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べるぜバブ
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  • 地域日本
  • タイプTV
  • 正式名称べるぜバブ
  • 英語名Beelzebub
  • 中国語の名前恶魔奶爸
  • 放送開始2011-01-09
  • 放送状況放送が终了
  • タグ面白い / 幻想 / 学校 / 熱血 / 戦闘 / 漫画改
  • 原作田村隆平
  • 監督高本宣弘
  • シナリオ山口宏 / 柿村イサナ / 横谷昌宏 / 岡篤志 / 梅原英司
  • 絵コンテ古川順康 / 東出太 / 新留俊哉 / 下田正美 / 高本宣弘
  • 演出古川順康 / 渡部穏寛 / 佐藤昌文 / 松本マサユキ / 遠藤晋
  • 制作会社スタジオ サインポスト
  • 制作協力スタジオ・ファンタジア / エー・ライン / スタジオガッツ / NARA Animation / ブリッジ
  • 製作読売テレビ / 集英社 / ぴえろ / 電通
  • 家族べるぜバブ 拾った赤ちゃんは大魔王!?
  • 公式ウェブサイトhttp://www.ytv.co.jp/beelze/
  • Rating12+

『べるぜバブ』

2008年4月のある日。

「天下の不良高校」と言われる石矢魔高校の中でも凶悪無比な強さから「アバレオーガ」と恐れられる男子高校生・男鹿辰巳は、喧嘩の最中に川に流れてきたおっさんを割り、中から出てきた赤ん坊を拾う。

その赤ん坊は、普通の子ではなく人類を滅ぼすために魔界から送り込まれた大魔王の息子・カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世(通称ベル坊)だった。

ベル坊にすっかり気に入られてしまった男鹿はベル坊の侍女悪魔・ヒルダの監督の下、不本意ながらも魔王の親となり子育てをすることになる。

はじめはベル坊を誰かに押し付けようとする男鹿だったが、次第にベル坊の親としての自覚と絆を強めていく。

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      • 第1話 魔王拾いました

        ヤンキー率120%の「石矢魔(いしやま)高校」。その超不良高校において、最凶と謳われる不良―男鹿辰巳。ある日、男鹿は友人の古市貴之(ふるいちたかゆき)にとある赤ん坊と出会った経緯を話していた。数日前、河原で不良達に土下座をさせていた男鹿は、川を流れてくる大きなおっさん(バディム・ド・エムナ・アランドロン)を発見。二つに割れたおっさんから飛び出したのは、何と元気な赤ん坊だった!対応に困った男鹿は、赤ん坊をあやそうと試みるが、なれない男鹿の顔はすごい形相。…ところが、なぜか懐かれた。癇癪を起こすと電撃を放つ赤ん坊を押し付け合う男鹿と古市の元に、侍女悪魔を名乗るヒルデガルダ(ヒルダ)が現われる。彼女は、赤ん坊が大魔王の息子で、名前を、カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世(ベル坊)であると告げる。そして男鹿は魔王の親に選ばれたのだ、と。当然、宣告を拒否する男鹿。するとヒルダは「親にならないなら死ね」と襲い掛かる。男鹿の危機にベル坊は感情を爆発させ泣き叫び、暴走。その暴走を止めたのは男鹿だった。だがその衝撃で近くの鉄塔が崩れ落ち、男鹿とベル坊の前に!その瞬間、一色をシンクロさせた二人の衝撃が鉄塔を消し飛ばし、危機を脱出するのだった。

      • 第2話 子連れ番長 はじめました

        晴れて大魔王の息子―カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世(ベル坊)の親に選ばれた男鹿。その男鹿の家にベル坊とベル坊の侍女悪魔―ヒルデガルダ(ヒルダ)が転がり込む。家族にあらぬ誤解をされ迷惑千万な男鹿。しかも、泣くたびに激しい電撃を放つベル坊は、人間界の親である男鹿が15m以上離れると、その電撃は即死レベルに達するというのだ。即死から逃れるため、しぶしぶベル坊を背負い登校する男鹿だが、子連れの男鹿を見て、ここぞとばかりに不良たちが絡んでくる。真田兄弟や、石矢魔高校2年の幹部も混じる不良たちをいつもどおり返り討ちにした男鹿は、ベル坊がより強くて凶悪なものになつくと聞き、自分以外の相手にベル坊を押し付けるべく、新しい親候補を探すことにする。そんなある日の放課後、ベル坊とともに川原を訪れた男鹿は、少しでも電撃の恐怖から逃れるため、ベル坊に泣かない約束をさせようとするのだが、そこに先日、返り討ちにした真田兄弟がバイクで現れベル坊を連れ去ってしまう。このまま引き離されれば、デッドラインの15mはすぐ!男鹿はベル坊を奪還すべく、そして自分の命を守るべく、真田兄弟のバイクを追いかけ激走する!!

      • 第3話 強くて凶暴なヤロー いませんか?

        ベル坊のためにヒルダが用意した粉ミルクをどこかでなくしてしまった男鹿。お腹をすかせ泣き出す寸前のベル坊にパニックになった男鹿は、やっとのことでミルクっぽい飲み物「ヨーグルッチ」を見つけ、難を逃れる。だが、ベル坊の食欲はハンパではなく、ありったけの分を飲み干してしまうのだった。その事態を見てあざ笑う不良たち。実はその飲み物は、石矢魔高校を仕切る四天王「石矢魔 東邦神姫」のひとりで、3年の神崎一のお気に入りだった。不良たちから、いかに神崎が凶暴かを聞いた男鹿は、早速、ベル坊を押し付けようと神崎の教室へと乗り込む。気色ばむとりまきの様子に、一緒に来ていた古市はとっさに「強いと評判の神崎さんの下につきたくて来ました」と言ってしまう。そんな男鹿の前に立ちふさがったのは、神崎の側近を自負する城山(しろやま)だった。これまで神崎に近づき寝首をかこうとする連中を数々見てきた城山は、男鹿の言葉を簡単に信じてはダメだと神崎に進言。男鹿との一騎打ちに突入するが、男鹿は一撃で城山を倒してしまう。それを見た神崎は城山に対し、「お前はもう用無しだ」と切り捨てる。そんな神崎を見た男鹿は……。

      • 第4話 魔王のおもらし 決壊1秒前ですが

        男鹿がある朝目覚めると、そこは大洪水の中だった……。 それはベル坊のおもらしで、今がちょうど魔界の「排尿期」にあたるのだという。魔界の風物詩とも言えるそれは、やがて町ひとつを飲み込み、その後には新たに肥沃な大地ができ上がる。これは、人類を滅ぼすための第一歩なのだ。ということらしい。このままでは、ベル坊のおもらしで人類が滅亡してしまうと考えた男鹿は、ヒルダが持っていた、しばらくの間だけおしっこを異空間にとばせるという魔界グッズでとりあえず流れ出すおしっこを止めると、ベル坊を連れ、急いでドラッグストアまで紙オムツを買いに走る。だが、ふとベル坊の侍女悪魔として自分がしなければいけないことを思い出したヒルダは男鹿のあとを追い、そのあとを古市が追いかける。同じ頃、銀行を襲撃し逃走中の強盗団が、男鹿のいるドラッグストアに逃げ込み、ヒルダ、古市と鉢合わせ。ふたりはそのまま人質にされてしまう。そして、店内から逃げ損ねた男鹿とベル坊までもがなりゆきで人質に!?自分たちのことを悪の限りを尽くした犯罪グループだと言う強盗団に、うまくすればベル坊を押し付けられると考えた男鹿は……。

      • 第5話 金で買えないものはありません

        男鹿の拳に、正式に悪魔と契約を交わした証の呪印が現れた。しかも男鹿のそれはゼブルスペル(蠅王紋)と呼ばれる王家の紋章。これで男鹿は、正式に魔王の子であるカイゼル・デ・ベル坊の契約者になってしまったらしい。魔王の親として、幼いベル坊の秘めた力を引き出す役目を背負うことになった男鹿が、今後、ケンカで大暴れすればするほど悪魔の力は強くなり、ゼブルスペルも広がってゆくのだという。それを聞き、何としてもそんな事態を避けたい男鹿は、もうケンカはしないと心に決める。だが男鹿の誓いをよそに、神崎との一件を聞いた「石矢魔 東邦神姫」のひとり、姫川竜也が、男鹿をその勢力下に取り込もうと密かに画策。姫川財閥の御曹司である自分の財力と腕力にものを言わせて配下につけた手下に、「男鹿のヨメ」であるヒルダを拉致するように命じる。そんなこととは露知らない男鹿は、ケンカをしないようにするため、次から次へと絡んでくる不良たちから必死で逃げまくっていた。ところが男鹿がいなくなったスキに、ヒルダとともに、たまたまそこにいた古市までもが姫川の手下たちに拉致されてしまう!

      • 第6話 魔界のおもちゃ 届きました/お医者さんごっこしました

        A:しばらく姿の見えなかったヒルダが、主君、ベル坊のために魔界からおもちゃやグッズを持って帰ってきた。ベル坊を喜ばせようと男鹿にも手伝わせ、早速、組み立て始めるヒルダ。だが不親切な説明書のせいで、完成直前にふたりそろっておもちゃの中に閉じ込められてしまう。何とこのおもちゃ、魔獣捕獲用の檻!檻を開ける方法は、型はめ遊びを意識したキーブロックを正しくはめること。何とかベル坊にそれを解いてもらうしかないっ!!B:ベル坊が退屈しないようにと、ヒルダに押し付けられた魔界のおもちゃを持って登校した男鹿をまたまたアクシデントが襲う!物騒な名前のおもちゃをベル坊が開けてしまったせいで、お医者さん役のベル坊がケガ人を治すことで遊びが進行する魔界のごっこ遊びに付き合わされるハメに。だが男鹿はこの遊びを、腕に広がったゼブルスペルを小さくするのに利用できないかと考える。悪魔のような行いをすると広がるゼブルスペル。ならば、天使のような行いで小さくなるのでは?さっそく魔界のお医者さんごっこ、スタート!

      • 第7話 魔王も公園デビューします

        公園デビュー――それは、公園で遊ぶ子供とママたちが形成するコミュニティーに初めて参加すること。男鹿はある日、家族から、ヒルダと一緒にベル坊を連れての公園デビューを勧められる。だが、ヒルダはTVドラマの続きが気になるとかで、結局、男鹿ひとりでベル坊を公園に連れて行くことに…。何とかママたちの輪の中に入るべく、自分なりの努力をする男鹿だが、すでに「子連れ番長」のウワサはママたちの間に一人歩きしていた。さらに、魔王の赤ちゃんであるベル坊はふつうのことでは喜ばないため、男鹿はいつも通りの悪魔の形相。その輪の中に入ることは不可能だった。そんな男鹿に救いの手を差し伸べたのは、年の離れた弟の光太(こうた)を連れて公園に散歩に来ていた女子高生・邦枝葵(くにえだあおい)だった。邦枝に対し、突然「オレと付き合ってください!」と言い出す男鹿。動揺する葵だったが、男鹿が付き合ってほしかったのは公園デビューだった。公園に集まるママたちとは顔見知りのものの、自分もその輪の中に入れずにいた邦枝は、男鹿と一緒に何とかママたちの輪の中に入ろうとするのだが……。

      • 第8話 また出会いました

        関東最強レディース・烈怒帝瑠(レッドテイル)の総長にして、石矢魔東邦神姫の紅一点である「クイーン」が、北関東の全レディースを制圧して帰ってきた!クイーンはその男勝りの強さで、石矢魔高校の不良男子から女子の安全を守って来たのだという。おまけに美人だというウワサを聞きつけ、一目彼女の姿を見ようと意気込む古市は、まったく興味を示さない、ベル坊の世話に忙しい男鹿をムリやり引き連れ、クイーンの行方を探し回る。一方、クイーンも男鹿の行方を探していた。クイーンは自分がいない間に石矢魔東邦神姫のメンバーを次々と倒し、学校で破壊の限りを尽くした男鹿に鉄槌を下そうとしていたのだ。そしてついにふたりは出会うが…クイーンには目の前に現れた男鹿の顔に見覚えがあった。先日、公園で知り合った子連れ番長ではないか!男鹿が自分を覚えていなかったこともあり、まわりの空気に流され、男鹿との一騎打ちに突入するクイーン。クイーンの振り下ろす木刀の衝撃は校舎の窓や壁を斬り裂いてゆく。その強さに目を輝かせるベル坊の姿を見た男鹿が、またもやとんでもないことを口走る!

      • 第9話 恋はハリケーンです

        クイーン・邦枝葵に、ベル坊を押し付けようと意気込む男鹿から、葵の強さを聞いたヒルダは、彼女に興味を持ち、その実力を試そうと考える。そんな中、石矢魔の生徒でさえ近づくことを拒む、マジで空気読めない5人組こと、M・K・5(エムケーファイブ)が現れ、その名のとおり空気を読まず、男鹿とヒルダに絡んできた。ヒルダはM・K・5を瞬殺。一部始終を見ていた生徒たちを「最凶夫婦」とビビらせると、そのまま葵を探しに行ってしまう。そして出会ったヒルダと葵は!?一方、葵を慕う大森寧々(おおもりねね)と谷村千秋(たにむらちあき)は、葵の男鹿に対する煮え切らない態度に危機感を覚え、何とかしなければと考えていた。そんな折、寧々と千秋が何者かに倒され、保健室に運び込まれる事態が発生!寧々たちが男鹿と話をつけに行くと言っていたと聞いた邦枝は、ふたりを倒したのは男鹿ではないかと考え怒り心頭!!戦いを挑む。ところが、当の男鹿は……??

      • 第10話 弟子ができました

        男鹿の家に一匹のネコがやってきた。それは、男鹿がお気に入りの「フジノのゲンコツコロッケ」を買い食いしようとした時に、スキをついて男鹿からコロッケを奪ったネコだった!怒り狂う男鹿に、なぜかネコはなついている様子。面白くないベル坊は、いつも以上のカンシャクぶりで、電撃の嵐にさらされる男鹿とヒルダ。そしてついに堪忍袋の緒が切れたベル坊がネコに決闘を申し込んだ!決闘の地、空き地で対峙するベル坊とネコ。だが、男鹿に触れていなければ本来の力を出せないベル坊は、あまりに弱かった…。そこに、空き地を縄張りとする不良ネコたちが現れ、ベル坊とネコは囲まれてしまう!怯えるベル坊とネコ。そのときベル坊がネコを守るべく、不良ネコたちの前に立ちはだかった!そのりりしい姿に心を動かされるネコ。男鹿の助けを借りはしたものの、ネコはベル坊を「べっさん」と慕い、1人と1匹の友情が始まった。そんなある日、男鹿とベル坊は母に言われ、ベル坊に同年代の友達を作るべく、児童会館を訪れ、葵と光太と再会。顔見知りのベル坊と光太はすぐに仲良く遊びだし、それに一緒についてきたネコも加わった。しかし、ここでもまた、仁義なき戦いが始まろうとしていた――。

      • 第11話 金で買えないもの、ありました

        姫川グループ御曹司―姫川竜也。 彼が唯一信じるものは「金」の力。金で動かないものはないという信念のもと、前回、その準備不足と調査不足のせいで(?)敗北した男鹿を今度こそ倒そうと、金の力を存分に利用。確かな情報と充分な道具と戦力を整え、万全の体制で挑む。ところが、男鹿への直接攻撃も、ベル坊や古市を利用する作戦も、男鹿の予想外のしぶとさと悪運の強さにことごとく跳ね返される始末。そして、驚くほどにかさんだ経費のせいで無一文になり、逆に自分自身が人生最大のピンチに陥った!挙句の果てに、金で雇った手下は無情にも離れてゆき、戦力さえも失った姫川。それでもあきらめない姫川がとった最後の手段は…なんと、ここにきて自分自身が動くことだった!? 打倒男鹿に燃える姫川が、身を潜めチャンスをうかがっていた頃、男鹿を狙うもうひとつの勢力、スッポン高校ご一行が、その凶悪な姿を現した。それを見た姫川は……?

      • 第12話 今夜は寝かせません

        最近の男鹿は、いつにも増して激しいベル坊の夜泣きに悩まされていた…。おかげで寝不足にはなるし、あまりの大音量と衝撃にご近所中から苦情は来るしで、ついにはどうしたらベル坊に夜泣きせずに眠ってもらえるか?について家族会議を開くハメになってしまった。そして母の提案で、ベル坊を昼間たくさん遊ばせ、疲れさせて眠らせるという方法をとり、作戦は成功したかに見えた。だが、寝ぼけたヒルダのおかげでそれも台無しに。そんなこんなで今日もまた寝不足のまま学校へとやってきた男鹿はもはやフラフラ。せめてベル坊が眠っている間だけでも眠らなければ!というほどに追い詰められていたのだった。だが、眠たいのはどうやら男鹿だけではないらしく、やはり睡魔に勝てず居眠りをしていた神崎と姫川は、戦力が激減した男鹿を倒す夢を見て、これは吉夢と大喜び。一方、やはり睡魔に勝てずにいた邦枝は、男鹿との甘い夢を見てひとりでドギマギしていた。そして、それぞれが夢のお告げ(?)とよく似たシチュエーションに出くわして……!?

      • 第13話 ベル坊 実力テストです/ヒルダ 拝啓大魔王様

        A:不良の巣窟、石矢魔高校にもやってくる実力テスト。男鹿を含め、一応テスト勉強を始める生徒たちだが、少々ピントはズレ気味。そんな中、魔界の大魔王が、思いつきでベル坊の成長を試すテストのようなものを行うとヒルダに伝えてきた。テストの内容は一週間以内に100人の人間を倒すこと!もしも成績不振の場合はベル坊とともに男鹿にも魔界での地獄の特訓が待っている!?どうにもひ弱なベル坊に不安を抱く男鹿は、地獄の特訓から逃れるため、知力、腕力とも優秀の実力テスト成績優秀者にベル坊を押し付けることに!?B:大魔王の気まぐれで、人間界に送られたベル坊とヒルダ。最初は何もかも始めてだったふたりも、今では徐々に人間界での生活になじんできた。ベル坊とヒルダを息子の子供と嫁だと信じて疑わない男鹿の家族は、若干、会話や行動がかみ合わないことがありつつも、本当の家族のようにかわいがってくれ、石矢魔の生徒たちとも顔見知りになった。男鹿も男鹿で、未来の魔王・ベル坊の親として日々ケンカに明け暮れ、その成長に大いに貢献してくれている。 ヒルダは、侍女悪魔として、主君、ベル坊の成長ぶりと近況を大魔王へ報告しようと考えていた。

      • 第14話 必殺技、ありますか?

        どうしても男鹿とのケンカに勝てない神崎は、城山や夏目慎太郎(なつめ しんたろう)の協力のもと、男鹿に勝つため、日々、特訓に明け暮れていた。そんな中、夏目が密かに撮影したという男鹿のケンカシーンを見て、城山があることに気づく。それはいつも男鹿の背中にしがみついているベル坊の存在。男鹿は赤ん坊のベル坊を背負うことにより、バランス感覚や筋力を養っている!?そこで神崎も男鹿をまねて特訓をはじめようとするが、そんなに都合よく赤ん坊がいるはずもなく…。結局、代替品での特訓に思うような効果を得られず落ち込んでしまう。ひとり公園へとやってきた神崎。そこで、見ず知らずの赤ん坊と出会う。それは葵の弟、光太だった。姉の葵とはぐれた光太はなぜか神崎になつき、神崎は光太の協力を得て(?))猛特訓再開!やがて神崎は光太の行動から、あたためていた必殺技完成のヒントを得る。初めて手ごたえを感じる神崎。そこに光太を探しに来た葵と男鹿が現れる 宿敵、男鹿を目の前に、神崎の新必殺技、炸裂なるか!?

      • 第15話 不良が水着に着替えました

        神崎、姫川、邦枝と、次々と石矢魔東邦神姫のメンバーに勝ってしまった男鹿は、もはや石矢魔にはベル坊を押し付けられる強い相手がいないのではないかと諦めかけていた…。だが古市から、石矢魔東邦神姫の最後のひとり、東条英虎(とうじょう ひでとら)の話を聞いた男鹿はその輝かしい(?)武勇伝に興味津々! 東条と直接対決しようとするが、東条はバイトの鬼でほとんど学校には来ていないらしい。そんな中、ふたりが潰し合ってくれれば好都合と考える神崎と姫川。そして姫川は独自に東条のバイト先を調べ出し、たまたま見かけた古市に伝言。男鹿はベル坊、ヒルダ、古市とともに、東条のバイト先の海の家がある海岸へと向かう。一方、せっかく見つけたバイト先で、絡んできた暴走族たちとケンカしてクビになってしまった東条は、戦った相手の歯ごたえのなさに物足りなさを感じていたところに、側近の相沢や陣野から男鹿のウワサを聞き、直接対決に意欲を見せる。そして、男鹿と東条の頂上対決を見届けるべく、石矢魔東邦神姫のメンバーほか石矢魔統一を目指す者たちが海岸に集結する中、なぜか男鹿と東条はすれ違い、なかなかその対決は始まらない…。

      • 第16話 なかなか男じゃなうですか

        南の島にバカンスに来ていたはずが、男鹿の差し金のアランドロンによって男鹿とベル坊がいる市民プールへと転送された古市は、呆れるやら腹が立つやら。思わず男鹿に「逆にお前がリゾートに来るという発想にはならなかったのか!?」と突っ込むと、その核心をつく言葉にショックを受けた男鹿はそのまま放心状態に…。そこへ偶然、寧々や千秋たちと出会った古市は、何とか気を取り直したのも束の間、中学時代のイヤな先輩、高島たちに再会してしまう。古市に因縁をつけ、寧々たちにまでちょっかいを出し始める高島たち。とりあえずシカトを決め込むもののあまりのしつこさに寧々はキレる寸前!その時、古市が突然、高島の顔に持っていたジュースをぶっかけた!!怒り狂う高島に対し古市は、「オレ、弱いッスから逃げます」宣言をして逃走。人ごみに紛れて逃げ延びる策に出るが、高島もそのままでは引き下がらない。しかし、相変わらず放心状態の男鹿には頼れない…。追い詰められた知将(?)古市!そこで繰り出した、とっておきの策とは?

      • 第17話 魔界の宿題どうでしょう?

        人間界は、ただいま夏休みの真っ最中。そのことを聞きつけた魔界の大魔王が、またまた思いつきでベル坊に夏休みの宿題をやらせようと、宿題セット一式を送ってきた。まだ赤ん坊のベル坊に宿題というのはどうだろうか?と珍しくまとも(?)なことを考える男鹿に対し、宿題セットにベル坊の名前を入れて、大魔王がじきじきに送ってきたものだけに、おろそかにしようものなら、怒りに触れて何が起こるかわからないというヒルダ。その言葉を聞き、とにかくベル坊に宿題をやらせることにする。絵日記、昆虫(珍獣?)採集セット、植物栽培セットなど、よくある宿題セットだが、そこは魔界のグッズだけあって、取り扱いを間違うと人類滅亡につながりかねない危険なものもちらほら…。宿題を手っ取り早く終わらせるためにベル坊を連れて学校へとやってきた男鹿たちだったが、魔界の昆虫採集セットはいつのまにか不良採集に、巨大で危険な魔界植物の成長記録は記録どころか次第に学校を飲み込みはじめ…ベル坊の宿題のせいで、夏休み中の石矢魔高校は地獄と化す!?

      • 第18話 子連れ番長、やめました

        熱を出してしまったベル坊。魔王だけあってその熱の高さもハンパなく、アイスクリームは近づけただけでたちまちドロドロに溶け、簡易プールの冷水は入れば一瞬にして沸騰するというすさまじさ。その症状に深刻な表情のヒルダに対し、ゼブルスペルが消え、完全にベル坊とのリンクが切れたことでベル坊の電撃から解放されたとほくそ笑む男鹿。その男鹿の様子にヒルダの怒りは頂点に!そして、ベル坊を心配していたはずのヒルダは姿を消してしまう。ヒルダに代わってベル坊の看病をする男鹿だが、翌朝、目覚めると、ベル坊までもが姿を消していた。この事態に男鹿の姉・美咲(みさき)が激怒!家からたたき出された男鹿は、とりあえず最初にベル坊を拾った川原まで探しに行くことに。何とそこにはベル坊を背負った…東条!?動揺を隠せない男鹿。一方の東条は、石矢魔の不良たちがこぞっておびえる男鹿との初対面に喜び、男鹿にサシの勝負を挑む。 ここに、ついに石矢魔頂上対決が幕を上げる!!

      • 第19話 医者が来ました

        一戦を交え、東条との力の差を思い知らされる男鹿。悔しい思いで家に帰った男鹿を出迎えたのは、魔界から医者を連れて帰ってきたヒルダだった。ヒルダからベル坊の具合を聞いた元・宮廷薬師のフォルカス・ラフマニノフ先生とその助手のラミアは、ベル坊の症状は、魔界の幼児がかかる知恵熱の一種であると診断。成長途上にあるベル坊の魔力は膨大で、それを受け止める人間界の親の男鹿にはかなりの負荷がかかってしまう。これを軽減しようと、ベル坊自身が無意識にリンクを切断し、魔力の発散ができなくなってしまったのだ。男鹿はベル坊の親として、その魔力を受け止めることができるよう成長することを余儀なくされ、強制的に自身の精神世界へと送り込まれる。 理解不能な自分自身の精神世界を進む男鹿。男鹿は無事、ベル坊とのリンクを復活させるだけの力を手に入れることができるのか? その頃東条は、仲間である陣野のもとを訪れていた。男鹿との一戦について上機嫌に話していたその時、突然、東条の前に神崎と姫川が現れる。

      • 第20話 全員集合です

        自分自身の精神世界から戻ってきた男鹿は、今度こそ東条を倒そうと、闘志をみなぎらせる。そこへ、神崎と姫川から男鹿をつれてくるように言われた城山が現れる。神崎と姫川は、男鹿と手を組んで東条を倒そうと計画していたのだ。一対一の戦いで決着をつけようとしていた男鹿はその申し出を断るが、神崎と姫川はなぜかまったく引き下がらない。仕方なく、形だけ行動を共にすることに。その3人の前に東条一派を名乗る不良たちが次々と立ちふさがる。1年生の男鹿たった1人の台頭が、いまや石矢魔高校の勢力図を大きく変え、男鹿を倒そうとする勢力は、こぞって東条側につこうとしていた。その頃、東条は、熱が下がらないベル坊を心配していた。ベル坊をなんとか元気づけようと、仲間の相沢や陣野を誘い、どこからか持ち出してきた打ち上げ花火を上げていた。そして、襲い掛かる不良たちを倒した男鹿はついに東条の前に!

      • 第21話 石矢魔最強、どっちでしょう?

        男鹿の一言で本来の元気を取り戻すベル坊。そのベル坊に、男鹿は、東条との一騎打ちを邪魔しないようにと言い聞かせる。その心が伝わったのか、黙って耳を傾けるベル坊。そう、男鹿とベル坊の間には、契約を超えた信頼関係が築かれつつあったのだ。 その頃、東条から男鹿との一騎打ちを邪魔する者がいないよう、よけいな人間を遠ざけるように言われていた相沢と陣野は、離れた場所で神崎と姫川、そして城山と対峙していた。神崎と姫川は、この戦いで男鹿と東条が互いの体力を削りあった後、勝ったほうを倒すつもりだと告げると、陣野は「オレひとりにすら勝てない」と逆に豪語。神崎は、加勢しようとする城山を抑え、姫川とふたりで陣野たちに挑んでゆく。一方、再び始まった石矢魔頂上対決は熾烈を極めていた。男鹿は東条の強さに苦戦。それでも踏ん張り、東条に渾身の一撃をはなつ!―とその拳には、消えていたゼブルスペルが現れていた。ベル坊のよけいな気遣いに怒る男鹿。その剣幕にベル坊は……?

      • 第22話 山ごもりです

        大魔王の息子であるにもかかわらず、虫が怖いベル坊。おかげで男鹿は、ベル坊が虫に驚き、泣き出すたびに電撃を浴びせられる日々を送っていた。その仕打ちに耐えかねた男鹿は、ベル坊に弱点克服のための特訓をさせようと、かつて多くの修行者が訪れたという「魔二津(まっぷたつ)」へと向かう。そこには光太を連れた葵の姿が。葵は知り合いに届け物をする祖父の付き添いで魔二津へ来たという。偶然の再会に喜び、葵を誘って休憩を始める男鹿。葵も突然のプチデートにドキドキ。と、ふたりの前に葵の祖父が現れる。大事な孫娘と親しげな男鹿に対し、握手を装い、突然男鹿を投げ飛ばす葵の祖父!葵の祖父は武術の達人だったのだ。さらに挑発する祖父に男鹿も負けじと挑むが、まったく歯が立たず、ついには動けなくなってしまう。そして、この戦いの最中に祖父の大切な届け物が奪われてしまう!逃げてゆく3人組を見つけすさまじい勢いで追いかけてゆく葵の祖父。その後姿を見やりながら、もう一度勝負を挑もうと考える男鹿は……?

      • 第23話 ほんまかい

        ベル坊が元気になったこともあり、フォルカス先生とラミアが魔界へ帰ることになった。ベル坊との別れを惜しむラミア。そして、アランドロンによる魔界への転送が始まったのだが、ベル坊がラミアにしがみついて離れない!!ベル坊の契約者である男鹿がもしもこのままベル坊と引き離され、その距離が15mを超えたら…。焦った男鹿は古市にも手伝わせて、必死でベル坊をラミアから引きはがそうとするが、ベル坊はまったく離れようとしない。そのせいで男鹿たちはラミアたちもろとも魔界へと転送されてしまう。たどり着いたのは、さまざまな魔獣が棲み、それを狙う密猟者が集まるという、「ヴラドの魔境」と呼ばれる危険地帯。しかも頼みの綱のアランドロンは、定員オーバーのムリな転送がたたってボロッボロ。すぐには次の転送ができない状態になっていた。なぜかひとりだけちゃんと目的地にたどり着いたというフォルカス先生から連絡を受けた人間界のヒルダの指示で、魔境のはずれに住むアランドロンの娘を訪ねることに。…ん?アランドロンに娘!?

      • 第24話 ただいまかい

        男鹿たちは、アランドロンの娘・アンジェリカが幽閉されているというヴラドの盗賊街へとやってきた。盗賊の頭目は、自分たちの仕事をやりやすくするため、「次元転送悪魔」であるアンジェリカの力を利用しようとしていたのだ。だがアンジェリカはそれを断固として拒否。そのため、彼女は牢に囚われているという。そこへアンジェリカを助けるべく、気合満々の古市、そして男鹿たちが現れる。古市に「逃げてください!」と言うアンジェリカ。アンジェリカによれば、「ヴラドの主」が魔境を荒らしすぎた盗賊たちに怒り、街に向かっていて、非常に危険だという。そしてその言葉通り、街に巨大な魔獣が現れる。驚く住人たち。この緊急事態にもかかわらず、逃げようとした古市の頭が牢の鉄格子にはまり込んで抜けなくなった!?必死で助けようとする男鹿たちだが、古市の頭はなかなか抜けず、その間に男鹿たちは盗賊団に囲まれてしまう。大ピンチ!その時、魔界に来てからというもの、これまでになく元気いっぱいだったベル坊のからだに異変が起こり始める!!

      • 第25話 新学期はじまりました

        新学期が始まり、男鹿たちによってボロボロになった校舎の修復が終わるまで、石矢魔の生徒たちは地区でも有数の進学校、聖石矢魔学園(セントいしやまがくえん)の特設クラスで勉強することになった。新たな出会いに期待を寄せる古市だが、教室にいたのは、石矢魔東邦神姫をはじめ、1年生から3年生までが入り混じった見慣れたメンバーばかり。クラス担任となったのは佐渡原(さどはら)。最初が肝心と、東条や男鹿を相手に威圧感を見せつけようとする佐渡原だが、相手が悪かったこともあり逆に自分を追い詰めることに。そんな石矢魔学園特設クラスの様子をこっそりのぞいている生徒がいた。聖石矢魔学園の1年生、山村和也(やまむら かずや)と、偶然、通りかかった山村の幼なじみ、藤崎梓(ふじさき あずさ)だ。最強の不良と言われる男鹿に憧れる山村は、何とかして男鹿の弟分にしてもらおうと考えていた。そこで、男鹿と話す機会を得るため、梓とともに、下校する男鹿を尾行するが、その途中、男鹿と帝毛(ていもう)工業高校の生徒たちとの争いに巻き込まれてしまう!

      • 第26話 アニキと呼んでもいいですか

        男鹿と葵が生活指導の教師・木戸(きど)に呼び出された。木戸は、ふたりが帝毛工業高校の生徒たちと争いごとを起こしたことを知っていて、退学を免除するかわりに、他の石矢魔高校の生徒たちが問題を起こさないよう取り締まる役目を与える。この役目に2人で選ばれたことで、男鹿と一緒の時間が増えるかもしれないことに期待でトキメク葵。一方の男鹿はまったくやる気なし。そんな男鹿の弟分になるため、ついていく山村。山村のほめ言葉の数々に、最初は男鹿もまんざらでもなかったのだが、やっぱりだんだん面倒に。そこで、ベル坊の力を利用して、山村に必殺技を与えたフリをし、山村もすっかりその気に。そんな中、山村は、クラスメイトから梓が屈強そうな坊主頭の男に連れ去られたと聞く。帝毛工業高校の生徒の仕返しかもしれない。腕に自信のない山村は、男鹿に助けを求めようとするが、もしも次、問題を起こしたなら、男鹿は退学に。考えた末、山村は、男鹿に教えられた必殺技を頼りにひとりで立ち向かい、梓を助ける決意をする!

      • 第27話 魔法少女と呼ばれて

        古市の家に、魔界からアランドロンの娘であるアンジェリカがやってくることになった。もちろん大喜びの古市。しかし家にやってきたのはアンジェリカだけではなく、なぜか男鹿や山村、梓のオマケつき。おかげでにぎやかになる古市家だが、アンジェリカが車庫でアランドロンの中からお土産を取り出そうとした時、突然、「ヴラドの番人」と呼ばれる「ヨップル星人」が現れ、町へと飛び出してしまった!ヴラドの魔境に棲む悪魔部族の中では友好的な種族とはいえ、魔界の生物にはかわりなく、頭を悩ます男鹿たち…。そのとき、偶然、目にしたテレビ番組から、アンジェリカが子供の頃、それがあればどんなトラブルも解決できると、父からもらった魔法のステッキのことを思い出す。しかしそれは、魔法の戦士の姿に変身できるだけの子供のおもちゃ。ところが世間知らずの天然娘・アンジェリカはそんなこととは露知らず、嫌がるヒルダや古市の妹・ほのか、そして梓、ついには葵まで巻き込んで、5人の光の妖精に変身!ヨップル星人の捕獲に乗り出した!!5人の光の妖精たちは、人間界を救えるか!?

      • 第28話 身体測定してみましょう

        聖石矢魔学園で身体測定が行われることになった。担任の佐渡原からの指示で、石矢魔高校特設クラスの測定係はクラス委員の男鹿と葵がやることに。相変わらずやる気ゼロの男鹿はあてにならず、見かねた女子が測定係を手伝い測定は進められるのだが、石矢魔高校の生徒たちを快く思わない佐渡原は、少しでも騒ぎを起こそうものなら問題にしてやる、という気マンマンの雰囲気を漂わせていた。そんなこととは露知らず、次々と逸脱行動に走り出す男子。そんな男子どもをねじ伏せやっとのこと測定をこなした女子は、男子と入れ替わりで自分たちの測定を始めようと、着替えなどの準備に一旦教室を出て行く。男子の測定が終わり、男鹿たちも教室を後にしようとしていたその時、ふとしたことで機嫌を損ねてしまったベル坊が教室内のロッカーに閉じこもって出てこない!?教室から出るに出られなくなってしまった男鹿は、古市とともに必死でベル坊を説得するもののベル坊の機嫌はまったく直らず、そうこうしている間に測定の準備を終えた女子たちが戻ってきてしまった!完全に脱出の機会を失い焦る男鹿に、この偶然の幸運(?)に喜ぶ古市。ふたりは何事もなくこの場をやり過ごせるのか!?

      • 第29話 六騎聖って何ですか?

        「聖石矢魔部長連合」――別名「六騎聖(ろっきせい)」のウワサで持ちきりの石矢魔高校特設クラス。六騎聖とは、部活動が盛んな聖石矢魔学園の中でも各競技のエキスパートで、さらに成績も優秀な生徒たちの集団を指す。そんな中、邦枝と共に生活指導の木戸に呼び出される男鹿。木戸は相変わらず学校内で騒ぎを起こす石矢魔高校の生徒たちにイラ立ち、六騎聖を使った腕力による強硬制裁も辞さないことをほのめかす。未だベル坊の電撃に悩まされる男鹿は、ベル坊を押し付ける相手として六騎聖に興味を持ち、葵が引き止めるのも聞かず、情報を聞き出そうと山村の教室に出向く。一方、学校内の自動販売機コーナーで、中学時代の同級生・三木久也(みき ひさや)と偶然出会った古市は再会を喜ぶが、そんな古市に三木は、現在の六騎聖のターゲットは石矢魔高校の生徒たちで、「彼らとは絶対に戦っちゃいけない」と忠告する。 その頃、山村の教室を訪れていた男鹿と葵の前に六騎聖のメンバー、新庄(しんじょう)・アレックス・ロドリゲス・一郎(いちろう)と、榊光輝(さかき みつてる)が現れる。

      • 第30話 六騎聖は誰でしょう?

        ベル坊を押しつけるため、六騎聖のメンバー全員を知りたい男鹿。頼りの山村もあてにならず、メンバーを確かめる方法が見つからない。そこへ、古市が六騎聖は襟の裏にエンブレムをつけているという情報を聞きつけてくる。古市がその情報を仕入れてきた先は、中学時代の同級生・三木。ところが、男鹿は三木を覚えていないようだ。そんな中、城山が聖石矢魔学園の生徒に大ケガを負わされるという事件が。そのあまりに卑怯な手口に怒る神崎は、城山の仇を討つためにケガを負わせた生徒たちの教室に乗り込んでいく。寧々からその話を聞いた葵は、男鹿や古市とともに急いで神崎を止めに駆けつけると、そこに現れたのは、三木。「これじゃ、いくらなんでもボクが止めなきゃいけない。」と立ちはだかる三木に食ってかかる神崎。ところが、三木が使う謎の武術は、神崎を一撃で圧倒する!さらに挑発を続ける三木だが、男鹿は挑発に乗ることはなく、その場は一旦おさまったかに見えた。しかし、男鹿をはじめ、石矢魔高校の生徒たちはそれぞれ、胸にある決意を秘めていた。

      • 第31話 決着、つきませんでした

        六騎聖の新庄、榊、郷宏道(ごう ひろみち)、そして三木とにらみ合う男鹿たち。中学時代、三木は弱い自分を助けた男鹿の圧倒的な強さに憧れ、いつか自分も強くなって共に戦う日を夢見ていた。だがその夢はある日を境に潰えてしまう。その苦い記憶から、三木は男鹿と戦い倒すことにこだわり続けていた。神崎を一撃で沈めた武術を使い、男鹿を追い詰めてゆく三木。そこへ突如、神崎が乱入。三木に再戦を挑もうとするが、男鹿はその神崎をためらいなく一蹴。再び三木と対峙する。だが、武術を基本から習得している三木には男鹿のめちゃくちゃな攻撃は全く通じない。そしてついに三木の必殺技が男鹿に放たれようとしたとき、六騎聖の紅一点、「静御前」こと七海静(ななみ しずか)、そして六騎聖最強と謳われる男・出馬要(いずま かなめ)が現れる。さらに、仲間の相沢からの連絡で東条までもが現れ、ここに石矢魔東邦神姫と六騎聖が出そろう!他の六騎聖をおびえさせる出馬のただならぬ雰囲気に、一帯に走る緊張。一触即発か!?と思われたその時、思いがけないジャマが入り……?

      • 第32話 転校少女にナニが起こりましたか?

        石矢魔高校特設クラスに転入生がやってきた。その転入生とは何とヒルダ!聖石矢魔学園に「悪魔」とおぼしき者がいるという情報を王宮から得たヒルダは、アランドロンとともにその真相を確かめに来たというのだ。そんなこととは関係なく、久しぶりにヒルダVS葵の男鹿ヨメをめぐる女の戦いが見られると盛り上がる特設クラス。そこに、六騎聖と決着をつけることができる学園祭で行われる競技がバレーボールに決まったとの知らせが入る。呆気にとられる一同をよそに、六騎聖との決着の他にも退学が掛けられた試合だけに、葵は気合を入れる。ところが、男鹿をはじめ男子どもはまるっきりヤル気なし。この状況に頭を悩ませる葵に、意外にもヒルダが力を貸そうと申し出た?ヒルダによって男子一同が集められたのはとある一室。目の前に現れた「ミスターバレーボール」と名乗る男によって六騎聖の練習風景が見せられる。その練習中に繰り広げられていたのは、石矢魔を完全にナメきった会話。闘志に火がついた男鹿たちは、翌日から猛練習を開始!ところがせっかくやる気になってもそれぞれが譲らず、チームワークはまるでゼロ…。 学園祭まではあとわずか!石矢魔高校チームに勝機はあるのか!?

      • 第33話 過去に傷、ありました

        男鹿に勝つため、必殺技の完成を急ぐ三木。そこにバレーボールの練習に飽きた(?)男鹿が古市と共に現れる。気合の入った三木の稽古を見て、早速、戦いをふっかける男鹿。前回の戦いで三木に苦戦させられたことを忘れたように自信満々の男鹿に苛立つ三木は、中学時代の男鹿との出来事を持ち出し、男鹿を問い詰め出す。男鹿自身はとんと覚えていないようだが、古市にはその出来事に覚えがあった。 ――中学時代、男鹿は、別の中学校の不良・霧矢(ルビ:きりや)に因縁をつけられていた三木を助けたことがあった。そのことを根に持った執念深い霧矢は、仕返しのために男鹿の学校にまで乗り込んでくる。自分を助けたばかりに男鹿を巻き込んだ責任を感じた三木は男鹿と共に戦おうとするが、男鹿は非力な三木を「知らないヤツ」と突き放し、一人戦ったのだ。 友達だと信じていた三木の心は裏切られ、この時を境に練習に練習を重ね、打倒男鹿のため強くなったのだ。その三木を相手に、前回同様、苦戦を強いられる男鹿。持ち前のタフさで何とか持ちこたえるものの、三木に少しのダメージも与えられないまま・・・。その男鹿に、ついに三木の未完成の必殺技、炸裂!

      • 第34話 メイドお騒がせします

        いよいよ決戦の聖石矢魔学園祭当日、絶対に負けられない今日のバレーボール対決を前に気合の入る葵だが、相変わらず男鹿たち男子には危機感のかけらもなく、それぞれが好き勝手に時間つぶしをしていた。邦枝はせめて古市だけでも見つけ出そうとするが、その古市に至っては山村のクラスが出展しているメイド喫茶に入り浸っていた。そんな中、山村が偶然、六騎聖が中心となって出展しているエグゼクティブ・カフェというものを発見。メイド喫茶への人の入りがいまひとつなのはこちらに多くの客が流れてしまっているからだと考えた山村は、教室に戻り、そのことを告げる。山村からその話を聞いた古市は、なぜか奮起!メイド喫茶を盛り上げる方法を熱弁していると、そこに葵が現れる。怒り心頭の葵に焦った古市は、苦しまぎれに、これは六騎聖との戦いの前哨戦であるとこじつけ、無理やり葵にメイド喫茶を手伝わせる。そこに寧々たちレッドテイルのメンバー、さらにはヒルダまでが現れた。そして気づけば……?

      • 第35話 試合開始の時間です

        因縁の相手・六騎聖とのバレーボール決戦の火蓋がついに切って落とされた!正式にベル坊の参戦(?)も認められ、いよいよ試合開始。練習の成果が出ているのか、チームプレイらしきこともできるようになった石矢魔高校チーム。だがさすがにスポーツエリート集団の六騎聖は手ごわく、そんなに簡単に点を取らせてはもらえない。おまけに男鹿と東条はルールを知らず、反則し放題の暴れぶりで逆に石矢魔高校チームを追い詰めていた。そんなふたりに呆れた姫川が「反則はバレないようにやらねーと意味ねーだろ」と作戦会議を招集。石矢魔高校チームだけに認められた第7の選手・ベル坊を見事に活躍させる奇抜な戦術で一気にチームの流れは石矢魔高校チームに。その思わぬ試合の流れに、ついに出馬が本気を出す・・・。これまで打ち込まれるボールを果敢に拾い続けていた葵を吹っ飛ばすスーパーサーブで点をもぎ取っていく出馬。ヒルダにさえ不穏なものを感じさせる出馬の人並みはずれた身体能力を前に、せっかく流れをつかんだはずの石矢魔高校チームは再びピンチに!?

      • 第36話 決着、やっとつきました

        感動的な試合となり幕を閉じた、石矢魔高校VS六騎聖のバレーボール決戦。だが、そんな雰囲気に水を差す乱入者・霧矢(きりや)と帝毛工業高校の生徒たちの出現で、体育館は騒然となる事態に!中学時代に男鹿とケンカし負けた霧矢は、一時は家庭の事情でこの土地を離れていたが、男鹿への復讐のため再び舞い戻ってきたのだ。関係のない人間を巻き込むわけにもいかず、霧矢の挑発にじっと耐える男鹿。その時、我慢の限界となった三木が動く。「何で今さら復讐なんだ!」その三木に対する霧矢の話は思いがけないものだった。 ――あの日、男鹿は、三木と同じ土地に引っ越すことになった霧矢がこれ以上、三木に関わらないようにわざと突き放していたのだ。さらに、男鹿が本当は三木のことを忘れていなかったこともわかる。こうして長年の誤解は解け、三木念願の男鹿との共闘が実現。だが、卑怯な霧矢は、帝毛工業高校の四天王「影組(かげぐみ)」を呼び出したばかりか、体育館にいた全生徒や先生を人質に取り、さらに男鹿を追い詰める!

      • 第37話 その男、先生でした

        霧矢たちとの戦いのあと、出馬の言った一言が気にかかっていた男鹿は、出馬の正体を聞き出そうとしていた。東条もまた出馬のケタはずれの強さが気になり、戦いを挑もうと考える。そのふたりが、偶然にも屋上でそろって出馬と対峙。出馬の挑発に乗っていっせいに殴りかかろうとした瞬間、この三人の戦いを力ずくで簡単に制する男が現れる。その男の名は早乙女禅十郎(ルビ:さおとめ ぜんじゅうろう)――石矢魔高校特設クラスの新しい担任教師であり、東条や六騎聖の静とは、どうやら昔なじみの人物であるようだ。一方、霧矢たちとの一戦で目にした男鹿とベル坊の様子に懸念を抱いていた葵は、ひとり体育館を訪れ、何が起こったのかを調べようとしていた。その時、突然、奇妙な衝撃のようなものを感じ取る葵。それは離れた場所にいた男鹿や東条、出馬たちにも感じられていた。急いで体育館の外に出た葵は、体育館の屋根の上でヒルダと早乙女が向かい合う緊迫した光景を目にする。

      • 第38話 兄弟ゲンカ、始めました

        バレーボール対決の後に男鹿が放った異常な力――。そして、体育館の屋根の上にいたヒルダが発していた異様なオーラ――。次々と信じられないような光景を目の当たりにした葵は、意を決して、直接男鹿に、男鹿やベル坊そしてヒルダとのことなどを聞くことに。問い詰められて仕方なくこれまでの事情を話そうとする男鹿だが、どこから説明したらいいのかわからず、その話はまったくもってちんぷんかんぷん・・・。おかげで、葵の勘違いと混乱はますます深まっていくのであった。その男鹿たちの前に、ヒルダによく似た侍女悪魔が現れた。ヨルダと名乗る侍女悪魔はいきなりその場にいた古市を気絶させ、次に男鹿を殺そうと襲いかかる!すんでのところで止めるヒルダであったが、ヒルダとヨルダ、2人は何やら因縁があるらしく、お互い一触即発の雰囲気に。よもや戦闘勃発かと思われたその時、さらなる侍女悪魔、イザベラとサテュラを従えた小生意気な子供が。この偉そうに登場した子供こそ、何を隠そう人間界を滅ぼそうとしている大魔王の子供にして、ベル坊の兄、焔王(ルビ:えんおう)であった。

      • 第39話 兄は泣き虫でした

        ベル坊の兄・焔王と3人の侍女悪魔の登場により、思いがけず男鹿とベル坊の秘密を知ることになってしまった葵。戸惑いから浮かない表情を浮かべる葵を見かねた梓が何を思ったか、男鹿、葵を交えてのダブルデートを提案!?そこになぜか古市とアランドロンも加わって、トリプルデート(?)をすることに!とりあえず、遊園地に出かけた男鹿たちだったが、偶然そこで焔王とその侍女悪魔たちと出会う。焔王が、滅ぼす前に人間界を堪能したいとかで、遊園地に遊びに来ていたのだ。この焔王、態度こそ大きいものの、まだ赤ん坊の弟・ベル坊にちょっとちょっかいを出されただけでも泣きそうになってしまう、超泣き虫。その焔王がベソをかくたび、一同大慌て!それもそのハズ、カンシャクで電撃を放つベル坊の兄だけあり、焔王が大泣きし、カンシャクを起こしたりしようものなら、辺り一帯が火の海になってしまうというのだ!!全員の心配をよそに勝手気ままに行動する焔王は、絶叫マシンに乗っては半べそをかき、お化け屋敷に単身乗り込んでは半泣きに…。 果たして男鹿たちは焔王のカンシャクを阻止し、火の海地獄から人類を守ることができるのか!?

      • 第40話 刺客は客ではありません

        「ベヘモット34柱師団」―― それは、魔界の実力者・ベヘモットが率いる魔界屈指の戦闘集団である。大魔王の後継者に焔王を推そうと考える彼らは、そのために邪魔なベル坊の育ての親・男鹿を抹殺しようとして考えていた。そしてついに行動を開始。ベル坊やヒルダとともに夕飯の買出しに出かけた男鹿の前に、ベヘモット34柱師団の刺客・ヘカドスが現れる!ヘカドスは、男鹿に戦闘をふっかけ、さらに偶然そこにいあわせた葵をとらえると、無理やり自分の契約者にしようとする。男鹿とヒルダはヘカドスが葵に危害を加える前に協力して救い出そうと後を追う。ヘカドスの本当の狙いは別にあるとも知らず―。 一方、出馬との対戦にこだわっていた東条は、静に対戦のお膳立てをしてもらい、出馬との一騎打ちに突入! 圧倒的な力で圧す出馬に対し、持ち前のパワーとタフさで対抗する東条。その常人ばなれした東条の力を認めた出馬は、ついに秘めていた力を解放しようとする!

      • 第41話 絶体絶命どうしましょう

        ヒルダが倒れた―。傷ついたヒルダを葵に任せ、ベル坊とともにヘカドスに向かってゆく男鹿。だがヘカドスはあまりに強く、思い通りに戦うことができない。それでも男鹿は形勢逆転の機会をうかがいながら戦い続けていた。 同じ頃、東条と出馬の戦いもいよいよ大詰めにさしかかろうとしていた。そこへ突然、ベヘモット34柱師団のグラフェルとナーガが現れる。実は出馬は人間界に追放された悪魔の子孫であり、グラフェルたちは出馬が発した魔力を感じてこの場所まで来たのだ。男鹿を抹殺するために来た悪魔たちを阻止しようと、無理を承知で戦いを挑む出馬。そして東条もまた、せっかくの一騎打ちの邪魔をしたうえに、静にまで危害を加えようとするグラフェルたちを許せず、出馬とともに戦う。しかし恐るべき実力を持つ悪魔たちの前にふたりはなすすべもなく倒れていく―。 一方、ヘカドスと戦う男鹿とベル坊も、渾身のゼブルブラストを片手でとめられ、絶体絶命の危機に陥っていた。 その男鹿のもとにあの男が……!

      • 第42話 修行の時間ですよ

        ヘカドスの槍に倒れたヒルダは、駆けつけたラミアとフォルカス先生のおかげで何とか最悪の事態を切り抜けることができた。だが男鹿は、ヘカドスに歯が立たなかったばかりか、誰も守れなかった自分の不甲斐なさにいら立っていた。そんな男鹿に悪魔の力の使い方を教えてやると言う早乙女。その早乙女の申し出を素直に受け入れたくない男鹿は、強くなるため、再会した邦枝の祖父・一刀斎に修業をつけてもらおうと考える。早速、ベル坊を連れて乗り込む男鹿。しかし修業どころか、やらされることといえば、道場の雑巾がけやら、境内の落ち葉掃除やら、どう考えてもただの雑用ばかり。そこに一刀斎の門下生となるため、帝毛工業高校の影組たちもやってくる。影組の四人は、偶然、出会った男鹿に先日の雪辱を果たそうするのだが……。一方、学校では、東条が昨夜の襲撃者たちにリベンジするため、早乙女の元を訪れていた。早乙女は東条に彼らが「悪魔」であると説明、東条は早乙女の言うことを理解できず、ひたすら再戦に向け闘志を燃やす。早乙女はそんな東条に悪魔との戦い方を教えてやると言う。

      • 第43話 兄はどこへ消えたのでしょう?

        男鹿は、一刀斎から本格的に修業をつけてもらうため、葵や影組とともに魔二津へと向かっていた。遠足気分の電車の旅を終え現地にたどり着いた一行は、険しい山道を進んでいたのだが、なんともうすでに修業は始まっていた!?その頃、古市とラミアはゲームセンターにいた。ラミアは、ヒルダからベヘモット34柱師団が再び現れる前に焔王を見つけ出すよう言われ、ムリやり焔王探しに古市を巻き込んだのだ。仕方なくラミアにつきあうことにした古市。ところが不覚にも、生意気なことばかり言うくせにときどき可愛らしい態度や表情を見せるラミアに古市、不覚にもトキメク? と、そのとき、目の前に神崎が。さらにはレッドテイルの花澤由加、姫川と、次々といつものメンバーが登場。期待はずれの遭遇にがっかりするふたりだったが、ここで自称知将・古市の脳裏に、焔王を手っ取り早く探し出す秘策がひらめく。 集められるだけの石矢魔高校のメンバーを集めた古市は、彼らのある習性(?)を利用し、ある話を持ちかける。

      • 第44話 強くならなきゃいけません

        魔二津での修業が始まった!一刀斎は男鹿や影組にそれぞれ石を持ってくるように指示。ところがお互いに負けず嫌いの一同は、誰よりも大きい石を持ち上げようとそれぞれ岩のような石を持ってきて葵や一刀斎は呆れ顔。そんな男鹿たちに一刀斎は、持ってきた石を素手で割るよう指示、葵が見本を見せる。全員が固唾を呑んで見守る中、大きな石を見事、真っ二つに割る葵。感心する男鹿たちだが、その技こそが、力を一点に集中させ、石や岩を砕く当身・「撫子」だった。影組は、早速、課題に取りくむため、それぞれ手ごろな大きさの石にかえるのだったが、意地っ張りの男鹿はあくまでも先ほど持ってきた岩のような石を真っ二つにすると言って譲らない。だが、どんなに頑張ってもヒビひとつ入れることができない。そんな男鹿に一刀斎が思いがけない言葉をかける。一方、ラミアと古市に協力して焔王を探す石矢魔高校のメンバーは、しらみつぶしに街中のゲームセンターを当たっていたが、全くといって有力な情報をつかめず、その捜索は行き詰まりかけていた…。

      • 第45話 ゲームは一日1時間までです

        ラミアの一言から、ネットゲーム上で焔王を探すことにした古市たち石矢魔高校のメンバーは、姫川の家に向かっていた。たどり着いたマンションの上層部はすべて姫川のためだけに用意された部屋!あまりの豪華さに呆気にとられる一同を部屋に招き入れた姫川は、早速捜索を始めようとするが、不特定多数の、しかも基本的に匿名のプレイヤーが参加するネットゲームから焔王ひとりを見つけ出すことは不可能に思われた。ところが、千秋がたまたま始めた格闘ゲームでいきなり焔王にヒット!?この勝負に勝てば居場所を教えるという条件で、千秋VS焔王の戦いが始まった!だがあと一歩というところで千秋は敗れ、万事休すかと思われたが、交渉の結果、チームを組んで戦うサバイバルゲームによる再戦が決定。翌日、再び姫川のマンションに集結した石矢魔高校のメンバーと王&助っ人プレイヤーたちの死闘(?)が始まった! 一方、魔二津で修業する男鹿の前には早乙女が現れる。早乙女は「修業後半戦だ」と言い男鹿に修業をつけようとするが、男鹿は意地でも早乙女の教えを請いたくない。必死で逃げようとするが、今の男鹿ではかなうはずもなく…?

      • 第46話 燃えろ、超絶合体!

        勝負に勝てば焔王の居場所を教えるという条件のもと、焔王&助っ人プレイヤーたちとインターネットの戦争ゲームを始めた恥将・古市率いる石矢魔高校のメンバーたち。苦戦を強いられる一方であったが、その時!偶然にも巨大ロボットを入手。その巨大ロボが繰り広げる超絶の活躍ぶりで形勢逆転か!?という状況も束の間、うっかりミスにより、なんとスーパーロボが大破!勝負は振り出しに戻ってしまい、仕切り直しに。いや、仕切り直しのはずだった。ところが、この期に及んで焔王たちがゲームのプログラムを不正に書き換えるという暴挙に出る。このネトゲプレイヤーの風上にも置けないイカサマ行為に姫川の怒りが爆発!姫川財閥御曹司の金にものを言わせたとんでもない反撃、開始!?! その頃、魔二津で修業にはげむ男鹿は、早乙女が編み出したわけのわからない修業と言う名のエクササイズにもはやうんざり。一方ベル坊は意外にも乗り気だったが、その乗り気がのちのち恐ろしいものを生み出すことに……。

      • 第47話 お待たせしました

        恥将・古市率いる石矢魔高校部隊とゲーマー焔王軍のゲーム対決が始まって早数日。ルールを完全無視の焔王のわがままにより、連日徹夜でのゲーム対決につきあわされていた。疲労もピークになり、古市とラミアは夏目や由加と買出しに。そこでなんとキャリアウーマン風に変装したヨルダとばったり遭遇。あとを追うが、ふたりがたどり着いた先は思いがけない場所だった。 ヨルダにムリやりアジトに引き込まれた古市とラミアは、ついに焔王と再会。ラミアに一方的に好意を寄せる焔王はこの再会に大喜びだが、ラミアのほうはそれがうっとおしくて仕方がない。 一方、インターネット上で相手先の端末を調べれば居場所がわかることに気づいた姫川もまた、その方法を使って焔王の居場所を突き止めていた。早速、神崎たちとともに乗り込む姫川。ところがその場所はもぬけの殻だった?! 実はヨルダはアランドロンと同じく次元転送悪魔で、様々な場所を別次元に移動させることができるのだ。外界からの助けも呼べず、アジトに閉じ込められた古市とラミア。そこに心強い助っ人が現れた!

      • 第48話 オレが親です

        体勢を整えたベヘモット34柱師団が再び人間界に襲来!姫川のマンションを舞台に、ついに石矢魔高校の面々とベヘモット34柱師団が激突することに!修業を積んだ男鹿や、いつものごとく、偶然そこに居合わせた東条、遅れてきた葵も加わった石矢魔高校の面々は、差が歴然かと思われた悪魔たちを思いのほか追いつめ、好勝負を繰り広げ相手を驚かせる。しかし、本気を出し始める悪魔たちを相手にそれも長くは続かなかった。逆に追い込まれる中、「こいつはオレたちだけでやりてーんだ」と自分とベル坊に勝負を預けるように全員に告げた男鹿は、早乙女との修業の成果を発揮、一度は敗北を喫したヘカドスに再び挑戦しリベンジを果たす。そして挑むはベヘモット34師団が誇る柱爵・ナーガ。柱将と呼ばれるヘカドスとは比べ物にならない強さを誇るナーガ。圧倒的な力を一発逆転するために男鹿が繰り出したのは、修業中に現れたベル坊の分身「ブラックベル坊」とともに編み出した新必殺技「スーパーミルクタイム」!

      • 第49話 べるぜバブお正月スペシャル!ベルベル西遊記

        お正月特別編!ベル坊が孫悟空となって西遊記の世界を大冒険する、JUMP j BOOKSのノベライズ「大長編べるぜバブ ベルベル☆西遊記 魔王、孫悟空になる」がアニメなって登場! 男鹿三蔵法師は、ベル坊孫悟空、沙悟浄邦枝、猪八戒古市をお供に天竺を目指して旅をしておりました。しかし、とっても有名なお坊さんである三蔵は、名前を呼ばれた者を吸い込みヨーグルッチに変えてしまうひょうたんを持つ、姫川金角と神崎銀角の2人をはじめ、様々な魔物に命を狙われていたのです。三蔵が次々と敵をなぎ倒しながら旅を続ける一行は、城山村の村長に、牛魔王一派の悪事に困り果てる村人たちの話を聞きます。興味なさ気な三蔵でしたが、世界一強いという牛魔王のウワサに「俺より強い奴に会いに行く」との一声で牛魔王の城を目指すことに相成ります。旅の途中、六騎聖、レッドテイルと次々と仲間を増やしながら城へと進むと、そこには遊び相手を待ちわびる焔王紅孩子の姿が。正月っぽく大カルタ大会が敢行されますが、お気に入りの札を取られて泣き出した紅孩子のおかげで辺り一帯が火の海に!この火を消すことができるのは、なんと牛魔王が持つ芭蕉扇!!三蔵、悟空の運命やいかに!?

      • 第50話 今日は中身が違います

        悪魔たちとの戦いで死力を尽くした男鹿とベル坊。そんなふたりにさらなる問題がふりかかる!戦いの後から眠りについていた男鹿とベル坊。やっと目を覚ますと…?…!?俺がアイツでアイツが俺で!?「待て待て待てっ!ベル坊、いや、俺!?パンツを脱ぐなーっ!!」なんと、新必殺技・スーパーミルクタイムを長時間使ったことによる後遺症で男鹿とベル坊の体が入れ替わってしまったのだ!ヒルダやラミアにとっても初めてのケースであり、元に戻す方法も、そもそも元に戻るのかもわからず途方にくれる一同…。そこで、唯一、解決方法を知っているであろう早乙女に話を聞こうと、とりあえず入れ替わったままの姿で学校へ向かうことに。ところが、この緊急時に早乙女はまだ学校に来ていない。 仕方なく早乙女を待つことにした男鹿たちは、その間とにかく話がややこしくならないように、誰にもこの状況がバレないようにしなければならない!男鹿とベル坊は何事もなくこの場を切り抜け、無事、元の姿に戻ることができるのか!?――そして、早乙女から衝撃の事実が明かされる!?

      • 第51話 コマ犬様が見てる

        ヒルダとの戦いの中で魔力の片鱗を見せた葵。その秘密は、魔二津で出会った「自称・神様」の狛犬「コマちゃん」が力を貸してくれているわけなのだが、このコマちゃん、とんでもない悪いクセが!それは、うら若き乙女が大好きだということ。コマちゃんのスケベまるだしの言動や行動にうんざりしながらもその容姿と力技で強引に味方につけた葵だったのだが、コマちゃんのおイタがそう簡単に直るわけもない。そんな中、葵は、寧々たち率いるレッドテイルから、総会を開くために葵の家である神社を使わせてほしいと頼まれる。実は寧々たちは、葵をレッドテイルに引き戻すべく密かに作戦を練っていたのだ。葵自身が総長時代にはたびたび家で総会を開いていたこともあり、その申し出を受け入れる葵。だが、この壮大な女子会のごときもってこいの状況にコマちゃんがおとなしくしているわけがない?葵以外には自分の姿が見えないのをいいことに、集まった寧々たちにやりたい放題、スケベ総攻撃!とそこにレッドテイルの宿敵「谷百合会」が本当の総攻撃を仕掛けてきた!?

      • 第52話 そして不良は誰もいなくなりました

        それは、季節はずれの大雪に見舞われた日のこと。その日はときおり猛吹雪が吹き荒れるという悪天候だった。この荒れ模様な空に呼応するかのように、男鹿たちの身にも恐ろしいできごとが吹き荒れようとしていた・・・。 大雪の中、苦労して学校へとたどり着いた、男鹿や石矢魔高校特設クラスのメンバー。ところが、学校には生徒はおろか先生の姿も見当たらない。実はあまりの悪天候に、急遽、聖石矢魔学園は休校になったのだが、特設クラスにはその連絡が届いていなかったのだ。家に帰ろうにも天気はますます荒れる一方で、とても外に出られるような状況ではない。仕方なく学校に残ることにした一同。だが、トイレに向かった2年生のグッドナイト下川(ルビ:しもかわ)を皮切りに、何者かの手により、次々と不良たちが襲われる。その魔の手は、ついに石矢魔高校最強の男・男鹿にまで及ぼうとしていた…。

      • 第53話 ベル坊 はじめての征服/古市 恋しました

        A:魔界の人気番組「はじめての征服」の影響を受けた大魔王の思いつきで、ベル坊ひとりで人間界のとある場所までたどり着き、征服をしてくることに。だが、まだ赤ん坊のベル坊はひとりでお出かけもしたことがなく、男鹿やヒルダたちが密かにその後を追い成り行きを見守ることに。はじめてのひとりっきりの行動に、寂しさと不安でいっぱいながらも頑張って目的地を目指すベル坊。しかし、過保護すぎるヒルダはベル坊が心配でたまらなく!?B:女子が大好きなくせに、これまでなぜか(?)まともな恋愛に縁のなかった古市になんと春が来た!?体が弱く、よく保健室にいるという女子に声をかけられたのだ。美人の彼女にすっかり夢中の古市は、休み時間や放課後になるたびに保健室に通っては彼女と交流を深めてゆく。浮かれっぱなしの古市だったが、なんだか様子が変?日に日にやつれていっているような…。そんな様子を心配する周りの言葉に耳も貸さず、ますます彼女に夢中になる古市だが…?

      • 第54話 黒ベル坊、育ちました

        魔二津から早乙女が連れ帰って面倒を見ていたベル坊の分身・ブラックベル坊が、突然、姿を消した!?大魔王の後継者候補であるベル坊の潜在能力をそのまま引き出す分身ということで、どんな力を秘めているかもわからず、放っておけないと焦る早乙女は、男鹿と古市にブラックベル坊を探してくるように言いつける。仕方なくふたりは、学校内を歩き回り情報を集めることに。てがかりになりそうな情報は、数名の女子が見たという、職員室からあわてて逃げ去ってゆくさわやか系のイケメンというもの。だが、どんなに探してもそんなイケメンは見当たらないのだが…。 その頃、姫川は自宅のマンションでたくさんのベビー用品とベビーシッターに囲まれていた。実はブラックベル坊を連れ出したのは姫川だったのだ!自分がとっさにとってしまった行動とそれによる今の状況に戸惑う姫川だったが、さらにそれに追い討ちをかけるかのように不測の事態が発生する!どうする姫川!?

      • 第55話 リーゼント、なくしちゃいました/大魔王、来ちゃいました

        A:姫川が、いつものリーゼントではなく、サラサラヘアのイケメンバージョンでご登校。いつも使っている特製のポマードがなくなってしまったため、髪の毛をリーゼントに固めることができなかったらしい。何度見ても別人にしか見えない姫川に、石矢魔高校特設クラスのメンバーは呆気に取られ、聖石矢魔学園の女子たちは突然のイケメンの出現に騒然となる。あまりの大騒ぎに疲れ果てる姫川が、下校途中に帝毛工業高校の生徒たちにからまれる。応戦する姫川だが、姫川のリーゼントにはポリシーだけではなくある秘密が隠されていた!?B:その日は、男鹿の父にとって至福の休暇になるはずだった。 家族すべてが出かけ、ひとりのんびり過ごそうとしたそのとき、男鹿家にとある訪問客が現れる。それは、ヒルダを訪ねてはるばる魔界からやってきた大魔王だった!突然の訪問者に焦り、急いでヒルダに連絡を取った男鹿父は、ヒルダの説明からそれが「マカオ」の王族もしくは貴族という立場の高貴な人物だと勘違いし、下手をすれば外交問題に発展するかもしれないと大慌て!日頃のビジネスで鍛えた(?)接待力で男鹿父、おもてなしです!

      • 第56話 裏切りですか/男たちの番か…

        A:ある日ヒルダが買い物から帰ると、どういうわけか男鹿や古市、ラミアたちの態度がよそよそしい。それはなぜかベル坊も同じで、どんなにあやそうとしてもそっぽを向かれてしまう。男鹿たちだけならまだしも、わけがわからないままベル坊にまでよそよそしくされたヒルダは大ショック。よくない想像にとらわれてしまう。しかし実はみんなの様子がおかしいのは、魔界の大魔王から届いたヒルダ宛の封書が原因だったのだ。その内容とは・・・?B:最近、さらに強くなった男鹿や葵に対し、石矢魔東邦神姫の一角としてこれ以上ひけをとるわけにはいかないと考える神崎。それは姫川も同じだったらしく、ふたりは神崎の仲間の城山、夏目とともに自らを強化する方法を考えていた。それぞれが意見を出し合い、ときに実践を交え白熱する議論。果たして神崎たちは、男鹿たちに対抗する方法を見い出し、そのための力を身につけることができるのか?!

      • 第57話 饅頭、食べませんか?/混浴、しませんか?

        A:スーパーミルクタイム―― この必殺技をより完璧にするため、日々、鍛錬(?)にはげむ男鹿とベル坊だったが、それを見たコマちゃんがふとあることを思いつく。ベル坊が飲むはずのミルクを男鹿が飲むことで、強力な力が得られると同時に副作用で中身が入れ替わる。 ということは、自称・神様の自分のために供えられた饅頭をもしも葵が食べたなら? コマちゃんの(秘)大作戦が始まった!B:商店街の福引でヒルダが温泉旅行を引き当てた!この幸運に男鹿の両親や姉の美咲は大喜び。一等を引き当てたヒルダやベル坊も連れ、早速、家族そろって出かけることにする。気が乗らないまましぶしぶつきあうことにした男鹿は、美咲にすすめられるまま、旅館の温泉にヒルダやベル坊とともに入るが、お湯につかりながら、ヒルダがふともらした「人間界の温泉も悪くない。家族でこられるのはいいな」という言葉を聞き…?

      • 第58話 悪魔野学園、開校しました

        男鹿と東条の頂上決戦でボロボロになった石矢魔高校の新校舎がついに完成した。盛り上がる石矢魔高校の生徒たちは、早速、新校舎を見に行こうと、われさきにと懐かしの石矢魔高校に向かう。ところが、学校がもともとあった場所に建っていたのは「悪魔野(ルビ:あくまの)学園」なる別の学校!?ついにベヘモット34柱師団が人間界へと進出してきたのだ。 因縁の再会に鼻息の荒い石矢魔高校の生徒たちだが、そこに遅れて葵も駆けつけ、ここに石矢魔高校VS悪魔野学園の戦いの火蓋が再び切って落とされる! 一方その頃、聖石矢魔学園では、新校舎完成のニュースに興味のない男鹿が、相変わらずベル坊の世話を忙しくしていたが、そんな男鹿の行方を謎めいたひとりの老人が探していた。その老人の前に、早乙女や葵の祖父・一刀斎、聖石矢魔学園の校長が緊張の面持ちで立ちふさがり……。

      • 第59話 オレたちが最強です

        悪魔野学園に占拠された学校を取り戻すため、戦いを挑む石矢魔高校の生徒たち。コマちゃんの力を借りた葵も参戦し、魔力を帯びた新必殺技で対抗!敵の柱将(ルビ:ちゅうじょう)のひとりを倒すことに成功する!!と喜びもつかの間、一同の前に思いがけない敵が!? 一方、聖石矢魔学園では、男鹿とヒルダがベヘモット34柱師団のベヘモット、ジャバウォックと対峙。ジャバウォックは、年齢を理由に引退した父に代わり、柱師団の大将を受け継いだベヘモットの息子だった。ただ者ではない雰囲気を漂わすジャバウォックに一瞬ひるむ男鹿。だが、そんな男鹿を尻目に、ヒルダはかまわず戦いを挑もうとする。ところがそのヒルダは、突然現れた巨大なドラゴンに連れ去られてしまう。ヒルダを助けるためドラゴンを追い食い下がる男鹿はついにジャバウォックとの戦いに突入。だが敵は手ごわく、スーパーミルクタイムを駆使しても全く歯がたたない。ピンチの男鹿・・・とそのとき、ヒルダからのあるものが、男鹿に新しい技のヒントを与える!

      • 第60話 さよならは言いません

        悪魔たちとの激闘の中、自らが放った技に巻き込まれ、男鹿とベル坊が姿を消した――。 悲しみにくれる葵たちは、ふたりのことを思いながら、男鹿が初めてベル坊と出会い、そして子育てすることになった思い出の川原までやってくる。すると、川をひとりの大きなおっさん、というかアランドロンが流れてきた!?そしてまっぷたつに割れると、中から元気な男鹿とベル坊が!あまりの急展開に呆気にとられる一同だが、古市が理由を聞くと、どうやらふたりは魔界に飛ばされていたらしいとのこと。こうしてまた日常が戻ったかと思われた。しかしその頃、魔界では、大魔王が突如「人間を滅ぼすことをやめる」と宣言!この決断により、人間界にいる必要がなくなったベル坊やヒルダたち悪魔は魔界へと帰ることになった。ヒルダからその話をきいた男鹿は、これでやっとベル坊から解放されるとわざと喜んでみせるものの、本当は内心、寂しくて仕方なかったのだ。しかしその様子に男鹿の本当の気持ちがわからないベル坊は…?

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