西暦二〇二二年。
神経細胞を模した極微細無線通信装置「ナーヴセラー・リンカー・ナノマシン(NLN)」が完成。
NLNにより、意識とネットワークをシームレスにリンクさせることを可能にした。
だが、人と機械の垣根を崩すその技術は、数万もの人の意識をネットワークの彼方へと喪わせる災厄「アーリー・ラプチャー」を引き起こし――。
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