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サンジョウノ・春姫
图集
  • 名前サンジョウノ・春姫
  • 英語名Haruhime Sanjouno
  • 中国語の名前三条野·春姬
  • 他の名前サンジョウノ・はるひめ / Sanjouno Haruhime
  • 性別

『サンジョウノ・春姫』

本作品のヒロインの一人。翠の瞳で金色の長髪と太い尾を持つ狐人で16歳の少女。元イシュタル・ファミリアの眷族。本編7巻でベルと出会い、殺生石の儀式による自身の消滅を承知しつつも、諦めてイシュタルたちに従っていたが、自分を救出するために奮闘するベルに物語の英雄を重ねて好意を抱き、ヘスティア・ファミリアへ改宗する。派閥連合による遠征を経てLv.2へランクアップする資格を得るものの、本編17巻時点では保留している。

礼儀正しく気品があり温和で純朴、誰に対しても丁寧にしゃべる。極東の貴族出身であり、タケミカヅチ・ファミリアの面々とは旧知の仲。幼少期は何事につけ他人に従順であり、外の世界を本でしか知ることができなかったため、お伽噺や童話を耽読しており、各物語に対する造詣が深い。11歳頃に父に勘当され、紆余曲折を経て魔法(妖術)に目を付けたイシュタルに娼婦として囲われるが、歓楽街でも自主的には何もできず、男の裸をみると必ず気絶するほどに初心であり、本人も知らないが実際には生娘である。ヘスティア・ファミリア加入後は、独り立ちの意志を示し、ファミリア内の世話係を自主的に務める。異端児の事件ではウィーネと母子または姉妹ともいえるような間柄となり、ウィーネを守るためにベートと対峙した際には一歩も引かない強さを示す。

戦闘では、直接の戦闘力は皆無であり、専ら後衛を務め、対象者のレベルを一時的に1つランクアップさせる、規格外の階位昇華の魔法を有し、遠征の前に会得した付与魔法により複数に同時発動することも可能となる。作中では強敵と対峙する際の切り札として使用される。

作者によれば、黒竜を含めて敵が強すぎることから、作中の設定では倒せない可能性があるために、作品の都合として登場させたキャラクターであるが、初めてライトノベルらしいヒロインを書けたという手応えがあったとも述べている。

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