- 地域:日本
- タイプ:TV
- 正式名称:デリシャスパーティ♡プリキュア
- 英語名:Delicious Party♡Precure / Delicious Party Pretty Cure
- 中国語の名前:美味派对♡光之美少女
- 他の名前:Delicious Party ♡ 光之美少女 / 美味Party ♡ 光之美少女 / 派对Q娃
- 放送開始:2022-02-06
- 放送状況:放送終了
- タグ:幻想 / 子供 / 原创
- 監督:深澤敏則
- シナリオ:伊藤睦美 / 永井千晶 / 金子香緒里 / 山岡潤平 / 谷畑ユキ
- 絵コンテ:鈴木正男 / 佐藤道拓 / 篠原花奈 / 小松由依 / 石黒達也
- 演出:深澤敏則 / 佐藤道拓 / 篠原花奈 / 南川達馬 / 小松由依
- 制作会社:東映アニメーション
- 制作協力:4tune
- Copyright:©ABC-A・東映アニメーション
- 家族:ふたりはプリキュア
- Rating:9+
『デリシャスパーティ♡プリキュア』
この世のおりょうりをつかさどる ふしぎなおいしい世界・クッキングダム。
ある日、クッキングダムが大切に守ってきた全てのおりょうりの作り方が書かれたレシピボンが、怪盗ブンドル団にぬすまれたからさあ大変!
すべてのおりょうりをひとりじめしようとたくらむブンドル団が、つぎに狙うのはおりょうりの妖精【レシピッピ】...。
レシピボンを探しに人間界のおいしーなタウンにやってきたエナジー妖精たちのちからを借りて、ひょんなことから、3 人の普通の女の子がプリキュアに変身!
レシピボンを取り戻し、みんなのおいしいえがおを守るため、ブンドル団に立ち向かう!
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第1話 ごはんは笑顔♡変身!キュアプレシャス
おいしーなタウンに暮らす和実ゆいは、ある日、クッキングダムからレシピボンを探しにやってきた、捜索隊隊長のローズマリーと、エナジー妖精のコメコメに出会います。自宅のなごみ亭でローズマリーからお料理の妖精・レシピッピのことを聞くゆい。レシピッピはお料理を大切に思う人には見えることがあるといいます。ゆいが幼なじみの品田拓海とオムライス屋さんに出かけると、そこにレシピッピを狙う怪盗ブンドル団のジェントルーがあらわれました。ジェントルーはオムライスのレシピッピを捕らえると、フライパン型の怪物・ウバウゾーを出現させます。ローズマリーがウバウゾーに立ち向かうなか、レシピッピを助けようとするゆいの心に反応し、コメコメの体が輝きだします。ローズマリーの呼びかけにこたえ、キュアプレシャスに変身したゆいは、プリキュアとなったその力でウバウゾーを浄化し、レシピッピを助けだすことができました。
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第2話 さようなら、ゆい…!マリちゃんの決意
ウバウゾーとの戦いで、ローズマリーのデリシャストーンが壊れてしまいました。この状態では技を繰り出すことがきません。ゆいは「あたしにまかせて!」と胸を張りますが、ローズマリーは「戦いはそんな甘いものじゃないわ!」と言い残し、その場を去ります。そんななか、からあげ屋さんにジェントルーがあらわれ、からあげのレシピッピがうばわれます。ウォッチの知らせで異変に気づいたゆいは、ローズマリーがいるはずの拓海の家のゲストハウスに向かいますが、そこには置き手紙が残されていました…。ようやくローズマリーを見つけたゆいは変身し、ウバウゾーに立ち向かいますが、相手に近づくことができず苦戦します。止めようとするローズマリーでしたが、ゆいの言葉に心を動かされ、決意を固めると、ふたりで力を合わせてウバウゾーを浄化しました。その後、ゆいはローズマリーからクッキングダムのグラスを受け取り、あらためて友情を交わすのでした。
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第3話 コメコメのおつかい!まいごで大騒動!!
エナジー妖精のパムパムが新たに目を覚ましました。パムパムとお話するゆいの姿に寂しくなったコメコメは、ゆいによろこんでもらいたいと、ひとりでお使いに出かけていきます。八百屋さんまでたどりついたものの、うまく買い物ができず、落ち込むコメコメでしたが、それを見かねた芙羽ここねが代わりににんじんを買ってきてくれました。コメコメを探しに街に出てきたゆいたちは、途中で出会ったここねに行き先を教えてもらいますが、そのとき、カレー屋さんにジェントルーがあらわれます。拓海の協力もあって、ようやく再会したゆいとコメコメは急いでカレー屋さんに向かい、ウバウゾーを浄化することができました。デリシャスフィールドから戻り、おどろくここねを抱きかかえ家まで送り届けるゆい。その後、帰ってきたゆいは、人間の姿に化けることが
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第4話 ふくらむ、この想い... キュアスパイシー誕生!
新学期が始まり、ゆいはここねと同じクラスになります。お家が高級レストランを経営しているここねは、クラスメイトにとって高嶺の花…「芙羽さま」と呼ばれ、他の生徒たちとあまり会話を交わすこともありませんでした。翌日の昼休み、ゆいは、飼育小屋からはぐれた子うさぎを助けようとするここねを見つけて力を貸し、放課後ハートベーカリーで会う約束をします。ここねにもレシピッピが見えることを知り、うちとけていくふたりでしたが、そこにジェントルーがあらわれます。デリシャスフィールドに入ってしまったここねは、ゆいがプリキュアであることを知ります。たたかうゆいの姿に「いっしょに大切な場所を守りたい」と決意したここねは、パムパムの呼びかけとともにキュアスパイシーへと変身し、ゆいと力を合わせてウバウゾーを浄化しました。ハートベーカリーに戻ったここねは、半分こしたカレーパンをゆいと食べながら、分け合うおいしさに、微笑むのでした。
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第5話 なかよくなりたいのに…! ここね、初めてのおともだち!
ローズマリーが「ここねに避けられている気がする」と思っていることを知り、ゆいはふたりをショッピングに誘います。ここねはコスメショップ・プリティホリックでおしゃれの知識を披露しますが、ゆいはこれまで興味がなかったことを知って「押し付けてしまったかも」と落ち込みます。さらに、昼食をゆいの家でいっしょに作っている途中で、ここねは自分のことが苦手なのだ、とローズマリーが話しているのを聞いてしまいました。そんななか、ジェントルーとウバウゾーがあらわれます。初めてできた友達に嫌われたくない、と焦るここねでしたが、ゆいとローズマリーの言葉で前を向き、みんなとレシピッピを助け出すことができました。戻ってきたゆいの家で、ここねがローズマリーのネックレスに注目していたこともわかり、「避けられている」という誤解も解くことができました。それからローズマリーはグラスを、ここねはリップを贈り合い、友情の印を交わすのでした。
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第6話 学校!怪物!大パニック!?ねらわれたエビフライ!
朝、ウォッチで通信しながら、お互いの家のキッチンでロールパンサンドを作るゆいとここね。しかし、ここねはまだゆい以外の生徒たちとは打ち解けてはいない様子で、こっそりと見に来ていたパムパムは心配します。その翌日、学校では「家庭科室に怪物が出るらしい」という噂が広がっていました。生徒会がパトロールに乗り出すなか、ゆいとここねも怪物の正体をたしかめようとします。そのときウォッチのアラームが鳴り、中庭にジェントルーがあらわれました。ゆいはローズマリーを呼び出し、ここねはジェントルーによって用具入れに閉じ込められたクラスメイトたちを助けようとします。クラスメイトたちを助け出したここねは、ゆい、ローズマリーと合流し、ウバウゾーを浄化しました。噂になっていた怪物の正体は、学校に忍び込んでいたパムパムでした。クラスメイトと楽しそうに笑うここねの姿を見たパムパムは、ゆい、コメコメといっしょに安心してほほえみを交わすのでした。
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第7話 強火の情熱!きらめいてキュアヤムヤム!!
SNS「キュアスタ」で「ちゅるりん」という投稿者の記事を見かけたゆいたちは「ぱんだ軒」というお店を訪れます。ぱんだ軒は、ゆいたちのクラスメイト・華満らんの家でした。翌日、生徒会長の菓彩あまねに「たくさんのレシピッピと出会える方法」を聞いたらんは「2品目半額」というキャンペーンを始めます。ぱんだ軒には大行列ができますが、そこにジェントルーがあらわれ、レシピッピたちを捕えてしまいました。ゆいたちのいるデリシャスフィールドにあらわれたらんは「うちの味、返して!!」とジェントルーにうったえ、その気持ちこたえるかのようにメンメンの体が輝き出します。らんはメンメンとともに新たなプリキュア・キュアヤムヤムへと変身すると、ゆいたちと協力してウバウゾーを浄化します。おいしい味を取り戻したぱんだ軒で、らんは「ちゅるりん」が自分だったことを明かします。ゆいたちはおどろきつつも、新しい仲間を迎え入れるのでした。
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第8話 ちゅるりん卒業!?おでかけ!おいしーなタウン
クッキングダムとの通信中、らんのキュアスタへの投稿をブンドル団が利用しているかもしれない、とローズマリーは報告します。その数日後、ゆいたちは「おいしーなタウン街歩きツアー」へと繰り出しました。和食、洋食、中華のストリートをわたり歩いたところで、らんはキュアスタをやめたことを告白します。紹介したお店が狙われないためでしたが、ゆいやここねは「好きなことをやめなきゃいけないなんておかしいよ」と言います。そこにレシピッピたちからのSOSが届きます。発信源は、まだブンドル団に狙われていなかったハンバーガーダイナーでした。フライ返し型のウバウゾーに苦戦するゆいたちでしたが、らんのアイデアで切り抜け、レシピッピたちを助け出します。ウバウゾーとのたたかいの後、テイクアウトすればお店に集まるレシピッピたちは狙われないのでは、と気づいたらんは、ハンバーガーを食べながら、これからもキュアスタを続けると宣言するのでした。
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第9話 かみ合わないふたり?ここねとらんの合わせ味噌!
キュアスタのアイコンをどれにするかで意見が合わず、おたがい仲良くできるか心配になるここねとらん。ゆいたちは、そんなふたりにたこやきパーティをしようと呼びかけます。ところが当日、甘い具材も入れるらんと「甘いものは食後に食べるもの」というここねとで意見が分かれ、気まずい空気が流れます。ゆいたちはコメコメのお世話をまかせ、ふたりに自然と仲良くなってもらおうとしますが、お世話をめぐって、二人の間にまたすれ違いが起きてしてしまいます。そんななか、公園にウバウゾーがあらわれました。すぐに駆けつけるゆいたちでしたが、ここでもここねとらんの息が合いません。しかし、ゆいが思い出したおばあちゃんの「合わせ味噌」の言葉をきっかけにチームワークをはっきし、ウバウゾーを浄化することができました。ゆいの家に戻ると、ここねとらんはおたがいにあやまって仲直りします。そしてこれからも、思ったことを言い合える仲でいたいと、うなずき合うのでした。
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第10話 泣かないでレシピッピ...誕生!ハートジューシーミキサー
オムライス屋さんでレシピッピとふれあっていたゆいたちは、偶然、同じお店にいたあまねと出会います。その後しばらく経つと、急に目の前のレシピッピたちが外へと吸い出されてしまいました。ゆいたちがお店から飛び出すと、そこにはジェントルーがいました。ジェントルーからの力を受け、強化されたウバウゾーに苦戦するプレシャスたち。しかし、捕獲箱にとらえられたレシピッピたちが苦しむ様子に「絶対、助ける!」と立ち上がります。するとウォッチから、いままで助けたレシピッピたちが飛び出してきました。仲間を助けたいレシピッピの想いが集まり、プレシャスたちの手にハートジューシーミキサーが出現します。ミキサーから放たれた新たな技“プリキュア!デリシャスプレシャス・ヒート!”によって、ようやくウバウゾーを浄化することができました。ゆいたちは家に戻り、みんなでビッグプリンを囲みます。しかし、ゆいはジェントルーのことが気になっていました。
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第11話 ジェントルーの罠!ゆいとらん、テストで大ピンチ!?
生徒会長・あまねの発案で突然、実力テストが実施されることになりました。40点以下は居残り補習という条件で、あまね自らの手で答案用紙が配られていきますが、問題がむずかしすぎて、ゆいとらんは落第点をとってしまいました。放課後、街にジェントルーがあらわれます。ここねとローズマリーが駆けつけますが、ゆいとらんは補習で大量の課題を終わらせなければならず、学校から動けません。やってきた拓海の協力でようやくらんが、続いてゆいも補習を終えますが、拓海との会話で、ゆいはウバウゾーがこれまで街の人々には攻撃しなかったことに気づきます。プレシャスはスパイシーとともにウバウゾーを浄化し、ジェントルーを追っていたヤムヤムと合流します。街の人々を傷つけないようにしていると指摘され、「本当はこんなことしたくないんじゃない…?」というプレシャスの問いかけに心が揺れ、苦しむジェントルー。仮面が割れ、その下からのぞいた素顔は、あまねのものでした。
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第12話 小さじー杯の希望!ジェントルーのホントの心
ジェントルーの正体が心を操作されたあまねであることを知り、あまねを助け出したいと話し合うゆいたち。その翌日、まだ朝日がのぼり始めた頃に、ハートキュアウォッチのアラームが鳴り響きます。先にデリシャスフィールドを展開していたローズマリーのもとにプレシャスたちがたどり着くと、ジェントルーの放ったウバウゾーが攻撃を仕掛けてきました。レシピッピを助け出すことはできましたが、ジェントルーはフィールドから去っていきます。らんのアイデアで開店前のハンバーグ屋さんにジェントルーを誘い出し、たたかいの中、プレシャスは「あなたと友達になりたい」と呼びかけます。以前よりも強く心を操作され、取り合わないジェントルーでしたが、プレシャスが必死に呼びかけ続けるうち、わずかに本当の心を取り戻します。ブンドル団から送り込まれた黒いハートによってさらに強化されたウバウゾーがプレシャスたちをはばみますが、それを打ち破ると、ついにあまねの心が開放されるのでした。
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第13話 うばわれた思い出を守れ!明かされる拓海のヒミツ
拓海は、ゆいがローズマリーのせいでたたかいに巻き込まれているのでは、と疑います。拓海の部屋には父の門平からたくされたデリシャストーンがありました。そんななか、門平とゆいの父・ひかるを交えて、お互いの家族全員でリモート通話をするゆいたち。通話の後、拓海たちとしらす丼を食べるゆいでしたが、その最中にウォッチが鳴り、あわてて駆け出していきます。街にあらわれたナルシストルーは、レシピッピとともに人々の食べ物にまつわる大事な思い出をうばっていました。ゆいを追ってきた拓海はデリシャストーンを握りしめながら、ゆいたちがたたかうデリシャスフィールドへとむかっていきます。ナルシストルーの放ったモットウバウゾー に苦戦するプレシャスたちでしたが、どこからか飛んできた光弾で相手の動きが止まり、ピンチを脱出します。レシピッピたちを助け出せたものの、誰が助けてくれたのか気になるゆい。一方、ゆいの意思を思う拓海は、ある決意を固めるのでした。
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第14話 初恋ってどんな味?恋するキモチと拓海のこたえ
放課後の公園で、ゆいたちは拓海が後輩の女の子・本間ともえに告白されているところを目撃します。しかしともえは返事を聞かずに走り去ってしまいました。別の日、ゆいたちはパスタのお店でともえと出会います。ゆいたちと話すうち、拓海からの返事をもらおうと決心するともえでしたが、そこにナルシストルーがあらわれました。
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第15話 ドキドキ!ここね、初めてのピクニック!
クラスメイトとのランチピクニックに持っていくため、一緒にポテトサラダを作るゆいたち。その最中、らんは食器やシチュエーションにこだわった記事を投稿している「ソロもぐちゃん」というキュアスタユーザーを話題にします。ところが当日、ここねはたくさんのクラスメイトと「みんなで楽しむ」ことに精一杯で、せっかくのランチもうまく味わえませんでした。放課後、そのことを聞いた運転手の轟は、ここねを海辺の公園へと連れ出します。轟はかわいらしくコーディネートされたトレイに載せたホットドッグを差し出しながら、自分が「ソロもぐちゃん」だと明かし、食べることを楽しむ喜びを見つけたときのことを語ります。そこにナルシストルーがあらわれますが、ここねは駆けつけたゆいたちと力を合わせ、轟の「大事な思い出」とレシピッピを守り抜きました。ここねはゆい、らんたちと一緒にホットドッグを食べながら、まずは自分が食べることを楽しむ大切さをかみしめるのでした。
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第16話 らんらんって変…!?肉じゃがとウソ
学校でらんが「たてもとパン」のたまごサンドについて熱く語りながらキュアスタに投稿していると、偶然見かけたクラスメイトの高木に「変なヤツ」と言われてしまいます。落ち込んだらんは、ゆいとここねが開いてくれたラーメンパーティで元気を取り戻しますが、ゆいの母・あきほは「明日、高木にお弁当を届けてほしい」とゆいに頼みました。ゆいたちはそこで、高木のお兄さんが遠くの大学に進学したことを知り、高木はさみしいのかもしれない、と考えます。その帰り道、定食屋さんで高木を見かけるらんでしたが、そこにナルシストルーがあらわれます。プレシャスたちとモットウバウゾーを浄化した後、らんはお店に入り、肉じゃがを味見します。らんにお兄さんが作る肉じゃがのおいしさの秘密を聞いた高木は、らんの言葉にほほえむのでした。翌日、らんたちは学校で高木にお弁当を渡します。中身はお兄さんの肉じゃがになるように、らんが考えたレシピをあきほに作ってもらったものでした。
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第17話 4人目のプリュキュア!? あまねの選択
ようやく登校してきたあまねと会うことができたゆいたち。その後、ゆいの家で、クッキングダムから転送されてきた白いハート型の結晶体を見ていると、ウォッチからパフェのレシピッピがあらわれ、元気づけたいから、あまねのところに連れておゆき! とうったえかけます。あまねの家であるフルーツパーラーKASAIをたずねると、先に生徒会副会長の山倉もえが来ており、「生徒会長を辞める」というあまねの話を聞いていました。そこにナルシストルーがあらわれます。おたまとしゃもじが合体したようなモットウバウゾーに苦戦するプレシャスたちでしたが、ブラックペッパーとも協力し、無事にレシピッピを助け出すことができました。ゆいたちがあまねの家まで戻ると、「ほかほかハートの結晶体」があまねに反応して光っていました。プリキュアの素質があると見抜いたローズマリーは大変なことに巻き込むのは心苦しいが、力を貸してほしいと頼みます。しかしあまねは「私にはその資格がない」と、結晶体を返してしまうのでした。
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第18話 わたし、パフェになりたい!輝け!キュアフィナーレ!
あまねは「ジェントルーだった自分がレシピッピに関わることはできない」とプリキュアになることを断ります。そこにふたたびあらわれたナルシストルーのたくらみで、あまねがモットウバウゾーに捕まってしまいました。苦戦しながらもあまねを助けようとするプレシャスたち。その姿に「もうやめてくれ!」とあまねはみんなに思いをつげます。力を合わせるプレシャスたちは、ついに、モットウバウゾーからあまねを開放します。そのとき、白く輝くハートの結晶体が飛び出してきました。ハートは 、語りかけるあまねの目の前でハートフルーツペンダントに姿を変え、あまねはキュアフィナーレへと変身します。プレシャスたちとともにモットウバウゾーを浄化したあまねは、フルーツパーラーKASAIでみんなに囲まれます。よろこぶパフェのレシピッピとみんなの笑顔に、あまねも思わずほほえむのでした。
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第19話 みんなでデコレーション!お兄さんへの贈りもの
ゆいたちは、あまねが仲間になったことをクッキングダムに報告します。その最中、かつてシナモンという人物によってレシピボンが盗まれたことを知りますが、ブンドル団にいたあまねはシナモンのことを知りませんでした。その後のある日、兄のゆあんとみつきの誕生日にケーキを贈りたい、というあまねといっしょに、あまねのお家でデコレーションケーキを作ることになりました。ゆい・らんチームと、ここね・あまねチームに分かれて作業が進んでいきますが、その休憩中にハートキュアウォッチが鳴り響き、お兄さんたちの「大事な思い出」が奪われてしまいます。ケーキ屋さんにあらわれたナルシストルーに立ち向かうプレシャスたち。ブラックペッパーも姿を見せますが、ローズマリーは彼にシナモンの面影を重ねます。なんとかレシピッピを助けだした後、ゆいたちは、立派なケーキを完成させます。パムパムたちが作ったものと合わせて3つのケーキが揃い、盛り上がるリビングでゆあんとみつきを祝い、ケーキを囲むのでした。
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第20話 あまねのマナーレッスン!憧れのレストラン
ゆいたちは、ここねの両親が経営するレストラン・デュ・ラクに招待されます。ゆいとらんの様子を見たあまねは、ふたりにテーブルマナーを教えなければ、と思い立ちます。さっそくレッスンが始まりますが、案の定、ゆいとらんはテーブルマナーの問題になかなか答えられません。そんな中、ローズマリーの誘いで、レストランに着ていくドレスをレンタルしに行くことになりました。そこでゆいはここねが両親から教わった言葉を聞いて、マナーも「ごはんは笑顔」になるためのものだと気づきます。翌日、レストランを訪れたゆいたちの前にナルシストルーがあらわれますが、スパイシーとフィナーレが息を合わせ、レシピッピもみんなの大事な思い出も守ることができました。こっそり招待されていたゆあんとみつき、拓海も揃い、お料理を食べていると、ゆいたちは「舞踏会みたい」と声をかけられます。それを聞いたローズマリーの提案で音楽が流れ出し、本当にレストランで舞踏会が始まるのでした。
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第21話 この味を守りたい…!らんの和菓子大作戦
らんは、お気に入りの和菓子屋・はごろも堂に閉店の張り紙が出ているのを見かけます。店主の咲枝は、近く建つ予定の大型デパートに和菓子屋さんが入ることもあり、60年間続けた店をたたむことにしたといいます。お店を存続させたいらんは、ゆいたちとお店を訪れ、「お店の宣伝がしたい」と申し出ます。しかし咲枝の様子を見たあまねは「お店の事情もある」とらんをたしなめます。ひとりでチラシを配り始めたらんに、咲枝は「みんなの記憶に残ってくれているのなら、それで十分」と心の内を伝えますが、そこにナルシストルーがあらわれました。モットウバウゾーを浄化した後、はごろも堂にはお菓子を食べながら思い出話を楽しむお客さんたちの姿がありました。街の歴史にはごろも堂が残っていくことを理解したらんは、キュアスタに記事を投稿しようと思い立ちます。数日後、閉店したはごろも堂には、らんの投稿を見て「ありがとう」とほほえむ咲枝の姿がありました。
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第22話 ブラベ引退!?伝説のグレーブを探せ
ブンドル団とのたたかいの最中、プレシャスたちの足を引っ張ってしまい落ち込んでいる中、「にこにこ青果店」の店員・陽佑を見かけた拓海。入院した幼なじみの麻恵のお見舞いに、彼女の好物だった「伝説のクレープ」を持っていこうとしたものの、お店が海外に移転していたといいます。悩みを聞いた拓海は、そのクレープを再現しようと思い立ちます。ゆいに相談し、みんなといっしょにたくさん試して なんとか「伝説のクレープ」の味に近いクレープを作り上げ、陽佑に手渡す拓海。じつは入院前の麻恵と大げんかをしたと打ち明ける陽佑でしたが、クリスタルシュガーボトルにメッセージを添え、拓海とともに病院に会いに行くと、すぐに麻恵は笑顔を見せます。そのとき、街にナルシストルーがあらわれますが、今度はブラックペッパーの活躍もあり、みんなの「大事な思い出」を守ることができました。たたかいの後、拓海は陽佑から感謝の品を渡されます。そして、拓海の部屋には、プレシャスからブラックペッパーへの、お礼のメッセージが飾られていました。
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第23話 ここねのわがまま?思い出のボールドーナツ
ここねの母・はつこのインタビューが掲載された雑誌を見かけるゆいたち。すると、はつこがなごみ亭に姿を見せます。両親の出張がキャンセルになり、はつこと父・しょうせいと3人で食卓を囲むここねでしたが、何を話せば良いかとまどい会話がはずみません。翌日、両親の前だと緊張してしまうとゆいたちに相談したここねは、幼い頃、両親にボールドーナツをねだったことを思い出します。ハートベーカリーではつこと顔を合わせるここねでしたが、そこにナルシストルーがあらわれました。プレシャスたちと力を合わせてモットウバウゾーを浄化したあと、ここねが再びハートベーカリーに向かうと、PrettyHolic(プリティホリック)の新作リップを手にしょうせいもやってきました。「3人でボールドーナツを食べたい」と言うここねに、しょうせいも「ここねと話がしたい」と伝えます。後日、朝食をいっしょに囲んだここねと両親は、「これからもできるだけ、いっしょに食べよう」と約束を交わすのでした。
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第24話 コメコメなんて知らない!波乱のピザパーティー
ここねとあまねに手伝ってもらいながら、夏休みの宿題に追われるゆいとらん。その間、パムパム、メンメンと外で遊ぶコメコメでしたが、けんかになってしまい、パムパムが立ち去ってしまいました。あまねが事情を聞くと、コメコメもどこかに飛び出していきます。街のピザ屋さんの前を通りかかったパムパムは、そこでナルシストルーにつかまってしまいます。コメコメが見つけてくれたものの、パムパムは強がり、コメコメもそっぽを向きます。追いかけて来たあまねが変身し、ひとりで立ち向かいますが、パムパムがつかまっているため、攻撃することができません。しかし、フィナーレの言葉に背中を押されたコメコメはパムパムを助けたいと、ナルシストルーのふところに飛び込み、パムパムを弾き出します。そして、合流したプレシャスたちと、レシピッピを助けることができました。仲直りしたコメコメとパムパムは、みんなとピザをほおばります。その最中、コメコメはさらに大きく化けられるようになり、成長するのでした。
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第25話 新たな怪盗!?にこにこキャンプでごわす!
ローズマリーが運転する車でキャンプ場に向かうゆいたち。その途中、あまねは何ものかの気配に振り返ります。キャンプ場に到着し、みんなで緑いっぱいのテントスペースで遊びまわったあと、お鍋を届けに来てくれた拓海といっしょにごはんを作ることになりました。できあがったバーベキューやパエリアを食べるゆいたち。キャンプ場のあちこちで他のお客さんたちもごはんを楽しんでいると、お料理が突然、ブロックに変わってしまいます。駆けつけたゆいたちの前にあらわれたのは、新たなブンドル団・怪盗スピリットルーでした。スピリットルーは新たな方法でモットウバウゾーを生み出します。スピリットルーが応援すると、モットウバウゾーの力は増しました。しかし、プリキュアとブラックペッパーたちが協力しあった末にプレシャスは「2000キロカロリーパンチ!」を放ちます。その後、モットウバウゾーが浄化されると、スピリットルーは去っていきました。夜になり、テントの外に出たゆいはあるものに気づきます。空には満点の星が広がっていて、呼び寄せたみんなといっしょに、同じ夜空の下、この瞬間を分かち合うのでした。
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第26話 ここねのやくそく!ビーマン大王への挑戦
コメコメはピーマンを苦く感じてしまって以来、ピーマンを怖がるようになってしまいました。ここねも幼い頃の経験から苦手だったのですが、コメコメのお手本になるためにも「ピーマン食べる!」と決意します。しかし、拓海にも協力してもらい、たくさんのピーマンのお料理ができたものの、ここねはひとくちも食べることができません。轟(とどろき)さんのアドバイスもあり、みんなとピーマン畑にやってきたここねは、形も色もさまざまなピーマンとふれあい、畑のカフェであらためてピーマンのお料理を食べようとしますが、そこにスピリットルーがあらわれました。スパイシーの活躍で無事にウバウゾーは浄化されますが、スピリットルーは人間がなぜ苦いものをわざわざ食べるのか、わからない様子で去っていきます。ゆいのお家でカフェからテイクアウトしたピーマンのお料理を食べたここねは、「おいしい」とつぶやき、コメコメもいっしょに口にします。そこに拓海が新たに作ったお料理も運ばれてきて、ゆいたちはみんなでおいしくいただくのでした。
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第27話 コメコメ大変化!?らんのハッピー計画
らんがシャボン玉型のキャンディが出るステッキを作ろうと思つき、ゆいたちとお家で作業にとりかかっていると、らんの妹のりん、弟のるんがおやつのアイスを作り始めました。ふたりを手伝うコメコメでしたが、しっぽと耳について触れられると、らんに「発明でしっぽと耳を消してほしい」とお願いします。数日後、しっぽと耳を見せたくないコメコメは、遊びに来てくれたりんに気づきながらもどこかへ飛び去ってしまいました。しかし、公園で出会ったらんと話したことで思い直し、しっぽや耳のことを受け止めるコメコメ。そして、さらに大きく成長した姿に化けられるようになり、りんとるんも「かわいい」と喜びます。ゆいたちもやってきますが、そのとき、街にスピリットルーがあらわれました。「ごはんが元気をくれる」と言うプレシャスの言葉を受け、ウバウゾーが浄化されたあとも「ごはんは楽しくない」と混乱するスピリットルーに「どうしてそう思うのか」と聞くプレシャスでしたが、それをさえぎるようにナルシストルーが姿を見せます。
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第28話 コメコメの力をみんなに…!パーティキャンドルタクト!
ナルシストルーはスピリットルーから”スペシャルデリシャストーン”を奪うと、これまでよりさらに強い、ゴッソリウバウゾーを放ちます。あっという間にプレシャスたちを追い込んだナルシストルーは、あえて苦しむ時間を味わわせようと、レシピッピを解放します。家に戻り、ゴッソリウバウゾー対策を話し合うゆいたち。そこでパムパムは、強い力を持っていた先代のコメコメ一世のことを思い出します。しかし、いまのコメコメは一世と同じようには上手く出来ません。そんな中、ナルシストルーが再び街にあらわれました。苦戦するプレシャスたちを前に、何もできないと悔しがるコメコメでしたが、プレシャスたちからの感謝の言葉に反応するように輝き始めます。コメコメの力で出現した指輪(パーティアップリング)とパーティキャンドルタクトから放たれた「プリキュア!ライト・マイ・デリシャス!」によってゴッソリウバウゾーは浄化され、ナルシストルーが持っていたスペシャルデリシャストーンは、ゆいたちの手に渡りました。
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第29話 おいしいパラダイス!レッツゴー!クッキングダム!
ナルシストルーを連れ、クッキングダムへ行くというローズマリー。そこでゆいたちもいっしょに、コメコメの力でクッキングダムへとでかけます。クッキングやクックイーンへ挨拶をしたあと、クックファイター見習いのセルフィーユがクッキングダムを案内してくれることになりました。クッキングダムにはおいしそうなものがたくさんです!そんな中、ゆいはセルフィーユから、正式なクックファイターになるには試験に合格する必要があると聞きます。しかしセルフィーユはこわがりで、いつも試験に受かりません。お話をしているその時、ウォッチのアラームが鳴ります。クッキングダムに忍び込んでいたセクレトルーに立ち向かうものの、苦戦するフィナーレたちでしたが、勇気を振り絞ったセルフィーユの活躍もあり、ゴッソリウバウゾーを浄化することができました。クックファイターとして認められたセルフィーユに見送られたゆいたちは、異空間を移動する途中、どこかのほかのプリキュアの様子を目にします。大事なものを守るためにたたかう仲間の姿を見たゆいたちは、決意を新たに、おいしーなタウンへと戻るのでした。
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第30話 おまつりわっしょい!やきそばマリちゃん
おいしいお店が多すぎて、おさいふの中身がさみしくなってしまったローズマリー。おまつりで開催される「屋台メシグランプリ」に優勝すれば、おいしーなタウンで使える「超お得クーポン」がもらえると知って、みんなでやきそばの屋台で出場することになります。ゆいたちの屋台「やきそばマリちゃん」のそばには、藤野さん夫妻が営むやきそばの有名店「鉄板ふじの」も屋台を出していました。いよいよ屋台メシグランプリが開幕し、大にぎわいになりますが、突然、やきそばが消えてしまいました。セクレトルーを見つけたゆいたちはすぐに変身して立ち向かいます。レシピッピたちを助け出し、再開した屋台メシグランプリは、ゆいたちと藤野さんたちが同率で優勝となります。大会を終えたゆいたちは、「花火をいっしょに見ながら同じものを食べたら、ずっといっしょにいられる」というおまつりのジンクスを思い出しながら、夜空に打ち上がる花火をみんなで眺めるのでした。
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第31話 おいしいなタウンの休日 プリンセスゆい!?
遠く離れたイースキ島のお姫さまで、「微笑みの王女」と呼ばれるマイラ王女がおいしーなタウンにやってきます。王女はゆいとそっくりでした。あまねに呼び出され、王女に会ったゆいは、王女が忙しくておいしいものを食べる時間がなかったと知って、自分と入れ替わって街を見てまわることを提案します。ここね、らん、あまね、ローズマリーといっしょに、おしのびで街に繰り出す王女。一方、ドレスを着たゆいは、王女に代わって美術館や博物館を訪れますが、突然あらわれた黒服の男たちに連れされてしまいます。王女に変装したゆいをねらったのは、王女のいとこで、自分が王位につきたいとたくらむサンザーでした。王女のスピーチを邪魔しようとしたサンザーでしたが、ゆいは変身して脱出し、フィナーレたちも王女をスピーチが行われる会場へと送ります。無事に会場へとたどり着いた王女は、ゆいたちが見守る前で、原稿は読まず、自分の言葉で堂々としたスピーチを披露するのでした。
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第32話 すすれ!ちゅるフェス まいごのうどんを探せ!
和・洋・中にかかわらず麺のお料理が大集合する「すすれ!ちゅるちゅる☆フェステイバル」。ぱんだ軒も参加するとあって、らんも家族と気合いが入ります。フェスの開催前のゆいたちがお店に立ち寄ると、特別ゲストのくまモンの姿もありました。そんな中、メンメンが「うどんのレシピッピがいなくなってしまった」と麺類のレシピッピたちを連れてやってきます。らんはフェス会場に向かい、ゆいたちはうどんのレシピッピを探し始めますが、なかなか見つかりません。そこで、メンメンが奥の手「麺占い」で手がかりを得て、ようやく、くまモンの毛並みの中で癒やされていた、うどんのレシピッピを見つけだします。しかし、そこにセクレトルーがあらわれます。麺占いを使ったため、エナジーが足りないメンメンをヤムヤムがカバーし、ゴッソリウバウゾーを浄化すると、無事にフェスが開催されます。会場にはいろいろな麺類をおいしそうに食べるお客さんがたくさんで、フェスは大成功となりました。
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第33話 清く正しく!あまねとハロウィンパーティ
ゆいたちがハロウィンパーティの計画をしていると、ローズマリーがクッキングダムからのナルシストルーの様子についての報告を話します。それを聞いたあまねは、自分のなかには、ナルシストルーを恨む気持ちがあることに思い当たります。そんな自分が許せないあまねは、心配するパフェのレシピッピにいらだちをぶつけてしまい、ショックをうけたレシピッピはどこかに消え去ります。すると、ハートフルーツペンダントの画面からも光が失われてしまいました。ゆいのお家でパーティが始まりますが、そんな中、いっせいにみんなのハートキュアウォッチが鳴り出します。ゆいたちと駆けつけたものの、ペンダントが反応せず、変身できないあまねでしたが、ピンチに飛び出してきたパフェのレシピッピと心通わせ、自分の心とも向き合います。ようやく変身したフィナーレは、みんなと力を合わせてゴッソリウバウゾーを浄化することができました。戻ってきたゆいたちはパーティを再開し、乾杯します。あまねもパフェのレシピッピとほほえむのでした。
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第34話 おじいちゃんはガンコ!おでんは野球のあとで
ゆいがおでんを作っていると、以前おいしーなタウンで板前をやっていた又三郎が孫の宏輔といっしょにやってきます。よねとお料理の腕を磨いた昔話に花が咲く中、ずっと黙っていた宏輔が飛び出していってしまいました。追いかけたゆいが話を聞くと、宏輔の夢は野球選手で、本当は今日も野球を観に行きたかったといいます。そこでゆいは宏輔のために、みんなを集めて野球をすることを思いつきます。野球を終えたあとハンバーガーショップで、又三郎が作ったおでんをそのままにして飛び出してきたことを気にする宏輔でしたが、その直後、ハートキュアウォッチのアラームが鳴り、街からおでんが消えてしまいます。又三郎やよねが作ったおでんの味を取り戻したいと強く思うプレシャスの活躍でレシピッピは助けだされ、ゆいの家に戻った宏輔は、又三郎のおでんが好きだと打ち明けます。又三郎も宏輔の野球好きを受け入れ、仲直りすることができました。ゆいは、そんな二人の姿が、よねと自分と重なり、ふと微笑むのでした。
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第35話 ここねとお別れ!? いま、分け合いたい想い
イースキ島への出張から帰ってきたここねの両親は、マイラ王女の依頼で島の新たな名物のお料理を作るため、家族で移住しないか、とここねにもちかけます。そのことを知ったゆいたちは戸惑いますが、ローズマリーの「ここねが望む道を行きなさい」という言葉にうなずきます。運転手の轟にいちょう並木へと案内されたここねは、ゆいたちと一緒にいることも、家族のことも大好きで、街にとどまるか、引っ越すかを決心できないとパムパムに打ち明けます。「みんなここねの味方」というパムパムの言葉を聞いたここねは、家に帰り両親に気持ちを伝えようとしますが、レストラン・デュ・ラク付近にゴッソリウバウゾーが出現します。先に駆けつけていたプレシャスたちと合流し、ゴッソリウバウゾーを浄化したスパイシーは、そこで街に残ることをみんなに伝えました。その後、ここねはオンラインもまじえ、家族といっしょに食卓を囲みます。それはいつも通り、笑顔でいっぱいでした。
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第36話 らんがデビュー!? きらめくグルメ・エモーション!
ぱんだ軒にTV番組の取材依頼がきます。リポーターとしてやってくるのは、らんが尊敬する、ギャル曽根とグルメインフルエンサー「タテモッティ」こと館本飯菜でした。ロケ当日、カメラの前でメニューを紹介するこしのすけでしたが、なんだか様子がいつもと違い…。代わりにらんが説明しようとしますが、うまく言葉が出てきません…。そこで、ギャル曽根と飯菜が紹介することになりましたが、ふたりのスムーズなリポートを見て、らんは落ち込みます。らんの様子を見た飯菜は「私も昔は全然ダメだった」とはげまします。そして次に訪れるお店の情報をびっしりと書き込んだノートに目を通していましたが、そこにセクレトルーがあらわれます。ゴッソリウバウゾーを浄化できたものの、飯菜のノートはボロボロになってしまいました。しかし、飯菜は次のお店の取材を手伝ってほしい、とらんを誘います。無事にリポートを終え、自信をとりもどしたらんは、グルメインフルエンサーになる夢をかなえる!と前を向くのでした。
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第37話 ひそむ怪しい影…あまねの文化祭フィナーレ!
文化祭当日、生徒会長として運営の仕事に気合いの入るあまねでしたが、その最中に、おいしーなタウンにいるはずもない、ナルシストルーの姿を見かけた気がします。同じ頃、文化祭に来ていたローズマリーのもとに、クッキングダムからナルシストルーが逃げ出したという報告が届きました。あまねが見かけたのが本物だったことを知ったゆいたちは、手分けして学校中を探し始めます。セクレトルーに見つかり、連れ帰ろうとされていたナルシストルーですが、逃すまいとあまねが駆けつけました。戦いの最中、ナルシストルーを片付けてしまおうとするセクレトルーでしたが、「わたしの正義をつらぬくだけだ」とフィナーレが助けに入ります。ゴッソリウバウゾーが浄化されると、ナルシストルーはフィナーレから差し出されたリンゴあめを手に、自らクッキングダムに戻っていきました。文化祭を終え、お礼をのべるあまね。すると生徒たちが用意したくす玉が割れ、みんなからの感謝の言葉が贈られます。あまねはおどろきつつも、笑顔でねぎらいの拍手を受けるのでした。
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第38話 おばあちゃんに会える!?おむすびと未来へのバトン
ゆいたちは過去に何があったかさぐるため、コメコメの力で、20年前のおいしーなタウンをに向かいます。過去のなごみ亭を訪れると、そこで出迎えてくれたのは、ゆいのおばあちゃん・和実よねでした。留守から戻ってきたジンジャーによると、この時代にレシピボンを盗んだ犯人はシナモンではなく、彼を陥れようとした何者かのしわざなのではと疑っていました……。一方ゆいは、よねと話をすることが出来、「ごはんは笑顔」という言葉が大好きだと伝えます。その後、ジンジャーはゆいたちを連れて公園へと向かいます。そこで、過去のエナジー妖精たちと力を合わせ、ほかほかハートの蓄積装置を作ると言います。未来に戻るゆいたちに託すとー。現在のおいしーなタウンに戻ると、ブラックペッパーがひとりでセクレトルーを追っていました。ブラックペッパーやみんなと協力してゴッソリウバウゾーを浄化したプレシャスは、胸に手をあてながら、ずっと昔から見守ってくれていたよねのことを思い出すのでした。
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第39話 お料理なんてしなくていい!?おいしい笑顔の作り方
サッカー部の助っ人として試合に参加したゆいは、スカウトからも注目される同級生のわかなと活躍します。わかなのお弁当はいつも父・ましばの手作りで、健康バランスを考え抜いて作られていました。試合の帰り道、ゆいはましばと出会いますが、ましばはその場で、ふらふらとたおれてしまいます。ましばは本当はお料理が苦手なのに、わかなのために寝る間も惜しんでお弁当を作っていました。心配するわかなに、おばあちゃんの言葉を語りかけるゆいでしたが、わかなは違う意見をもっていました。落ち込むゆいはお料理が苦手な人のためにはどうしたらいいのかと悩みます。そんな中、街の定食屋さんにセクレトルーがあらわれました。変身してみんなとたちむかうプレシャスでしたが、そのさなか、セクレトルーは「完璧でなければならない」といいます。その「実感のこもった」言葉がプレシャスの胸にひびきます。ヒントを得たゆいは、自分の言葉でわかなと話し、心をかよわせます。わかなもましばに心配していた想いを伝えられました。父といっしょに仲良く食事をするわかなの姿を見ながら、これからは自分自身の言葉も見つけていきたいと、ゆいは笑顔で思うのでした。
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第40話 俺に出来ること…ブラックペッパーと拓海の決断
ローズマリーと再会した門平(シナモン)は、レシピボンを盗んだ真犯人がブンドル団であるらしいことを知り、デリシャストーンを拓海に預けていると明かします。そこで家に帰ってきた拓海の姿を見たローズマリーは、ブラックペッパーの正体が拓海だったことに気づきました。門平は、拓海が持つデリシャストーンを使って壊れたストーンを修理すれば、ローズマリーがクックファイターとして復帰できることを伝えます。門平たちの真剣な様子に、デリシャストーンを返す拓海でしたが、そんな中、街にセクレトルーがあらわれ、コメコメたちを捕まえてしまいました。セクレトルーを追うものの、プリキュアに変身できないゆいでしたが、その目の前で「やっぱり見ているだけなんて嫌だ!」と拓海がブラックペッパーとなり、コメコメたちを助けます。ゴッソリウバウゾーを浄化したあと、ブラックペッパーの正体が拓海だったことにびっくりし、涙を見せながらも喜ぶゆい。その笑顔を見て、拓海はこれからもブラックペッパーを続ける決意を新たにするのでした。
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第41話 メリークリスマス!フェンネルの大切なもの
なごみ亭でクリスマスパーティの準備が進む中、ゆいは父のひかると街に出かけます。一方、拓海とローズマリーはシナモンとともに、デリシャストーンの修復に乗り出しました。修復の最中で、ローズマリーのストーンはもともと壊れるように細工されていたことがわかります。その頃、クッキングダムでは、乗り込んできたスピリットルーたちによって、クッキングとクックイーンがとらわれていました。しかし近衛隊長のフェンネルはおいしーなタウンを訪れており、ゆいの家に招待されます。パーティを途中で抜け出したフェンネルにおむすびを手渡すゆいでしたが、そのとき、急におむすびが消えてしまいました。街にあらわれたセクレトルーを追いかけ、ゴッソリウバウゾーを浄化したプレシャスたちでしたが、解放されたおむすびのレシピッピをフェンネルがとらえます。ゴーダッツの正体は、レシピボンの力を手に入れようとしたフェンネルだったのです。
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第42話 ゴーダッツのたくらみ プレシャス vs. ブラックペッパー
ゴーダッツの正体だったフェンネルは、おむすびのレシピッピを捕獲し、ゴッソリウバウゾーを出現させました。シナモンとローズマリーが立ち向かうもののやがて追い詰められていきます。傷ついたゆいたちの回復を急ぐシナモンとブラックペッパー。その中で、シナモンはブラックペッパーをかばい倒れてしまいました。癒やしの力のおかげで、再び変身できるようになったプレシャスたち。たたかいのさなか、ローズマリーがセクレトルーからの攻撃を受け、デリシャスフィールドが解除されます。そこでアジトに戻るため、ゲートを開くゴーダッツ。その後をブラックペッパーが追い、プレシャスとローズマリーも続きます。怪盗ブンドル団のアジトへ乗り込み、はやるブラックペッパーを止めようとするプレシャスでしたが、ブラックペッパーは至近距離からの攻撃を受けて倒れてしまいます。プレシャスとローズマリーもゴーダッツの真の力の前に追い込まれますが、コメコメの力でなんとかその場から脱出しました。
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第43話 レシピボン発動!おいしーなタウンの危機
怪盗ブンドル団のアジトから戻ってきたゆいは、自分のせいで拓海やコメコメを傷つけてしまったと落ち込みます。みんなにはげまされ、差し出されたサンドイッチを泣きながら食べるゆいでしたが、そのとき、ハートキュアウォッチから警告音が鳴り、街じゅうからお料理や食材がなくなってしまいます。おいしーなタウンの上空には、ブンドル団のアジトが出現し、そこからゴーダッツは「生きたくば、私にしたがえ」と告げてきました。変身したスパイシー、ヤムヤム、フィナーレと、ローズマリーはアジトへと向かい、ゴーダッツに立ち向かいます。一方、まだ元気を取り戻せないでいたゆいでしたが、目を覚ました拓海が語る、よねとの思い出とその言葉に背中をおされ、ゆいは前を向きます。さらに、ジンジャーが残したほかほかハートの蓄積装置のおかげで「おむすび」が現れ、コメコメも元気を取りもどし、想いを交わすゆいとコメコメ。街じゅうにほかほかハートがあふれ出す中、プレシャスは強い気持ちとともに、みんなのところへ飛び出していくのでした。
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第44話 シェアリンエナジー!ありがとうを重ねて
ほかほかハートの蓄積装置のおかげで、おいしーなタウンにはほかほかハートが戻り、再び食べ物があらわれます。ゆいも元気を取り戻し、みんなを追って怪盗ブンドル団のアジトに乗り込み、ともにゴーダッツに立ち向かいます。しかし、2つのストーンの力を取り込み巨大化したゴーダッツは、プレシャスたちの攻撃を寄せ付けません。ゴーダッツの反撃を受け、変身が解けてしまうゆいたちでしたが、あきらめずに立ち上がる心にレシピボン・レシピッピが反応し、ハートキュアウォッチから放たれた光に包まれます。それにこたえるように、おいしーなタウンの巨大招き猫がゴーダッツに立ちはだかります。さらにやってきたブラックペッパーと門平によって回復したゆいたちは、再び変身し、ついにゴーダッツの作ったスペシャルデリシャストーンを打ち砕きました。しかし、元の姿に戻ったフェンネルは、光の中に落ちていきます。プレシャスはフェンネルを助けようと、その光に飛び込みますが―
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第45話 デリシャスマイル~! みんなあつまれ!いただきます!!
レシピッピたちが解放され、お料理が戻ってきたことを記念して、おいしーなタウンではお祭りが開催されます。一方、ローズマリーやコメコメたちは、クッキングダムへと帰ることになりました。ゆいたちも拓海や門平とともに再びクッキングダムを訪れます。レシピボンがクッキングダムに戻され、広場ではお祝いが始まりました。ところが、用意されたケーキが大きすぎて、全部のろうそくに火が灯せません。しかしゆいの思いついた大胆なアイディア「プリキュアに変身して、パーティキャンドルタクトを使う!」という方法で、無事に火を灯すことができました。切り分けられたケーキは、牢屋にいるナルシストルーやセクレトルー、フェンネルにも配られます。別れの寂しさを乗り越えながら、ゆいたちはローズマリーやコメコメたちと再会を約束し、おいしーなタウンに帰ってきます。街は春の陽気に包まれていました。ゆいは「いつか世界中の招き猫に会いに行きたい」と拓海を誘います。そして、拓海に手をさしだしたゆいは、その手をしっかりとつかみながら、ここね、らん、あまねといっしょに、ランチ会の買い出しへと出かけるのでした。