一人の仲間探しに向かった先に居たのは超嘘つき男・宗屋ヒデヨシ。デタラメな闘い方をする男だが本当は身寄りない子供達の世話をしている気のイイ奴だった。そこへヒデヨシを仲間に入れようと企むカプーショチームがやって来た。
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第28話 たいようの家の法則
「声を似顔絵に変える能力」を使って、能力者の一人を倒すヒデヨシ。誘拐されたケンタロウと共に急いでたいようの家に戻るが既に子供達はカプーショチームに人質に取られたあとだった。カプーショの「自分の声を冷凍ガスに変える能力」で手足を封じられ、木の攻撃どころか神器も出せない植木はこの闘いに勝てるのか!?
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第29話 死なないでテンコの法則
二次選考が始まるまでの期間、覚醒臓器でまたひとつ星を上げる植木。次の九ツ星への挑戦に意気込むのだが、天界獣の覚醒臓器は星を7つ上げるのが限界、植木を九ツ星にした時点でテンコは死んでしまう。その事を本人に伝えることなく最期までコースケの役に立とうと心に決めたテンコは九ツ星試練を始めてしまう。一方、その事を知ってしまった森は…!
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第30話 三次選考の法則
二次選考が済み、バトルは、三次選考に突入。舞台は天界に移され、7組のリーグ戦で争われる。集まった中学生チーム7組は、これまでのバトルを勝ち抜いてきた強豪ぞろい。どのチームも一癖ありそうな面々ばかり。そして植木チーム第一試合は、グラノ率いる能力者チームと対戦することになる。試合会場は、天界の名所「スリーピングフルーティ島」。いよいよ三次選考バトルの開始だ!
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第31話 最強タッグの法則
天界のバトル会場スリーピングフルーティ島でのチーム戦。行動を共にしていた佐野と鈴子は些細な事から大喧嘩を始めてしまう。グラノチーム・ムーニンとパステロのコンビプレー攻撃を受け続けた二人の仲はさらに険悪ムードに。力を合わせなければ勝てっこない!内輪もめしている場合じゃない!いつまでもチグハグな態度をとる佐野と鈴子に森の喝が飛ぶ。
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第32話 本当の強さ! の法則
植木の強さに憧れ、弱い自分を変えたかったペコルは一度はグラノチームとの決別を試みるのだが、グラノの心ない言葉に惑わされ再び自分の力を貸してしまう。ペコルが「写真をオブジェに変える能力」で出現させたロボット模型をグラノが「オブジェを実物に変える能力」で次々と戦闘の道具に変えて行く。巨大ロボが植木と森の前に立ちふさがるのだった。
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第33話 激突! 植木VS李崩の法則
植木が苦戦したカプーショチームに圧勝のマリリンチーム。その戦い方を知る李崩は、今のままでは植木が3次選考を勝ち抜けることはできないと断言し、植木を挑発する。その言葉を受け、発奮した植木は、自分の力を試す意味でも李崩と非公式のバトルを始める。実は、李崩はマリリンチームとの対戦を明日に控えた植木に闘いを通じて大切な秘策を授けようとしていた。
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第34話 マリリンチームの法則
強敵・マリリンチームとの闘いは、よりによって全員参加の生き残りゲーム。まだ森の能力も分からない今、戦力になるのは植木、佐野、鈴子の三人のみ。しかし試合開始直後、一瞬のスキに鈴子が気絶させられ早々にポイントを奪われてしまう。森をかばいながらこの戦場を切り抜けようとしている植木チームの甘さをマリリンは愚かだと言い放つのだった。
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第35話 はかったなあぁぁああ! の法則
「戦場こそ自分の生きる場所、ただ闘いが好きだから闘っている」、植木は、そんなマリリンの思いを知り寒気を感じる。そんな冷酷なバトルのプロから仲間を逃がす為、1人でオトリになっていた植木。だが、それに気付いたマリリンは、チームを二手に分けて佐野たちを追い始める。植木の前には、バロンが残され接近戦に持ち込まれてしまった。神器は接近戦には向かずバロンとの闘いに苦戦する植木だったが、徐々に自分に合った闘い方を見出し始める。
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第36話 仲間の証明の法則
佐野・森・ヒデヨシに対するは、マリリンチームのメモリー・マシュー・プディング。街中を戦場に仕立て個々の役割を生かしたコンビネーションプレーで隙のない攻撃を仕掛けてくる。同じ3対3でも、戦力外の二人を守りつつ闘う佐野の負担は大きく、植木不在の今、チームを守る事に1人頑なになっている。そんな佐野に仲間の存在の大事さを気付かせたのは森の捨て身の行動だった。
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第37話 神器の弱点の法則
佐野・森・ヒデヨシの眼前に現れたマリリンは、三人を相手にほんのひと蹴りで身体の自由を奪うダメージを与える程のもの凄い強さだった。敵の隙をつき、ヒデヨシの機転でその場から逃げ出す事に成功した安堵の瞬間、ヒデヨシを襲うピンチ。植木がこの場に間に合う事にいちるの望みをかけていた佐野だったがマリリンには植木の神器の弱点がすべて見透かされていた。植木チーム絶体絶命か!?
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第38話 佐野・覚醒!! の法則
闘いの中でマリリンの能力を見破る植木だったが、それを知った所でマリリンの優位には違いなかった。それは別の場所で闘う佐野とマシューも同様だった。与えられた能力のはなからの戦闘能力の違いに苦戦を強いられる佐野。犬丸からもらった能力をバカにされ、追いつめられ、初めて強くなりたいと心の底から願った瞬間、佐野の手ぬぐいに変化が起こった!
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第39話 閉ざされた心の法則
余裕の笑みを浮かべながら植木の打たれ強さに闘いを楽しむマリリンだったが、自分が傷つき痛めつけられている最中にも、仲間の安否を気遣う植木を見てマリリンの脳裏に過去の記憶がかすかによぎる。攻撃のパターンに気付いた植木は最後の反撃に掛ける瞬間、マリリンの本心に気付き手が止まってしまう。本当は戦いなどしたくないマリリンの本心に。
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第40話 素晴らしい『あい』の法則
メモリーとの対戦、追いつめられ逃げ場を失った森。能力が分からずじまいの森だったが、絞り込んだメモの中から能力を試して行く事を最後まで諦めない。続いての第五試合は以前にも植木達が圧勝しているカプーショチーム。99%勝利は間違いなかったはずが、残り1%の事態が植木達の前に立ちふさがる。
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第41話 本物と偽物の法則
一時帰宅を許された植木は久々の人間界を家族と共に過ごす。相変わらずマイペースな父と姉は耕助が天界人だと知らされても今まで通りに接してくれるのだった。天界に戻った植木の前に偶然現れたパグは、予想外の息子との交流に戸惑いを覚えていた。産みの親と育ての親、本当に大切な事は何か…二人の父親の気持ちが交錯する。
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第42話 バロウチームの法則
三次選考最終戦、謎めいた仮面の集団バロウチームは全員が植木やロベルトと同じ天界人だった。何故かよける事も出来ずにバンの神器攻撃を食らい続けてしまう鈴子。その神器にはバンの能力で付け加えられた秘密が有ったのだ。ロベルトの側近として集められたバロウ達はアノンの存在も分かった上でまだ協力し続けている事を知り植木は怒りをあらわにする。
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第43話 ぶりっ娘ポーズの法則
見えない神器を操るディエゴスターはフィールド上の「能力無効化エリア」を巧みに使い分けてくる。佐野との「知恵と力の漢対決」ここに決着! 一方能力のあまりに難しい限定条件をクリアする方法に悩む森、洗脳系“相手をメガネ好きに変える能力”は発動さえすればかなり有利だ。しかし相手は同じくメガネを掛けたキルノートン。果たしてどうなる?!
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第44話 植木・レベル2! の法則
パグから短期間でレベル2になれる唯一の方法を聞かされていた植木は、天界人としての能力「神器」を捨てて決勝戦バロウの前に立ち、神器の攻撃に木のみで対抗して行く。力の差は歴然で次第にぼろぼろに傷を負ってしまう植木。一度しか試せないこの方法だったが、神器を預かったテンコはそんな姿に耐えきれず約束をやぶって神器パワーを植木の身体に戻してしまうのだった。
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第45話 過去からの攻撃の法則
覚醒した植木のレベル2は、すべての能力を無効化する「相手の能力を元に戻す能力」だった。「過去像を現実にする」バロウの攻撃はそのリバース効果により全てかき消される!植木がレベル2を使いこなす前に自分の弱点ともなるデジャビュ神器の総攻撃で畳み掛けるバロウ。彼にはバトルに勝ち抜いてどうしても叶えたい望みがあった。
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第46話 神と少女と未来の法則
25年前、人間界に降りた神様が出会ったひとりの少女・春子。何事にも前向きな彼女の姿勢に未来を信じる大切さを教わった神。悩みの種・地獄人「守人の一族」を正しい道へ導く為のヒントとなり、今回のバトルを開くキッカケにもなっていた。マーガレットの姿を乗っ取っていた守人の一族との決着を付けるべく、今神が立ち上がる。
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第47話 神になったアノンの法則
四次選考を明日に控え各々自分の時間を過ごす植木チーム。神とマーガレット、一進一退の攻防は十ツ星神器・魔王の撃ち合いでも雌雄を決する事がなく、天界・地獄界の長い争いも、この二人の闘いを通し引き分けに収束しようかと緊張の糸が解けかけたその時、殺気と共に現れたアノンによって事態は急転し始める!!
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第48話 第四次選考の法則
神を飲み込んでバトルを乗っ取ったアノン「誰でもいい、僕を倒してくれたチームが優勝です」突然投げかけた新ルールに困惑する一同をよそに、一方的にバトル開始が告げられる。もしもアノンを倒せなかったら全人類が滅ぼされるのを止める事が出来ないのだ。急いで決戦の場に向かう植木だったがアノンに裏切られたはずのマーガレットが行く手を阻む!その真意は一体?!
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第49話 十ツ星の法則
天界獣の姿となったマーガレットの覚醒臓器に入る決意をする植木。佐野達は誰一人アノンに傷を負わせる事も出来ず、勝負の行方は絶望的だった。全員が満身創痍の中、アノンに捕まってしまった森は崖下へ突き放されてしまう。
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第50話 植木VSアノンの法則
アノンと植木の十ツ星神器対決。アノンの魔王はこの世の物とは思えない異形の巨大生物神器だった。対する植木は、仲間を守らんとする想いの強さでそのバケモノに打ち勝つ!アノンは取り込んでいたロベルトを体外に出す事で能力者ではなくなると言う術に出るのだった。
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第51話 空白の才の法則
能力者ではないアノンを傷付ける度に残り少ない才を減らし続ける植木。確実に仕留めない限り、植木自身が才を無くし消滅してしまう。植木の捨て身の攻撃をやめさせようと叫ぶ森。だが、皆と会えて良かったと笑顔を見せながら、植木は最期の一撃・魔王を放つのだった。