『獣装機攻ダンクーガノヴァ』
ムゲ・ゾルバドス帝国やディラドとの戦いから200年後、22世紀の地球。
人類は復興を遂げ、再び文明的な暮らしを取り戻していたが、一方で長きにわたる荒廃から平均寿命が50歳代にまで落ち込み、一般的に15歳で成人と見なされるようになるなど、変化も余儀なくされていた。
限られた都市部では平和を謳歌し、世界大戦は起きていないものの、地域紛争が絶えない。
そんな各地の戦場に現れ、負けている側に味方して強者を攻撃し、戦局を互角にしては去ってゆく巨大スーパーロボット「ダンクーガ」の存在が噂になっていた。
そんなある日、互いに全く面識の無い4人の若い男女が、謎の巨大基地「ドラゴンズハイブ」へ、半ば拉致に近い状態で集められる。
4人は基地内で目が覚めるまでの間に、その巨大ロボット「ダンクーガノヴァ」と、それを構成する4機のメカニック「ヴァリアブル・ビースト・マシン」の操縦法を、睡眠学習により擦り込まれていた。
パイロットに選抜されてしまった4人は、戸惑いながらも出撃してゆく。
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第1話 謎のダンクーガ
時は22世紀。世界各地で勃発する紛争。戦乱の中、戦闘が不利な方へ味方をする謎のロボットがいた。その名は「ダンクーガ ノヴァ」。 紛争とダンクーガに関する報道が過熱する中、生まれも育ちもバラバラな四人、葵、くらら、朔哉、ジョニーはダンクーガの新たなパイロットとしてスカウトされ、ドラゴンズハイブへと転送されてしまう。 突然の事態に、田中司令に詰め寄る四人だったが、そこに紛争勃発の情報が入り、四人は半ば強引に発進させられるのであった。
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第2話 超獣合神!
絶対的な力を振るった初戦の興奮冷め遣らぬ中、葵たちはパイロットにならなければダンクーガに関する記憶一切を消去されると聞き、この体験を忘れるのは惜しいとチームD参加への答えを模索していた。 四人がダンクーガの戦場での必要性、何故自分たちがと疑問を抱く中、新たな紛争が勃発する。数で優る敵に対し、ビーストモード、合神と巧みな戦術で敵を追い詰めるダンクーガ ノヴァ。くららの「マキシマムレベル シュート!!」の掛け声と共に『断空砲』の灼熱の閃光が敵戦力を壊滅状態に追い込むが…。
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第3話 導きの剣
正式に「ダンクーガチームD」として契約される葵たち4人。 ヨーロッパでの戦闘で、政府軍の新型ジェノサイドロンタンクに対峙するダンクーガ ノヴァ。活動限界間近、F.S.は、封印された必殺武器『断空剣』の使用許可を下ろす。高エネルギーを実体化させた『断空剣』を構えたダンクーガ ノヴァは、全スラスターを噴射し、疾風迅雷の如く轟音と大剣の輝きを放ち、斬・『断空剣』を振り下ろす!
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第4話 紅いダンクーガ
均衡を保つのみのダンクーガ ノヴァにより、戦場は人と人によるゲリラ戦の泥沼と化す。 南米でのアメリア軍との戦闘。敵は、『断空砲』の凄まじい破壊力で、一度は殲滅したかと思われたが、変形しダンクーガ ノヴァを追い詰める。“力”による正義を振りかざすキャプテンに対し、クララは「こんなものは正義では無い!」と切り捨て、渾身の力で反撃に出たダンクーガ ノヴァ。そこに現れたのは…。
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第5話 嘆きの魔壁
紅いダンクーガ、R‐ダイガンの妨害により撤収を余儀なくされたチームD。 思わぬ好敵手の出現に、葵は心躍らせ高揚の炎を燃やす。 東南アジアでの紛争勃発の司令を受け、出撃するD‐フェニックス。それに同調するかのように飛翔するR‐ダイガン。脅威の再生能力と超重量級の巨体を用いる特攻兵器に対し、くららはライフルを携え、ノヴァイーグルと共に魔壁の排出口へと舞い上がる!
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第6話 未知の襲撃
R‐ダイガンの妨害を警戒しつつ、着実にミッションをこなすチームD。 イゴールコンツェルンのパーティに招かれた4人は、ついにF.S.と対面する。つつがなく進行されるパーティの中、ジョニーは人気絶頂アイドル、エイーダと運命的な出会いを果たす。しかし、突如襲来した未知の集団により事態は一転。 血と炎に染められたパーティ会場。葵、くらら、そして単身応戦する田中司令は、正体不明の新たな敵に対し華麗なる銃裁きを見せるが……。
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第7話 激突!!ダンクーガ対ダンクーガ
「ダンクーガを倒せるのはダンクーガだけ…」紅の空へと飛び去るR‐ダイガンを妖しい笑みを浮かべ見送るウラジミール。 ミッションを開始するダンクーガ ノヴァの前に、R‐ダイガンがまたもや立ち塞がる。圧倒的な戦闘能力に翻弄され、チームワークを乱す葵たちを「戦いの意味を知らぬもの」と嘲笑する謎のパイロット。その目的は一体何なのか!? ダンブレード・ツインによって傷を負ったダンクーガ ノヴァに、刻一刻とタイムリミットが迫る…!!
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第8話 過去からの脱出
R‐ダイガンとの死闘により地下洞窟へと落下したダンクーガ ノヴァ。 何者からかの攻撃を受けるチームDは、操縦不能となってしまったダンクーガからの脱出を余儀なくされ、分かれて行動することに。 4人は通信を交わし、互いの無事を確認しあう。その中で語りだすそれぞれの想い。それは、初めて生まれた心の交流であった。 チームDは、無事に地下の迷宮を脱出できるのか…。
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第9話 神獣覚醒
R‐ダイガンに敗れたダンクーガ ノヴァ。胸の傷が消え、うごめくカプセルが見当たらない。 納得のいかない4人はダンクーガ ノヴァの正体を確かめる為、田中指令のもとを訪れるが、答えの出ないまま南極へ向かうことに。そこで待ち構えていたのは既に戦艦を撃破したR‐ダイガンだった。 ダンクーガの存在意義、やがて来る戦い。交錯する謎を抱えながらも、4人の強い意志がダンクーガを遥かな高みへと導く。 目覚めた新たなる力は全てを凌駕する。そこで見る驚愕の真実とは一体…。
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第10話 熱情の暴走!
F.S.により、ダンクーガ ノヴァが持つ真の目的を知らされたチームDは、自分たちのパイロットとしての必要性に疑問を抱く。 その頃、ゾルブレイン社は地球外の未知なる存在からの襲撃を受けていた…。R‐ダイガンを駆るエイーダを絶望が包み込む。そしてエイーダを救う為、一人出撃するジョニー。 果たして4人の心は、再びダンクーガ ノヴァに宿ることはあるのか!?
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第11話 粉砕? 龍牙島!
地球外の敵を撃破し、基地へと帰還したチームD。そこへ訪問者が…。 F.S.は、自分達の戦っている存在―月面のWILL―が人類を排除しようとしている事実を告げる。衝撃と困惑を隠せない一同。そして地球に迫る邪悪な意思…。遥か月からの破滅の光が竜牙島へ降り注ぎ、ドラゴンズハイヴは島もろとも姿を消してしまう。 間一髪、攻撃を免れたチームDとエイーダは悲しみの中、月より送り込まれた2体の敵へと向かってゆく。 そして、ダンクーガ ノヴァとR‐ダイガンは、最後の進化を遂げる!!
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第12話 未来への飛翔
月へと降り立ったチームDに、容赦なく襲い掛かるオリジナルダンクーガ! マックスゴッドとなったダンクーガ ノヴァでさえ、その強大な力の前に為す術なく、機体は破壊されていく。 葵の心の中に潜む闇が、地球の未来をも飲み込もうとする時、オリジナルダンクーガの絶望の刃がダンクーガ ノヴァに迫る! 葵、くらら、朔哉、ジョニー、エイーダ。ダンクーガ ノヴァを駆る5人のパイロットは、宇宙を翔ける希望となる事が出来るのか!?