『聖闘士星矢 冥王ハーデスエリシオン編』
シリーズ第4弾完結編として、冥王ハーデス編の最終エピソードを「エリシオン編」としてOVA化。
かねてより要望のあった『星矢』の原作全編アニメ化を補完する形で、2008年に全6話で発売された。
第2話序盤までは、嘆きの壁の撃破直後からパンドラの真実の告白までにかけてのエピソードであり、最終決戦地エリシオンでのエピソードは第2話の中盤以降となる。
発売前には、2008年3月7日からパーフェクト・チョイスで先行放送され、『スーパージャンプ』誌上でも冒頭部分が袋とじのフィルムコミックスとして掲載された。
前作「冥界編」に引き続き、星矢達主要キャラクターの声優は二代目の森田成一らが務め物語を完結させた。
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第1話 エリシオンへの死闘
黄金聖闘士たちの小宇宙を結集した一撃をもって、無敵と言われた嘆きの壁が破壊された。だが先へと急ぐ星矢たちに、さらなる追撃の手が迫る。紫龍は三人の冥闘士クィーン、ゴードン、シルフィードを相手取り、氷河は冥界三巨頭の最後の1人ミーノスと対峙する。2人が限界まで高めた小宇宙によって、究極の奥義が放たれる!一方、壁の出口で広がる未知の領域に驚愕する星矢たち。神以外渡れぬエリシオンへの道に絶望しかけたその時、アテナの血を浴びた星矢の聖衣に奇跡が起きた!---
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第2話 死と眠りの神々
嘆きの壁の出口、超次元の先を見据える一輝の背中に、パンドラが語りかける。かつて一族をことごとく死滅させられ、ハーデスの呪縛に捕われていたことに気付いたパンドラ。星矢たちの熱き魂に触れ目を覚ました今、パンドラは一輝に寄り添い、ハーデスを倒し家族の仇を取ってくれと懇願する。その頃、エリシオンへ辿り着いた星矢。そこに立ちはだかったのはハーデスの腹心たち、死の神タナトスと眠りの神ヒュプノスであった。---
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第3話 黄金の援軍
渾身のペガサス彗星拳すら無力と知り、くずおれる星矢。しかしその一撃でかすり傷を負い激昂したタナトスは、星矢の眼前に一人の女性を投影する。その人こそ、記憶を失ったまま聖域近くで暮らしていた星矢の姉、星華だった。タナトスの攻撃から星華を必死で守る聖域の聖闘士たちに応える星矢。そこへ一人、また一人と加勢に現れる瞬、紫龍、氷河、一輝。そして今、絶望の縁を超え、遙か冥界から金色の共鳴音がエリシオンに鳴り響く!---
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第4話 伝説の神聖衣
黄金の援軍を送り込んだ存在、それはかつてアテナに仇なし、封印されたはずの海皇ポセイドンだった。僅かな間だけ甦った魂が、聖闘士たちに届けた希望の光。しかし黄金聖衣を纏いし聖闘士たちの攻撃でさえも、タナトスの力をして粉々に打ち砕かれる。何もかも失ったかに思えた時、思いを寄せた人々の声が星矢の胸に響く。灰と化した青銅聖衣から立ち昇る、希望という生命の炎!神をも超える最強の聖衣が今、その姿を現す。
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第5話 神話よりの覚醒
刻一刻と迫るアテナの死、そしてグレイテスト・エクリップス。星矢はハーデス神殿を目指して走り、残る4人はヒュプノスを相手取る。聖衣を砕かれ、瀕死の聖闘士たちだったが、窮地の中で小宇宙はさらに輝きを増す。そしてついに神聖衣を纏った瞬、紫龍、氷河がヒュプノスに再び挑む。一方、ハーデスの魂と捕われたアテナを前にして、なす術もない星矢。加勢に来た一輝により、墓所に眠るハーデスの肉体を討つ事に勝機を見出すが・・・。
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第6話 光あふれる世界へ
終わりなき戦いに、今こそ終止符が打たれようとしていた。肉体を得て復活した冥王ハーデスは、自らアテナに止めを刺そうと、手にした大剣を振りかざす。その斬撃を、身を盾にして受ける一輝、そして星矢。神聖衣を纏う5人の聖闘士は、力を結集して決死の攻勢に転じる。だが全ての希望を打ち砕くかのように、グレイテスト・エクリップスは完成し地上は闇と化したことを知るのだった。だが彼らは諦めない。渾身の力でアテナに聖衣を投げ渡す星矢。そして、長きに渡る神々の戦いは、ついに決着の時を迎える。