『浮浪雲』
1973年から30年以上にわたって長期連載される、ジョージ秋山の人気時代劇漫画の劇場アニメ化。
品川宿問屋の人足頭「雲さん」こと浮浪雲。
彼は美人の女房・お亀や番頭たちに店を任せ、気ままな毎日を送っていた。
そんな父の姿にまじめな息子・新之介は不満だが、ある日、浮浪雲は、新撰組の若隊士・一文字兵庫に襲われていた坂本竜馬を救った。
新之介が日本の将来を思う竜馬に感銘を受ける一方、兵庫は逆恨みから浮浪雲を付け狙うものの、やがては雲の自由な心に魅かれていく。
だが時代の波は、坂本竜馬の運命を閉ざすべく過酷な時を刻んでいた。
1978年に放映された渡哲也主演の実写TVシリーズが好評だったことを背景に企画製作された、アニメ映画。
先のホール系作品『夏への扉』同様、東映がマッド・ハウスに本編の実制作を依頼して完成させた。
浮世絵の手法・構図を再現した美術や作画レイアウトが新鮮な魅力を放つ他、村野守美による迫力ある竜馬暗殺シーンが反響を呼んだ。
日文wiki:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%AE%E6%B5%AA%E9%9B%B2#.E3.82.A2.E3.83.8B.E3.83.A1
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