- 地域:日本
- タイプ:OVA
- 正式名称:機動戦士ガンダムUC
- 英語名:Kidou Senshi Gundam Unicorn / Mobile Suit Gundam Unicorn
- 中国語の名前:机动战士高达UC
- 他の名前:机动战士高达独角兽 / 高达独角兽 / きどうせんしガンダムユニコーン
- 放送開始:2010-03-12
- 放送状況:放送終了
- タグ:SF / 機戦 / 戦闘 / 原创
- 原作:矢立肇 / 福井晴敏 / 富野由悠季
- 監督:古橋一浩
- シナリオ:むとうやすゆき
- 絵コンテ:村瀬修功 / 松尾衡 / 玄馬宣彦 / 村田和也 / 古橋一浩
- 演出:村田和也 / 初見浩一 / 京極尚彦 / 菱田正和 / 綿田慎也
- 制作会社:サンライズ
- 家族:機動戦士ガンダム
- Rating:12+
『機動戦士ガンダムUC』
U. C.0001―。
宇宙移民の開始が宣言され、新たな時代が始まろうとしていた。
そんな折、改暦セレモニーが行われていた地球連邦政府首相官邸、宇宙ステーション“ラプラス”が爆破テロにより粉々に砕け散る。
貧困からテロに加わった青年サイアムは、“ラプラス”の爆発に巻き込まれ、残骸の中である物を発見する。
それは後に『ラプラスの箱』と呼ばれることになる禁忌の箱だった。
『ラプラスの箱』を開けてはならない。
それが何であるのか、知る者はほとんどいない。
『箱』の秘密は、サイアムの元で眠り続けた―。
U. C.0096―。
ラグランジュ・ポイント1に浮かぶ、建設中の工業コロニー“インダストリアル7”。
父を知らずに育った少年バナージ・リンクスと、“インダストリアル7”行きの船に密航した謎の少女が出会い、そして、稼動試験を繰り返す白いモビルスーツ“ユニコーン”と様々な思惑が絡み出した時、歴史(とき)の針が動き出した。
『ラプラスの箱』を巡る争いに巻き込まれることを、バナージはまだ知らない。
『ラプラスの箱』とは何か―。
『箱』の抱く秘密とは何か―。
今、宇宙世紀 百年の呪いが解かれようとしていた。
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第1話 ユニコーンの日
ビスト財団は、ネオ・ジオンの残党『袖付き』にある機密を渡そうとしていた。その取引場所となる工業コロニー“インダストリアル7”で暮らしていた学生のバナージは少女を偶然救出する。「戦争を止めたい」と語るその少女、オードリーに突き動かされたバナージは、『ラプラスの箱』を巡る争乱へと足を踏み入れていく…。
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第2話 赤い彗星
カーディアスからモビルスーツ“ユニコ−ン”を託されたバナージは、ロンド・ベルの強襲揚陸艦“ネェル・アーガマ”に拿獲された。その艦には、バナージの友人のタクヤとミコットと一緒にオードリーも収容されていた。そんな時、『シャアの再来』の二つ名を持つ『袖付き』の首魁、フル・フロンタルが単機で挑みかかり…。
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第3話 ラプラスの亡霊
ミネバを守るため“ユニコーンガンダム”で出撃したバナージは、フル・フロンタルの“シナンジュ”との交戦で拿捕され、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』の拠点、資源衛星“パラオ”に留め置かれてしまう。バナージと“ユニコーン”を奪還すべく、連邦軍のダグザ中佐は、ネェル・アーガマとの連携による攻略戦を敢行するが…。
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第4話 重力の井戸の底で
『ラプラスの箱』を巡る争乱が地上に波及。連邦政府首都ダカールが戦禍に見舞われた。地球連邦政府の中心人物であるローナン・マーセナスは『箱』の開放を阻止するため、ロンド・ベル隊司令ブライト・ノアに接触する。一方、地球へ降下したバナージは、『箱』への新たな情報を開示する場所、トリントン基地を目指すが…。
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第5話 黒いユニコーン
黒きMS“バンシィ”に急襲され身柄を拘束されるバナージ。八方塞がりの状況下、“ユニコーンガンダム”が開示した『ラプラスの箱』への新たな座標を秘匿し続けるバナージに、ロンド・ベル隊司令ブライトは歴代のガンダムパイロットが見せてきた矜持と可能性を見い出し、その助け手は彼と共に戦った旧知の人物へと繋がっていく。一方、ローナンからマーサに引き渡されたミネバは、バナージに口を割らせるための駒として超大型輸送機“ガルダ”へ移送されてしまう。『箱』を巡る戦場は、超高々度の翼上へ、やがて再び宇宙へ飛翔する…。
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第6話 宇宙と地球と
フル・フロンタルの介入で地球連邦軍艦隊の追撃を逃れた“ネェル・アーガマ”は、『袖付き』との共同戦線をやむなく受け入れる。一方、対連邦の秘策を明かして『ラプラスの箱』への次なる座標の聞き出しを目論むフロンタル。その語る未来の非情な酷薄さに慄然するバナージとミネバ。そんな中、一隻の連邦軍哨戒艦が“ネェル・アーガマ”に接近する。哨戒艦の爆沈か、『袖付き』との共同戦線の破棄か…。敵味方の狭間で苦悩するバナージたちの選択は…。
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第7話 虹の彼方に
地球連邦政府転覆の可能性を秘めた『ラプラスの箱』の在処が遂に明かされた。その場所は、事件の始まりの地、インダストリアル7の〈メガラニカ〉であった。ビスト財団当主代行のマーサ・ビスト・カーバインは、財団権益を保持すべく、地球連邦政府中枢を担う移民問題評議会議長ローナン・マーセナスと、甥のアルベルト・ビストを伴ってシャイアン基地に直行し、事態の始末を図ろうとする。一方、『箱』を奪取せんと先行したフル・フロンタルを追い、インダストリアル7に急ぐバナージだが、リディとアンジェロが立ち塞がる。『箱』の守人、サイアムが待つ〈メガラニカ〉に到達する者は果たして…。