デジモンアドベンチャー
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  • 地域日本
  • タイプTV
  • 正式名称デジモンアドベンチャー
  • 英語名Digimon Adventure / Digimon: Digital Monsters
  • 中国語の名前数码宝贝大冒险
  • 他の名前数码暴龙 / 数码兽大冒险 / 数码暴龙大冒险 / 数码宝贝
  • 放送開始1999-03-07
  • 放送状況放送終了
  • タグ幻想 / 冒険 / 戦闘
  • 監督角銅博之
  • シナリオ吉田玲子 / 西園悟 / まさきひろ / 浦沢義雄 / 吉村元希
  • 絵コンテ細田守 / 小坂春女 / 今沢哲男 / 志水淳児 / 吉沢孝男
  • 演出今村隆寛 / 芝田浩樹 / 川田武範 / 志水淳児 / 細田守
  • 制作会社東映アニメーション
  • 家族デジモンアドベンチャー
  • Rating9+

『デジモンアドベンチャー』

サマーキャンプにいた7人は何も知らずにいた。

それが誰も知らない世界への冒険のはじまりになることを……。

洪水。

干ばつ。

真夏にふる雪……。

世界中がおかしかったその年の夏。

サマーキャンプに来ていた太一たち7人の少年少女は、日本では見えるはずのないオーロラから飛来した謎の機械の力によって異世界デジタルワールドに吸い込まれてしまう。

謎と危険に満ちたその世界で彼らを待っていたのは、なぜか太一たちの名前を知る奇妙な生物、デジタルモンスターだった。

世界を狂わせる黒い歯車。

次々と襲いかかる強大な敵。

戦いの中で進化するデジモンたちの火花散る熱いバトル!!

はたして太一たち7人の少年少女は無事に元の世界に帰ることが出来るのだろうか?

そしてデジタルワールドに隠された大いなる秘密とは……!?

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      • 第1話 漂流? 冒険の島!

        脚本:西園 悟 / 演出:角銅博之 / 作画監督:八島善孝 / 美術監督:飯島由樹子 / サマーキャンプにいた7人は何も知らずにいた。それが誰も知らない世界への冒険の始まりになることを……。 干ばつ。洪水。真夏に降る雪……。世界中がおかしかったその夏。日本からは見えるはずのないオーロラを目撃した太一たちは、オーロラの裂け目から飛来した謎の光に異世界へと連れ去られてしまう。すべてが未知のその世界で太一たちが最初に出会ったのは、自分たちを「待っていた」という奇妙な生物、デジタルモンスターだった。 突然のなりゆきに戸惑う太一たち。しかし考えるヒマもなく凶悪なデジモン・クワガーモンが一行を襲う。太一たちのデジモンも必死に応戦するが、赤ん坊デジモンである彼らに勝ち目はなかった。 「バカヤロウ、なんてムチャを……」 「だって、ぼくは太一を守らなきゃ……」 太一たちを守るために、傷つき倒れながらも決死の想いで立ち上がるデジモンたち。そんな彼らに太一たちの心の叫びが届いたとき、まばゆい光が奇跡を呼んだ。 「コロモン進化! アグモン!」 光の中で次々に進化するデジモンたち。新しい力を得た彼らは、協力してついに強敵クワガーモンを倒すことに成功したのだった。○要チェック! 記念すべき第1話! 太一たちの世界にも異変が起きていたことに注目。○登場デジモン コロモン→アグモン ピョコモン→ピヨモン ツノモン→ガブモン モチモン→テントモン タネモン→パルモン プカモン→ゴマモン トコモン→パタモン / クワガーモン / 進化段階:成熟期・D / 必 殺 技:シザーアームズ / 知性はなく攻撃本狽フかたまりの昆虫型デジモン。必殺技のシザーアームズは頭部のハサミですべてを切り裂く。太一たちを襲った最初の強敵だが、進化したアグモンたちの一斉攻撃に敗れた。

      • 第2話 爆裂進化! グレイモン

        脚本:西園 悟 / 演出:角銅博之 / 作画監督:信実節子 / 美術監督:飯島由樹子 / 進化したアグモンたちの力でピンチを脱したものの、瀕死のクワガーモンの一撃でガケから急流に突き落とされてしまった太一たち。ゴマモンの操る魚たちに助けられて無事岸にたどり着いたものの、元いた場所からは遠く離されてしまう。 太一の意見でしかたなく海を目指した一行は、海岸で奇妙な光景を目撃する。波打ち際になぜか電話ボックスがズラリと並んでいたのだ。さっそく電話をかけてみるが、聞こえてきたのは意味不明なメッセージばかり。疲れきった一行は休憩もかねて食料や持ち物の確認をすることになった。 しかし疲れもいえないうちに新たなピンチが太一たちを襲う。一行が休憩していた浜辺は凶暴デジモン・シェルモンの縄張りだったのだ。おまけにデジモンたちはお腹が空いてまともに戦うことができない。唯一食事をしていたアグモンはみんなを守るため太一と二人でシェルモンに立ち向かうが、力の差は大きく逆に太一がシェルモンの触手に捕まってしまう。 「うあああ!」 「た……太一!」 シェルモンの触手が太一をギリギリと締め上げる。 「ボクは……ボクは太一を守るんだ!」 太一の危機に、アグモンの体が叫びと共に光に包まれた。 「アグモン進化ーッ! グレイモン!」 光の中から巨大でたくましい姿に進化したグレイモンが現れる。進化したグレイモンにとってシェルモンはもはや敵ではなかった。圧倒的なパワーでシェルモンの攻撃をはね返す。そして必殺のメガフレイム! シェルモンははるか沖合いに吹っ飛ばされて海中に沈んだ。 こうして危機を乗り越え新しい力を手に入れた太一たちはデジモンとのきずなを深め、元の世界に戻るために自分たち以外の人間を探す冒険の旅へと歩き出したのだった。○要チェック! グレイモン初進化! 子供たちやデジモンの性格も少しずつ見え始める。○登場デジモン アグモン→グレイモン(初) ピヨモン ガブモン テントモン パルモン ゴマモン パタモン / シェルモン / 進化段階:成熟期・A / 必 殺 技:ハイドロプレッシャー / 知性が低く非常に攻撃的。ヤドカリに似た巨大な軟体デジモン。頭から高圧の水流を放つハイドロプレッシャーでアグモンたちを次々となぎ倒した。グレイモンのメガフレイムで海中に沈む。

      • 第3話 蒼き狼! ガルルモン

        脚本:吉田玲子 / 演出:川田武範 / 作画監督:出口としお / 美術監督:飯島由樹子 / 元の世界に戻る手がかりを探して歩き始めた太一たち。途中ヤマトはなにかとタケルを気づかうが、タケルはむしろ放任主義で行動的な太一の方になびいていまう。 タケルに悪気がないことを知りながらも、イライラをつのらせるヤマト。一行は湖のほとりに停車した無人電車でキャンプすることになったが、兄としての立場に焦りを覚えるヤマトはついにささいなことで太一とつかみ合いのケンカを起こしてしまう。その場は空に収められたものの、自己嫌悪を感じたヤマトは寝静まった無人電車をひとり抜け出した。 自らの心を落ち着けるようにハーモニカを奏でるヤマト。 「……いい音色だね」 そんなヤマトにガブモンがそっと寄り添う。静かな夜に、ヤマトのハーモニカがいつまでも優しく響き続けた。 しかし平和なひとときを打ち破るように突然湖が波立ち、岸の一部が浮島になって電車ごと沖に引きずられ始めた。島の一部に同化していたシードラモンのしっぽを太一が誤って刺激して、シードラモンを眠りから覚まさせてしまったのだ。 湖の中央に引き出され、身動きが取れないままシードラモンの攻撃を受ける太一たち。そして湖に落ちたタケルを助けようとしたヤマトがシードラモンに捕らえられてしまう。シードラモンに巻き付かれ、湖に引きずり込まれそうになるヤマト。身代わりになったヤマトを助けようとタケルは必死で助けを求めるが、誰にもどうすることもできない。 「もうヤマトの吹くハーモニカが聞けないなんて……あの優しい音色が聞けないなんて……!」 ヤマトのハーモニカを握り締めるガブモン。次の瞬間、ガブモンの体が白い光に包まれた。 「ガブモン進化! ガルルモン!」 光の中から美しい狼の姿に進化したガルルモンが現れる。すばやい動きで翻弄し、鋭い毛皮でシードラモンを切り裂くガルルモン。必殺のフォックスファイアーはシードラモンの吐く氷を圧倒し、完全な勝利を収めたのだった。 こうして慌ただしい一日が去り、一行はようやく安らかなひとときを得た。疲れ果てて眠る仲間から少し離れてハーモニカを吹くヤマト。 「今度、ぼくにもハーモニカ教えてね」 「ああ……」 目を覚ましたタケルの言葉にヤマトは朝日の中で優しくうなずいた。○要チェック! ガルルモン初進化! ヤマトの心に染みるハーモニカも必聴。○登場デジモン アグモン ピヨモン ガブモン→ガルルモン(初) テントモン パルモン ゴマモン パタモン / シードラモン / 進化段階:成熟期・B / 必 殺 技:アイスアロー / 湖に住むドラゴン系デジモン。必殺技は氷を矢のように飛ばすアイスアロー。浮島と同化していたが、太一にしっぽを刺激されて凶暴化した。モノクロモン / 進化段階:成熟期・A / 必 殺 技:ヴォルケーノストライク / ダイヤモンド並みの固い甲殻におおわれた鎧竜型デジモン。草食性で性格はおとなしい。必殺技は火炎弾を吐くボルケーノストライク。冒頭でナワバリ争いをして太一たちを巻き込みそうになった。

      • 第4話 灼熱! バードラモン

        脚本:吉村元希 / 演出:今村隆寛 / 作画監督:海老沢幸男 / 美術監督:清水哲弘 / 「そーら! そーら!」 「あーっ! もー、いいかげんにしてよー。目が回っちゃうっ!」 うれしそうに頭のまわりを飛び回るピヨモンを空は冷たく突き放した。ピヨモンの甘ったれた態度にはいいかげんうんざりしていたのだ。ただでさえ炎天下を歩き続けて疲れているのに、こっちの都合も考えずにベッタリ甘えてくるのだからたまらない。 「空、疲れてるんだ……、分かった。ピヨモン、おとなしくする」 「分かった分かった。一緒に歩こう」 それなのに、しょぼんと寂しそうにされるとつい甘い顔をしてしまう。 「あたし、うれしい! 空大好き!」 無邪気に喜ぶピヨモンの姿に複雑な心境の空。そんな彼女たちが草原で見つけたのは、偶然にもピョコモンたちの村だった。 ピョコモンたちに憧れの視線で見つめられるピヨモン。進化の秘密を聞かれたピヨモンは「それはきっと空を守るため」と答える。 「あたしを守る……? ただの甘ったれのくせして、何言ってるの……」 あきれながらも何かがひっかかる空。アグモンやガブモンがパートナーの危機に進化したことを思い出したのだ。そんな時突然村の噴水や井戸から炎が吹き出す。黒い歯車の力で凶哩サしたメラモンが襲ってきたのだ。逃げ惑うピョコモンや子供たち。ピヨモンは逃げ遅れたピョコモンたちのために一人で引き返す。その姿に胸を打たれ自らもピヨモンを助けに戻る空。しかしメラモンの強力な攻撃の前にピヨモンは傷つき、空もピンチに追い込まれてしまう。そして空にメラモンの炎の腕が迫ったその時。 「ピヨモン進化! バードラモン!」 傷つきながらも立ち上がったピヨモンがバードラモンに進化したのだ。苦戦しながらも空の応援を受けてメラモンに立ち向かうバードラモン。そして必殺のメテオウイングがメラモンの体から黒い歯車をはじき出した。黒い歯車から解放されたメラモンは正気に戻り、村も再び平和な姿を取り戻したのだった。 「……ピヨモンがバードラモンに進化して私を助けてくれた……」 バードラモンを見上げる空の胸を喜びが満たす。 「空! そーら!」 「ピヨモン!!」 元の姿に戻って空に抱きつくピヨモン。 ピヨモンを抱きしめる空の笑顔にもう迷いはなかった。○要チェック! バードラモン初進化! 黒い歯車も初登場。 空の悩めるお姉さんぶりにも注目。○登場デジモン アグモン ピヨモン→バードラモン(初) ガブモン テントモン パルモン ゴマモン パタモン / メラモン / 進化段階:成熟期・B / 必 殺 技:バーニングフィスト / 全身を炎に包まれたデジモン。必殺のバーニングフィストは炎の腕で触れるものすべてを焼き尽くす。もともとはミハラシ山を守るいいデジモンだったが、黒い歯車に操られてピョコモンの村を襲った。ピョコモン / 進化段階:幼年期 / 必 殺 技:アワ攻撃 / ピヨモンに進化する前の幼いデジモン。メラモンに守られながら村を作って集団で暮らしていた。ピヨモンに進化するのが憧れ。

      • 第5話 電光! カブテリモン

        脚本:まさきひろ / 演出:芝田浩樹 / 作画監督:直井正博 / 美術監督:飯島由樹子 / この世界に来てから使えなくなっていた光子郎のパソコンが突然起動した。しかもバッテリーの残量はゼロ。不思議がる光子郎たちの前に謎の工業都市が現れる。そこで一行を待ち受けていたのは、巨大な単三電池とプラモデル用のモーターで動く奇妙な工場だった。 他のみんなを先に行かせて巨大電池を徹底的に調べる光子郎。電池の表面に扉を見つけて中に入ると、電池の中はがらんどうで周囲の壁にはぎっしりとコンピューターのプログラムが記されていた。そのプログラム自体が電気を起こしていることを知った光子郎はますます興味を引かれ、プログラムの解析を始めた。嬉々としてパソコンに入力する光子郎。 「光子郎はんの顔……何か、今までになくいきいきしてまんな」 「もしかすると謎が解けるかもしれないよ。この世界がどういう世界で、君たちが何者か、とか」 不思議そうなテントモンに笑顔で答える光子郎。 「光子郎はんは? 自分が何者かなんて興味ありまっか?」 そう問い返された光子郎の耳に以前聞いてしまった両親の会話がよみがえる。 「……ねえ、あなた。いつになったら、あの子に本当のことを……」 「なあ。光子郎はん、光子郎はんってば!」 テントモンに肩を揺すられてハッと我に返る光子郎。気がつくとパソコンに打ち込んだプログラムが勝手に動き始めていたのだ。プログラムに反応するようにテントモンの体からケムリがのぼる。危険を感じてその場はパソコンの電源を切ったが、光子郎はそのプログラムがデジモンの進化に関係していることを感じ取っていた。 分析の結果を報告するためにいったん他の仲間と合流する光子郎。しかし当の太一たちは黒い歯車に操られた完全体の強力なデジモン・アンドロモンに追われていた。グレイモンとガルルモンが進化して対抗するものの、まるで歯が立たない。 「光子郎はん! さっきのプログラム!」 「……よし、行くぞ」 仲間のピンチに自ら実験を申し出るテントモン。その決意に心を動かされた光子郎は再びパソコンの電源を入れた。プログラム実行! パソコンから強烈な光があふれ出す。 「テントモン進化! カブテリモン!」 進化してグレイモンたちを助けに入るカブテリモン。一方光子郎もアンドロモンの弱点が故障した右足であることを見抜いていた。光子郎の指示でカブテリモンのメガブラスターがアンドロモンの右足を直撃する。こうしてアンドロモンを操っていた黒い歯車は破壊され、一行は無事に危機を乗り越えたのだった。○要チェック! カブテリモン初進化! 光子郎のパソコンが世界の謎に迫る。○登場デジモン アグモン ピヨモン ガブモン テントモン→カブテリモン(初) パルモン ゴマモン パタモン / アンドロモン / 進化段階:完全体・AA / 必 殺 技:ガトリングミサイル / スパイラルソード ロボットのような姿をしたメタル系の完全体デジモン。強力なミサイルを撃ち出すガトリングミサイルとエネルギー状の刃物で切りつけるスパイラルソードの二つの必殺技を持つ。完全体だけあってその強さはグレイモンたちの及ぶところではなかったが、故障した右足をカブテリモンに攻撃されて敗れた。

      • 第6話 パルモン怒りの進化!

        脚本:浦沢義雄 / 演出:今沢哲男 / 作画監督:八島善孝 / 美術監督:清水哲弘 / 正気を取り戻したアンドロモンの勧めで地下下水道を進むミミたち。歌を歌って元気を出そうとするのだが、つい元の世界のことを思い出して落ち込んでしまう。そんな一行に追い打ちをかけるように現れた無数の影。暗くてジメジメしたところが大好き、ウンチが武器のデジモン界の嫌われもの・ヌメモンだ! ヌメモンのウンチ攻撃から必死で逃げるミミたち。下水道を抜けてバラバラに別れて逃げるが、それでもヌメモンはしつこく追ってくる。 「おいらとデートしない?」 「なんで私がこんな奴とデートしなくちゃいけないの!」 調子にのってデートにさそうヌメモンにミミも負けじと言い返す。一触即発の場面に割って入ったのは、おもちゃのまちの町長・もんざえモンだった。 「おもちゃのまちへようこそ」 笑顔でビームを乱射するもんざえモン。ヌメモンの助けでその場をやり過ごしたミミは、真相を知るためにおもちゃの町に向かった。 おもちゃのまちでミミが見たのは、感情を奪われておもちゃのおもちゃにされた太一たちだった。黒い歯車の力で悪の心に支配されたもんざえモンが捨てられるおもちゃのために人間とおもちゃの立場を入れ替えたのだ。頼みのアグモンたちはおもちゃ箱に閉じ込められ、みんなを助けられるのはミミとパルモンしかいない。かといって二人の力だけでは……。 「お願い! 友だちを助けたいの!」 みんなを助けるためにヌメモンに協力を求めるミミ。涙を浮かべて頭を下げるミミの姿がついにヌメモンの心を動かした。 ヌメモンと協力してもんざえモンに立ち向かうミミとパルモン。しかしもんざえモンはビクともしない。そして追いつめられたミミにもんざえモンのラブリーアタックが迫る! 「俺たちだってやる時はやるんだ!」 自分たちがカベになってミミをかばうヌメモン。 「ヌメモンたちがミミを必死に守ってる」 その光景にパルモンの心に何かが芽生える。 「パルモン進化~~っ! トゲモン!」 自分もミミを守りたい、その想いがパルモンをトゲモンに進化させた。強力なパンチ攻撃でもんざえモンの体勢をくずし、とどめに必殺のチクチクバンバン! 猛スピードで回転しながら放たれる鋭い針がもんざえモンの体から黒い歯車と共に悪い心を追い出したのだった。 「これが本当のラブリーアタックです」 正気に戻してもらったお礼に本当のラブリーアタックで幸せをふりまくもんざえモン。ミミたちを久しぶりに幸せな気持ちが包む。 「ミミ、キスして」 「イヤっ」 祝福のキスを求めるヌメモンに、明るい笑顔で答えるミミ。みんなの笑い声がおもちゃのまちにいつまでも響いていた。○要チェック! トゲモン初進化! 天真爛漫なミミの魅力が大爆発!○登場デジモン アグモン ピヨモン ガブモン テントモン パルモン→トゲモン(初) ゴマモン パタモン / もんざえモン / 進化段階:完全体・AAA / 必 殺 技:ラブリーアタック / おもちゃのまちの町長をつとめるデジモン。必殺技は幸せのつまったハートを飛ばすラブリーアタック。クマのぬいぐるみのような姿からは想像できないけど、完全体だけあって実力は最強クラス。おもちゃを愛する心を黒い歯車に利用されてしまった。ヌメモン / 進化段階:成熟期・C / 必 殺 技:ウンチ / 暗くてジメジメしたところが好きなデジモン界の嫌われもの。必殺技はウンチ投げ。ミミを気に入っていてフラれてもフラれてもこりずにしつこくアタックしている。

      • 第7話 咆哮! イッカクモン

        脚本:大和屋暁 / 演出:小坂春女 / 作画監督:信実節子 / 美術監督:飯島由樹子 / 一行がムゲンマウンテンに近づくにつれ、あたりに冬景色が広がり始めた。雪合戦の話で盛り上がる太一たちをよそ目に、ひとりため息をつく丈。 「太一は気楽でいいよな、雪なんて降られたらこっちはたまんないよ……」 食料の調達や寝床の問題。考えれば考えるほど心配は増えていく。年長者としてひとりですべてを背負い込んだ気分の丈だが、実際には生真面目で慎重すぎる性格が災いしてなかなかみんなの信頼を得られないでいた。 その日の夕食でもそうだ。雪原にポツンと立っていた冷蔵庫。その中でせっかく玉子を見つけたのに、冷蔵庫の持ち主が気になって手をつけられない。太一たちに押されて結局食べることにしたものの、今度は目玉焼きに何をかけるかでムキになる始末。あげくにみんなから逆に心配された丈は、リーダーとしての自信をなくして落ち込んでしまう。 さらに決定的だったのは、太一とヤマトのケンカを止められなかったことだ。島全体を見渡すためにムゲンマウンテンに登ることを主張する太一。みんなの安全を考えて太一に反対するヤマト。二人に意見を求められても、自分は何も決断することができなかった……。 「このままじゃダメだ。僕がしっかりしなくては……。僕がみんなをまとめていかないといけないんだ」 何もできなかった悔しさ。優柔不断な自分自身へのいらだち。年長者としての責任感。思いつめた丈は寝静まる仲間たちを残してひとりムゲンマウンテンを目指した。 「オイラも一緒に行くよ」 そんな丈の背中にゴマモンが声をかける。 「ダメだ。あの山は危険だって言ってたじゃないか」 「まったく、素直じゃないよな丈は」 強がってひとりで行こうとする丈。気にせず後を追うゴマモン。こうしてムゲンマウンテンの山頂を目指す二人だけの冒険が始まった。 しかしそんな二人の前に強敵が立ちはだかる。黒い歯車の力で凶哩サしたペガサスの羽とユニコーンの角を持つ神獣系の強力なデジモン・ユニモンだ。自在に空を駆けるユニモンの攻撃に逃げ場を奪われて追いつめられる二人。駆けつけた空と太一に危ないところを救われたものの、ユニモンの素早い動きの前にバードラモンとグレイモンまでが返り討ちにされてしまう。 「そうだ! あれを外せば……」 ユニモンの体に食い込んだ黒い歯車を見つめる丈。みんなを守るために、年長者の責任を果たすために、丈はすくんだ足で覚悟を決めて崖を蹴った。ユニモンの背中に飛びつき、歯車に必死でしがみつく。 「ヒヒーーーン!」 いななき魔黷ワわるユニモン。無情にも振り落とされる丈。 「うわあああ」 「丈! ジョーーー!」 丈が地面に叩きつけられる直前、ゴマモンの体が光に包まれた。 「ゴマモン進化! イッカクモン!」 イッカクモンに進化して柔らかな毛皮で丈を受け止めるゴマモン。 「ハープーンバルカン!」 頭上から攻撃をしかけるユニモンを巨大な角を撃ち出して迎撃する。軽々とかわすユニモン。しかし失敗と思った次の瞬間、空中で炸裂した角が無数のホーミング弾になってユニモンを直撃した。ユニモンを狂わせていた黒い歯車が砕け散る。ホッとして腰を抜かす丈を背中にのせたまま、イッカクモンは勝利の咆哮を高らかに響かせた。 「見直したよ丈」 「丈先輩の勇気がゴマモンを進化させたのね」 口々に丈をほめる太一と空。 「丈の勇気というよりオイラが頑張ったおかげだと思うよ、多分……いや絶対そうに違いない」 ゴマモンが自信たっぷりに胸を張る。そんなゴマモンに素直に手を差し出す丈。 「ありがとうゴマモン、君のおかげで助かったよ」 丈の思わぬ反応に照れながら握手するゴマモン。 「ああ、ゴマモンが照れてる」 「うるさい! 照れてなんかないよ」 一同を明るい笑い声が包む。気分も新たに山頂を目指す丈たち。しかしそこで丈たちが目にしたのは、ある衝撃的な事実だった……。○要チェック! イッカクモン初進化! 優柔不断な丈が年長者の責任を果たすために勇気を出して立ち上がる。○登場デジモン アグモン→グレイモン ピヨモン→バードラモン ガブモン テントモン パルモン ゴマモン→イッカクモン(初) パタモン / ユニモン / 進化段階:成熟期・A / 必 殺 技:ホーリーショット ペガサスの羽とユニコーンの角を持つ神獣系のデジモン。必殺技は口から気功弾を吐くホーリーショット。賢くておとなしいデジモンだが、黒い歯車の力で凶哩サした。

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