『ココロ図書館』
人里離れた山奥にある「ココロ図書館」。
そこでは三人の姉妹が司書として、図書館をきりもりしていた。
とても優しくて素敵だけれど、どこかホンワカしている長女の「いいな」、行動的でしっかり者の次女の「あると」、そして、司書になったばかりの三女の「こころ」。
今は亡きお父さんが遺してくれた図書館を、盛り立てていこうと張りきる三人だが、いかんせんここは山の中、めったに利用者さんも現れない。
でも、なんとかみんなに少しでも本の楽しさを知ってもらおうと努力する三人。
そんな中で、末っ娘のこころは色々な人と触れ合い、すこしずつ成長していく。
司書として、人間として...。
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第1話 司書になります
今日はこころの初仕事の日。姉のいいなとあるとに囲まれ、やる気まんまんのこころだが、山奥にある「ココロ図書館」にはいっこうに利用者がやってこない。がっかりするこころだが、スクーターで山道を登ってきたかえでと仲良くなり、かえでが読みたがっていた本を貸し出しすることができて大満足。数日後、本の返却日にわくわくしながらかえでがやってくるのを待つこころだが...
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第2話 今の私にできること
ただでさえ来館者の少ない「ココロ図書館」。その来館者がさらに減ってきていることに気づいたこころたちは、みんなで利用者を増やす方法を考えることにする。手作りのチラシを作って町で配ることにした三姉妹だったが、あるとの何気ない言葉を聞いたこころはショックを受けてしまい...
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第3話 内緒のきりん先生
こころのお気に入りは人気作家・ひめみやきりん先生の小説。長女のいいなと二人、きりん先生談義に盛り上がるこころを、なぜか一人冷静に見ている次女のあると。実は「ひめみやきりん」はあるとのペンネームだったのだ。ところが出版社の企画で、きりん先生と読者のこころが対談することに...
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第4話 司書のモットー
夏休みということで海に旅行することになった三姉妹。しかし、いいなが借りた宿というのは「海の家図書館」。図書館をきりもりすることを条件に宿を借りたことをいいなから聞いたあるとはガッカリ。いっぽう、こころは近くの別荘に来ている少女・みさとのところまで本を届けに行く。二人はすぐに友達になるが...
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第5話 狙われた図書館
ココロ図書館に怪盗ファニー・トータスの予告状が。いいなによれば、狙われているのは図書館の大切な蔵書「ジョルディの日記」だという。変装の名人・ファニー・トータスと怪盗逮捕に乗り出した梶原警部、そして警部率いる婦警軍団「カージーズ・エンジェル」の登場で、静かなココロ図書館は大騒動に...
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第6話 コンパロイドの司書
町で行われる「新人社員司書研修」に、ひとりで参加することになったこころ。心配でたまらない姉のいいなだが、こころ自身ははじめての一人旅でウキウキ気分。ルームメイトの珠音(じゅね)はアンドロイドの司書でちょっとビックリしたこころだったが、すぐに二人は打ちとけあって仲良しになる。都会の図書館で、初めての実地試験を受けることになるこころたちだが...
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第7話 こころがいない日
こころが研修に出かけてしまったココロ図書館。館長代理のいいなは愛する妹がいないため、すっかり魂の抜け殻状態で、遊びに来たあかはにこころのコスプレをさせだす始末。途方にくれるあるとだが...